貴族

ページ名:貴族

貴族について


・王政貴族制を導入しており、文化的に貢献した者は一般市民でも叙爵される(不正があった際などはあっさり取り潰される)

※建国から戦争がないため、武勲より文化に貢献すると叙爵される

・重要機関の長は貴族が務めており、国政にも関わるため、子爵当主以上高位貴族は国政議員的な立場も兼ねている

・世襲貴族であっても税を払えないと爵位が下がる

・noblesse oblige 寄付をしないと名誉に関わる

公爵 侯爵 伯爵 子爵 男爵(男爵は1代のみ)で成り立つ

※基本的に1家に1爵位

※男爵は個人に対して与えられるため、家に爵位が2つ以上存在する場合もある

・男爵位を得て分家化する場合、新しく苗字をつけて新家を立てる事もできる

※元々貴族の出でも男爵を得て新家となった場合は場合子孫は庶民となる。

・男爵位で大変な功績を挙げると子爵家に陞爵される(一代で二度上がるオスヴァルドは大変稀有な例)

男爵を連代で叙爵した場合も子爵上がりの候補となる

※ロセッティ家はダリヤで3代目なので既に候補である


・跡継ぎ、補佐の他に子供がいる場合は成人後庶民に下る事も多い

※魔力が無い場合は魔力差による出産問題などもあるため、手に職をつけて庶民にとして生きていくことを勧められる事もある

・上位貴族は現在4公爵7侯爵→スカルファロット家が代替わりすれば8侯爵

・各家で得意な属性はある程度有名

公爵→ガストーニ家/ザナルディ家/ウォーロック家/ラヴァニーノ家(アルテア実家)

侯爵→1.バルトローネ家/2.ディールス家/3.ドラーツィ家/4.ランツァ家/5.ラヴァエル家/6.カノーヴァ家/7.

★侯爵家/家名不明

カーク爺と第二騎士団副団長の家/若きオズに陰湿なイジメを仕掛けた少年の実家/フランドフランの飼い主の実家

※どこかしらに重複してそうです


・ストレートな表現を好まないのか愛情表現に比喩がとても多い(舞台/文化/恋愛表現参照)その影響か貴族向け店舗店員は色々察するスキルが非常に高い

・貴族の子供は幼少時から様々な毒物を微量に摂取し、各種耐性を得る訓練がある

・王都北区に貴族街(一般市民街と門など物理で区切られてはいないが石畳の色が違う)があり、男爵以上に居住権が与えられる

※一般街の石畳は茶/貴族街は灰色

※貴族街には貴族向けの商店街などもあるが、庶民も出入りは自由(物価はもちろん高い)


⬛︎王城内

・大会議には子爵家当主/伯爵家以上のみ参加可能(護衛含む)

※大会議には国王も直接参加するため

・他にも貴族籍がないと入れない場所がある

・王城内の役職については明言はされていないものの、騎士団長や財務部長などの大職は世襲不可の縛りがある

→例え子がどれだけ優秀であっても前職者に一族が就いていたポストには10年は就けないなど、世襲による癒着はかなり忌避されている

※養子に出して一族外とすることでルールを抜ける裏技はある

⬛︎家業

・領地経営の他、国から与えられた役目や家業など、こちらは世襲で技術を守っている

※王城壁の維持/保守、下水道管理/水や氷の魔石管理、救護院運営など

⬛︎相談役

・当主に助言を与えたり補佐したりする人物/当主に近い権限を持つ

・代替わりしたばかりで年若い当主の補佐や、家や職務の事情などでおかれる役職

・王城の会議などにも同席可能(報酬は家単位のため、2人参加しても2倍は貰えない)

・基本的に当主と同列か上位者が就くことが多い様子

※仕事の関係で相談役が複数就く場合は下位者がなることもある

⬛︎派閥について

・南派/北派/中立派 がある

ガストーニ公/ディールス侯/バルトローネ侯/スカルファロット伯/ルイーニ子爵/ゾーラ男爵、子爵(オズ本人と実家)/タリーニ子爵/ジオーネ家(アルフィオ先輩)/キエザ伯/エルノーラ伯等

ウォーロック公/ザナルディ公/ドラーツィ侯/ランツァ侯

中立

グッドウィン11家を含む

++

※絶縁宣言とおしのびからしてカーク祖父家とレオナルディ子爵家は別派閥と思われる?

※ジェッダ子爵家については不明(おそらく南)

⬛︎貴族の結婚について 文化/生活の結婚についても参照

・婚姻は家格差二段階までが通常の範囲

・家格が合わない場合は一旦名前だけ家格の合う家へ養子に入ってから結婚することが多い

・一夫多妻(多い) 一妻多夫(少ない/稀な魔力継承のためなど)もある

・男爵×男爵の結婚→男爵2家扱いでダブルネームも可能

例 ◯◯◯・◯◯◯◯・□□□□(自分の姓名・相手の姓)

例 □□□・□□□□・◯◯◯◯(相手の姓名・自分の姓)

と名乗れて、記録にも残せる

※男爵を叙爵してその後結婚して姓が変わった場合も旧姓(男爵を叙爵した時の名前)+新姓のダブルネームを名乗れる?

⬛︎領地について

・現地民と現代で言う知事のような関係性で、爵位の変動や取り潰し等で領主が変わっても生活に大きな変化はない

(長く領地を治めている方がもちろん影響力は強い)

・領民に直接関係してくるのは税金の取り方、治安維持など

⬛︎養子について

舞台/文化をご参照ください


◇王都外の貴族について

・王都外の領地を主拠点とする貴族も多数存在する

・子供を学院に通わせるために王都に小さな屋敷を持っていたり、親戚の家へ滞在することもある

・王都に拠点がない場合は高級な宿を利用する

※庶民に近い男爵はごく普通の宿も利用していることもある


⬛︎男爵の叙爵について

・前述の通り男爵は名誉貴族扱いであり、個人に与えられるため一代のみ

・功績を上げる他、国に貢献して殉職した者(魔物討伐部隊や各所の警備を担う騎士など)も叙爵対象となる

※いわゆる二階級特進的なもの(叙爵することで手当が変わったりなどする)

※死者への叙爵は「王城外」と呼ばれる


紋章

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スカルファロット家

・王国初期から子爵位

・南派閥

・現当主/レナート・スカルファロット(伯)→グイード・スカルファロット(侯)

・水の魔石大量安定生産と治水(浄水/下水)でレナートの代から伯爵に(初等学院の教科書に載るほどの功績)

・グイードの代で氷の魔石関連、その他功績により侯爵となる

・水魔法に関しては王都随一

・インフラ事業を担い、各種利権などで経済的にかなり豊かである


グッドウィン家

・初代王にグッドウィン三兄弟が仕えており、子孫繁栄した結果現在もグッドウィン姓が多く存在している

・国境を守るか軍備に関わることが多く、領地持ちでも基本が王国騎士という一族で、政治と距離をおいている

※爵位は伯爵まで

・現在11家(男爵も含む)→東のグッドウィン(東の国境伯/ランドルフ実家)/北のグッドウィン(子爵/ユリシュア実家)/武具のグッドウィン(子爵/ヨナス実家)等地名や職業で呼ばれている

・親族会が存在する

・11家全てが中立派閥に属する

※仕事や位置関係によって、派閥違いでも家同士で仲が良かったり南北どちらか寄りの場合もあるが、基本的に中立


ドラーツィ家

・侯爵家

・北派閥

・建国からの由緒ある侯爵家であり、魔導師/騎士を多数輩出している名門


ガストーニ家

・公爵家(4公爵の中で最も力を持つ)

・南派閥

・現当主/トリスターノ・ガストーニ

・前公爵夫人アルテアは「ガストーニの魔女」として未だ社交界や貴族界に君臨している

・現当主はまだ20代と若いため、前公爵弟やアルテアが補助している

・風を司り、風の魔石を生産する

・帆船を傭兵ギルドに貸し付けるなどもしている


ゾーラ家

・男爵→子爵家

・南派閥

・現当主/オズヴァルド・ゾーラ

・オズヴァルドが実家のゾーラ家から分家として独立した

・妻3人を全て同じ家から迎えており(第1夫人の実家が子爵家で第2、3夫人も子爵家の養子にしてからゾーラに嫁がせている)2家で一つの家のような形となっている

・冷風扇、氷風扇の開発や王族向けの温熱卓など王城/王族向けの納品を多種行っている

・陞爵に際して領地を賜る話も出たが辞退し、王家御用達商会の肩書きを得ている


ジェッダ家

・子爵

・現当主/レオーネ・ジェッダ

・王国内の約3割の貴族にあらゆるものを担保として融資を行っており、派閥問わず一目置かれている

・現在は子爵位だが、元は伯爵家(再度陞爵の打診はあるが断っている)


ルイーニ家

・子爵

・南派閥

・現当主/フォルトゥナート・ルイーニ

・優秀な騎士を多く輩出している名家だが先代で経済的に傾き、次男であったフォルトが服飾ギルドへ就職し立て直した

→なお、フォルトは服飾ギルドの体制も変革させている


ザナルディ家

・公爵家

・北派閥

・現当主/セラフィノ・オルディネ・ザナルディ

・当主代行/セラフィノの叔父 補佐/叔父の息子 

・魔力至上主義の家風を持つ


ランベルティ家

・伯爵家

・王国初期からの家で、領地には広大な穀倉地帯をもつ


アルディーニ家

・子爵家

・王城の馬車を扱う


レオナルディ家/ヴォランドリ家

・兄弟家

・共に子爵でヴォランドリ家はキエザ伯爵家の寄子

・王都の外壁維持を担う

・ヴォランドリ家はルイーニ家と縁が近い(おそらく南)


キエザ家

・伯爵家

・南派閥

・現当主/シュアルド・キエザ

・ヴォランドリ家の寄親


カレガ家

・2代続けて男爵を叙爵している

・牧場で馬を育て、王城へ騎馬を納めている

・グッドウィン子爵家の寄子


タリーニ家

・南派閥

・子爵家

・南街道で四つ先の宿場町を領地としている

・タリーニを冠する家は庶民にもある