登録日:2009/05/26 Tue 23:20:33
更新日:2023/08/07 Mon 15:08:59NEW!
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ウルトラセブン 12話 ウルトラマン 円谷プロ 封印作品 黒歴史 ひばく星人 幻の作品 欠番 タブー 被害者 ウルトラシリーズエピソード項目 スペル星人 遊星より愛をこめて 1967年、スペル星は核の炎に包まれた!! 小学館 12話は欠番とします。 12話は欠番です 佐々木守 実相寺昭雄 大木淳 桜井浩子 岩下浩 奥村公延
『ウルトラセブン』第12話。
放送日1967年12月17日。
吸血宇宙人 スペル星人登場。
脚本:佐々木守
監督:実相寺昭雄
特殊技術:大木淳
制作NO:9
君たちは『ウルトラセブン』の11話「魔の山へ飛べ」(ワイルド星人、ナースの回)の次が、
13話「V3から来た男」(アイロス星人の回)になっているのを不思議に思った事は無いだろうか?
『ウルトラセブン』の関連本や、ビデオ、DVDをいくら調べても11話の次は、13話である……。
そして、
「12話は欠番とします。」あるいは「12話は欠番です」
という文字……。
君たちは、
「いったいウルトラセブンの12話ってどんな話なんだろう?」
「何故、欠番になったのだろう」
そう思った事は無かっただろうか?
実は1970年までは、普通に再放送していたし、ウルトラ怪獣図鑑や塗り絵等の関連本にも掲載されていた。
ゲストとして『ウルトラQ』の江戸川由利子や、『ウルトラマン』のフジ・アキコを演じた桜井浩子がアンヌの旧友の早苗役で出演している。
【ストーリー】
ウルトラ警備隊のアマギ隊員から、スペル星人の核実験による放射能の検出が報告される。
一方、東京では女性の白血球が突然異常に減少して倒れるという事件が相次ぐ。
モロボシ・ダンは原爆症を疑うが、倒れた女性が皆同じ型の腕時計をしていたことに気付いた検死官が調べると、地球にない金属で出来ていることが分かり、ウルトラ警備隊へも協力が要請される。
さらなる調査で時計がスペリウム製で、女性の白血球を濃縮して大量に採取していたことがわかる。
そしてアンヌ隊員の高校時代の友人女性・早苗もまた、恋人の佐竹から同じ型の時計をプレゼントされていた。
百窓の家に入り、仲間と時計を開けて白血球の結晶を回収する佐竹は、早苗の小学生の弟が着けていた時計から回収した血液の純度が、今まで最適と考えられていた若い女性よりも高いことに気が付き、地球へ仲間を呼んで子供を標的とすることを決める。
そのころ、ウルトラ警備隊も若い女性の血を狙う吸血鬼のような宇宙人が暗躍していることを確信し、佐竹の後をつけていたが、新聞に載せられた「ロケットの絵を描いて宇宙時計をもらおう」という懸賞広告を見て、今度は子供を狙っていることを知る。
百窓の家に殺到する子供たちをブロックするウルトラ警備隊。アジトを突き止められたスペル星人は巨大な正体を現し、スペリウム爆弾の実験により不足した白血球を補うために地球人を捕獲し血液を奪うことを宣言する。
ウルトラ警備隊が応戦するがスペル星人は目からの光線でダンのウルトラホーク3号を撃墜し、円盤は光の輪を描いてバリアを張り1号も寄せ付けない。
円盤はさらに時折閃光を放ってセブンの目を晦ましてスペル星人を援護するが、隙を突いてセブンがバリアを破壊する。
円盤はウルトラホーク1号に破壊され、スペル星人もアイスラッガーにより縦真っ二つにされる。
時計を川に捨てる早苗をアンヌは慰める。ダンも地球人と宇宙人との信頼と友好は遠くないと言うが、自分がその証拠であると口に出すことはできないのだった。
【概要】
実際に(海外で放送したものが残っていたり、YouTubeやニコニコ動画等で)見た人曰く、つまらなかったそうだ。
一方で、ダンの宇宙人と地球人の友好関係を築ける日がいつか来るという独白によって、最終回にも通じるシリーズのテーマが語られた重要なエピソードと見なす声も。
まあ、面白いのかそうでないかは人各々なので一概には言えないのだが、ごくごく普通(?)のエピソードではある。
スペル星人の目的がかなり“ぼかされている”上に、実相寺昭雄特有の無駄に凝ったカメラワークによる白昼夢のような演出の所為で“何を言いたいのかわからない”と感じる人が多かったのだと思われる。
ウルトラホーク1号とスペル星人の円盤、スペル星人による空中戦、『ウルトラQ』『ウルトラマン』レギュラーだった桜井浩子氏のゲスト出演など、見所も無いではないのだが……
おそらく欠番とされていなかったら余り注目されていなかったであろう内容とされる。
『故郷は地球―佐々木守 子ども番組シナリオ集』に脚本が収録されているため、この話に興味がある方は大きな図書館を探せば、ストーリーを知ることはできる(脚本なので普通の小説や書籍よりは読みづらいが)。
欠番になったこの作品は長い間見ることができなかったが、ビデオがひっそりと裏で流通しており、後にネットにも流出してはいる。ビデオテープでダビングを繰り返されたものなので画質についてはお察しであるが。
出処は不明だが、テレビ放送を録画したものではなくフィルム映像をビデオに変換したものとみられている。
そもそも1960年代には家庭用ビデオがほとんど普及していなかったため、視聴者が録画するという事自体が殆どなかったと思われる上に、ビデオテープ自体も高価だったため、放送を録画したものが残っている事自体殆ど無いと思われるが。
物によっては後述する英語版の映像(現地放送局のロゴが確認できる)に、このビデオの音声を組み合わせたものも確認できる。
余談だが、日本を騒がせた連続幼女誘拐殺人事件の犯人(ビデオマニアでもあった)もその映像を所持しており、事件を起こす前にそのビデオ流通に一役買ったとかなんとか。
【欠番の経緯】
チャートにすると以下の通りとされている。
小学館の学習雑誌『小学二年生』1970年11月号の付録に、
「かいじゅうけっせんカード」というカードゲームが付く。
↓
当時中学一年生の姉が、弟(小2)の買ってきた付録のスペル星人の項に、
「種族:ひばく星人 能力:目から怪しい光を出す。」と書いてある事を発見。
↓
姉が「被爆者を怪獣扱いしている」と、
東京都原爆被害者協議会の関係者だった父親にチクる。
↓
父親がその事を小学館と円谷プロに抗議する。
また、父親が所属していた市民サークルの関係者が知り合いの朝日新聞記者にこの件を伝える。
↓
円谷プロは「あれは小学館が勝手にやった事」と、
初めは否定するも、結局新聞沙汰になり、
全国の被爆者団体・反核団体から抗議される。
↓
円谷プロは「遊星より愛をこめて」を封印。小学館も謝罪。
作品を欠番にし、以後公開しないことにする←いまここ
後の世代の人間がこれだけを見ていると、「昔からマスコミのやることは変わらない」とか、「東京都原爆なんたら会はさらにとんでもない!」という意見が多いが、
当時はかなり原爆被害者も存命だった上にまだ戦争の記憶も生々しかった時代である。
封印し欠番するのも仕方がないのかも知れない。
ならばやはり付録を作った小学館のせいなのでは、というとそういう訳でもない。
そもそも『ウルトラセブン』では他のウルトラシリーズと違い、製作時に「○○怪獣」「○○宇宙人」といった種族名(肩書)は付けられておらず(キングジョーなど具体的な名前すらついていない怪獣・宇宙人もいた)、それもあってか前作『ウルトラマン』のOPラストに記された「宇宙怪獣 ベムラー 登場」のようなテロップも存在しない。
「ひばくせい人」という名前は放送後、1968年刊行の『怪獣ウルトラ図鑑』(大伴昌司著・秋田書店)で付けられたものが、円谷プロ作成の設定資料集に逆輸入され、それを介して他の書籍に引用されたという。
本記事の肩書はこういった設定固めが行われる以前に使われていたものの一つで、抗議後には肩書を「吸血星人」に変更したという*1。
結局、欠番が決まったため正式に使用されることはなかったようだが。
また、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の戦闘シーンを利用して制作された『ウルトラファイト』にも本話は取り上げられており、
再放送の際にしっかり流してしまい再び抗議を受け、こちらも欠番・差し替えとなっている。
同作のエピソード第196話「怪獣死体置場」は、この欠番に際して再放送時の話数補填のため、後年に急遽撮り足されたもの。
欠番になったのが1970年以降の為に、第二次怪獣ブーム世代以降は殆ど知らない人が多い。
というか当時再燃しつつある怪獣ブームが、この事件が原因となり衰えるのを、
当時赤字体質な(多分今もだが)円谷プロが恐れて封印したフシもある。
ちなみにフィルム自体は現存しているらしく、90年代に英語に吹き替えられた『ウルトラセブン』がカナダで制作された際には本話の英語版も制作された。
【余談】
- スペル星人のデザインはかの成田亨。
『成田亨画集』でのコメントによれば(デザイン画は未収録)、実相寺監督から「真っ白い服にケロイド」という注文を受けたとのことだが、氏曰く自身のウルトラ怪獣に対する姿勢に反する注文*2だったため、ろくにデザインも書かずに造型させたとのこと。
そのため人型の仮面に所々ケロイドがある白い体という極めて投げやりなデザインになっている。
流石に現状の扱いが扱いな事もあって氏の画集に収録された事はないが、当のデザイン画自体は現存しているようで、2014年に富山近代美術館にて開かれた成田氏の美術展でスペル星人のそれが展示されたとの証言がある。
- 問題のスペリウム爆弾は『セブン』第38話「勇気ある戦い」にてウルトラ警備隊側が使用している。
そのためか、動画サイト等の興隆前の断片的な情報が出回っていた時期はスペル星人のことを「地球側の実験による被害者」と思っていた人も多かったようで、エピソードが封印される以前の60年代に刊行された怪獣図鑑でもそのような記述がされたものが確認できる。
- 未制作エピソード「宇宙人15+怪獣35」の脚本では蘇った宇宙人連合にスペル星人の名前が確認されている。
仮に実現していた場合、この話も欠番になった可能性が高い……といっても、同エピソードはほぼ没前提で製作された脚本だったらしいが。
- 『ウルトラマン超闘士激伝』では、原作漫画とOVAにそれぞれ一カットずつ、スペル星人がモブ観客として描かれている場面がある。
- 円道祥之の書籍『空想歴史読本』では、宇宙人が地球を侵略する目的の考察と、ウルトラセブンが地球に滞在していた時期の検証に際して「遊星より愛をこめて」の描写を引用している。
- 2018年に刊行された、漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』の新装版上巻では、後書きで本来ペダン星人と書くべき個所が「スペル星人」と記載されてしまっているミスが存在している。
- 格闘ゲーム『ストリートファイターⅢ 3rd STRIKE』のトゥエルヴというキャラは、スペル星人をモデルにしていると言われ、名前のトゥエルブも欠番の12話からきていると推測されている。
追記・修正は、本作の件を教訓にして省みれる人がお願いします。
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▷ コメント欄
- そこまでつまらなくは無いんだが、面白いかと言われたらそうでも無い感じで全然印象に残らないんだよなぁ… -- 名無しさん (2014-03-17 11:09:51)
- ↑そう、「つまらない」というより「面白くない」。円谷プロが大した抵抗もせず欠番にした理由もよくわかる。抵抗した時の痛手に比べたら本作欠番化の方がずっと痛くない。 -- 名無しさん (2014-03-17 11:15:42)
- 某MADテープにこの話の音声が使われてた。「我々スペル星人は退去して地球に押し寄せてくるぞ!」キャシャーン「何!?」アキコ「アキオ君って子供が電話で教えてくれたの」 -- 名無しさん (2014-03-17 11:36:21)
- ↑ミス。アキコじゃなくてアンヌ -- 名無しさん (2014-03-17 11:37:05)
- 一度解禁させようとする動きがあったらしい -- 名無し (2014-03-26 11:06:32)
- 「欠番だから有名」ってのはあるかなぁ -- 名無しさん (2014-03-26 11:09:38)
- 宮崎勤が捕まったのは89年ぐらいでインターネットどころかパソコン通信の時代なのに。 -- 名無しさん (2014-03-26 20:44:50)
- ちなみにスペル星人はカブトムシ型の宇宙人になる予定だったらしい。 -- 名無しさん (2014-03-26 20:50:07)
- 結局この怪獣の「ひばく」ってどういう意味だったんだ? -- 名無しさん (2014-03-26 20:57:25)
- ↑スペリウム核兵器の実験で滅びかけてるから -- 名無しさん (2014-03-27 09:57:42)
- ↑↑『被爆』 -- 名無しさん (2014-03-27 19:56:14)
- 黒人を差別する会と言い、サベツスキーはウザイな -- 名無しさん (2014-04-20 11:26:54)
- 脚本にはカブトムシ型とあるが、それは佐々木さんが適当に書いただけ。元々怪獣の外見には頓着しないけど、脚本を書く上では具体的な姿を書かなきゃいけないからそうしただけ。実際のデザインを変えられる事は気にしないのだ。きぐるみが脚本の記述通りだったのはガマクジラだけだったってby封印作品の謎 -- 名無しさん (2014-04-20 12:14:52)
- 佐々木&実相寺コンビの作品の中でも1、2を争うほどの凡作 -- 名無しさん (2014-04-20 12:33:40)
- 大人の事情という凄まじい理由で、ドキュメント・フォビドゥンにすら入れて貰えない可哀想なスペル星人くん。 -- 名無しさん (2014-07-05 23:43:33)
- なにげに視聴率は全49話中の4位。 -- 名無しさん (2014-07-06 00:17:44)
- real document fobbiden -- 名無しさん (2014-07-20 19:35:12)
- 演出に光るものはあるが…。いま一歩でストーリーがちぐはぐになっている。たとえば帰マンの「星空より愛を込めて」みたいにスペル星人が人との愛と母星の同胞たちの間で悩む…といった展開ならセブンのテーマの「愛」と合致したと思う。 -- ??隊員 (2014-07-30 23:50:56)
- でもゴジラはOKという謎。 -- 名無しさん (2014-07-30 23:52:24)
- ある意味二次創作が本家に与えた最悪の被害だよねこれ -- 名無しさん (2014-08-04 17:00:33)
- ↑×2封印作品の謎でも読んでみ。なぜゴジラはOKでスペルがダメだったのかがわかるから。 -- 名無しさん (2014-08-04 18:14:36)
- 騒動の発端を作ったとも言える大伴昌司は怪獣図鑑の立役者で、「ゼットンの一兆度の火の玉」とか色んな設定を作ったんだけど、円谷英二の言う「怪獣の神秘性」とかが理解できなくて円谷プロを出入り禁止にされたとか。スペル星人の「被ばく星人」て肩書きからもウルトラ怪獣を「凶暴で醜悪で、モンスターですよ」て言っちゃう感覚が垣間見えるような気がしないでもない -- 名無しさん (2014-08-04 21:37:59)
- もったいぶる項目 -- 名無しさん (2014-08-04 21:41:23)
- そもそもセブンは自分が異星人だってこと隠してるじゃないか -- 名無しさん (2014-08-04 22:50:54)
- 宮崎勤が捕まるずーっと前からマニアの間では取引されてたし、むしろ宮崎は人からダビングさせてもらっておきながら他人には決して出そうとしなかった。 -- 名無しさん (2014-10-23 23:06:42)
- 「特撮ヒーロー番組としては面白いけど、セブンとしてはイマイチ」って印象があるな。ただ、被爆者を怪獣扱いする内容ではなかった様に思う。 -- 名無しさん (2015-01-28 16:27:30)
- これがダメで、身体障害者を怪獣扱いした「悪魔と天使の間に…」がOKというミステリー。 -- 名無しさん (2015-01-28 16:59:09)
- 終盤でやったアイスラッガーの水切りには一体何の意味が・・・。 -- 名無しさん (2015-02-28 21:15:11)
- 昔は原爆被害者の生々しい声があったとは言え、今思うとクズの声としか聞こえん だったら怪獣使いと少年はどうか、と感じる -- 名無しさん (2015-03-11 15:16:09)
- そっちも局内で問題になって、監督はウルトラから左遷されたけどねby封印作品の憂鬱。 -- 名無しさん (2015-03-11 17:53:24)
- 『当時中学一年生の姉』なんだが、今だったらファンに恨まれてネット晒しとかで報復されそうだな -- 名無しさん (2015-08-13 12:39:48)
- ある意味、「俺は被害者だから何やってもいいんだ」って思想の宇宙人だったよね>スペル星人。いわゆる被害者様への痛烈な皮肉でしょう。 -- 名無しさん (2015-08-13 12:53:42)
- ↑ああ、だから猛抗議を食らったのかw -- 名無しさん (2015-08-13 13:05:07)
- 実際に視聴させたいな -- 名無しさん (2015-10-08 21:46:51)
- ↑実際にファンの方が団体に映像を送ったりしたこともあったそうな。それで見た上で「やっぱりダメですこれ」と判断してるんだからもうどうしょうもない。 -- 名無しさん (2015-11-28 22:50:28)
- そんなにこの話は団体からしたら臭いものなんだな。じゃあ溶接でもして二度と開かないようにしないとな -- (2015-11-30 21:02:13)
- こんな騒動を起こしたのに、懲りずに悪魔と天使や怪獣使いと言った各種団体に喧嘩を売る話を作った円谷プロとそれを納品拒否しなかったTBSは何を考えていたのか。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:32:39)
- 「封印作品の謎」でこの作品を知ったけど、「被爆星人」という名前じゃなくて他の名前だったらここまで問題にはならなかっただろうし、欠番にもなっていないと思う。現に「スペル星人」という名前は原爆とは関係ない訳だし。 -- 名無しさん (2016-01-09 22:08:53)
- なお、2013年のNHKのニュースで宇宙飛行士の古川聡さんが幼少期に書いたイラストが映るシーンがあり、その中にスペル星人のイラストが映った事がある。問題は無かったのだろうか。 -- 名無しさん (2016-01-09 22:16:48)
- 勝手に付けたのが問題だな。この手の団体の中には騒いでそれで利権を得る奴らがいるのも問題。 -- 名無しさん (2016-01-15 13:29:57)
- というか当時抗議した側も今はその意志は無いらしいし、公開しても誰も怒らない気がする -- 名無しさん (2016-02-12 21:51:49)
- 文字通りの捨て回 -- 名無しさん (2016-08-06 07:23:46)
- まぁ、被害者のみなさんをそう悪い言ってやりなさんな。みんなだって、例えば、マックスとかで『アニオタ星人』って宇宙人が出てきて悪事やったら、いい気持ちはしないだろ? -- 名無しさん (2016-08-06 07:29:41)
- 本当は被爆者の姿が云々というよりは核兵器批判みたいな内容なんだけど、子供はともかく大人が見ると際どい内容ではあるから封印されたままでも仕方ないとは思う。スペル星人がかなりのゲス野郎なのに無駄に感情移入するヒロインとかツッコミも多いしね。 -- 名無しさん (2016-08-06 07:43:22)
- 確か騒動の時に「12話のフィルムは廃棄or焼却する」て発表したんだっけ。そう言った以上、円谷としては契約とかの事情がない限り出したくないのかも…… -- 名無しさん (2016-08-09 21:27:16)
- 隊長「地球が一番だからな!」ダン「その通りですね」みたいな台詞が冒頭で交わされるあたり、結構シナリオの出来も荒んでるんだよね(苦笑)よくも悪くも普通の癖に色々な意味でツッコミ所だけは多い印象。とてもセブンらしい話なんだけど、取り立てて惜しむ程度ではないというか。 -- 名無しさん (2016-08-09 22:12:14)
- 勘違いしがちだが、抗議した側は『12話を欠番にしろ』とは言っていない。あくまでも『ひばく星人』という表記が誤解を生むという主張だった(すくなくとも、最初に小学館に抗議した父親はそうである。でなければ、小学館で無く円谷プロかテレビ局へ送っている)m -- 名無しさん (2016-08-15 22:44:24)
- (続き)問題は、最初に手紙を送った人の意思とは無関係に、あまりにも話が大きくなりすぎたこと。円谷プロとしても、ウルトラマンシリーズそのものの存続だけは絶対に守らなければならない中での苦渋の決断だった。 -- 名無しさん (2016-08-15 22:45:41)
- ↑世に言う「封印作品」は実は抗議した人間や団体の圧力で生まれたものではなく、メディアの側の過剰な自己防衛とあくまでも自分達の中だけの禁止事項により行われていたりする。危ない内容だから封印されて当然と思われていた作品(映像、音楽)が実は何の抗議も無かったってケースは多いそうな。 -- 名無しさん (2016-08-15 23:21:56)
- スペル星人はアトラク用に茶色く塗られて「ドジンゴ」になったとか…結局アウトだよ! -- 名無しさん (2017-03-02 14:03:20)
- この作品だけが欠番になってdvdじゃ全巻4話構成になってるな -- 名無しさん (2017-03-06 21:00:11)
- 何回かスチル見たけど星人のデザインがまあ、てきとうな上に悪趣味だよね -- 名無しさん (2017-11-02 21:55:36)
- 被爆者をモチーフにしたクリーチャーが登場する『ヒルズ・ハブ・アイズ』は今でも日本で普通に観れるけどね -- 名無しさん (2018-01-21 13:21:41)
- 封印作品って扱いで評判がよく見えるけど実のところ凡作 -- 名無しさん (2018-08-19 01:03:55)
- ゴジラとはいったいどうしてここまで差が開いたのだろうか。 -- 名無しさん (2018-08-19 01:41:11)
- 仮に今後解禁されそうな動きになったとしてもオリジナルのフィルムが残ってるのかが疑問。 -- 名無しさん (2018-10-04 15:52:46)
- ひばく星人を取り沙汰しただけのただの中学生を悪者扱いは無理があるだろこの記事 -- 名無しさん (2018-10-27 17:35:58)
- ↑クソ野郎って表現は流石にアレだな -- 名無しさん (2019-04-08 02:52:36)
- まあ、欠番にならなきゃ此処まで有名になったかは…非常に怪しいよな -- 名無しさん (2019-04-27 18:24:08)
- ↑5 時代が時代だし、怪獣型か人間型かってのが大きかったんだと思う -- 名無しさん (2019-10-16 23:23:47)
- 理解して欲しいのはスペル星人は自分達の失敗で母星を核実験で滅ぼし、今度は地球で身勝手やってる連中だということ。完全な被害者だったギエロン星獣に対して、加害者でもある核実験の愚かしさをカリカチュアした存在であって、寧ろ核の危険性を訴えるエピソードに12話は成り得たということ。(凡庸な内容だけど)被爆星人なんて名前を付けられたことで、時代もあるんだろうけど封印したことで見た人間が考える機会を奪ってしまったと感じる。 -- 名無しさん (2019-11-20 09:45:38)
- なんだかんだ言って本編を見ていないクソガキが騒いで、本編を見ていないマスゴミ(朝日〇〇)が金のためにでっちあげ、それ見た本編を見ていない情弱共が必死になり、理不尽に消滅した話という感覚が拭えん。そろそろ欠番解除していいんでね?(ちなみに朝日〇〇は1970/1010の記事) -- 名無しさん (2020-08-14 19:47:47)
- 「遊星より愛をこめて」って大袈裟なタイトルはどういう意味なんだろうか? -- 名無しさん (2021-04-24 06:44:42)
- 演者の人たちも「欠番にすべきじゃない」ということはしばしば言っている。 -- 名無しさん (2021-05-26 08:30:59)
- (制作順だと)エレクトロHガンが初登場した回 -- 名無しさん (2021-08-18 23:03:53)
- 投げやりさが伝わってくるノッペリとしたデザインが逆に不気味で凄味を感じる -- 名無しさん (2021-12-05 15:24:53)
- アンヌとフジの夢の共演と本当にいかにもな実相寺演出の回 -- 名無しさん (2021-12-05 15:27:18)
- メトロン星人回「狙われた街」がこの回と並行して撮影したのでヤッツケ気味に作られた、って記述があるけどこの回も実装時演出がバシバシ尺稼ぎみたいに入ってヤッツケ気味なのは否めず、正直な所封印扱いとかでなかったら「セブンにおけるワースト回」とかの話題で必ず挙がる回、程度の扱いになっていたと思う。 -- 名無しさん (2022-04-28 15:59:46)
- 何にしろネガティブな扱いからは逃れられない回なのね -- 名無しさん (2022-04-28 16:05:19)
- ちなみに、放送からちょうど30年後の同時期にかの有名な「ポケモンショック」が発生した。 -- 名無しさん (2022-10-24 18:16:15)
- 実際のところは円谷にこの回のフィルムは現存してるけど、廃棄すると過去に言った以上今後もどうにもならないんだろうな -- 名無しさん (2022-11-29 02:00:13)
- 解禁に向けた動きが内部でも何度かあったものの結局毎度立ち消えになってしまっている…みたいな噂も確かあったけど実際のところどうなんだろうなあ -- 名無しさん (2022-12-31 11:00:24)
- ↑5 スペル星人とセブンの戦闘自体は第1クールでは珍しくまともにバトルしてたのに、実相寺演出のせいで台無しになった感じ。 -- 名無しさん (2023-06-17 09:38:19)
- ウルトラセブンって明らかに予算なさそうな回でもアイディアで面白くしようとしてるのがよくわかるんだけど、この回そういった工夫もないし上でも言ってるように実相時演出でようわからんなってるから面白くないって印象になるんよね。凡作だけど、ウルトラセブンなら駄作。 -- 名無しさん (2023-06-17 10:59:07)
- 正直中の人ネタしか評価されてないというか… -- 名無しさん (2023-07-21 21:37:04)
#comment
*2 ウルトラ怪獣をデザインするにあたって、1.実在の生物そのままのデザイン、2.首や手足がいくつもあるなどのお化けを思わせるデザイン、3.内臓がはみ出しているなど体が傷ついているデザインの3つを行わないように心掛けた。
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