KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]

ページ名:KINGDOM HEARTS 3D _Dream Drop Distance_

登録日:2012/03/31(土) 20:29:05
更新日:2023/10/05 Thu 10:42:17NEW!
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俺を通してみんなの心が力になればいい
それがキーブレードの力――


俺は闇を喰らい 光に溶かす



『KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]』とは2012年にスクウェア・エニックスより発売されたニンテンドー3DS用ソフト。
ジャンルはアクションRPG。
3DもしくはDDDと略されることが多い。
後にHD化され、PS4などに移植された。



概要

KINGDOM HEARTSシリーズの外伝作品だが、外伝なのに本編並に重要なのも相変わらず
シリーズとしては7作目くらい。
というか最終決戦の序章的作品であり、敵の目的の判明など絶対外せない作品となっている。
時系列としては『coded』のエンディング後であり、『KHⅢ』の前日譚にあたる。


タイトルの3Dは「Dream Drop Distance」を表し、3DSも掛けている。
Ⅲの序章である意味合いもあるんだとか。まさかこの後Ⅲまで7年近く待たされることになるとは…


KHシリーズ10周年記念作でもあり、OPムービーは滅茶苦茶気合が入っている。
今作の一番の評価点はここという意見も出るくらい。


今作ではFFのゲストキャラは登場せず「すばらしきこのせかい」からキャラクターが登場している。


なお、発売当初はバグが多く、フリーズや進行不能バグなどがちょこちょこみられた。
アップデート後やHD版ではほとんど解消されている。
それでも3DS版ではやや処理落ちがおこりやすい。


システム

今作は『Birth by Sleep』と同じ開発チームが担当。
そのため似た部分も多いが今までのシリーズと比べると一風変わったシステムが多く、今までのシリーズのような感じでプレイしていると困惑するかも。


デッキコマンド

『BbS』より続投。
ただし『BbS』と比較すると全体的に性能が抑えられており、デッキコマンドだけで無双するのは難しい。
攻撃やアイテムを使う『バトルコマンド』と移動やガード、カウンターの性能を変えられる『アクションコマンド』がセットできる。
後述のフリーフローもアクションコマンドでセットされる。


フリーフローアクション

マップのオブジェクトなどを活かし、壁を蹴ったりレールに乗って高速移動したり、ポールを中心に回転したり、大ジャンプをしてみたりと自由度の高い行動が出来る。


この行動中に攻撃しようとすると「フリーフローアタック」になり、壁を蹴った勢いできりもみしながら突進して攻撃したり、ポールで回転した勢いから空中で体ごと回転しながら敵に突っ込めたりする
さらにこのフリーフローアタック中は仰け反らない(ダメージは受ける)仕様である。


これらはドッジロールやエアスライドから派生するため、狙ってもないのに暴発することもある。
気になる人はデッキコマンドで外せるので外してしまうのも手。


このシステムの影響を受けてかマップがこれまでより広くなっており序盤からいけない場所はない。


スピリット

夢の世界に存在する魔物「ドリームイーター」の一種で所謂仲間モンスター。
スピリットはゲーム進行の鍵と言っていいほど重要なシステム。


ゲーム中に手に入る素材からスピリットを生み出し仲間に出来る。
この時、素材を追加することで、通常より強いスピリットを作ることが可能。


仲間にしたスピリットは2体まで戦闘に連れて行く事ができ、戦いを補助してくれるほか後述のリンクアタックを発動してくれる。
スピリットは戦闘や触れ合いで育成することができる。
触れ合いにはお菓子を上げたり、ミニゲームで遊んだり、スキンシップをするなどができる。
育成したスピリットはレベルが上がり強くなるほか、育成で手に入れた「リンクポイント」を消費してチップを解放することで、コマンドやアビリティを取得できる。
強力なコマンドやアビリティはスピリットからしか入手できずその点でも重要。


そして何より、スピリットかわええ。ワンダニャンぷにぷに


ちなみにこのシステムにより、物語の登場人物が仲間になることはない
ネクやヨシュアは仲間にならない。期待してた人、残念でした。
まあスピリットかわええので気にならないかもしれんが。


リンク攻撃

スピリットと操作キャラクターがリンクすることで特殊な効果を得る。
さらに二体同時にリンクするとデュアルリンクとなりさらに強力になる。
ソラはスピリットと一緒に必殺技を繰り出す「リンクアタック」、リクはスピリットと一体化し通常攻撃を強化する「リンクスタイル」となる。
リンクスタイルは『BbS』におけるスタイルチェンジと似たようなものと思ってくれていい。
実はスピリットと一体化するリクのリンクスタイルはちょっとした伏線。


リアリティシフト

マップのオブジェクトや弱った敵を使って繰り出せる強力な技。
使う際は通常とは違ったターゲットが現れ、その際に指定された手順で発動する。
ワールドによってリアリティシフトの種類が違い、するべき手順も異なる。


ドロップシステム

ソラとリク、二人の主人公を交互にプレイするシステム。
と言っても、その場で交代する訳ではなく、ストーリーが別のキャラのものに切り替わる感じ。
ただし一方である程度物語を進めるともう一方も進めないといけない状況になることがたまにあるため、一方だけ進めることはできない。
ドロップする際には今まで使用していたキャラは眠りに落ちてしまう。


ドロップをつかさどる「ドロップゲージ」というものがあり、フィールド探索中はゲージが減り続け、ゲージが無くなるとキャラは眠り、自動的にもう一方のキャラに切り替わる。任意で切り替えることも可能。
ドロップゲージは敵の攻撃や後述のイベントフォーキャストで減りが早くなったりもする。
さらに「イベントフォーキャスト」というシステムもあり、眠りに入るごとに「敵が強くなる」、「金を落としやすくなる」などの特殊効果が発生し、うまく利用できればかなり有利にできる。


正直なところ、めんどくさいという評価の多いシステムである。
特に問題なのはドロップゲージが無くなったらたとえボス戦であろうとキャラが寝入るという事態が発生し、ボス戦で寝入って再開した場合は敵のHPは全回復しているが味方は回復していない
一気に進めたい所でゲージが無くなって強制交代なんてこともある。
対策としては、デッキにドロップゲージを回復させる「モーニングベル」を入れておくことやボス戦になりそうな場面であらかじめドロップしておくこと。 


一方が眠っている間にもう一方が冒険しているドロップシステムはシナリオ的にかなり重要な意味を持っていたことが終盤わかるようになっている。


メモワール

チュートリアルやムービー、過去のシリーズの振り返りなどができるモード。
ここでしか見られない映像も多い。



あらすじ

2度の旅を終えたソラとリクの二人。
だが王様からの手紙でまだ完全に事件は終わったわけではないことを知った二人はイェン・シッドの下へと向かう。
マスター・ゼアノートとの戦いを予期したイェン・シッドは二人にキーブレードマスターの承認試験を行うことを伝える。
試験は「眠りに閉ざされた世界」の夢の中を冒険し、七つの「眠りの鍵穴」を解放することすることで合格となるが、承認試験は今までの我流であったキーブレードの使い方を一度リセットし正しく覚え直す必要があるため二人を島を出る前の姿に戻さらなければならなかった。


試験のため眠りの世界に入ったソラとリクだったが、その直後なぜか離れ離れになってしまった。
再会を信じ、似ているようで異なる世界を旅していく二人だったが、謎の青年やかつての冒険で倒したはずのアンセムゼムナスの介入により眠りはさらに深まっていく…。


登場人物

ソラ
主人公その一。
来るべきゼアノートとの決戦に備え、イェン・シッドのキーブレードマスター承認試験に参加し眠りの世界に旅立つ。
相変わらず明るい性格だが、心の強さも変わらない。
操作的にはちょっと癖が強いコマンドやリンクアタックが多い。


眠りの世界に入った際、容姿が初代の時に戻ったが、服は変更されている。
メタな話をすると服装の一緒だった『coded』が初代のリメイク作と勘違いされたため、リメイクではないとアピールするため。
服装をよく見ると重大な伏線が張られていることがわかる。


リク
主人公その二。
ソラ同様、キーブレードマスターになるべく眠りの世界へ。
クールで切れ者な一面は変わらずだが、Ⅱの冒険で人間的に成長したため、素直で穏やかな一面も多い。
終盤の活躍やアンセムへの問答は必見。
ぶっちゃけ真の主人公。ディレクターも認めている。
コマンド的にもソラより使いやすいものが多い。


こっちも容姿が戻って髪も切った。
こちらも服装に伏線がある。


王様(ミッキー)
作品開始時点で、唯一所在が明らかな現役キーブレードマスターである王様。
今作は現実の世界と眠りの世界の両方に登場し、眠りの世界に至っては2つのワールドに別の存在として登場する。
今まであまりにも強過ぎてハブられることが多かったが、今作では役立ってくれてるような肝心なところで余り働かないような微妙なラインに居る。


アクセル…改めリア
人間に戻った元おどる火の風。ゲッバーwwwww
人間に戻ったが、炎を操る力と闇の回廊を使う力は残っている様子。
一部の機関員がいないことに疑問を持ち捜索に出かける。
マレフィセントたちを退け、イェン・シッドにとある提案をする。
恐らく今作で一番おいしい立ち位置だったキャラ。
最後の最後にソラのピンチを助ける上に、エンディングでキーブレード使いになっちゃいました。


★イエンツォ
人間に戻った元影歩む策士。
かなり明るい青年であり、知識をだらだら話す癖がある模様。
ゼクシオンだったころはとにかく不遇だったことで有名だが、今作では元機関員の中では一番出番が多い。
どうもノーバディ時の記憶はある様子だが、アクセルに消されたはずなのにリアと何事もなく普通に会話している。
あくまでノーバディだったころのなので水に流したのだろうか。


★元ⅩⅢ機関のメンバー
その他アンセムの弟子であったNo.3~5は人間に戻っている。
ただしディラン(元ザルディン)とエヴェン(元ヴィクセン)様態が安定していないらしい。
中の人の都合で出せなかったという事情もあるのだろう。特に担当声優の野沢那智が逝去したヴィクセンは…。
他のメンバーについては不明確…実はその多くが真機関に参加していた。


謎の青年
夢の世界でソラとリクの前に現れる謎の青年。
ⅩⅢ機関の黒コートを着ている。
二人を意味深な言葉で惑わそうとする。
褐色の肌、銀髪に金目と誰かに似ている気がするが…?

正体は生まれの島を出る前のゼアノート。アンセムの時間移動の力でタイムスリップして現代まできた。今作の実質ラスボス。
ソラをゼアノートの器にするため暗躍しており、そのために邪魔なリクを排除しようとする。
詳しくは項目で


登場ワールド

★トラヴァースタウン
シリーズお馴染みのオリジナルの世界。
今作ではかなり拡張された。
「すばらしきこのせかい」の面々とはここで会うことになる。


★ラ・シテ・デ・クローシュ
「ノートルダムの鐘」を舞台にした世界。
フロロー神父がジプシー狩りを行っている。


★プランクスターズ・パラダイス
ピノキオ」を舞台にした世界。
ソラ編ではみんなのトラウマ遊園地を旅し、リク編では初代KHでお馴染みモンストロの体内を旅する。


★ザ・グリッド
「トロン:レガシー」を舞台にした世界。
Ⅱのスペース・パラノイドとはよく似た別の世界。
だが、不思議なつながりがある。


★カントリー・オブ・ザ・マスケティア
「ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士」を舞台にした世界。
ソラは三銃士、リクは王女と絡むことになる。
どう考えても現在の王様たちと矛盾するのだが、後に修業時代の王様が見ている夢と回答されている。


★シンフォニー・オブ・ソーサリー
ファンタジア」を舞台にした世界。
ムービーシーン以外ではセリフの音声がなく、全てのSEが楽器の音になるなどかなり再現度が高い。


★存在しなかった世界
かつてのⅩⅢ機関の本拠地にして、今作でもラストダンジョン。
Ⅱで消滅したはずだが、なぜか存在している。


用語解説

★眠りの世界
今作の舞台。
名前の通り眠りに閉ざされた世界。
初代KHのエンディング後に闇の中から完全に復活できなかった世界が現実世界に出てくることなく存在してしている。
ハートレスノーバディでも侵入できない。


★ドリームイーター
眠りの世界に存在する魔物。
上記の敵に変わる新たな敵にして味方。
悪夢のみを食べる無害な「スピリット」と悪夢を植え付ける「ナイトメア」の2種類がいる。
ドクドクサンショ、ハンサムペガサス、ガンミフクロウ、ホネフィッシュなど歴代でも屈指の残念変わった名前の持ち主が多い。
見た目もかなり変わっており、ディレクターも「愛嬌のある変な見た目にしてほしい」と注文していたらしい。
その起源は『Uχ』で明かされた。


上述のように面倒さの強いドロップシステムに加え、敵が全体的に強く、たたかうでのけ反りにくい。
加えてスピリットシステムは強化が煩雑で、レベルアップ以外では味方は強化しにくい。
シナリオもシリーズ中最も難解。
わざわざシナリオをメモワールと分割したことでますます難解に。
また、クリティカルモードでは被ダメージ3倍で与ダメージ0.5倍になっており『BbS』の不評点を解消していないとこれまた不評。
とくにラスボスの青年ゼアノートはとある場面で時間制限があるため、レベル1クリティカルではクリア不可能ではと言われたほど。


だが、近年では研究が進みそこまで悪い作品でもないという評価になっている。
敵がたたかうでのけ反りにくいのも「連打ゲー」と揶揄された本シリーズへの対応でありコマンドやフローフローアタックを使うようなデザインを想定していたためである。
ドロップもちゃんと対応法はあり、むしろドロップボーナスを考慮すれば利点も多い。
メモワールの分割も「ムービーが長すぎる」と言われた反省であり、細かい説明をそっちに回すことでテンポをよくしたかったことがうかがえる。


なにより今作はスピリットをちゃんと育てていくことを前提にした難易度であると現在では言われている。
スピリット育成によるステータ強化やアビリティ取得の恩恵は非常に大きく、これを利用すれば実は低レベルでもちゃんとクリアできるバランスになっているのだ。
『Ⅱ』や『BbS』が「ステータスを多少補正したところで無意味でありそのくらいなら手数を増やせ」というバランスであったため、「敵が強いならステータスを上げよう」というRPGで当たり前の発想にシリーズ経験者はなかなか至れなかったのである。
実際今作はレベルが上がりやすい。詰まったらレベルを上げてステータスを強化して突破するデザインになっていることがうかがえる。


とはいえ、それがうまく作用しているかは別の話。
現在でも賛否の激しい作品であることは変わりない状態である。


HD版との主な差異

  • タイトルから3Dが消えた。
  • 3DSの操作から変更になったことでUIがかなり変化した。
  • それに伴いした画面を使うようなミニゲームもデザインが変更された。
  • スピリットが追加された。
  • ドロップスピードがオリジナル版より遅くなった(15分→20分)。
  • ドロップ後にボス戦が再開すると味方もHPが全回復するようになった。
  • 実質ラスボスのHPや防御力が下がり倒しやすくなった。
  • たたかうで敵がのけ反りやすくなった。
  • ゼログラビガなど一部の技の硬直がキャンセルできるようになった。
  • クリティカルモードの与ダメージ補正が0.75倍になった。


リア「追記・修正者探してくる。」
イエンツォ(ゼクシオン)「え?どうやって?」


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  • 若ノートの強さがピックアップされがちだが、真の鬼畜はグリッドのボス共だと思う。あそこだけ異常にボス強くないか? -- 名無しさん (2014-03-03 16:39:23)
  • 無印以上にキーブレードへの攻撃力依存度が高くて初期装備プレイがキツい -- 名無しさん (2014-03-03 16:55:51)
  • つまらない訳じゃなかったんだけどいつもの作品と比べると詰めが甘い作品に感じた。3DSの初作品であまり、開発期間もなかったためかもしれないけど -- 名無しさん (2014-07-01 23:25:40)
  • 全機関ゼアノート化は分かったけど時間移動が理解できない -- 名無しさん (2014-08-16 18:04:07)
  • ムービーからしてゼクシオンたちはハートレスにされるの嫌だったぽいし、ノーバディ化に至っては完全に予想外の出来事。さらにノーバディ状態な訳だから消されたことも「何とも思ってない」んじゃない?むしろおかけで人間戻れたし。 -- 名無しさん (2014-08-16 18:14:38)
  • 弟子組の性格がノーバディ時代と違うのは、ゼムナスが言っていた「精神支配」が原因じゃないの? -- 名無しさん (2014-08-16 21:56:17)
  • すばせかのキャラはなんのために出てたんだよ ネクが今度シブヤに来いとか言ってたけどまさか3ですばせかの世界が出るとかじゃないよな -- 名無しさん (2017-11-02 09:26:22)
  • ↑3のシークレットムービーでマジでそうなる可能性が出てきたな -- 名無しさん (2019-02-14 00:21:03)
  • 項目名の記号のせいで他からリンクができないので全角への修正を提案 -- 名無しさん (2021-10-11 22:58:19)
  • 終盤のつながる心のシーン、BGMも相まって好き -- 名無しさん (2022-03-21 19:02:44)

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