登録日:2011/09/17(土) 01:58:35
更新日:2023/08/18 Fri 10:25:26NEW!
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スティーブン・ジェラードはイングランド出身のサッカー選手。長年リバプールに所属し、同クラブのシンボルとして君臨していた。
【プレイスタイル】
典型的なブリティッシュスタイルのMFと言えるだろう。ダイナミックに動き中盤を活性化させ、精度の高いロングパスを前線に供給しチャンスを作る。
また、積極的にゴール前に顔を出し得点に絡む。二列目からの飛び出し、そして自身最大の武器であるミドルシュート(通称、主将砲)で多くのゴールを上げる。
弱点としては、怪我の多さが目立つ。これは多くの人が指摘してる、無理な姿勢、フォームでキックを行うため。
また、近年は改善されてきたが、チームのジェラードに対する依存度の高さから、度々怪我をおしての強行出場を度々行い、その都度怪我を悪化させてきた。
【キャリア】
1998年にトップチームにデビュー。実は最初はサイドバックでプレーしており、2000年にセンターハーフにコンバートされてから徐々に頭角を表した。
また、センターハーフにコンバートされてから直ぐにイングランド代表に選出された。
この頃から、リバプールの下部組織出身ということで、マイケル・オーウェンやジェイミー・キャラガーと共にサポーターから高い人気を誇っている。
ジェラール・ウリエが監督だった03-04シーズン辺りまでは、中盤の底で使われる機会が多かったが、
04-05シーズンにラファエル・ベニテスが就任すると、トップ下やサイドハーフで使われる事が多くなる。
これにより、よりゴールに近い位置でのプレーを求められるのだが、これによりジェラードの得点力が開花。
急激に力を着け始め、チェルシーのフランク・ランパードの並び、プレミアリーグ最高のMFと呼ばれるようになる。
また、04-05シーズンと言えば、忘れてはならないのがイスタンブールの奇跡だ。
エースのオーウェンを放出し、名実共にリバプールのシンボルとなったジェラードが、チームをCL優勝に導き、ビッグイヤーを掲げたシーンに、
多くのリバプールファンが歓喜した。
【ベニテス政権時】
ビッグイヤー獲得後、チームは国内リーグとチャンピオンズリーグ共に上位争いに絡むのだが、中々タイトルに届かないシーズンが続いた。
その間もジェラードは着実に成長し、センターハーフとして完成された選手になりつつあった。
タイトルに届かないチームと徐々に高いレベルへと到達するジェラード……
このギャップから、いつしかジェラードの周りには移籍の話が出始めた。
具体的な名前が上がったのがスペインのレアル・マドリーと国内のライバルチェルシーだった。
だが本人は残留を決意し、チームとファンは胸を撫で下ろす。
07-08シーズンに、ベニテスの強い要請でリバプールはフェルナンド・トーレスを獲得。
ジェラードとトーレスは抜群の連携を見せ、チームの新たなアイドルの登場にファンは次こそはタイトルを、と意気込んだ。
08-09シーズンではチームは珍しくスタートから好調を維持。劇的勝利連発で毎日がイスタンブール常態のアンフィールドで彼は躍動した。
ロビー・キーンというお荷物を抱えながらも前半戦を首位で折り返す。
しかし年明けと共にチームは失速し、毎年恒例のドロー地獄にはまり、結局2位でフィニッシュ。チャンピオンズリーグもチェルシーの壮絶な撃ち合いの末に破れる。
「もうこのチームはタイトル無理じゃね?」
的な雰囲気がファンの間に蔓延し始める。
そして09-10シーズン。チームは近年最悪となる内容で序盤から負けを積み上げる。
レアル・マドリーにシャビ・アロンソが移籍した事でパスが繋がらない中盤、師匠化するトーレス、自分のファールで上げたFKをオウンゴールするルーカス、
出場しているのにいるのかいないのかわからないエンゴク……
チャンピオンズリーグでも格下と見られていたフィオレンティーナに破れ敗退するなど、最悪のシーズンを送った。
【近年のジェラード】
10-11シーズンはロイ・ホジソンを新監督に招聘するも、負のスパイラルから抜け出せず、苦しい出だしだった。
昇格組のブラックプールにチンチンにされるなどして、一時は16位まで順位を落とす。
また、このチーム状況を見てエース(だった)トーレスが移籍を志願。
そして冬の移籍市場でトーレスを放出し、変わりにウルグアイ代表のルイス・スアレスとイングランド代表のアンディ・キャロルを獲得。
またホジソンを解任し、クラブのレジェンドだったダルグリッシュを招聘。
すると、チームの調子は急激に上向き始める。マンチェスター・ユナイテッドを撃破するなどして、最終的に7位まで持ち直しフィニッシュ。
ジェラードも好転したチームの雰囲気を嬉しそうに語っている。
そして迎えた今シーズンは、大型補強を刊行し、充分に優勝を狙えるメンバーを揃えた。
ジェラード自身は怪我で離脱中だが、好調を維持するチームに出来るだけ早く合流したい。
【代表】
代表でのジェラードには常にランパードとの共存問題が付いて回った。
この二人がイングランド代表の中で抜きん出た実力者ではあるが、プレースタイルが似ているためか、中盤のセンターとして組ませると中々機能しなかった。
EURO2004ではオーウェンとルーニーの2トップに、中盤を左からスコールズ、ジェラード、ランパード、ベッカムと並べた豪華な布陣だったが、
これが中々機能しなかった。
その後、歴代の代表監督が何度か二人の共存を試す。
そして現在イングランド代表のファビオ・カペッロ監督が、ジェラードを左サイドに回すという方法でこの問題に決着を着けた。
南アフリカW杯で結果が伴わなかったのだが、現在もこの形が最も有効だと思われる。
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