登録日:2011/03/22(火) 04:17:05
更新日:2023/11/20 Mon 13:15:58NEW!
所要時間:約 4 分で読めます
▽タグ一覧
小説家 恋愛小説家 高知県 ベタ甘 自衛隊 図書館戦争 ラブコメ 有川浩 三大男っぽい名前女性作家 星雲賞 雨女 作家 電撃大賞 ライトノベル作家 有川浩←男みたいだけど女 ヒロインが死ぬほど可愛い 本屋大賞 ダンナさんがいい人 ダンナさんが外付けハードディスク 円谷ファン? 地域密着型 取材好き 有川ひろ
有川浩(ありかわ ひろ)は日本のライトノベル作家。1972年6月9日生まれ。出身は高知県。間違われやすいが女性である。
代表作は『図書館戦争』シリーズ、『阪急電車』、自衛隊三部作と呼ばれる『塩の街』『空の中』『海の底』など多数。
2003年に『塩の街』でデビューし、2006年より刊行された初の長編作『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。
2019年からは平仮名の「有川ひろ」名義で活動している。
自身をライトノベル作家と名乗っているが実際にライトノベルとして刊行されたのはデビュー作である塩の街だけでその後はハードカバーがほとんど(一応ライト文芸のメディアワークス文庫作品もあり)。
その塩の街も後に書き下ろし後日談を加えてハードカバーでリメイクされている。
本人がライトノベル作家を名乗る理由は自身の作品を「大人向けのライトノベル」として執筆しているため。
- 作風
上記の通り大人のためのライトノベルというコンセプトの元、キャラクター先行でストーリーを描く。
キャラクターが勝手に動き出しストーリーを作っていく典型的なライブ型の執筆スタイルを持つ。
本人はインタビューで、自身を動くカメラとして捉えキャラクター達を後ろから追い掛ける様にして文章を書いていると語っている。
このスタイルのためプロットを立てても当初の予定と全く違う形でストーリーが進行するのでプロットが意味を持たない。
最近は最初からプロットを立てすらしないらしい。
著者の作品を語る上で欠かせないのが
恋愛描写
であろう。
自身の作品なら作品がどんな内容であろうと必ず恋愛描写が入る。
例え空から塩の固まりが降ってこようが、馬鹿でかいザリガニが街を蹂躙しようが、空中で未確認知的生命体が発見されようが、
図書館が武装してドンパチしようが、フリーターが家を買おうが、道草食おうが、おっさんが世直ししようが、片道15分の車内だろうが、
必ず恋愛してる人物が登場する。
その描写は時に『ベタ甘』と表現され著者最大の特徴とさえ言われている。
雑誌『ダ・ヴィンチ』内アンケートの読者が選んだ恋愛小説部門でベスト5中に4作がランクインするなど恋愛小説家として広く認知されている。
特に恋愛描写が顕著なのは『図書館戦争』シリーズ、『空の中』、『植物図鑑』、『ラブコメ今昔』など。
- 人物像
座右の銘は「倒れる時は前のめり」
あまり堅苦しいことは好きではないみたいで「仕事を通して全力で遊ぶ」とあとがきなどでよく発言している。
かなりアクティブな人でよく全国各地の自衛隊基地に赴き(お偉いさんを含む)隊員達から恋愛話を聞き出したり、
その帰り道などで書店巡りをしてサインを提供している。
図書館戦争のウェブラジオで男性パーソナリティ2人が罰ゲームでスカイダイビングをやるはめになった時は進んで同行し存分に楽しんでいた。
天気に嫌われている。どれぐらい嫌われてるかと言うと、
コンビニに行こうと家を出ると急にドシャ降りになりコンビニに着いたらそれが止む。帰ろうとするとまたドシャ降り。
こんな感じがよくあるらしい。ファンからも雨女と認識されている。
既婚者であり旦那さんが非常にいい人。
デビューのきっかけであり『図書館』シリーズなどのいくつかの作品もこの人のおかげで生まれた。
読者はこの人に足を向けて寝てはいけません。
なぜか自衛隊がメインになる話が複数あり、
『塩の街』・『空の中』・『海の底』の「自衛隊3部作」、
職場周辺での恋愛を描いた『ラブコメ今昔』・『クジラの彼』
広報関連を描き、書下ろしの後日談で東日本大震災時の対応を綴った『空飛ぶ広報室』
がある。
近況として
- 『阪急電車』が映画化
- 『図書館戦争』シリーズの文庫化
- 『空飛ぶ広報室』のドラマ化
- 別冊文藝春秋で『三匹のおっさん再び』連載中
- 『植物図鑑』の映画化
- 既刊一覧
☆『塩の街 wish on my precious』
☆『空の中』
☆『海の底』
☆『図書館戦争』シリーズ
☆『シアター!』
☆『シアター!2』
☆『レインツリーの国』
☆『クジラの彼』
☆『阪急電車』
☆『ラブコメ今昔』
☆『三匹のおっさん』
『三匹のおっさん ふたたび』
☆『植物図鑑』
☆『フリーター、家を買う。』
☆『キケン』
『ストーリー・セラー』
☆『県庁おもてなし課』
☆『ヒア・カムズ・ザ・サン』
『旅猫リポート』
『コロボックル絵物語』
☆『空飛ぶ広報室』
☆付きは文庫版有り
- 余談
一時期ネット上でも話題となった「非実在青少年(東京都青少年保護条例)」に反対した作家の一人だが、
よりにもよって著書『図書館戦争』が法令による創作、鑑賞の規制というかなり似通ったテーマだった。
その為「予言者になりたくて書いたんじゃないんだけど」という皮肉ったコメントを残している。
追記をよろしくです
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 某作家に右傾エンタメ扱いされてたけど、どちらかというと(あくまでどちらかというと)左寄りだと思う -- 名無しさん (2014-05-25 11:57:57)
- もう新刊出さないのかい? -- 名無しさん (2014-10-03 15:53:42)
- 図書隊みたいに閲覧・利用の自由を守るための組織ができないことを祈るよ。 -- 名無しさん (2015-08-05 22:23:53)
- この人の書く「嫌な人」は本当に嫌な奴。でも、現実にいるよなぁ、こんな奴。 -- 名無しさん (2015-09-29 11:16:14)
- 著書のあとがきの文体が年いってる同人女のそれで苦笑いした思い出 -- 名無しさん (2016-06-06 17:31:02)
- 初期の作品で「この場合はむしろソドムとゴモラがお似合いでね。ーーーあ、言っとくけど怪獣とかの名前じゃないからね!」 とか 「スカイドン」 とかウルトラマンネタやってたよね。ウルトラマンファン? -- 名無しさん (2016-09-29 17:52:13)
- ↑2 ストーリーセラーのモブみたいなこと言うなよ(苦笑 -- 名無しさん (2020-06-09 22:02:30)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧