サムライアリ

ページ名:サムライアリ

「我が名、サムライアリ!

我が力に平伏し、隷属となり供物を捧げるが良い!

あっ!待って!無視しないで!ご飯ください!」

 

アニマルガール情報

沖縄を除く日本全域で見られる蟻。クロヤマアリ等の他の蟻の巣に襲撃して働きアリや蛹を誘拐し、奴隷とする習性で知られている。近縁種にも他の蟻を奴隷とする種はいるが、サムライアリは他の近縁種と異なり、戦闘以外の労働を一切行わない。(他の近縁種は、戦闘と労働の両方を行う)

アニマルガールとしては、最強候補に数えられるほどの戦闘力を誇っているが、戦闘以外は自力では何一つ行う事が出来ない。それ故、他のアニマルガールを襲い配下にしようとしたところ、某アニマルガールと遭遇し、襲いかかるが返り討ちに合い、その後は職員たちに預けられる。現在はクリミヤ昆虫自然博物館で生活をしている。

クリミヤに預けられた後は職員からの世話があるので、誰かを襲うことはなく大人しくなり、ニート生活を日々送っている。

最近は職員によって、脱ニート計画が組まれたが元々戦闘以外の能力が極めて低いのと本人のやる気の無さから、前途多難に状態である。

最近になって外に出歩くようになったが、その行き先はほぼ必ず飲食店(支払いはクリミヤの経費)である。

 

外見

黒く長いストレートヘアに、黒く澄んだ瞳。

大和撫子と戦乙女を足したような端麗な姿をしている。

戦国武将のような漆黒の鎧(兜は無し)を身に纏い、腰の両脇には一対の刀を差してある。

 

性格

傲慢で高圧的な性格ではあるが、少し突き放せば空腹に耐えかね大人しくなる。(たまに泣く)

基本的に、世話をしてもらう隷属を得る為に他のアニマルガールを襲っていたので、誰かが身の回りの世話をしていれば、無闇に誰かを襲うことはない。

また、今ではクリミヤ昆虫自然博物館の警備も率先して引き受けている。(理由は、自然博物館に何かあれば自身のニート生活が終わるかもしれないから)

戦闘以外の取り柄がない事は自覚しているらしく、 駄々をこねた際にはこちらが突き放すような態度を向ければ大人しくなり、嫌々ながらも大体の言う事は聞く。

 

インタビュー記録+-

【サムライアリ インタビュー記録】

 

職員:それでは、インタビューの方を始めていきたいと思います。

 

サムライアリ:うむ。よろしく頼むぞ

 

職員:サムライアリさんは今はクリミヤで生活をしているんですよね?

 

サムライアリ:うむ。今はクリミヤに住んでいる。あそこは空調とやらのおかげで中々に住み心地が良い。

 

職員:やはり、寒いのは苦手なのですか?

 

サムライアリ:苦手なんてものでない。寒さは我の天敵だ。

 

職員:そんなに…

 

サムライアリ:うむ。冬は寒くてまともに動けぬ。故に食料も事前に集めさせねばならぬから嫌いなのだ。

 

職員:集めさせる?

 

サムライアリ:ん?知らんのか?サムライアリは他のアリを配下にして生活するのだが?

 

職員:あ、はい。そういうアリがいるのは知ってますが、そういう種のアリは自分自身も働くので、冬の食料集めなんて大作業はサムライアリさん自身も働くのかな?と

 

サムライアリ:そんなことはしない。我らサムライアリは一切働かぬ。身の回りの世話など、配下にやらせれば良いのだから

 

職員:なら、逆にサムライアリさん自身が行う事って何かあるんですか?

 

サムライアリ:戦闘だな。

 

職員:戦闘…

 

サムライアリ:我は体の全てが戦うことに特化した構造になっている。その代償として、戦闘以外の事をするには向いていないのだ。

 

職員:その力で他のアリを従わせるんですね…

そんなのが何匹も来ると考えると襲われた側は勝ち目ないですね…

 

サムライアリ:何匹も?そんなことはしない。

 

職員:え?

 

サムライアリ:サムライアリの奴隷狩りは夏に女王蟻が単独で攻め入るのだよ。

 

職員:え?え?1人で他のアリの巣に乗り込むってことですか?

 

サムライアリ:そうだ。乗り込んだ先の働きアリを蹴散らし、向こうの女王と一騎打ちをする。そして、勝てば生き残った者は全て配下となるのだよ。

 

職員:一騎当千ですね…

 

サムライアリ:そうだろう?そうだろう?それこそ我の唯一にして最大の特徴なのだ。アイアンティティーなのだ。

 

職員:強烈すぎる個性ですね…

あ、そういえばクリミヤでは普段、何をしているのですか?あそこなら戦う必要もないと思うのですが

 

サムライアリ:ダラダラしてる。

 

職員:あ、はい。(何となく察してはいたけど…)

 

サムライアリ:職員が身の回りの世話をしてくれるのでな。わざわざ配下になる者を狩りに行く必要もない。

何もしなくても飯が出てくる。まさに楽園だ!

 

職員:それってニート…

 

サムライアリ:何か言ったか?

 

職員:何でもありません! ちなみにクリミヤの外に出ることは…

 

サムライアリ:あるぞ。最近は外にも面白いものを見つけたのでな

 

職員:その面白いものとは?

 

サムライアリ:飲食店

 

職員:食べ歩き?

 

サムライアリ:そうだ。少し歩くだけで飯が溢れてる。更に全ての品が美味いときた!それは巡ってみるしかないだろう?

 

職員:まぁ確かに… 気持ちはわかります。

 

サムライアリ:だろう?よし!今から行こう!

 

職員:ええ!?

 

サムライアリ:このインタビューを受ければ食べ放題に連れていってくれるとクリミヤの職員に言われてるのだ!

食の話をしていたら腹が減った!

それに問いにもキチンと答えた!

だから、もう報酬を得ても良いはずだ!

 

職員:えっ!ちょっ…待ってください!サムライアリさん!

刀、置き忘れてますよ!


 

 

能力

基本的には、刀を用いた二刀流剣技で戦う。

パワーに任せたゴリ押しを好み、凡ゆる定石を無視して最短距離で突っ込んでくる。

身体能力に全てを任せた戦闘スタイル故、攻撃は強力であるが動きは単調で慣れてくれば回避することは容易い。

また、勘が非常に鋭く、至近距離の殴り合いでは敵の動きを本能的に学習し対応してくることがある。が、頭の方では理解していないので不意打ちや搦め手には滅法弱い。

また、戦闘以外に関しての能力は極めて低く、独りでは何もできない。

 

野性解放

「我が力は最強!

故に無敵だ!」

反射神経がパワーアップし、より本能的な野生の勘に身を任せた戦い方になる。

野生解放時の専用スキルはなく、正真正銘の力押し戦法であるが、それでも並大抵の敵を圧倒できるほどの力量を誇る。

馬鹿正直に突っ込んでいく頭の悪さを除けば、突出した強みが無い代わりに弱点らしい弱点も少ないバランスの取れたステータスである。

なお、スキル名は本人が忘れてるため不明。


節足動物 アニマルガール キョウシュウ クリミヤ昆虫自然博物館

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