範馬勇次郎

ページ名:範馬勇次郎

登録日:2011/06/28 Tue 16:50:04
更新日:2023/08/17 Thu 20:04:37NEW!
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闘争とは力の解放だ


"力み"なくして解放のカタルシスは有り得ねェ・・・




範馬勇次郎とは週刊少年チャンピオンに長きに渡って君臨する、唯一絶対の看板漫画バキシリーズの登場人物。
主人公範馬刃牙及びジャック・ハンマーの実父にして作中最強のキャラクター。
漫画・アニメ等で最も有名な最強の代名詞の一人でもある。


CV:乃村健次(アニメ)、中嶋比呂嗣(バキ最強列伝)、堀秀行(餓狼伝 Breakblow)、小山力也(BeeTV)、大塚明夫(新アニメ)


●目次


人物

外見は赤毛に黒いコスチュームに身を包んだ板垣作品らしい筋骨隆々とした体型。おまけに段々と地肌の色が黒くなる。
色々ぶっ飛んだ登場人物が多いバキだが、その中の頂点に立つ雄(オス)。
圧倒的……というか馬鹿馬鹿しく思える程の戦闘能力と存在感から、
「地上最強の生物」オーガ「巨凶」と呼ばれる。
でもドアノブと麻酔銃は勘弁な(後述)


性格は絵に描いたような傍若無人なエゴイスト。己の力を絶対視し、「地上最強の生物」を名乗ることに何の疑問も持たない。
これは赤子の時から現在に至るまで変わっていない。
なんと誕生時に産婆に対して「俺を取り上げろ!」とテレパシー的なもので命令、
その後も母乳が欲しい時には一本だけ生えてた歯で胸を傷付ける等母親を威圧していた。


一方で弱者の為に強さの全てを捧げたマホメド・アライには自分より弱くとも尊敬の念を示し、
死んだフリをして引き分けに持ち込まれた郭海皇(146)には100年後の再戦を約束され嬉しがったり、
ビスケット・オリバとの力比べではグローブを着ける等極稀ながら例外も存在する。


幼少時代をどう過ごしていたかは不明だが、青年時には既に傭兵として戦場に身を投じていた。
この傭兵時代に多くの女性をレイプしていたらしく、ジャックが出来たきっかけもレイプである。
発言等から他にも「範馬の血」を引く者がいる可能性が高い。
ついでに当時の海軍大佐にして現在は小間使いのストライダムとも出会っている。
基本的には「強者の前」で過ごしていた為「強者に虐げられていた弱者」達からは勝手に神格化されている事が発覚した。


趣味は強い生物を「喰らう」こと。
格闘家から北極熊、果ては突然変異で生まれた30mくらいの怪獣象すら対象に含まれる。
最近は鳴りを潜めているが、「グラップラー刃牙」の時点では通り魔的かつやや暇つぶしや趣味レベルの軽いノリで道場破りを行い、将来有望な格闘家達を(おそらく)死亡を含めた再起不能に追い込んでいた。
やがて「獲物を狩ることに苦労することに苦労する」程に強くなったため、「エサ」を自ら育成することを決意。
それが地上最強の遺伝子を最も色濃く受け継いだ実子・刃牙である。


意外と社交に関するマナーや礼儀も心得ており、食事に関しては綺麗かつ厳かに食べる。
最近になって息子に指導した本人曰く、「毒(食品に含まれる添加物、化学物質等)も栄養も喰らって美味いと感じ血肉に変える度量こそ食には肝要」、
「ホテル等で食事する際はジャケットの着用は必然ッッッ」らしい。
………ジャケットのセンス、以前に描かれた数々の食事シーンでそんなものは着ていないことにツッコんではいけない。
さらに言えば読者も思っていたことを刃牙に突っ込まれた*1さいには流石の地上最強の生物も言葉に詰まり、反論できなかった。
もっといえば序盤は食事のマナーも悪い。
初めて刃牙を食事に誘ったから格好つけたかったんだよ……多分……。



実力

ファイトスタイルは戦場格闘技。
「格闘技」と銘打っているが、実際は「技術」の類はあまり使わない。
己の力に絶対な自信を持っているため、「技術は俺以外の全てが共有すればいい」とまで言い放っている。


だが「使わない」のであって、「使えない」のではない。技に頼る事が嫌いなのである。
地球上に存在するあらゆる武術を習得しており、格闘技史の知識も深い。
更に一目見た技を忠実に再現することも可能であり、郭海皇が全てを捨てて習得した「消力」も一度見ただけで完璧以上にコピーしたとされる。
写輪眼も真っ青である。


ただし技術そのものを侮り軽視しているわけではなく、刃牙に格闘技をレクチャーする際は様々な戦闘法や対策を丁寧に伝授している。
ちなみにボクシングの"ジャブ"を「スピードの一点に比重を置いた、骨太で男らしい技」と高く評価していた。


明確に「勝つ」ために技術を使ったのはピクルとの力比べのみで、他はパフォーマンスや躾の時しか使用していない。


また、戦場であらゆる兵士、兵器を叩き潰してきたことから相手の弱点を瞬時に見抜く能力すら持ち合わせている。
実際、徳川のじっちゃんが自分で気付いていなかった深刻な病状を一瞬で見抜いた。



身体能力

最大の武器は他と隔絶しており、常人では到底不可能な人外の所業を数多くやってのけている。
以下はその一例。


  • プロボクサーのジャブより早い回し蹴り
  • ムエタイ使いの背骨を簡単に折り畳む(ジャガらせる)
  • 矢が弓から放たれるより早く掴んで止める
  • 体重1tの超巨大北極熊を軽く捻り潰す
  • 護衛の機動隊100名を壊滅させ、内閣総理大臣を襲撃
  • 地震の最中に地面を殴り「自分が止めた」と豪語
  • チョップすると心臓付近まで相手の身体が凹む
  • 回し蹴りで建物の渡り廊下をぶった斬り、衝撃で闘技場全体が揺れる
  • 日本刀を掴んで親指でへし折る
  • 殴り飛ばしたサングラスが壁に埋まる
  • 建物の2階にいた筈なのに、次の瞬間屋外に移動している
  • ミサイルを使うべき突然変異の「規格外」象を屠る、回し蹴りで直径が勇次郎の身長くらいある前脚をへし折る
  • パンチ一発で金属製のドアを障子紙みたいにグチャグチャに引き千切る
  • 落雷を受けて無傷←トンガりすぎだっつーの!*2
  • 設計上のミスにより時速20kmで流れる殺人プールをバタフライで一時間泳ぐ
  • そのプールからトビウオのように飛んで上がる
  • 高層ビルから飛び降りても問題なし
  • 強化ガラスを歩いてブチ破る
  • 割と簡単にオリバに力で勝つ
  • 恐竜より早い脚と銃弾より速いパンチの相手より更に早く動く
  • 寝技をきめられ、うつ伏せに持ちこまれ踏ん張りのきかない状態でアスファルトを殴り10数メートルの亀裂とクレーターを作り、腕がアスファルトに埋まる
  • 日本刀を持った相手の攻撃を掴んで止め、ぶん殴った結果、相手が意地でも刀を離さなかったため勇次郎自身も一緒にぶっ飛んでいく

etc.
……もう何がなんだかわからない。


伝説

あまりに強すぎることからアメリカ合衆国と個人で友好条約を結び、更に24時間365日軍事衛星によって常に監視されている。
「歩く」速さ以上で動くと、全人工衛星が勇次郎を追おうとしてカーナビの表示が70mほどズレる。


一応「大国の国家戦力と同等かそれ以上」とされるが、
実際は宇宙が光速で無限に広がり続けるが如く成長し続けており、いまだに身体能力はピークに達していない。
そういう意味では規模こそ違えどある種ゲッターエンペラーと同類。


ちなみに勇次郎誕生時に各国の指導者達はただならぬ「兵器」が極東に産まれることを直感で察知し、核兵器の保有を密かに決意したという。
どういうことなの…


また、「世界の強さのランクが一つ下がった」らしい。
つまり産まれた時から地上最強なのである。



鬼の貌



多くの屍を築きし鬼の正体…………今こそ見せてやろう




これがッッこれがッッッッ





これがオーガの正体だッッッッッ



「本気」を出した際、背中に出現する「鬼の貌」
その実態は日本の古武道に存在する「打撃用筋肉ヒッティングマッスル」なるもので、“殴る”ことに特化した筋肉である。ヘイケガニの背中のような姿になる。
本来特殊な鍛練法によって身につけるものらしいが、これを天然で有している。


ただでさえ凄まじい戦闘力を誇るのに、これを発現させた際の破壊力は想像を絶するものとなる。
愚地独歩の完全な受け技を問答無用で突き破り、打撃技を完全に無効化する郭海皇の「消力」すら正面から叩き潰すことすら可能。


ピクルとの力比べの際「勝つ」ために技術を使用しているが、「鬼の貌」は使用していないため本来の力関係は不明となっている。



作中の活躍

グラップラー刃牙

幼年編

まだ未熟な刃牙を「喰っちまった」のは、その成長振りを喜んで「つまみ喰い」してしまったから。


地下闘技場編

愚地独歩と対戦。
この時はまだ人間らしく苦戦も見せていたが、最終的には右目を奪い心臓を止め完全勝利。
後述された背中の鬼の貌が初登場。


最大地下格闘トーナメント編

当初はおとなしく(それでも事前に地上で格闘技のチャンピオンを喰っていたが)観戦していたものの。
我慢していられる訳がなく乱入。動ける敗退選手が立ち向かうも敵うはずなくフルボッコにしたが……会場に控えさせていたスナイパーの麻酔銃に倒れる。
一応言っておくと使われたのは対人用の非致死性兵器なんてなまっちょろい物ではなく、大型動物用の麻酔銃であり「シロナガスクジラが乱入しても平気」な警備を敷かれていた。
その上で当日に意識を回復している。


バキ

最凶死刑囚編

死刑囚そっちのけで「色を知った」刃牙に対し「強くなりたければ喰らえ!!(セックスしろ!)」と、
自宅に無音で忍び込んだ上で最高のアドバイスを与えている。
因みにこの少し前刃牙の彼女も夜這いを決行している。


このアドバイスがあったからか、晴れて二人がセックスするだけの外伝「バキSAGA」が出来、実際刃牙はメチャクチャなパワーアップを果たした。
使えるかについては……実際買って読んだ方が早い



範馬刃牙

最終盤にて遂に我が子、範馬刃牙と完全決着が描かれた。
最初は『些細な喧嘩からの我が子への躾』ということで、スロースターターの刃牙の全力を上手く引き出し、徐々に躾から喧嘩へとシフトしていく。
お互い一切の遠慮なく死力を尽くし、親子水入らずで大いにイチャつきながら力と技術をぶつけ合う。
そして鬼の顔を開放した勇次郎の全力の攻撃にも耐え、同じく鬼の力で反撃を加えてくる刃牙との戦いを通し息子への愛情は更に更に深まっていく。


永遠に続くかに見えた親子の触れ合いだったが、心技体を総動員した壮絶な戦いの末、最大級の愛情を込めたベアハッグで刃牙をKO。
倒れ伏す我が子に、シャドークッキングによるエア味噌汁(カツオ出汁)を振る舞いエア試食を開く。「団欒じゃねえかッ!!!」
しかし刃牙に味付けがちょっとしょっぱい事を指摘され、認めるのが嫌で誤魔化した結果エアちゃぶ台返しによって味付けのミスを有耶無耶にされ救われた。


そしてお互いに地上最強を認め合った後、固い握手を交わし……親子喧嘩は終結した。


先生!! 打ち合わせと全ッ然違うじゃないですか!!?(担)



刃牙道

『地上最強の親子喧嘩』の一件以降全世界に顔が割れ、外を歩く際はサングラスで変装する羽目になった。
そんなことよりまずそのVネックの服とダダ漏れの闘気をどうにかしたほうがいいと思うが。


そして遂に見知らぬ子供にサインをせがまれたらしい。してあげたかどうかは本人曰く「聞くなッッ」とのこと。
ただしこの会話の後に丁度若者にサインをせがまれたときは威嚇とともに指の一閃で色紙を四分割するサービスを見せた。
性格もわりと丸くなった様子。


他の闘士たち同様退屈していた花山薫*3の呼び出しに応じ、姿を現す。
花山としばし語らった後、彼と対峙する。


ところで花山の……そんな退屈してるオマエさんに対し───


この俺にどうしろと…………?


二人の対決は、花山が先に勇次郎にパンチを打ち込むという形で始まった。
花山渾身の一撃を顔面に浴びても、そこは地上最強、まるでこたえた様子は見られなかった。
そしてその後動かぬ自分に攻撃を当てられない花山に対し、「細胞が怖気てる」と挑発。
激昂した花山の「その日イチバンのイッパツ」にカウンターで抜拳術を合わせ、花山の巨体を軽々と吹き飛ばして圧勝した。


花山との対決の後はしばらく出番がなく、一部読者からは「もう刃牙道終盤まで出番がないのではないか」と疑われた。


しかし、渋川武蔵との戦闘を行っている最中に再登場。
高級ホテルに宿泊しており、その勇次郎の元には刃牙道最大の重要人物かつ息子・刃牙に勝利した男・本部以蔵が訪ねてきた。
ヒョウ柄のビキニパンツ一丁という姿でくつろぐ勇次郎は、実は本部の元を自らが訪ねようとしていたことを伝える。
この発言には本部も困惑したが、勇次郎曰く「奴の事はおめぇがイチバン理解ってる」とのこと。まさかの本部が高評価された形である。


ビキニパンツ一丁の姿からいつもの姿に戻った勇次郎は机に置かれたコニャックなどで本部をもてなす。
そしてブランデーやコニャックなどの味の感想を淡々と口にしていた勇次郎だったが、本部はその姿を見て『お宝映像』と評した。
そんな本部に対し、勇次郎は自身も宮本武蔵と対面したいと全身を震えさせながら口にする。


だが、守護人と化していた本部は武蔵との対面を止めるように警告。
さすがの勇次郎も予想外だったのか、呆然とした表情を浮かべながら(実に9コマ使用)裏返った声で「なんで?」と困惑。


それで終わらず、本部はキャンディーを口に含みながら「手に負える相手ではない」と上から目線でさらに警告。
「勇次郎では勝てない」と言わんばかりの発言に、勇次郎は半目を開いた何とも言えない表情を見せる(同じ表情を続けて10コマ)。
この発言には勇次郎も黙っておらず、本部の頭がおかしくなったのではないかと皮肉を述べながら「誰だったら勝てるのか」と怒りの表情で本部に尋ねる。


その怒りの表情にも動じず、本部は「範馬勇次郎 安心していいんだ」「君らの身は俺が守る」と守護宣言。
これらの本部の発言を耳にした勇次郎は髪の毛を立てながら何と表現して良いのかわからない怒りの表情を浮かべた後、ついに驚きの行動を見せる。



殺゛じでや゛る゛ぅ~!!!



この発言と共に涙を浮かべながら本部の元へと踏み込んだ勇次郎だったが、本部は煙幕を使用。
煙幕の晴れた先には本部の姿はなく、勇次郎は本部の逃走を許したのだった。


この刃牙道の話における「勇次郎の悔し涙」はシリーズを通して見せたことはない表情(勇次郎が涙を見せるのは欠伸の時だけだった)であり、
多くの読者に衝撃を与えた。
ちなみになぜか単行本では修正されて目に浮かべる涙の量が減ってる。だからどうした


で、実際に本部の言うように武蔵が勇次郎でも手に負えない強さなのかだが…
基本的には勇次郎の方が武蔵よりも強い
もう何がなにやら……



バキ道

大相撲に挑戦する刃牙らとはつるまず、新たな米国大統領であるバイデムの宣誓に自ら赴いたりしていた。


そして地下闘技場と大相撲の6VS6も終わった頃、場面変わって勇次郎に関する驚愕の真実が発覚。
男性ホルモンの分泌量が10倍以上*4と言う人類どころか哺乳類ではありえない特異体質。にしてもどういうきっかけで医学的な数字を検査したんだ?
そこから来るオーガ視点からの光景とは……





地上最強の名言


「俺を取り上げろ!!!」


「競うな 持ち味をイカせッッ」


「漫然と口に物を運ぶな。何を前にし、何を食べているのかを意識しろ
それが命喰う者に課せられた責任 義務と知れ」


「毒も喰らう 栄養も喰らう 両方を共に美味いと感じ 血肉に変える度量こそが食には肝要だ」


「負け犬どもが ハネッ返りおって」


「たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子にかえる、勝利とはそういうものだ」


「イヤミか貴様ッッ」


「頭の位置をより高きに置くもの それが勝者だ!」


「たかだか人間(ひと)の肉体を破壊するという単純な行為に 友情だの 結びつきだの 愛だのと
上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!」


「色を知る年齢(とし)か!」


「禁欲の果てにたどりつく境地などタカが知れたものッッ
強くなりたくば喰らえ!!!」


「朝も昼も夜もなく喰らえッッ
食前食後にその肉を喰らえッッ
飽くまで喰らえッッ
飽き果てるまで喰らえッッ
喰らって喰らって喰らい尽くせッッ」


「梢江とやら…自己を高めろ雌として
飽き果てるまで喰らわせつつも
『足りぬ』雌であれ!!!喰らい尽くせぬ女であれ」


「闘争とは力の解放だ 力みなくして解放のカタルシスはありえねェ…」


「極意だの………
奥義だの 秘伝だの 秘技だの
ウェイトだの スタミナだの………と闘争を物質にたとえるなら 不純物だ」


「ジジイ…ちょうしこかせて もらうぜ!!!」


「百聞は一見にしかず。百見は一触にしかず
殺されもせぬ。喰われもせぬ。いかに巨大化しようが想像は想像
実物の仔犬にも劣るシロモノよ」


「ほら。な?覚えておけ
この世には石をも断ち切る鋏があるということをッ」*5


「フフ…半人前の分際で急所を狙わぬ愚。如何に出来の悪い頭にも理解できたことだろう
狙ってこい…親の仇のつもりでこいッッ!」


「なァバキィ…もういい加減によォ。父さんに実力見せてくれよォォッ」


「すまねェな…これより強えのは知らんもので」


「迷ったか!範馬勇一郎ッッ!!」


「理解んねェだろお前達 手こずるってことがないのは悲劇なんだ
強さも度を越すとよ 夢を奪い去っちまうんだ
強さも度を越すとよ 人生から光を奪っちまうんだ
富 名声 地位 この強すぎる腕っぷしが全てに届いちまう」


「理解んねェだろお前達 強すぎちまって俺は
手こずれねえんだぞ!?」


「己の全存在を乗せた拳は全てに勝る」


「強さの最小単位とは我が儘を通す力。意志を通す力
貴様はこの俺を…地上最強を炊事場に立たせた
我が儘というならこれ以上はあるまい
ここに地上最強を名乗れ」



「やった! 8年前は見ることも出来なかったキサマの動きを記事にしてやったぞ!」
「なかなかできるようになったな…なら、追記・修正させてもらうぜ!!」



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*1 闘い以外のことは一切何も教えていない
*2 ちなみに落雷はもう受けたくないのか、最近はとっさの雷も回避できるよう気を張っているようだ。
*3 『グラップラー刃牙』幼年編で勇次郎は花山を病院送りにしており、作中でも花山が勇次郎に挑むと知ったキャラが驚愕している。
*4 人間としての医学的な検査で測定不能なため10倍オーバーで止まっている。なので実際は10倍どころではない可能性が高い。
*5 同じネタが浦安鉄筋家族にあるが、浦安がギャグマンガで該当エピソードもバキのパロディ要素が強いため後出のイメージがあるが、実際は浦安が先でこちらはそのネタのパロディ返しである

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