登録日:2012/09/21 (金) 23:24:47
更新日:2023/08/17 Thu 18:26:50NEW!
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工作 プラモ 木材 コンキチ号漂流記 バルサ材 バルサ
バルサ(Balsa)とは、アオイ目パンヤ科の高木で、それを加工したものをバルサ材と呼ぶ。
バルサミコ酢とは関係は無い。
小さい頃に模型飛行機を作った人なら分かるだろうが、バルサは軽く、加工がしやすい。一見脆いように見えるが、重量との比率を考えると強度は高い方である。
どのくらいの強度かというと、2cm厚のバルサ材なら繊維方向にそって力を加えると指先でも折れるレベルであるが、
繊維方向に対し垂直に力が加わえれば、大人が両手に力を入れてようやく折れるレベルである。
なお、模型飛行機だけでなく、実際に現在の航空機にも使用されている。
主な用途は、建築資材、航空機、模型航空機等である。
ノルウェーの人類学者トール・ヘイエルダールは、「ポリネシア人は南米・中部アンデス地帯から移住した」という仮説を証明するため、
バルサ材で出来たイカダで約8000kmを100日余で航海したという記録もある。
学校で演劇で豪快に壊れるセットを作るときや、ラジコン・ロボコンコンテストなどで作品の軽量化を徹底させられるとき、バルサ材にはさぞお世話になるだろう。
前者の場合、バルサは軽量なので、カッターナイフや紙ヤスリ程度の工具で簡単に加工できる上、
役者の頭の上に落ちてきたとしても軽いため役者にダメージは無いからである。
(その為、19世紀ごろから映画に使われている。また、近くの学校で学園祭が起きると、周辺のホームセンターからバルサ材が跡形無く消えることもある)
後者の場合、かなり軽量でしかもカッターナイフで簡単に加工できるため利用方法は人様々。
最近では、コミケにおいてもサークルの展示模型などで引っ張りだこなんだとか。
追記、修正は飛行機製作キット付属のバルサを割ってしまった人がお願いします。
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