「リヴァイアタン・メルビレイ。最強のアニマルガールだ。
なに?名前が長いって?
それなら、略してメルビィとでも呼んでくれよ」
アニマルガール情報
現存する牙の化石にサンドスターが触れた事でアニマルガールとなり、今はゴコクエリアに住んでいる。
化石からアニマルガールになった後、各地を徘徊し、雨宿りをしにイラス爬虫類園に訪れたことで初めて公式に存在が確認された。その時に爬虫類園に勤務していたラッセルクサリヘビから「メルビィ」という愛称を付けられ、気に入っているのか以降は「メルビィ」と名乗るようになった。
もともと、温暖な海に生息していた影響なのか寒さには弱く、冬の間は暖房目当てでナリモン水族館に入り浸ってる姿がよく目撃されている。
また、マゼランペンギンを弟子にしている。最初は弟子にするつもりはなかったのだが、何度も弟子入りを志願され、13回目の弟子入り志願の際、根負けする形で弟子にしたらしい。
かつてはゴコクエリア南部にあるプレハブ小屋を占拠し住み着いていたが、戦闘相手を求めてパーク内を巡ってる途中で出会い、一戦を交えたエクスカリボサウルスの誘いがあり、ミチアト古生物研究所へ移住した。
外見
フレンズ化した際の身長は190cm
髪は藍色で肩にギリギリ届くぐらいの長さのボサボサヘア。背ビレはなく、耳の少し上辺りの側頭部に胸ビレがある。また、額の中心に噴気孔をモチーフとした黒い点がある。
ややつり目で、瞳は黒っぽい茶色で、絶滅種であるためハイライトは入っていない。
服装は、黒いセーラー服と学生服を足したようなデザインであり、スカートの中はスパッツである。胸元には紺のネクタイのようなスカーフを付けている。
冬の間は防寒対策なのか、青いカーデガンを羽織っている。
また、腰には牙をモチーフにした短剣を携えている。
性格
普段は褒められたときは調子に乗り、見下されたときは怒りをあらわにする等、感情の起伏が激しく、大きな体のわりにに子供っぽいと思われることが多い。しかし戦闘時には攻撃に動じず敵を観察する冷静さと、戦いながら策を練る頭の回転の速さを見せる。
元の動物が当時の頂点捕食者であったことから最強の座に固執する故に見下されることを嫌うが、逆に慕われたり頼られることは好き。頼みごとをする際には、少しおだててから頼むと、大体のことは快く引き受けてくれる。完全にチョロインです。ありがとうございました。は
最近は、丸くなったのか無茶振りでもない限りは大抵引き受けてくれる。
かつて、頂点捕食者であったことを誇っており、アニマルガールになった後も最強の座に固執している部分がある。
そのため、手合わせの相手を常に求めており、強そうなアニマルガールを見ると手合わせを申し込んでくる。手当たり次第に手合わせを申し込むが、断られた場合は手出ししないあたり、分別はできている模様。
暇なときは、強者を探してパークのどこかを練り歩いているか、トレーニングに励んでいる。もともと体を動かすことが好きらしく、アスレチック施設に姿を現すことが多い。
単独で行動していることが多く、一匹狼(クジラだが…)と思われることが多いが、セルリアンに襲われているアニマルガールを助けたり、無茶ぶりでない限りは大抵の頼みを聞いてくれたり、職員やアニマルガールたちに護身術の指南していたりと、面倒見が良いのでは?と思われる一面も確認されている。
また、隠し事や感情を偽ることが苦手で、口を滑らす事がたまにある。特に嬉しいと感じている時は無意識に頭部のヒレがピクピク動き、逆に機嫌が悪いときには声がワントーン低くなることが確認されている。
能力
一点集中すれば蹴りで大木をへし折れる怪力に加え、地中や物陰に隠れているものを正確に判別できるほど正確なエコーロケーションを有する。エコーロケーションは音が反射できれば、どのような条件下でも使うことができ、入り組んだ路地や密林と言った、視覚情報が制限されるフィールドでは脅威となりうる。
エコーロケーション能力の性質上、聴力が発達しており、特定の周波数の音ならば、耳でなく額にあるメロン器官で受信することも可能。その発達した聴覚故に、不意に大きな音を聞かされると、思考が停止し、最悪の場合気絶してしまう弱点を持つ。
頭の回転が速く、戦闘時には機転が利く頭脳・エコーロケーションによる索敵・本気を出せば大木すらへし折れる怪力の3つを組み合わせて敵を追い詰めていく。
一見すると、大きな音以外の弱点が無いようにも思えるが、エコーロケーションは常時使用していることに加え、怪力もスタミナの消耗が激しいらしく、持久戦に持ち込まれることを苦手とする。
野性解放
「認めてやるよ。お前は私が本気を出すのに相応しい相手だ!」
瞳の色は黄金色に変わり、尻尾が少し長くなる。
エコーロケーションの精度が上昇し、索敵能力は飛躍的に向上する。
また、その巨体から来る肺活量を活かした咆哮は、小動物程度なら失神するレベルとなる。
本人が本当の強者と認めた相手に対してにしか野性解放を見せないと語っており、彼女の野性解放を見たアニマルガールは極少数である。
野生解放時のみ使用できるスキル「エイペックス・プレデター・ファング」は、けもプラズムによって巨大な牙を作り出し、あらゆるものを噛み砕く高威力な攻撃スキルである。
また、この牙の硬度はかなり高く、攻撃以外にも盾として使用する姿も目撃されている。
その野生解放は強力過ぎるが故にただでさえ悪かった燃費が更に悪くなり、10分もすればスタミナを消費しつくしてしまう短期決戦専用の野生開放となっている。
交友関係
- ラッセルクサリヘビ「ラッセル」
アニマルガールになってから初めて出会った相手。「メルビィ」の愛称を付けた名付け親でもあり、今でも付き合いがある。ラッセルはメルビィの戦闘癖をよく思っていないらしく、ちょくちょく戦闘癖を直すように口を言っている。
職員の間ではメルビィがやんちゃな妹でラッセルが落ち着いた姉と例えられている。 - エクスカリボサウルス「ティニー」
クマさん道場に訪れた際に出会って一戦交えた。後にミチアト古生物研究所に移籍してからは割合仲が良く、戦闘術の手ほどきをすることがある。
秘めた才能を持ち、いつか自身を越えていくことを確信している。 - ティタノボア 「レイナ」
同じミチアト古生物研究所に住むフレンズ。出会ってすぐトラブルになり、それ以降ちょくちょく衝突しているが、仲が悪いわけでない。 - マゼランペンギン
戦闘術の指南をしている弟子。もともとは、見込みがないと判断して弟子入りを断っていたのだが、13回も弟子入りを志願され、根負けする形で弟子にしている。
戦闘センスに関しては突出してるわけではないが弱いわけでもないという評価を持っている。 - メガロドン「メガロ」
永遠のライバル。同じ時代・同じ海域に生きていて、互いに頂点捕食者であったことからライバル視している。
ことあるごとに手合わせを申し込み、力をぶつけ合っている。良き友人としても接しているらしく、戦闘後は食事に誘うことも多々ある。 - サムライアリ
以前、襲われたことがある。もちろん返り討ちにしてクリミヤ昆虫自然博物館の職員に預け、保護させた。
その後、襲撃はサムライアリの奴隷狩りの習性から来たものであったと知り、この一件は許している。 - サイカブト
一度、手合わせをしてみたいと思っているが互いの都合が中々合わずに叶っていない。 - ホホジロザメ「ホホ」
以前、ナリモン水族館にてメガロと食事してた際に出会う。
試しに食事を奢ってみて以降、懐かれている。 - デイノスクス「フォボス」
ミチアト古生物研究所にてレイナに絡んでいたところを代わりに相手をしたことがある。
その時は、レイナからのお叱りがあり決着が付かなかったが、メガロと同等。もしくはそれ以上の実力の片鱗を見せつけられ、いつか決着を付けたいと思っている。
動物情報
動物名:リヴァイアタン・メルビレイ
学名:Leviathan melvillei
体長:13.5〜17.5m
哺乳網 鯨偶蹄目 マッコウクジラ上科 incertae sedis
1200〜1300万年前に存在していたと考えられる超大型の肉食クジラ。
2008年、ペルー沖の体積地層の中から頭蓋の化石が発見され、初めて存在が確認された。
最初に与えられた学名は旧約聖書の怪物リヴァイアサンに因む Leviathan melvillei であった。種小名は白鯨の著者ハーマン・メルヴィルへの献名である。だが、属名 Leviathan はマストドンの一属の異物同名であったことが判明した。
通常、下位異物同名は新名に置換されなければならないため、2010年8月、旧約聖書本来の綴りに基づいた Livyatan という属名が提唱された。
体長13.5〜17.5mと推測され、これはマッコウクジラの雄とほぼ同じサイズである。
現生種との違いは、機能的な歯が存在し顎も丈夫である。
歯の長さは36 cmに達するが、これも捕食に用いるものとしては、知られている動物の内で最大である。
頭骨には大きな凹みがあり、そこには大量の鯨油があったと考えられ、生きていた頃にはエコーロケーションに用いられたと考えられている。また、マッコウクジラ同様に潜水時には鯨油を海水で冷やし、固めることで体の密度を上昇させ、水圧に対する耐性を上げていたとう説もある。
本種は当時の海で、メガロドンと共に食物連鎖の頂点であったと考えられ、中新世の海洋生態系を構成する重要な種であったと思われる。その裏付けとして、リヴァイアタン・メルビレイの化石の発掘場所の近くからはヒゲクジラ・イルカ・サメ・ウミガメ・アザラシなどの化石が見つかっている。
また本種の出現した時期は、ヒゲクジラ類の巨大化・分布拡大の時期と一致している。
これらから考えると、アザラシ 、イルカ、または7–10 mに達するヒゲクジラ類などを捕食していたのであろう。
生体は現在のシャチに似ていると考えられるが、体や口、歯が大きいため、単独で大きな獲物をとらえることができたと考えられる。
また、発見が比較的新しい動物であるため、生体には未だ謎が多く、今後、新たな発見があるかもしれない。
アニマルガール 絶滅種 ミチアト古生物研究所 ゴコク 哺乳類 海棲
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