KINGDOM HEARTSⅡ(キングダム ハーツⅡ)

ページ名:KINGDOM HEARTSⅡ_キングダム ハーツⅡ_

登録日:2010/01/12(火) 02:46:12
更新日:2023/08/08 Tue 13:54:31NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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kh kingdom hearts kh2 アクション rpg スクエニ ff 賛否両論 ゲーム ps2 ⅹⅲ機関 キングダムハーツ ダークシーカー編 続編 disney ←逆から読むと…… 更に賛否両論 山寺無双 fm版から本番 小説版は誤植だらけ 爽快感のあるリアクションコマンド パイレーツ・オブ・カリビアン



心は怒りや憎しみだけじゃない
いろんなものが詰まってるんだ



KINGDOM HEARTSⅡ(キングダムハーツⅡ)とは、2005年に発売されたPS2用のアクションRPG。



概要

題名はⅡだが、前作にCoMがあり、本作はKINGDOM HEARTSシリーズの3作目にあたる。
2007年には様々な要素を追加したファイナルミックス+が発売された。
2014年には日本語版になったBbSFM・映像作品になったcodedとセットでHDリマスター版が発売された。


シナリオに関してはディズニーキャラが冷遇気味であり、新規参戦キャラの扱いにも難があり、今なお賛否両論が激しい。


システムは基本的にはKH1と同じだが、新システムが多く導入された。
全作での問題点や不満点が多く改善されており、簡単操作で派手なアクションや多彩なコンボが気軽に楽しめるようになっている。
そのため、ゲームシステムの評価は概ね高かったが、敵が弱く全体的にヌルゲー気味であり発売当初は評価が低かった。
後にファイナルミックス版でさらに調整されたゲームバランスはシリーズ最高レベルの完成度と評されることが多い。


リアクションコマンド

敵がある行動をしたり、プレイヤーによって隙を生み出した場合、タイミングよく△ボタンを押せばある特殊なアクションを行い、攻撃または回避を行えるシステム。
多くの敵に存在し、特にボスキャラのものは派手で格好いいものが多い。
これにより更にアクションの幅が広がったが、ぶっちゃけ△連打でなんとかなるため「難易度が下がった」との批判的な意見も多い。
(ただしタイミング良く押すと効果が上がったりするものや、押した後「ジエンド」に変わったコマンドを素早く選ばないと逆に大ダメージを受けるものなど、連打ではいけないものは多少存在する)
また、全体的にスタイリッシュなアクションの多さも「KHの野村色が強くなった原因」という意見も見られていた。


MPチャージ

今作はMPを使い切ると、ゆっくりMPがチャージされ一定時間で満タンになるようになっている。
これにより前作以上に気軽に魔法を使えるようになったが、HPを回復するケアルの魔法や連携はMPをすべて使ってしまう。
逆に言うと少しでもMPが残ってさえいれば発動できるため、戦闘の配分を前作以上に考える必要が出てきた。
これにより回復アイテムの価値も相対的に上がっている。
また、MPチャージ中は後述のDRIVEゲージがたまりやすくなり、その際に発動するアビリティも存在するためデメリットばかりでもない。


フォームチェンジ(ドライヴ)

「DRIVEゲージ」というゲージを消費してソラの能力を上げ、戦闘スタイルを変えるシステム。
代わりにパーティメンバーが一人もしくは二人いなくなる。
変身中はドライブゲージを少しずつ消費しゼロになると元に戻る。
フォームごとに設定された条件を満たすとレベルを上げることができ、能力と発動時間を伸ばすことができるほか、グロウアビリティというアビリティをノーマル状態でも使う事が出来るようになる。
さらにフォームチェンジを行うと全回復するため、ピンチをチャンスに変えることも可能。
仲間と合体して発動するため、該当のメンバーが気絶していると使えないのが難点。


  • ブレイブフォーム

グーフィーと合体することで発動。衣装が赤い配色となり二刀流となる。
物理攻撃主体の序盤向けのフォーム。
2本のキーブレードといつでもフィニッシュが出せる「フリーフィニッシュ」により気軽に高火力が出せる。
素早い攻撃で火力が上がり攻撃で相手の攻撃を弾けるようになる反面、ガードや魔法が使えなくなる。
そのため後半になるほどボス戦ではきつくなってくるが、死ににくいグーフィーがいれば発動できるため、緊急避難的に使う事もできる。
レベルを上げると高くジャンプできる「ハイジャンプ」を通常時も使用できるようになる。
レベルアップ条件は「攻撃を当てる」。そのため序盤から積極的に使う事が推奨される。


  • ウィズダムフォーム

ドナルドと合体、衣装が青い配色となる。
ブレイブフォームとは対となる魔法主体のフォーム。
こちらは一刀流だが、通常攻撃がショットという青い魔法弾を飛ばす遠距離攻撃に変わる。
ショットの威力はお世辞にも高いとはいい難いが多段ヒットし追尾性も高い。
最大の特徴は「マジックスパイス」による各種魔法の強化。魔法によっては上位のフォームより強力なことも。
レベルを上げると空中での回避技「エアスライド」を通常時も使用できるようになる。
レベルアップ条件は「ハートレスを倒す」。雑魚敵を魔法で倒して稼ごう。


  • マスターフォーム

仲間二人と合体、衣装が黄色い配色となり二刀流となる。
上記2つのフォームを足して割って+αしたような性能を持つ。
地上で物理攻撃を行ってもジャンプ攻撃となり、コンボは必ず空中コンボとなる。
フィニッシュ技の「マスターストライク」や「ディザスター」が非常に強力。
魔法は魔法強化の「マスターマジック」と魔法コンボが永続となる「エンドレスマジック」を持っているためこちらもかなり強力。
うまくやれば相手が死ぬまでコンボを繰り返し続けることが可能。
しかし、ボス戦だとブレイブ同様ガードできない上攻撃時の弾きもなく(エアドッジがあるので全く防御が出来ないわけではないが)、強制反撃をされやすい空中コンボ主体のため嬲り殺しにされる危険性も秘めている。
レベルを上げると二段ジャンプしながら攻撃を弾く「エアドッジ」を通常時も使用できるようになる。
レベルアップ条件は「ドライヴプライズを入手する」。FM版ならドライブコンバータを装備してギャンブラーとのギャンブルで勝利すれば一気に上げられる。


  • リミットフォーム

FM版限定、遠くの誰かとのドライヴらしく単独で可能な唯一のフォームチェンジ。
衣装の配色がKH1での格好に近いものとなる。性能面でもKH1での性能に近いものとなる。
このフォームだと魔法コマンドがリミットコマンドに変わり、
「ソニックレイヴ」・・・高速で連続突進する。
「ラストアルカナム」・・・連撃で相手を切り刻む。
「ストライクレイド」・・・キーブレードをブーメランのごとく投げつける。
「ラグナロク」・・・連撃の後に追尾魔法弾を発射。
の4つの攻撃をMPを消費して行える。バラツキはあるが無敵時間が存在し、攻撃を当たる度に「HPゲイン」の効果で回復する。
さらにダメージをMPに変える「ダメージアスピル」も装備している。
地上コンボフィニッシュの「ザンテツケン」も超威力でリフレクトガードも行えるなど緩いフォームチェンジ条件に反して非常に強力なフォーム。
ぶっちゃけバランスブレイカー。
レベルを上げると前転での回避技「ドッジロール」を通常時も使用できるようになる。
レベルアップ条件は「リミット技のフィニッシュを発動する」とレベルアップ条件も緩い。


  • アンチフォーム

仲間が二人いる状態で、ファイナルフォーム以外に変身しようとするとたまにこれに変わってしまう。
真っ黒な体に黄色い丸とハートレスのような格好になり、仲間も元のフォームに関わらず二人共居なくなる。
攻撃速度や移動速度こそ最速だがリーチが極端に短い、受けるダメージが増える上にアイテムも魔法も使えない、回復できない、リアクションコマンド発動不可、敵が居なくなるまで意図的な解除もできない危険なフォーム。
成長する要素もなくデメリットのようなフォーム。
実は隠し数値としてアンチカウントというものが設定されており、ファイナルフォームとアンチフォーム以外に変身すると増えていき、アンチカウントが多いほどアンチフォームになりやすいという仕様になっている。
FM版だと与えるダメージが2倍になるという強化を受けており、意図的に発動する手段も出ており縛りプレイとして用いられることも。
余談だが、システム的にもシナリオ的にも一切説明のないフォーム。
裏設定的には前作でハートレスになってしまったことで闇に囚われやすくなってしまったことで現れてしまった力。「光に寄りすぎると影も強くなる」という意味合いもあるのだとか。


  • ファイナルフォーム

終盤のあるイベント後かつ、アンチフォームに変わる際に一定確率で出現するフォーム。
(一回出現させた後は他のドライヴのように使え、アンチフォームに割り込んで変身することはなくなる)
仲間二人と合体。ブレイブとウィズダムを足してさらに独自要素を足したようなフォーム。
白い衣装で二刀流だが他のフォームと異なり宙に浮き、ソラの動きに合わせて意思を持ったような挙動で攻撃する。
「オートアサルト」の効果でソラのあらゆる行動に対してキーブレードが追加攻撃を行ってくれる。
「クライムペナルティ」の効果で魔法も強力になり今作最強のフォーム。
「グライド」と「アクティブホバー」の効果により機動力も非常に高い。
上記のアンチフォームになるアンチカウントが減るという効果もあり、その点でも優秀。
レベルを上げると高速で滑空できる技「グライド」を通常時も使用できるようになる。
レベルアップ条件は「ノーバディを倒す」。なお、これは機関員でもちゃんとカウントされている。


しょうかん

前作に引き続き登場
今作ではドライヴゲージを消費して発動。
仲間がいなくなってしまうがどれも個性的で下記のれんけいも発動可能。


れんけい

MPをすべて消費して味方キャラと連携技を繰り出す。
味方キャラ一人一人に個別の物が存在しており、演出も非常にそのキャラクターらしいものになっている。
さらに威力も高く、発動中は無敵になるためここぞという時に出したい。


グミシップ

世界と世界の間を進む船。
前作よりグミの効果は大きく変わったが、敵の数が大幅に増え3D演出を生かしたものになっているなどさらにシューティングゲームらしくなっており、好評。
弾が中央狙いなので外枠だけの薄い正方形にすると殆どの攻撃を完封できてしまうのは内緒。



あらすじ

黄昏の街「トワイライトタウン」に住む少年ロクサスは残り少ない夏休みを友達のハイネ、ピンツ、オレットと共に楽しく過ごしていた。
しかし最近になって知らない少年の夢を見たり、正体不明の敵と遭遇するなど身の回りにおかしな事が起こり始めるようになる。
やがて昔の自分のことを思い出し、屋敷の地下で眠っていたソラと出会った時、彼の夏休みは終わりを告げた……。


目覚めたソラは見知らぬ街トワイライトタウンで眠っていたことやジミニーメモに残された謎の言葉「ナミネにお礼を言う」に困惑しつつも出会った王様の導きで「不思議な塔」にいる魔法使いイエン・シッドと出会う。
そこで彼から新たな敵「ノーバディ」と強力なノーバディたちの集団「ⅩⅢ機関」が世界を脅かしていることを聞き、彼らの討伐とい亡くなった親友リクの行方を探るため、再び世界を巡る旅に出ることとなる。


主な登場人物


ソラ
お馴染み主人公。
紆余曲折あり忘却の城での出来事を覚えていない。
KHで別れたリクを探すため、再び数多の世界の冒険へと赴く。


ドナルドダック
紙装甲の魔法使い。
王様を探すためにソラ達と再び旅に出る。
グーフィーもそうだが、ソラと同じく忘却の城での出来事を忘れている。


グーフィー
盾を構えた戦士。
ドナルドとソラとは親友であり、今作でも冒険に同行する。
のんびり屋に見えて意外とカンが鋭いのは今作でも同様。


★ジミニー・クリケット
旅の記録係としてソラ達に同行しているコオロギ。
ソラと共に屋敷の地下で眠っており、何故眠っていたのかジミニーメモで確認しようとしたが、メモには「ナミネにお礼を言う」としか書かれていなかった。
序盤しか出番がなく歴代で最も地味なポジション。


ロクサス
もう一人の主人公。
トワイライトタウンに住む明るい少年で、残り少ない夏休みを友達と一緒に楽しく過ごしていたが、最近起こり始めた奇妙な事件に不安を募らせていく。


リク
ソラの親友。
王様と共に行動していたはずだが、今は別行動をとっており、王様ですら居場所を知らない。
冒険の途中、度々ソウルイータ―を携えた黒コートがソラたちを陰ながら助けていたが…?


カイリ
ヒロイン。
島でソラとリクの帰りを待つ少女。
カメラアングルを弄ってはいけません。


ナミネ
トワイライトタウンの屋敷に住む少女。
ロクサスに度々接触する。


王様
ディズニーキャッスルの王様。なぜか黒コートを着ている。
ソラ達の前にたびたび現れ、ソラ達の力になる。
リクとは忘却の城を出た後は一緒に行動していたが、はぐれてしまったらしい。


★ディズ
赤い包帯で顔を覆った人物。
トワイライトタウンの屋敷でアンセムと共に暗躍する。


アンセム
一年前にソラ達に倒されたはずだが、何故か生きている。
なぜかⅩⅢ機関と同じ黒コートを着ている。
ディズと共にトワイライトタウンで暗躍する。


★ピート
ディズニーキャッスルの荒らくれ者。
マレフィセントに協力し、ソラ達の邪魔をする。


★ハイネ
トワイライトタウンに住むロクサスの友達。
明るく強気で行動力に溢れる少年。
サイファーのグループとは仲が悪い。


★ピンツ
ロクサスの友達。ポッチャリ系の少年。
ポラロイドカメラを持ち歩いており、よく皆で写真を撮る。


★オレット
ロクサスの友達。
明るくしっかり者の少女。


★イェン・シッド
魔法使いであり、王様の師匠。
ソラ達にノーバディとⅩⅢ機関の事を告げ、旅の準備をした。


ⅩⅢ機関
詳しくは項目を参照(ネタバレ注意)。


FFからのゲストキャラ


★サイファー(FFⅧ)
トワイライトタウンに住む少年で、街の風紀委員を自称している。
ロクサス達とは仲が悪い。


★フウ(FFⅧ)
サイファーの取り巻きの少女。
風神。


★ライ(FFⅧ)
サイファーの取り巻きの少年。
雷神。


★ビビ(FFⅨ)
サイファーの取り巻きの少年。
ホラー要員。


★セッツァー(FFⅥ)
ストラグルバトル(子供のチャンバラ大会)のチャンピオン。
大人気なく、名言も間違った使い方をしているなど、キャラが原作と全く異なり黒歴史気味。


★ユウナ・リュック・パイン(FFⅩ-Ⅱ)
共にお宝を探して旅をしている妖精三人組。
キャラは立っているが、出番が少なく地味。


★アーロン(FFⅩ)
オリンポスコロシアムにて登場。
FFキャラの中で唯一パーティメンバーとなる。
本編と同じ設定を持っていることが示唆されるなど優遇枠。


★ティファ(FFⅦ)
クラウドを探している女性。ちょっと暴力的。
クラウドの光らしい


★レオン(FFⅧ)
故郷のホロウバスティオンに戻り、再建に尽力している。
ソラの兄貴分のような役割。


★ユフィ(FFⅦ)
ホロウバスティオンに戻り、再建に尽力している。
衣装がAC版になった。


★エアリス(FFⅦ)
同じくホロウバスティオン再建に尽力している。
衣装はBC版に。


★シド(FFⅦ)
同じく街の再建に尽力している。初めて声がついた。
街のガードシステムの管理をしている。


★クラウド(FFⅦ)
街の再建そっちのけでセフィロスを探す問題児。
衣装はAC版に。


★セフィロス(FFⅦ)
クラウドが探す男。
本編の流れをぶった切って、クラウド、ティファと共にFFⅦACを始める。
初代KHに引き続き、本作の裏ボス。初見殺しが多く相当な強敵だが、今作ではソラが強く、対処法も多いためIよりは苦戦しない。誤解してもらっては困るがセフィロスの行動自体はKHより多彩で凶悪。
FM版でも裏ボスなのには代わりないが、こいつが可愛く見えるほどの裏ボスが追加されているので相対的には弱くなっている。 


登場ワールド


★トワイライトタウン
オリジナルの世界。
同ワールド内に「魔法使いの弟子」をモチーフにした、不思議な塔がある。


★ホロウバスティオン
オリジナルの世界。
マレフィセントの支配から解放され、前作におけるトラヴァースタウンのような位置付けに。
後に本当の名前がレイディアントガーデンだということが判明し、その後はワールドマップでもそう表記される。
レイディアントガーデンだった頃がどんなワールドだったかはBbSで明かされることとなる。


★ザ・ランド・オブ・ドラゴン
「ムーラン」を舞台にした世界。
古代の中国。


★ビーストキャッスル
美女と野獣」を舞台にした世界。
野獣とベルは1から登場しているが、世界の登場は初。


★オリンポスコロシアム
ヘラクレス」を舞台にした世界。
今作は冥界での冒険がメインに。


★ディズニーキャッスル
オリジナルの世界。
王様やドナルド、グーフィー達の故郷。


★タイムレス・リバー
「蒸気船ウィリー」を舞台にした、ディズニーキャッスルの過去にあたる世界。
白黒のレトロ感溢れる雰囲気が楽しめる。
この世界ではソラたちもなんだか懐かしいカートゥーン風に。


★アトランティカ
リトル・マーメイド」を舞台にした世界。
今作では戦闘はなく、ミュージカル風の進行となる。
前作と同様にこの世界ではソラたちも人魚風に。


★ポートロイヤル
実写作品「パイレーツ・オブ・カリビアン」を舞台にした世界。
実写キャラとソラ達アニメ的キャラが共演する非常にカオスな画が見られる。


★アグラバー
アラジン」を舞台にした世界。
今作では続編『ジャファーのが逆襲』がモチーフ。
魔法の洞窟のマップが変更されている。


★ハロウィンタウン
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を舞台にした世界。
前作同様にこの世界ではソラたちも怪物の姿に。
クリスマスタウンが追加され、FM版ではクリスマスタウンに専用曲と専用コスチュームも追加された。


★プライド・ランド
ライオン・キング」を舞台にした世界。
前作の召喚や今作のEP1では堂々たる貫禄を見せていたシンバだったが…
この世界ではソラたちも動物の姿になる。


★スペース・パラノイド
実写作品「トロン」を舞台にした世界。
オリジナル要素が強く、ホロウバスティオンのコンピューター内に存在している。
この世界ではソラたちもサイバーな感じに。


★100エーカーの森
くまのプーさん」を舞台にした世界。
前作に引き続き、ミニゲームによって進行する。


★存在しなかった世界
ⅩⅢ機関の本拠地にして、今作のラストダンジョン。
本拠地だけあって他のワールドより格段にノーバディの数が多い。


また召喚獣として前作に登場したピーター・パンと本作限定のチキン・リトルが登場しているが、ピーター・パンの声は1での初代映画版担当の岩田光央から、BbSに先駆けて『ピーター・パン2』版担当の林勇に変更されていたり。




用語解説

ノーバディ
強い心を持つ者がハートレスになった時に生まれる存在。
ハートレスよりも数は少ないが、その分強い。
特に強い心を持っていた者は、人の姿を留めている。



ファイナルミックス版との主な差異

  • 音声が英語で日本語字幕。HDリマスター版なら日本語音声で遊べる。
  • リミットフォームの追加。
  • クリスマスタウンでの音楽、衣装の追加。
  • アビリティ、アクセサリ、装備品の追加。
  • 無印版では使うたびに威力が上がる連携技「トリニティリミット」から威力が上がる効果が削除され弱くなった。
  • イベントの追加。これによりシナリオのわかりにくかった部分が保管され、新たなる伏線も追加された。
  • シークレットムービーの追加。
  • ラストダンジョンでイベントシーンだけだった対決が、実際に戦闘になる。
  • CoMで消滅した機関員の影と戦える「アブセントシルエット」の追加。
  • 隠しダンジョン『追憶の洞』追加。Ⅱ本編でマップが平坦すぎる、ダンジョンギミックが少なすぎるという声を受けて作成されており、かなり起伏があり、複雑。
  • ↑の最深部の『集積の庭園』ではXIII機関メンバーの再現データと戦うことが出来る。再現データはあらゆる面で超強化されており、生半可な腕では秒殺される。スタッフ曰く『ストーリー進行上の都合であえて弱くしていたが、それがない場合のXIII機関の真の実力』。
  • 謎の荒野に待つ、シリーズ最強クラスの裏ボス『留まりし思念』。
  • 更なる難易度「クリティカル」の追加。敵から受けるダメージが2倍に、敵に与えるダメージが1.25倍になり、勝利ボーナスによる最大HPや最大MPの上昇量が半分になるが最初から高いAPと有用なアビリティをいくつも初期習得している。
  • それに加えて文字通り経験値が0になるアビリティ「EXP0」の追加。

クリアできるわけねーだろそんなもんといいたいところだが、実はそうでもない。
実はこのゲームには敵ごとに最低ダメージ保証があり、それに加えて豊富な初期アビリティやクリティカルモード特有のダメージ1.25倍により想像以上にダメージが出るのである。
さらにイベントで追加されるボーナスアビリティやグロウアビリティは覚えられるため存外快適。
レベルで覚えるアビリティにはどれだけダメージを食らってもHPが1残るリーヴ系アビリティもあるので、対策なしに食らったら即死必須だが、ダメージをカットするリボン系アクセサリや最大ダメージ上限というものもあり、一発で即死確定というのもそこまで多くない。
さらに無敵かつ攻撃をはじくリフレクの魔法や雑魚を一掃するマグネの魔法、無敵になる連携技などこの縛りでも使える強力な要素も多い。(とはいえこれらは強すぎて、縛りの対象であることが多い。)
通常プレイではやや過剰火力気味だったリアクションコマンドもこのプレイでは存分に発揮できるためその点でも評価が高い。


まとめると一見無謀に見えてきちんと調整された難易度となっており、このゲームにのめりこむ多くの廃人を生んだ。
彼らはさらに縛りを追加してのプレイを日夜研究しているらしい…。


追記、修正は夏休みが終わる前にお願いします。



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  • マップが狭かった、その分迷わないけど -- 名無しさん (2013-12-26 11:55:32)
  • あの頃から既にストーリーは後付け設定のオンパレードで、破綻気味になってたな。
    ただ記事中にもあるようにFMのゲームバランスは絶妙。
    イージーやノーマルの本編は連打ゲーみたいなもんだが、クリティカル&レベル1で金冠ゲット目指すとなると一筋縄ではいかん。 -- 名無しさん (2013-12-26 12:37:31)
  • ディズニー好きとしてはディズニーを冷遇してるのが…。 -- 名無しさん (2013-12-26 13:12:52)
  • 天野キャラと野村キャラの格差が酷い。 -- 名無しさん (2013-12-26 14:55:25)
  • ↑海外だとディズニーは日本ほど大人に受けないんだとか。それで海外では最初の立ち上げが今一つだったからゲストやオリジナルを増やしたってのを記事か何かで読んだ気がする -- 名無しさん (2014-02-06 14:43:37)
  • イェン・シッド様、はいいネーミングと思う。 -- 名無しさん (2014-02-21 22:31:18)
  • ↑2 何のためのディズニークロスなんや -- 名無しさん (2014-06-14 09:25:23)
  • キーブレードのアルテマウェポンがカッコよかった -- 名無しさん (2014-10-18 16:44:43)
  • エアドッジとかグライドって、キーブレードを持てば空を飛べたり、空中ジャンプが出来たりするのか?だとしたら、最早何でもありだな。 -- 名無しさん (2014-11-21 03:45:17)
  • ↑FF勢「せやな」 -- 名無しさん (2014-11-21 04:50:37)
  • イェン・シッドは別にキンハーが初出の名前じゃないぞ -- 名無しさん (2015-01-07 18:35:13)
  • グミシップ作成に超ハマったw -- 名無しさん (2015-01-09 19:59:46)
  • 『Ⅲ』はいつになったら発売するんだろう。グーフィーの声優が「2015年後半に発売」とツイートするも米スクエニが「発売日は未発表」っていうし・・・2020年までには出て欲しいところではあるが(そもそもハードがPS4のうちに発売するのかどうかも怪しいんだが)。 -- 名無しさん (2015-03-18 17:45:27)
  • FMはガキの頃狂うほどやったわ -- 名無しさん (2015-03-18 18:13:53)
  • ↑2 キンハ3がPS3で発売されるもんだと思ってPS3購入したのに華麗にスルーされて涙目だったわ。まだPS4は買わん -- 名無しさん (2015-07-06 23:05:50)
  • ボスの攻撃中に攻撃しても怯まないから潰されるので回避に専念、攻撃が終わった後の硬直中に攻撃すれば怯んでくれるので最後までコンボが入る…っていうアクションRPGならではの疑似ターン制はRPGが得意な会社ならでは発想だと思った。 -- 名無しさん (2016-01-11 00:38:13)
  • シーソルトアイスはゲームと実際に発売されているものとの違いはなんすか? -- 名無しさん (2019-01-06 22:27:18)
  • 本物のシーソルトアイスはカップに入ったアイスらしい。一般販売してほしい -- 名無しさん (2019-01-06 22:54:08)
  • 未だに記憶に新しいラスボス戦のクドさ -- 名無しさん (2019-01-06 23:16:45)
  • 逆にそれに慣れてしまった結果、Ⅲのラスボスはちょっと物足りなかったわ -- 名無しさん (2019-03-30 02:56:36)

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