登録日:2013/03/02 (土) 16:07:21
更新日:2023/08/17 Thu 18:03:29NEW!
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地方交通線 jr北海道 アニヲタwiki北海道ツアー 鉄道 秘境駅 心霊スポット 格差路線 秘境駅の宝庫 非電化 北海道 石北本線 現役で使用中の心霊スポット 伝説の秘境駅 白滝シリーズ スイッチバック
石北本線(せきほくほんせん)とは、新旭川駅から北見駅を経て、網走駅を繋ぐJR北海道の鉄道路線(地方交通線)である。
全ての普通・快速列車が旭川駅まで、特急列車は札幌駅まで乗り入れている。
運行系統は大きく「旭川~上川間」・「上川・白滝~遠軽間」・「遠軽~網走間」の3つに分類される。
札幌~網走間は特急「オホーツク」、旭川〜網走間に「大雪」が各2往復ずつ運転される。観光シーズン時には更に臨時特急が運転される場合がある。
旭川~北見間には特別快速「きたみ」が1往復運転されており、この列車は当麻駅に停車する。
またここ最近までは毎週金・日曜日の夜に旭川発北見行きの臨時快速が運行されており、快速にも関わらず特別快速よりも停車駅が少ないのが特徴だった。
■使用車両
- キハ283系
特急「オホーツク」、「大雪」で使用。特急「おおぞら」での運用終了から約1年間定期運用がなかったが、2023年3月18日から老朽化したキハ183系を置き換える形で運用開始。
グリーン車は全て廃車になってしまったため、普通車のみの編成となっている。
- キハ54形500番台
特別快速「きたみ」と普通列車で使用。留萌本線参照。
- キハ40形
普通列車で使用。
- キハ150形
キハ54形と共通運用。
- H100形
旭川近郊の普通列車で使用。
過去の使用車両
- キハ183系
特急「オホーツク」、「大雪」で使用。基本編成は4両で半室グリーン車に改造されたタイプが使用される。
長らく使用されていたが、2023年3月18日に定期運用を終了した。
■駅一覧
- 旭川
函館本線・富良野線・宗谷本線乗り換え。
この駅には宗谷本線経由で乗り入れている為、厳密に言うと石北本線の駅ではない。日本最北の有人高架駅らしい。
- 新旭川
線路名称上での石北本線の起点駅。でも無人駅。
周囲は市街地でヤマダ電機もあるのに…。
- 南永山
1面1線の無人駅だが駅舎があり、市街地の中なので利用客も有人駅並み。
近くに旭川ラーメンが食べられるフードテーマパークあり。
- 東旭川
ここも市街地にあり、利用者も多め。
- 桜岡
上野ファーム最寄駅。
- 当麻
当麻町の代表駅で特別快速が停車する。かつては特急も停車していた。
無人駅だが国鉄時代の割と大きめな駅舎が残っている。
駅内に店が入っており、年間約5万本を売上げるトマトジュースが売っている。
世界一不幸なツンツン頭の少年と同じ名前とは、いえ彼とは何の関係もない。
当駅発着の旭川方面との列車がある。
- 伊香牛駅
一部の列車は当駅で旭川方面に折り返す。
- 愛別
愛別町の代表駅で特快は止まらないが利用客は比較的多く、駅舎も有人駅時代の建物が残る。
- 中愛別
近くにセコマあり。
- 愛山
普通列車が一部通過。
ぱっと見、駅舎が無いように見えるが道路を挟んで反対側にある。
- 安足間
「あんたろま」と読む。
- 上川
上川町の代表駅で全列車停車の直営駅。層雲峡温泉への玄関口。
当初は「石狩留辺志部」なんていう長い駅名になる予定だった。
普通列車はこの駅を境に運転系統が分かれ、以東の本数はグッと減る。
当駅~白滝間は廃駅が相次いだことにより在来線で一番駅間距離が長くなり(37.3km)、交換待ちする普通列車では1時間近くかけて走破する。
- 白滝
特急が4本止まるが、前述の臨時快速は通過してしまう。
駅舎はかなり立派で駅前もそこそこ栄えてる。
白滝と名前が付く駅で唯一、牛山氏の全国秘境駅ランキングに入ってない。良いのやら悪いのやら。
最もそのお陰で2016年3月以降も白滝駅シリーズで唯一の存続を果たしたのだから、やはり良かったといえよう。
当駅〜丸瀬布の間の旧白滝駅・下白滝駅が廃止されたことで駅間距離が19.7kmとかなり長くなった。
- 丸瀬布
2本を除く特急の停車駅。
- 瀬戸瀬
廃止候補の一つ。
- 遠軽
遠軽町の代表駅で石北線内で数少ない直営駅。キヨスクもあったが2015年に閉店した。
平成になるまで名寄本線という路線が存在した。
駅構造の関係で、全列車停車し旭川方面と北見方面を直通する列車は必ずスイッチバックを行う。
- 安国
駅舎はログハウス風。
近くに安国神社がある。セコマもあるので便利。
- 生田原
特急停車駅だが臨時快速は通過。
この駅と金華信号場間にあるのが、かの有名な常紋トンネルである。
かなり危険な心霊スポットと知られており、鉄道員が実際に霊を目撃したりしている。
だが、逆に言えばそれ程危険な心霊スポットでありながら、合法的且つ安全(?)に行ける心霊スポットでもある。
因みに一時期鉄道ファン(所謂撮り鉄)が多く訪れ、常紋信号場という仮乗降場が存在する。鉄道写真ならぬ心霊写真が撮れそうだ。
生田原〜西留辺蘂間の金華駅が信号場に降格となったため駅間距離が18.5kmと長めになっている。
- 西留辺蘂
ここから北見市内。
1面1線の無人駅だが、金華駅廃止後は当駅始発/終着の普通列車が設定されている(金華信号場まで回送して折り返し)。
- 留辺蘂
温根湯温泉の玄関口として栄え、全列車が停車。
- 相内
「あいうち」ではなく「あいのない」と読む。カップルが行ったら破局する駅?
- 東相内
この辺りから北見の市街地に入っていく。
- 西北見
地元名産の玉ねぎを模したかのような独特の駅舎が特徴。
- 北見
北見市の中心で全ての特急が停車。玉ねぎのシーズンになると貨物列車も発着する。
かつては北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(元々は国鉄地北線)が接続していた。
- 柏陽
無人高架駅としては日本最北端かつ最東端に位置する駅。(有人は旭川駅。)
- 愛し野
北海道北見商業高校やショッピングモールが近くにある。
- 端野
特急は止まらないが、きたみ市商工会の物産センターが併設された割と立派な駅舎を持つ。
駅名の名の通り、北見の市街地の端のほうに位置する。
- 緋牛内
近くにローソンあり。
- 美幌
美幌町唯一の駅かつ特急停車駅。国鉄時代は相生線と接続していた。
その相生線の廃線により1番のりばがなくなった為、現在は2番のりばと3番のりばしかない。
- 西女満別
牛山氏の全国秘境駅ランキング73位。普通列車が一部通過。
一応、女満別空港の最寄駅だが2kmほど離れている為、網走や北見からバスを使うのが一般的。
- 女満別
大空町の代表駅で全列車停車。
- 呼人
ここから網走市内。
網走湖の東側に位置し、周辺には温泉がある。
- 網走
厳密に言うと2代目の網走駅。釧網本線乗り換え。
複数の鉄道線が乗り入れる乗換駅としては、日本最北端の駅。
国鉄時代には湧網線とも接続していたが、国鉄再建法により廃線となった。
◎かつてあった主な駅
- 北日ノ出
北日ノ出と書かれた看板がついた掘っ立て小屋の待合室が特徴的な駅。当然無人駅。
普通列車が一部通過していた。
周辺には工業団地以外何にもないが、旭川どころか北海道有数の観光名所である旭山動物園の最寄駅だった。
しかし徒歩30分な上、そこへの公共交通機関や送迎バスもなく、アクセス駅としては機能していなかった。
- 将軍山
普通列車が一部(ry。
待合室にはソファーや車からとってきたと思われるシートが置かれており、快適に列車を待てたかも。
- 東雲
「しののめ」と見せかけて「とううん」と読む駅。
- 奥白滝
かつての「白滝シリーズ」の先陣。
2001年に廃止となって信号場に格下げされた。
廃止されるまでは、ここから5連続で「白滝」の名の付く駅が続いていた。
- 上白滝
「白滝シリーズ」の2駅目。
上川からこの駅まで1時間8分かかる。
一区間の所要時間としては、日本で最も長くかかる伝説の無人駅だった。
来る列車は 早朝(遠軽方面)夕方(旭川方面)の上下1本ずつのみで、日本一ダイヤが少ない駅でもあった。
一度降りたら次の電車はなんと10時間後なので、隣の白滝駅には歩いて行った方が早い。
廃駅前は牛山氏の全国秘境駅ランキング28位だった。
- 旧白滝
かつて日本で2駅しか存在しない「旧」がつく駅だった。廃駅前は牛山氏の全国秘境駅ランキング21位でもあった。
廃駅となる1年ほど前から「ここで唯一の乗降客」として当時通学に使用していた高校生が全国的に有名となった。
なお、ダイヤはその高校生の登校と下校の時間のみ上下1本ずつ。そして唯一の利用者であったその高校生の卒業とともに廃駅となる。
- 下白滝
廃駅前は牛山氏の全国秘境駅ランキング20位で石北本線中トップを誇っていた。
なんと秘境駅順位と駅順が一致する稀有な駅。それも日本トップであった…。
いかにこの路線及び北海道が秘境駅の宝庫がご理解いただけると思う。
- 生野
牛山氏の全国秘境駅ランキング28位。普通列車が一部通過していた。
- 金華
駅周辺で熊が出没する駅で、常紋トンネル工事殉職者追悼碑がある。
心霊スポットか秘境駅に興味がある人は追記・修正宜しくお願いします。
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