登録日:2012/01/24 (火) 22:17:12
更新日:2023/08/12 Sat 19:30:55NEW!
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音楽 輪るピングドラム 北欧神話 やくしまるえつこ ノルニル
1) 北欧神話に登場する、時間を司る女神ノルンの複数形。
ちなみにノルンとはウルド、ベルダンディ、スクルドの3柱が代表格。
ぶっちゃけ、2)以降の名前の由来でもある。
詳しくは「運命の三女神」を参照。
2)『ウルフファング空牙2001』の敵組織ラグナロックの情報処理を統括するマザーコンピューター。
最終ミッション(の1つ)・STAGE5-Bにおける破壊目標だが、突入するとガードシステム「ノルン」が立ちはだかる。
3) 『Steins;Gate 線形拘束のフェノグラム』において鳳凰院凶真が実行した、作戦名「オペレーション・ノルニル」。
4) やくしまるえつこメトロオーケストラ名義で発表した、自身の5枚目のシングル。当項で解説。
ノルニル(CD)
「ノルニル」はやくしまるえつこメトロオーケストラ名義で発表した、自身の5枚目のシングル。
2011年10月5日に発売され、輪るピングドラムの前期OPに採用された。
その名義に騙りはなく、色んな楽器が使われており、壮大かつ不安定な曲調は作中の雰囲気と相まって、国内外問わずに評価が高い。
作詞・作曲はティカ・α。ぶっちゃけるとやくしまるえつこ。
やくしまるえつこがボーカルとして参加しているバンド相対性理論は、言葉としての音と、曲としての音の調和をさせることを1つの楽曲方針としており、
本人はこの楽曲である程度の境地に達したとコメントしている。
意味不明ながら何か意味があるような、一貫性のない言葉と文章の羅列が目立つ歌詞が目立つ彼女の歌であるが、
今作は宗教的な観念が強く押し出された、運命論と世界論においての歌詞である。
彼女の歌にしては珍しく、歌詞を読んでいて意味がわかる。
「禁断の果実かじって」など、本編とリンクするようなフレーズもちらほら。
PVは、暗くて証明が蝋燭だけの、広い白壁の部屋で走り回る少女の背中越しにカメラがまわり、反転する世界と消えていく世界を暗示するようなものになっている。
ぶっちゃけ怖い。
【余談】
- このCDの2曲目は、同じく輪るピングドラムのOPとして使われた、「少年よ我に帰れ」である。
2011年7月開始のアニメに対しシングル発売が10月だったのはそのせい。
どこか破滅的な「ノルニル」と、どこか前向きな「少年よ我に帰れ」は好対称を為している。
追記・修正はユリイカを買った人だけお願いします。
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