登録日:2018/10/27 Sat 23:09:43
更新日:2024/03/26 Tue 11:23:30NEW!
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アニメ ロボットアニメ 宇宙戦士バルディオス テレビ東京 鬱アニメ スパロボ バッドエンド お前たち、もう寝なさい 打ち切り 葦プロダクション 国際映画社 銀河戦士バルロイ 猿の惑星 鬱展開 救いがない 80年代テレビアニメ スパロボ参戦作 明日を救えなかったバルディオス 全アニメ史上最高レベルのバッドエンド 笑って行くのかマリン 笑って行くのさマリン 前編(最終回) 序曲(最終回) 国際映画社と葦プロも救えなかった
完
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宇宙…
限りなく広がる星の海…
地球の運命は…?
そしてマリンの運命は…!?
『宇宙戦士バルディオス』とは1980年に放送された明日を救えなかったロボットアニメ。
制作は国際映画社と葦プロダクション。
話数は全39話…のはずだったのだが打ち切りにより当時放送されたのは全31話(1話~30話、32話)に短縮された。
しかし、打ち切りが決定した時点で31話と33~34話は既に完成しておりDVD等にはそれら未放送分を収録、CS放送でも34話まで放送している。
ストーリーは異星人の主人公マリン・レイガンが敵軍を裏切り、地球人と共に戦うというもの。
だがその物語の打ち切り方が大問題であまりにも救いのない終わりとして、同時期に放送された『伝説巨神イデオン』と並び未だにロボットアニメファンの中で有名となっている。
その最終回の内容(ネタバレ注意)
地球人を一気に粛清するためガットラーは人工太陽2機による北極と南極の氷を溶かす作戦を実行した。
バルディオスを含む地球側は人工太陽を迎撃するも全く歯が立たず、氷を溶かされ大津波の発生を許してしまう。
30億の人間が巻き込まれる見通し(実害は35億人に膨れ上がった)の津波の前にマリン達はなす術もなく基地でその惨状を見る事しか出来なかった…
完
……OPテーマ『あしたに生きろバルディオス』の歌詞で「あしたを救えバルディオス」と歌われているのに全く救えなかったばかりか、
まさかの「激しい波が重なって海のブルーになるんです」という歌詞の通りになってしまった。
以上の最終回ばかり注目されているが、他の話もハードな内容が含まれているのが多くギャグ回も一切ない。
これらの要素も本作が鬱アニメと知られる理由と言えるかもしれない。
ちなみに打ち切りの理由はぶっちゃけるとスポンサーの都合。
2015年に開催された『宇宙戦士バルディオス』の上映&トークイベントにおいて企画担当の佐藤俊彦氏が明かしたところによると、視聴率も玩具売上も悪い数字では無かったのだが、スポンサーが厳しい状況にあったため打ち切らざるを得なくなったというのが実情であり、むしろ広告代理店のご厚意で一ヶ月打ち切りを伸ばしてもらう事が出来たとのこと。
あまりにも悲惨な終わり方だったのか後に劇場版が制作された。打ち切りにより本編では描かれなかった地球とS-1星の関係が明かされ、キャストの大半が変更された。
大半が総集編な内容であるが本来予定されていたラストシーンがある(当初の構想とは若干異なっているが)……のだがこれまた後味の悪い終わり方となっている。そこ、結局バッドエンドじゃないかと言わない。
劇場版の公開に併せ、ノベライズ版がソノラマ文庫・コバルト文庫・ポケットメイツ文庫の3レーベルから刊行された(著者はそれぞれ別々)。
この内ソノラマ文庫版は、劇場版の単純ノベライズという訳では無く、打ち切りに終わってしまったTVシリーズの当初構想されていた結末までをなぞった事実上の本編の補完的内容となっており、後述する「バルディロイザー」の初出もこの小説となっている。
その他には劇場版をベースとしながらも、登場人物たちの平時の様子や内面描写などに重きを置いたコバルト文庫版も評価が高い。
そして番組終了から約20年後、世間から忘れ去られた頃に某番組で爆笑問題の太田光によって例の最終回を『新造人間キャシャーン』共々ネタにされた事でお茶の間の爆笑を誘いその存在が知れ渡った。
更にはふたば☆ちゃんねるにて本作に登場するトリノミアス3世が何故か流行する。
そんな調子でバルディオスは世間にネタアニメとして徐々に浸透していった…
その影響(?)からか2008年、『スーパーロボット大戦Z』に遂にバルディオスが参戦し知名度が一気に上昇。
キャストは劇場版準拠となっており、初参戦作品らしく物語の中核を担っており『宇宙大帝ゴッドシグマ』とのクロスオーバーも多め。
そして何より明日を救えるのが最大の特徴。
まだあの結末しか知らないファンは是非ともプレイして明日を救おう!
最終回を再現した特殊ゲームオーバーもあるけどな!
◆あらすじ
2100年、月に一機の戦闘機が不時着しそれに乗っていたS-1星の青年マリン・レイガンが気を失っていた…
彼の故郷・S-1星は放射能汚染により、絶滅の危機に瀕していた。
マリンの父・レイガン博士は惑星の汚染を消し去る計画を皇帝に提唱するが、S-1星の軍・アルデバロンを牛耳るガットラーによる居住可能な惑星を侵略し移民する計画により却下された。
だがガットラーは自身の計画を確実なものにするため皇帝を暗殺。次にレイガン博士を襲撃する。
皇帝暗殺の濡れ衣を着せられ父を殺されたマリンはガットラーとの戦いの最中、ワープ事故により月に飛ばされた。
地球の防衛組織ブルーフィクサーに救出されたマリンはスパイの疑いを掛けられるも地球の青い海に感銘を受け彼等と共に戦う事を決意。
復讐のため、そして地球の美しい自然を守るためマリンはアルデバロンに立ち向かう…
◆登場人物
キャストは(TVシリーズ/劇場版)。
☆ブルーフィクサー
- マリン・レイガン(CV:塩沢兼人)
S-1星出身の科学者の青年で本作の主人公。年齢は20歳でパルサバーン及びバルディオスのメインパイロット。
自分が正しいと信じた事は必ず実行する信念の持ち主で、仲間や大切な人々の危機には例え命令違反を犯してでも駆けつける。
ブルーフィクサー内では当初スパイ疑惑を掛けられていたがその行動により徐々に信頼を勝ち取っていく。
S-1星ですでに失われた自然に対して憧れを抱いているため、地球の美しい海と空を初めて見た時は思わず涙し、地球人以上に地球を愛するようになる。
クーデター時にアフロディアの弟ミランを(正当防衛とは言え)殺し、彼女に父を殺されたため互いに仇同士として憎み合うようになった。
だが戦いを通しての交流から、心の琴線に触れるものがあったようでマリンの心はアフロディアに引き寄せられていくのだが…
『戦国魔神ゴーショーグン』にもちょっとだけ友情出演している。シャツ派手
スパロボでの声優はおなじみの山崎たくみが代役を務め、データ上では例のゲームオーバー時に対して悲壮感溢れる没ボイスが存在している。いや普通に使ってくれよ…*1
- ジャック・オリバー(CV:鈴木清信/田中秀幸)
バルディプライズのパイロット。22歳で金髪アフロ。スラム街出身で雷太とはブルーフィクサー入隊以来の親友。看護師の妹エミリーを溺愛している。
陽気で感情をストレートに表に出すヤンキー気質で我慢できない事にはとことん逆らう。敵の洗脳には自分の膝にナイフを刺し続け正気を保った。
実はクリスチャンで聖書を持っており、その聖書にはジェミーの写真がこっそり挟まんでおり彼女に密かな好意を抱いている。
髪型がアフロなので一部スパロボプレイヤーからこれやこれとの絡みを期待されているとかいないとか…
キャタレンジャーのパイロットで21歳。老けすぎとか言うな
月の施設『ニュージャパン』出身で施設唯一の生き残り。
情に厚い頑固者で他人を危険な任務に行かせる事を良しとせず、自分から率先して出願する勇敢な男。
当初マリンへの疑いが一番目立っており、彼とは口喧嘩だけでなく殴り合いに発展するほどであったが、彼と共に死線を越えていくうちに信用するようになった。
原作では比較的和解が早いのだがスパロボでは彼へ突っ掛かる期間が長め。
実は打ち切りがなければ最終回手前で戦死する予定であり、TVシリーズの補完的内容であるソノラマ文庫の小説版でもそれをなぞった運命を辿っている。
劇場版でもその設定はなかった事にされたため打ち切りに救われたと言ってもいいかもしれない。
- ジェミー・星野(CV:横沢啓子/潘恵子)
ブルーフィクサーの応用物理研究室局員。18歳。見た目若干エロい
感情表現がはっきりしており困っている人を放っておけない性格で、スパイ疑惑を掛けられてたマリンとは真っ先に打ち解け彼に好意を抱くようになる。
状況に応じてバルディプライズやパルサバーン(敵により一時的に失明したマリンの代理、彼との2人乗り)の操縦を務める。
幼い頃は母と2人暮らしで父の身元は不明だったが作中で訪れたバード国王である事が判明、彼とは紆余曲折あって和解した。
- 月影剛士(CV:石森達幸/堀勝之祐)
ブルーフィクサーの司令長官。40歳。
相手の間違った言動には立場に臆することなく意見する公平さを持つ指導者。当初マリンをスパイ扱いするも彼の地球への愛と情熱に心を打たれ彼を迎え入れた。
ジェミーの誕生パーティーを自ら進んで開いて労ったりする面を見せるなど、マリン達ブルーフィクサー隊員にとっては良き父親的存在でもある。
だがその立場上自分に厳しい人物で、日本に残した妻と子の危機も戦術上気持ちを抑えて無視しようとした。
TV未放送回でミニパルサバーンと共に海を汚染しようとする核溶解物を亜空間転移し、敵戦艦スピリットガットラーへ特攻して命を散らした。
ちなみに石森氏はTVシリーズのナレーションも担当していたのだが、スパロボZでは石森氏が別役で出演していた都合で中断メッセージにおいて『バルディオス』準拠のナレーションが収録されており、結果的に同作で唯一のTVシリーズ準拠キャストとなっている。
- エラ・クインシュタイン(CV:鳳芳野/此島愛子)
様々なメカを開発、改造を行うブルーフィクサーの冷静沈着な女性科学者。その判断力は伊達ではなく、月影長官に変わり指揮を取る事もある頼りになる存在。32歳。
恋人ネルドと共に『真空ボックス』を研究していた過去があり、彼が兵器として悪用しようした時は地球のためメーテルっぽいコスプレをしながら射殺した。
その他にもかつての教え子デビットに好意を寄せられている。
- デビット・ウェイン(CV:井上和彦)
さようなら、俺のクインシュタイン…
☆その他の地球人
- モーガン(CV:稲葉実/大宮悌二)
世界連盟代表者。
よくブルーフィクサーに映像越しで指令を出すシーンでの登場が多い準レギュラー的存在。
この人も津波の犠牲者の1人で部下を避難させた後、世界連盟本部ビルと共に単身散っていった。
- スー・ハーマン(CV:堀勝之祐)
世界連盟からブルーフィクサーの長官代理として派遣された男。
いかにもな厳しく冷たい鬼教官で、長官の座を月影から奪いブルーフィクサーの面々からは嫌われていた。しかし、彼の真の目的は月影が長官に相応しいか確かめるためであった。
上記の性格も全て演技で本来の姿は観察眼に優れた聡明な人物。最終的には月影に長官の適性を直に見定め、その座を返上した。
その後、暴徒の味方をしたオリバーを独房から解放したり、モーガン亡き後は彼が世界連盟の最高指揮官を受け継いだ。
☆S-1星人
クーデター成功により皇帝トリノミアス3世に替わってS-1星を牛耳るアルデバロン軍総統。38歳。S-1星移住先を地球に決め地球人抹殺を命じる本作の悪役。
軍人として高い権力を持つだけでなく、そのカリスマ性と行動力で瞬く間に民衆の心を掴むなど指導者としても相当の器を持つ。
味方には基本的に寛容だが目的のためなら失敗した部下を切り捨てる一面も見られるが、それもS-1星を救う信念のためである。
直属の部下アフロディアに絶大な信頼を置き、彼女に地球侵略の全権を委ねているせいで最初の最初から詰んでしまう。
- ローザ・アフロディア(CV:神保なおみ/戸田恵子)
アルデバロン軍最高司令官。25歳。
幼い頃交通事故で両親を失い弟ミランと共々当時父の部下だったガットラーに拾われ育てられた。それ故にガットラーには強い忠誠を誓っている。
皇帝暗殺の計画犯兼実行犯で、その最中弟をマリンに殺される場面を目撃し彼の父を殺害。彼とは肉親を殺された者同士として憎み合うようになる。
しかしブルーフィクサーとの戦いの中、マリンの純粋さに触れ次第に憎しみ以外の感情を抱き、ガットラーへの敬愛とマリンへの愛情との間で心が揺れていく。
ぶっちゃけ、こいつが皇帝を殺そうなどと考えなければ完成した放射能濾過装置でS-1星は救われるはずだったというこの物語の元凶。
あと、「情け無用の掟」という悪の秘密結社か何かですか?みたいな規律を作って味方からも憎まれて物語の状況を悪化させてくれる。
劇場版ではヒロインとしての立ち位置が強められており、ソノラマ文庫の小説版でもその描写を引き継いでいるが、当初予定されていたTV版の展開では味方の裏切りで切り捨てられるというそれまでの報いと言わんばかりの最期を遂げる予定だった。
スパロボでの声優は永田亮子が代役を務めている。
- トリノミアス3世(CV:大久保正信/中村武巳)
お前たち、もう寝なさい
◆メカニック
○パルサバーン/ニューパルサバーン
主にマリンが操縦する亜空間突入が可能な戦闘機。開発者はレイガン博士。
基本はマリン一人乗りだが、シートは2つ備わっており、ジェミーやデビットと一緒に搭乗した事がある。
クインシュタイン博士の手によりニューパルサバーンに改造、バルディオスへの合体が可能となった。
○バルディプライズ
オリバーが操縦するブルーフィクサー製戦闘機。
操縦席がパルサバーンと比べてかなり広いのが特徴。
キャタレンジャー共々建設途中のブルーフィクサー第2基地に予備機があるが敵にあっさり壊されている(その時の操縦者は不明)。
○キャタレンジャー
雷太が操縦する戦闘車両。
見た目はいかにも戦車っぽいが飛行可能。もちろん地面も走れるが飛行してるシーンの方が多い。
序盤で敵に家族を殺された整備士・アランに奪われた。
バルディオス、チャージアップ!
○バルディオス
ニューパルサバーンが腰から上部分、バルディプライズが左足、キャタレンジャーが右足にそれぞれ変形、3機が合体した本作の主役メカ。初めて合体したのは第4話からと登場が遅かった。合体シーンがもっさりしてて異常に長い
アルデバロン偵察艇相手なら大体素手や体当たりで瞬殺する戦闘力を持っている。
主にマリンが操縦を行っているが、彼がいなくとも戦闘できる(ジェミーはマリンによるオペレート込みで)。但し亜空間への突入はマリンしか行えない。ちなみに初登場時は亜空間からブルーフィクサー基地を半壊させながら帰還した。
物語後半、サンダーフラッシュフルパワーの反動で戦闘続行不能となり、修理ついでに約1ヵ月の時間をかけてパワーアップ改造が行われた。合体後のポーズもリニューアル。
一部プラモでは盾を手にした姿を見せているが劇中では全く使用していない。
ちなみに、玩具の金型の都合で顔がガンダムとほぼ同じ。
★武装及び技
●パルサーベル
劇中最も使用回数が多かった武装。取り出す部分は胸、手、腹のいずれかで回によって変わる。
主に接近戦用武器だが、刃の部分は伸縮可能。また、離れた敵に投擲する使い方もある。
パワーアップ改造後は2本に増え、剣を縦回転させて突撃する技『パルサーベル・ドリンキング』も追加された。
機体名はバルディオスだが、バルじゃなくパル。ややこしい…。
●ショルダーキャノン
その名の通り肩に装備されている大砲。
●亜空間ビーム
額から放出されるビーム。
別名バル・ビーム。こっちはパルじゃなくバル。ああもうややこしい…。
●バルディミサイル
脚から発射するミサイル。
●バルディカッター
膝から発射するカッター。
●バルディクラスター
棘つき鎖分銅。
●サンダーフラッシュエクスカイザーのパクリ?こっちの方が先だ!
胸から放たれる必殺エネルギー波。その反動でバルディオスの巨体が宙に吹き飛ぶのが印象的。
バルディミサイル、ショルダーキャノン、亜空間ビームと同時発射する『サンダーフラッシュフルパワー』も使用したが、技による機体ダメージが非常に大きく、長期間の修理(とパワーアップ改造)を余儀なくされた。
●ベストリンガー
パワーアップ改造後に使用した技その1。
バリアフィールドを張りながら突進する。
なんかエステバリスを連想させる。
●3Dバルディ
パワーアップ改造後に使用した技その2。
バルディオスが3機に分身する。
●バルディロイザー
機体のエネルギーを放射しながら敵機の内部に突入、内部で分離し敵を破裂させ離脱する捨て身の必殺技。
劇中で見せる事がなく、ソノラマ文庫の小説版のみで披露された幻の技だがスパロボでついに映像化。カットイン原画はなんと大張正己氏が担当で、薔薇は本編のED冒頭に出てくる演出と同様のもの。
しかし操縦者3人のあまりにも濃ゆいカットインがネタにされている。やらないかとか言わない
ちなみに『第2次Z』はトドメ演出に何故か第2次Z本編未登場のアフロディアが登場。誰この女とか言わない
こちらもED時の演出なのだがアニメ未視聴のプレイヤーにとってアフロディアは軍服のイメージが強すぎて彼女と気付かないケースが多いとか…『Z』をやっていなかった場合は気づく余地すらない。
○アルデバロンメカ
アルデバロン軍が使用する機動兵器の数々。ちなみに「アルデバロンメカ」という名称は原作にはなく、スパロボ参戦時に便宜上用意されたもの。
大半がバルディオスに匹敵する、あるいはそれ以上の百メートル規模の機体となっている。放送当時の基準からしてもダサいメカデザインと専らの評判。
◆主題歌
●オープニングテーマ「あしたに生きろバルディオス」
作詞:保富康午 作曲・編曲:羽田健太郎 歌:伊勢功一
ここまで散々ネタにした「あしたを救え」もそうですが、「あしたを救え」の部分を除くと総じてですます調なのも大きな特徴になるんです。
さらに歌詞を見ても「戦い」を想起させる要素がまるでなく、自然を感じて喜びを歌うような優しい歌詞が集まっているんです。
何も知らずに歌だけ聴かされたら、最後にバルディオスの名前が出てくるより前にロボットアニメのOPだとは思うのは難しいでしょう。
そしてマリンのイメージやブルーフィクサーと掛けてか、何かと色々なブルーになるんです。ブルーなのはマリン達および視聴者の心なんです
●エンディングテーマ「マリン・いのちの旅」
(制作陣はOPと同じ)
こちらはいかにも昭和のロボットアニメらしい、主人公の悲哀を歌った楽曲。
例の最終回ではこの曲をバックに絶望のラストが描かれる形となっており、悲惨さを引き立てている。
ちなみにスパロボZではわざわざこっちもイベント用BGMとして用意されている。どこで流れるかは言うまでもなく。
『バルディオス』世界の真実(※ネタバレ注意)
結論から言うと、マリン並びにアルデバロン軍の母星であるS-1星とは未来の地球である。
アルデバロン軍が滅びゆく母星に代わる征服地を探しに出立した際、亜空間ワープのトラブルで時を超えて過去の時空に流れ着いてしまい、そうとは知らずに過去の母星=地球を「豊かな自然が残されている異星」と誤解し、侵略を仕掛けてしまった……というのが真相。
そして地球とアルデバロン軍の侵略戦争は激化、その果てに太陽系の惑星が崩壊し、アルデバロン軍の地球水没作戦で地形が大きく変わったことで、地球はS-1星(水星・金星の喪失で第一惑星となった)と同様の有様になり果て、更にその後の殲滅戦で地球が核汚染された事で、完全にS-1星へとなる未来を辿ることが確定になってしまった。
また、本作の悪役ガットラーが率いるS-1星人の移民船は、最終的に地球を放棄し別の惑星を探しに再び出立しているのだが、TVシリーズの補完的内容となっているソノラマ文庫の小説版では、物語のラストで「古代の壁画にガットラーの肖像が描かれている」という描写が存在している。
実際のところ、S-1星人が最終的に辿り着いた地は「さらに過去の地球」という案がTVシリーズの初期プロットに存在していたらしく、これに基づくならS-1星人が過去の地球人の血に混じってしまった事で、逃れようのない歴史の円環が完全なものとなってしまったとも言えなくもない。
ちなみに、物語の円環構造はSF映画『猿の惑星』が元ネタになっている。
追記するのか マリン
修正するのさ マリン
男だから
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- デザイナーが「爆笑戦士SDガンダム」の佐藤元先生だと知った時はびっくりした -- 名無しさん (2018-10-27 23:26:49)
- タイムリーなことに最近全話試聴しました -- 名無しさん (2018-10-27 23:43:59)
- あの最終回は2011年以降だともう放送できないよなぁ… -- 名無しさん (2018-10-28 01:16:10)
- ガンダムのプラモで金型が余ってたか何かでそれを流用するためにあんなデザインになったんだっけか?スパロボでしか知らんが好きなんで原作怖いなあ。 -- 名無しさん (2018-10-28 01:24:17)
- ガットラーってS1星人の未来より単に気に入らないレーガンの手柄阻止を優先するような小物なのになんでカリスマ性あるみたいに扱われてるのかずっと疑問。納得いくような報いも受けないし -- 名無しさん (2018-10-28 05:08:03)
- スパロボで救済されて本当良かったな・・・ -- 名無しさん (2018-10-28 12:11:10)
- 明日を救え→明日が敵だったよ・・・ -- 名無しさん (2018-10-28 13:05:47)
- ネタにはされやすいけど話はおもしろかった -- 名無しさん (2018-10-28 18:28:59)
- 未放送回でオリバーの妹が「自分の子供に兄と同じ「オリバー」と名付けた」と語られるがオリバーは名字だから自分の名字を子供に付けたことになる。 -- 名無しさん (2018-10-28 19:18:00)
- ↑4 ダンガイオーチーム・飛影チーム「まったくだ」 -- 名無しさん (2018-10-29 09:48:13)
- 第3次Zにも出てほしかった -- 名無しさん (2018-10-29 10:25:54)
- ↑2 そこに「当面の敵は全てしばき倒し、後はラドリオ星を解放するだけ」の状態で終わっている飛影を含めるのは凄い失礼な話じゃないか? -- 名無しさん (2018-10-29 10:31:33)
- バルディオスの『バ』の字も出てこない!! -- 名無しさん (2018-10-29 15:50:52)
- ガットラーは信念こそ持ってるけど、良かれと思ってやることが全て裏目に出るという無能な働き者の典型みたいな奴だな -- 名無しさん (2018-10-29 16:14:09)
- ひっでえ出落ちだwww -- 名無しさん (2018-10-29 21:58:31)
- タグの横の▽をタップしてもコメント欄まで飛べないんだけど… -- 名無しさん (2018-10-29 22:58:57)
- アクーダイカンは名前も見た目も酷いと思うの -- 名無しさん (2018-10-30 18:08:47)
- 今見るとジェミーの格好がハイレグレオタードみたいでエロいねw -- 名無しさん (2018-10-31 19:00:32)
- 個人的にイデオンよりバルディオスの方が好き -- 名無しさん (2018-11-01 13:06:47)
- 第2次Z破界篇発売の一か月前に東日本大震災が起きた時は、正直発売延期を覚悟した。Zでストーリー完全消化したから問題なく発売されたが、多分バルディオスのストーリーをやるんだったらアウトだったろうなぁ… -- 名無しさん (2018-11-05 19:10:14)
- ガンダムの金型ってバルディオスに流用できるのかな? -- 名無しさん (2018-11-05 22:19:08)
- ループネタつながりでXでバディコンと共演してほしかった -- 名無しさん (2018-11-06 12:48:20)
- ↑2 顔はもちろん腕や足の長方形具合と腰アーマー周りは結構似てるので金型をいじればいけるデザインではあると思う。プラモ現物見たこと無いので確定的なことは言えないが。 -- 名無しさん (2019-03-26 13:23:36)
- だいたいアフロディアのせい。 -- 名無しさん (2020-08-27 17:41:19)
- 製作意図の一つに「なぜ地球人と異星人がアニメでは言葉が通じるのか」にある解答を与えたい…というのがあったはずだが…(確かにこの作品中では辻褄があっている) -- 名無しさん (2021-01-21 22:05:22)
- ↑集英社文庫の小説版だと、地球側の共通言語であるネオ・エスペラント語をマリン達S-1星人も喋ってる事にブルーフィクサーが訝しむ、なんて描写もあったけど、映像作品にもある描写なのかな? -- 名無しさん (2021-01-21 22:09:33)
- ネタにされる作品ではあるが、チャー研とは違って面白い() -- 名無しさん (2021-04-02 20:40:57)
- 劇場版しか見てないんだけど、強いロボットはパイロットを乗せなければいい作戦が完璧すぎて感動しました。 -- 名無しさん (2022-04-06 10:01:19)
- 本作の6年前に放送していた特撮番組『スーパーロボット マッハバロン』と共通する点がいくつかあるな。(最終回が特撮・アニメで一・二を争う後味の悪さ、主題歌のフレーズの通りにはならなかったなど) -- 名無しさん (2022-05-30 16:29:22)
- なぜアフロディアを殺したのですか!? A 死 以外で彼女は救えない。(あんた あの娘が何人殺したと思ってんの?) -- 名無しさん (2022-08-27 19:10:27)
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