登録日:2011/01/21(金) 13:52:29
更新日:2023/08/17 Thu 15:37:10NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
▽タグ一覧
メダロット マザー デカい 侵略者 月 漫画オリジナルキャラクター オリジナルキャラクター 危ない軍人みたいなヤツ 月のマザー
漫画版『メダロット4』のオリジナルキャラクター。
個体名はないようで、作中は終始「月のマザー」と呼ばれる。
長い間生きてきたマザーメダロットだけあって達観しており、イサナガミ同様に人間を「サル」と呼んで侮蔑する。
月にいた頃はTVの衛星放送をタダ見していたため地球事情に詳しい。
メダロット社によって月にいた本体から脊椎部分を取り外され、地球・日本の某島で研究される。
その際、若き日のメダロット博士が造った試作0号機を基にした実験機(全長数mのグレイン。頭部にガスが入っているため見かけによらず軽い)にメダルを入れられたところで脱走。自衛隊の武力行使も効かず島を脱出する。
その直後イサナガミに咥えられて海中へ引きずり込まれる形で戦闘。
深海へ潜られ水圧に苦しむが、自らイサナガミに飲み込まれ内側から頭蓋骨を突き破って勝利した。
この時にイサナガミの記憶を読んでメタビーの存在を知り、彼に会うため本土のおみくじ町を目指す。
メタビー達のもとへ向かう道中では人工メダルのメダロットを自在に操作、情報収集と戦力強化を兼ねてその数を増やしていく。
ちなみにマザーの研究所脱走は表沙汰にされず、自衛隊やメダロット社などによって出現予想地域に「大規模な地震」がくるとして一般人を避難させている。
この時メダロットは連れていけないという事で多数のメダが留守番、その結果マザーに操られるメダもかなりの数となった。
イッキ、アリカ、タマオとそれぞれのメダは避難せずに残ったがマザーの操作によってブラスとエレクトロンはその場から走り去り、マスター共々イッキとメタビーから引き離されてしまう。
直後に数十m離れた距離から大ジャンプでマザー登場、メタビー達と対峙する。
この時のマザーとイッキ・メタビーのかけ合いは漫画版屈指の名シーンとして知られる。
マザーはメタビー達に、メダロットの「殖える」という使命と「生命の本質は浸食。殺し合いと奪い合い」という事実を突きつける。
それに対するメタビーの「何もしなくていい」という考えやイッキの「お互い同じだから、違うから楽しく生きていける」という理想論をバカの考えとして突っぱねるが、お互いの手を強く握って希望を捨てない二人の姿に一瞬言葉を詰まらせる。
しかしそこべ地震観測用゙ロケットが発射され、マザーはそれに貫かれてしまう。
間近で見ていたイッキ達に「これが真実なのだよ」と言い残し、何も言い返せないイッキに絶望を与えた。
その後生死は不明だが、マザーのボディはメダロット社に回収されて最後まで真相は表沙汰にされなかった。
「追記・修正はWiki篭り共通の使命」
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 子供の頃は「お前達は事実から目をそらしてるだけだ。」や「これが真実だ。」という台詞には抵抗があったな。確か当時はやたらと「これが現実だ。」と子供に「大人を馬鹿にするな。」的な事を威圧的に主張するのがどの媒体にもあったからだと思う。 -- 名無しさん (2015-03-15 15:17:03)
- イッキ編はマザーメダロット達の主張が真か偽か、正しいか間違いかを語っているのではなく、どちらも子供(キッズ)の意思を無視した振る舞いをしている、というのが本当に描きたかった事なのだろう。子供のおもちゃのメダロット。自我を芽生えさせつつある子供達。いずれは母から分離していくのが定めであり、どういう未来になるかどうかは子供達の決める事ですよ、と。 -- 名無しさん (2015-07-03 01:17:27)
- 最後の台詞の「 これが真実なのだよ 」って、表情があったら泣き笑いなのかな・・・。 -- 名無しさん (2015-07-03 01:39:15)
- それでも最後に「まあよかろう」と言ってくれた -- 名無しさん (2015-07-03 02:04:18)
- 主人公達であるイッキとメタビーの理想論を、自身の死に様を以て言い負かしたように見せてるけど、本当は理想論の方を信じたかったんじゃないかと思ってる。当時読んでからずっとそう見える -- 名無しさん (2020-02-06 19:58:15)
- ぶっちゃけ理想論と言われてたイッキ達の共存共栄も立派な生存戦略の一つ(所詮殺し合いもその一つで、それ選んだ月のマザーは人類の反撃を呼び結局滅び、イッキ達はその後もその姿勢で争わず生き残ってんだから、むしろ正しかった・勝利であるとも言える。増えるのをよしとしなかった地上のマザーと違う形で後ろ向きの存在(大人の自虐のメタファー)なんだと思う -- 名無しさん (2021-05-09 14:59:19)
- メダロットである以上、頭を破壊されてもメダルさえ無事なら死んではいないはず。あのあと成長したイッキ&メタビーと再会してもう一度話をしてほしい -- 名無しさん (2022-04-15 22:41:09)
- 最後の喋る虫がイッキとメタビーを肯定はしないが否定もしないという終わり方でいいと思う。 -- 名無しさん (2022-09-22 09:38:44)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧