「俺様はデイノスクスのフォボス! 爬虫類最強の、ワニの中のワニだ!」
動物名:デイノスクス
愛称:フォボス
所属:ゴコクエリア、ミチアト古生物研究所
管理権限:1
アニマルガール概要
彼女はワニ目アリゲーター科デイノスクス属"デイノスクス"のアニマルガールです。元動物の別名"フォボスクス"から名をとって"フォボス"と名乗っています。(火星の衛星やギリシア神話の神の事は知らないようです)
男口調で話し、強気で豪快な性格です。自身を含めワニ類を「最強の爬虫類」と信じて疑わず、同時に自分の強さに絶対的な自信を抱いています。自分より後の時代のワニ類アニマルガールを弟分のように認識している一方、恐竜類や哺乳類のアニマルガールに対してはやや威圧的な態度で接します。
所属自体はミチアト古生物研究所ですが、力の誇示も兼ねてパーク各地(特に温暖な地域)へ出かけている事も多くあります。力の誇示と言っても多くは元動物に関する自慢話であり、実際に戦う事は滅多にないようです。
また相手によって態度は威圧的になりますが、根は優しく困っているアニマルガールを手助けする姿も見られています。
ミチアト古生物研究所にある自室は若干散らかり気味ではありますが、本人なりにある程度まとめられているようで、勝手に配置を変えることは推奨されません。
ダンベル | 自室内でトレーニングする時に使うようです。 |
ミネラルウォーター | トレーニングの後に飲むためにクーラーボックスに入れて保存してあります。 |
爬虫類図鑑 | トレーニングしていない時に読んでいる本の一つです。これ以外にワニ専門のポケット版を携帯しており、ページにいくつも付箋をつけています。 |
テレビ | 映画鑑賞以外に使ったことはないようです。 |
映画のDVD | 時折見ているようです。主な作品は「ミュータント・タートルズ」シリーズや「ジュラシック・パーク」シリーズなど、とにかく爬虫類キャラクターが活躍するものです。 |
外見
髪は黒で、肌はやや色黒に近い色合いです。
多くのワニ類アニマルガールと同じくフロントジッパー式のスーツを着用しており、緑と灰色の迷彩柄が施されています。ただしフォボスのスーツは(戦ったわけでもないのに)破れ目があり、所謂ダメージジーンズのようなデザインになっています。
また関節部分や手の甲にワニ皮を模したプロテクターを装備しており、このプロテクターは重量の割に非常に硬度・強度が高く、生半可な刃物では傷つけられません。フォボスはこのプロテクターを毎朝手入れしており、大事にしているようです。
腕甲やブーツにはワニの牙型のスパイクがついています。
能力・野生解放
ワニ類らしく浅い水辺で泳ぐのが得意ですが、フォボスの場合それに加えて短時間なら海でも問題なく活動できます。これは元動物の化石の一部が中生代当時海沿いだった地域からも発見されたことが由来である能力とされていますが、実際に海を泳いだことがあったのかは本人も「よく覚えてねぇな」と語っており、本当に海でも生活できたのかは結局不明なままです。
野生解放は「太古の恐るべき大顎」と呼ばれ、右腕と一体化する形でデイノスクスと思われるワニの頭部のような大型の武器が生成されます。牙はあまり鋭くありませんがその咬合力は凄まじく、複数回の測定の結果平均で50,000Nを記録しました。これは街灯を軽く真っ二つにへし折る程の力です。
Q:あっ、フォボスさんですか? A:んぁ?そうだが何だ? Q:今、フレンズさん達にインタビュー調査を行っているんですが...インタビュー、よろしいでしょうか? A:...はっはぁ、この俺が最強の爬虫類だと聞いてきたな?いいぜ、答えてやろう。
Q:ありがとうございます。ええっと...フォボスさんはミチアト所属のようですが、結構出かけることが A:ああ、どうも最近のフレンズどもはちょっと知恵があるやつでも「史上最強の爬虫類は恐竜」って
Q:ワニこそ爬虫類最強...ですか? A:何だぁ、お前人間の癖に知らないのか?ワニってのは恐竜より少し前に生まれて、同じ時代に今の
Q:なるほど...では、ワニと恐竜以外で強い爬虫類は何が思い当たりますか? A:単純にでかいのならコモドドラゴンだな。でもフレンズで俺が目をつけてるのはレイナとティニー、
Q:レイナさんとティニーさん...同じミチアトの? A:そうだ。ティニーは同じ時代の生まれだが恐竜ですらない『魚竜』、海に逃げちまったやつらの仲間だ。 そしてレイナ、あいつは倒すべき相手だ!
Q:倒すべき...それはどうして...? A:あの野郎、俺が滅んだ後の時代で蛇のくせしてワニを、俺の弟分を食ってやがったんだ!
Q:大きな決意ですね...レイナさんはミチアトの女王を名乗っていますし、屈服させられたらフォボスさんが
A:はぁ?バカ言ってんじゃねぇよ! Q:えっ? A:あいつから女王取っちまったら...なんかこう、かわいそうというか...なんだ......。 [インタビュー終了] |
交友関係
新生代第三紀に生息していた、史上最大の蛇のアニマルガールです。元動物が一般的に捕食されるはずのワニすら逆に捕食していたと考えられることから『倒すべき相手』と認識しており、ミチアトに戻ってくる度に喧嘩を吹っかけています。ところがいざ戦うとなると相手になるのは毎回レイナではなくティニーになるため、フォボスはその事に対して若干の不満を抱いています。
しかし純粋にアニマルガールとしては悪く思っていないらしく、時折気遣う様子も見られます。
同じ中生代に生息していた魚竜類のアニマルガールです。レイナに喧嘩を吹っかけ戦う事になっても毎回レイナ本人と戦う条件としてティニーに挑まされています。そしてティニーの騎士修行の成果である戦闘能力から毎回決着がつきません。一度だけお互いに野生解放し本気の闘いになりましたが、それでも決着がつかずレイナに止められています。
それ以来ティニーの事を「ワニじゃない爬虫類の中では骨のあるやつ」と認識しており、現在では好敵手のような関係になっています。
動物情報
動物名: デイノスクス
学名: Deinosuchus
分布: 現在の北アメリカ
IUCNによる保全状況: EX(絶滅)
動物概要
中生代白亜紀末期に生息していた、「恐ろしいワニ」という意味の名を持つ史上最大級のワニです。化石が不十分ですが全長は推定10m~15mあったとされ、恐竜すら捕食していたと考えられています。陸棲だった可能性もあり、いずれにしても当時の生態系のかなり上位に位置していたことは確実なようです。かつてはクロコダイル科と考えられていましたが、最近の研究ではクロコダイル科よりアリゲーター科に近い事がわかっています。
中生代白亜紀に生息していただけあってティラノサウルスと対峙する姿を描かれる事もありますが、ディノスクスが約8000万~7300万年前に生息していたのに対し、ティラノサウルスが生息していたのは約6850万~約6550万年前であり、実際に対峙する事はなかったと考えられています。
※画像提供:無明さん
執筆:Type-ZERO
アニマルガール ゴコク ミチアト古生物研究所 絶滅種 爬虫類
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