登録日:2011/12/10 Sat 23:25:10
更新日:2023/08/17 Thu 18:03:43NEW!
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バカとテストと召喚獣 バカテス 召喚獣 システム かわいい 試験召喚! サモン! ミニキャラ 文月学園 召喚者
『バカとテストと召喚獣』の根幹を成すシステム<試験召喚システム>の一環。
舞台である文月学園は成績ごとにクラスが別れており、設備も上位クラスほど豪華になっている。
下位クラスが上位クラスの設備を手に入れるための<試召戦争>で使われるのが、召喚獣である。
教師の許可を得た上で召喚されるのが原則。
召喚用のキーワードは「試獣召喚」。
■主な特徴
- 召喚者のテストの点数が高くなるほど攻撃力が高くなる。
- 外見は召喚者をデフォルメ・縮小した姿で、尖った耳とモフモフの尻尾を備える。
- 装備は前年度の学園末試験の成績で決定する。
- 攻撃を受ける度に点数を消費する。0になったら戦死(消える&召喚できなくなる&召喚者は補習の義務を課せられる)。
- 点数を回復するときは補給テストを受けなくてはならない。テストを受けた時点で点数そのものはリセットされる。
- 声は子供のように高い。
- 召喚者の意思を読み取って動く。
- 召喚獣と学園の床以外、原則として触れない。
- 点数が400点以上の場合特殊能力が使えるが、消費する点数は多い。
- 見掛けは小さいが力持ち。
上限が存在しない文月学園の変則テストにおいて、そもそも400点とはどういう立ち位置なのか。
明久によれば学年で最高位に当たるAクラスの平均点が約200点。
姫路やムッツリーニを始め工藤等の高成績者が身近にいるため読者からすれば感覚が狂いがちではあるが、
実際のところ1教科で300点を越せばかなりの優秀者。つまるところ、400点越えは文字通りのバケモノの域。
小悪党だと見下されていた節のあった常夏コンビの400点越えが判明した際に明久と雄二が驚愕したのも無理はない。
400点超えには特殊能力所持の証として召喚獣に「金の腕輪」がつく。
◇特殊能力◇
ムッツリーニ(土屋康太)
- 加速
文字通りの加速能力。彼の圧倒的な保健体育の点数から生み出されるスピードは伊達でも何でもなく、あらゆる強者を一瞬の元に切り伏せる。明言はされていないが恐らく視認できるのは鉄人くらいなもの。
逆に言えば、この能力があっても二度は敗れた工藤&体育の大島先生コンビの強さが伺える。
そもそも扱いが難しい召喚獣を加速させているため、操作難易度は通常の比ではないはずなので、ムッツリーニの運動神経が発揮されているのだろうか。
「……加速」
「……加速、終了」
姫路瑞希
・熱線
文字通り熱線。平たく言えば超高熱のレーザー。
ムッツリーニほど特化した科目は無いが、大体どんな教科でもオーバーする。学年次席はそれだけずば抜けている。
触れたらどんな点数の高い召喚獣も溶ける一撃必殺技。学年対抗ではその制圧力を存分に発揮した。
久保利光
・風の刃
大鎌を振るい風の刃を発生させる。
能力自体は最終巻近くで発覚と割と遅かったが、姫路と共に学年対抗戦では前線の主力として活躍。
共に遠距離の能力であることを活かした制圧力を遺憾なく披露した。
工藤愛子
・電撃付与
所持する武器(大斧)に雷の属性を付与する。
そもそも大斧という武器に触れれば大ダメージは免れないだろうが、より攻撃力を増した能力なのだろう。
使用されたシーンではムッツリーニに瞬殺されてしまったため、具体的な効果は判明していない。
吉井明久
・同時召喚
日本どころか世界を代表するバカが使えるはずもないが、彼は例外として「白金の腕輪」による二体同時召喚が可能であるため記す。
「二重召喚」をキーとして発動し、本人の点数を二分にして二体の召喚獣を召喚する。
これだけだと強力なものに思えるかもしれないが、召喚獣の扱いは難しく、慣れていないと満足に動かすこともままらない。
観察処分者である明久は比較的操作技術に長けているものの、二体を同時に使役するのは厳しく、短時間しか集中力がもたない。
またただでさえ低い明久の点数を二分するため召喚獣自体の強さも半減し、場合によっては逆効果になってしまう。
加えて「白金の腕輪」は高点数には耐えられない欠陥品であるため、明久が高い点数を出すと不調になってしまう。
……と、割とデメリットだらけ。効果的に運用するためには複雑な動きを排して一点に集中して攻撃するか、明久が高い集中力を保持出来るかが鍵となる。
坂本雄二
•代理召喚
明久のとはまた異なる「白金の腕輪」を使用する。「起動」をキーとして発動し、召喚フィールドを自ら作成することが可能。そのため教師の立ち会い無しで召喚獣を召喚することができる。
ただし科目はランダムで決まり、フィールド作成者は召喚獣を召喚する事はできない。
また、発動の際にはテストの点数を消費するなどこちらにもいくつかデメリットが存在する。
作中では雄二が教師の許可を得られない作戦を実行する時や、フィールドを干渉・消滅させて戦闘を回避するときなどに使われた。
アニメオリジナル
吉井明久
アニメでは白金の腕輪は登場せず、1期第4話の宝探しの景品にて黒金の腕輪という補助アイテムが登場。「起動」をキーとして召喚フィールドを作成できるという、雄二の「白金の腕輪」と似た機能を持っているが、こちらは点数を消費する必要がなく、しかも作成者も召喚が可能となっている。そのため、これを使い召喚獣の操作の練習が行われた。
…しかしこちらにもデメリットは存在しており、点数が高い者が使用すると故障してしまうという致命的な欠陥がそれ。
劇中では3個登場したが、そのうちの雄二と秀吉の物は破損してしまう。明久の物は無事であったものの、後にテストの点数が上がった為、終盤の戦いにて遂に破損してしまう。
第2期では既に破損したため、明久の回想で第1期の映像を流用する形で少しだけ登場した。
ここまで挙げてきたが、霧島を始めとした高成績の者でも腕輪の能力を使っていない例は多く居る。
何故かと言えば能力の使用に必要な点数が問題。姫路やムッツリーニが比較的多く能力を使うのは、Fクラスの低い
戦力を誤魔化すために一転突破等の戦略を取るせい。ターゲットであるクラス代表はそもそも戦闘に入った時点で劣勢であり、
下手に点数を消費するのは通常下策。例外は雄二くらいなものである。
また、別に能力を使わずとも明久のような例外でない限りは点数の差がそのまま勝敗につながるため、強いて使う必要はない。
■変わり種
- 妖怪
システムの調整ミスで登場。普段とは違い、頭身・身長共に召喚者とほぼ同じ。
召喚者の本質で何になるかが決定された。
- 本音を喋る
システムをいじった結果として登場。
召喚者の前意識を読み取り勝手に喋ったり動いたりする。
- 2者の子供
新しい仕様として想定されたもの。
2者が互いに触れ、召喚されることで登場。
外見は2者の本質を足して割ったもの。
普段とは違い、2歳児程度の姿をしている。
同性のペアでも召喚可能。
- 野球仕様
体育祭の競技の一つである野球試合のために登場。
全員野球の装備を身に着けている。
操作の一部は自動化していて、大体普通の野球と同じ感覚でプレーできる。
- 観察処分者の召喚獣
教師の雑用のため、物理干渉が可能。
ただし、受ける負担やダメージの何割かを召喚者にフィードバックする機能も追加される。
明久の低い点数でも校舎の壁を破壊したり花火を遠投できたりと相当な力がある。また、アニメ版のみの設定で、観察処分者の召喚獣は通常の召喚システムとは別ルートで動いていることになっている。
「追記・修正召喚獣、試獣召喚(サモン)っ!!」
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▷ コメント欄
- 教師のも物理干渉可能。 -- 名無しさん (2014-03-03 09:01:51)
- ひたすら上位クラスに優位で、下位クラスに勝たせる気の無い設定。 -- 名無しさん (2015-01-05 16:36:11)
- ↑そら勉強させるためのシステムなんだから当然だろ -- 名無しさん (2015-06-12 01:17:53)
- 学力低下を憂いて開発されたシステムなんだから勉強できる奴が強くて当然。そっから這い上がる上昇志向と学力意識を育むのが目的なんだから公平にする意味なんてない。 -- 名無しさん (2016-03-15 20:57:13)
- バトルものとかにある「強いから強い」ではないのがミソかな。あくまでも学力ありきのシステムだし -- 名無しさん (2016-04-01 18:52:23)
- 特殊能力とはちと違うかもだけど自爆特攻もあったな。どう考えてもありえない数値叩きだしてた -- 名無しさん (2017-08-17 15:51:35)
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