登録日:2011/01/12(水) 01:47:26
更新日:2023/08/17 Thu 18:13:51NEW!
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アライブ 主人公 能力者 小さい 犬 再生 弟 ピーマン 馬鹿 料理上手 チート 飯炊き係 よく死ぬ 熱 死滅 欠片持ち 叶太輔
オレに惚れたら火傷するぜ! オレが!
月刊少年マガジンで掲載されていた漫画、『アライブ最終進化的少年』の主人公。
叶 太輔
年齢:16歳
能力:熱
ケンカは弱いが正義感は強い高校生。‘悪夢の1週間’を境に、熱を操る超常の力を得る。
(単行本より抜粋)
‘悪夢の1週間’が来るまでは姉と二人で暮らしていた高校生。
人物紹介の通り、ケンカは弱いが友達のためなら不良にだって立ち向かい、ボコボコにされていた。
弱いくせに立ち向かうその学習性の無さに、中身が無いという意味で「ピーマン野郎」とまで言われる始末。
それでも親友の広瀬雄一、幼なじみの落合恵、姉の叶陽子、その他、多くの学生や先生と楽しい日常を送っていた。
そんな日常のある日、何かが太輔に落ちてきてくる。そこから太輔の世界は一変してしまう。
まず最初は間近で自殺者を見た時。
太輔はその自殺者の死体を見て、羨ましいと感じてしまう。
自分がおかしくなってしまった、そう考える太輔。
しかし、そんな事をじっくり考える間も無く事件は続いていく。
度重なる自殺者、学校における惨殺事件、裏路地にある血の霧とそこに佇むつなぎ姿の男。
落合恵を連れていなくなる、親友の広瀬雄一。
広瀬が北へ向かうという情報を得た太輔はひたすらに北を目指す。その先に待ち構える運命を知らずに。
主人公だが、能力の使い方が上手くないためメチャクチャ弱い。
能力が分かるまではピンチの時に能力を無意識に発揮し窮地をギリギリ凌ぐだけ。
能力が「熱」と分かっても使い方を見出だせず、四苦八苦していた。
しかし能力自体は高いらしく、沼地の水を一瞬で蒸発させたり、
裏ヒロインである楠奈美の能力、氷の爪を触れただけで一瞬で気化させると言う離れ技をやってのけた。
この「熱を操る」というのは存外活用法が多い。
木の枝を松明にしたり焚き火を作ったりするのは勿論、拘束具を焼き切ったり鍵を焼き切ったり、
果ては火気厳禁のタンクを焼いて爆発を引き起こすといった荒技まで行う。
その他、生米を握ってこの能力を使うと炊きたてのおにぎりが出来る。
水はどうした。
楠奈美と協力すると、冷凍とチンができる。
旅の食料はきっとこれが基本。
巻末のおまけでよく死ぬ。その都度、アライブ完! と出される。
死亡一覧
- 落合恵により電車内で殺される。
- 走る車を止めようと車の前に出てひき殺される。
- 猫を助けようとするが鉄線に絡まる。そのまま広瀬に看取られる。
- 楠奈美に腹を切られ殺される。
- 楠奈美に腹の内側から氷の爪を出され殺される。
- 仲間の一人、瀧沢勇太の能力空間隔離で「ハウス」され殺される。
(瀧沢勇太の能力は水も空気も電波も通さない箱を作れる) - 作画のあだちとかに殺される。
- 跳弾が頭に決まり死亡。
……こんなもん。
死なないまでも、胸を手刀で打ち抜かれたり辛辣な言葉を浴びせられたりと、巻末では不遇。
■以下ネタバレ?
太輔の本当の能力は「再生と死滅」
「熱」はただの副産物である。
「再生」の方は能力が凄まじく、どれだけ死に瀕したモノでも生きていれば復活させる。
作中では、心臓まで石化した瀧沢勇太を石化を解いて生き返らせ、枯れていた花を再び咲かせたりした。
また能力者は多少の怪我ならすぐに治るが、太輔は死に瀕した状態からでもすぐ治る辺り、
無意識に自分にもこの能力が常時発揮されているのかもしれない。
「死滅」の方もまさに死滅で、能力者だろうがなんだろうが、太輔の攻撃を受けて出来た怪我は治らない。
某ARMSに似ている気がするが何、気にすることはない。
また、能力者は心に何らかの穴がある。
太輔の場合は、両親の死。それも自分が原因。
自分のせいで大好きな両親が死んだ、と言う自責の念が太輔の心の穴になっている。
心の穴がちょっと他とは違うため、色々と利用されるはめになる。
後に心臓の欠片持ちとなる。
ちなみに、それぞれが持つ能力も各人の心の穴や想いに影響されているものが多いと予想される。
太輔の場合は自分のせいで両親が死んでしまった事による罪悪感。
両親が『死』んで自分が『生』きるのではなく、
自分が『死』んで両親が『生』きれば良かったという想いが、再生と死滅の能力の切っ掛けになったと思われる。
広瀬との戦いで左腕を無くす。
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