デボル&ポポル(NieR Replicant/Gestalt)

ページ名:デボル&ポポル_NieR Replicant_Gestalt_

登録日:2012/07/13(金) 16:52:05
更新日:2023/08/11 Fri 10:08:33NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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nier 双子 姉妹 白石涼子 nier replicant/gestalt 酒癖



NieR Replicant/Gestalt』に登場する双子の姉妹。
名前の由来はDODに登場する武器『デボルポポル』。DOD2にも登場し、ウェポンストーリーではどちらも双子の姉妹が作った剣とされる。
二人の年齢は24歳で、髪は赤みがかった栗色。外見は髪型以外同じ。
どちらもCVは白石涼子




  • デボル

少年のような口調で話す、活発なお姉さん。髪型は外ハネ。
歌を愛しており、弦楽器の演奏も得意。その美しい歌声はニーアが住む村の酒場や噴水近くで聞くことができる。
村に伝わる「イニシエの歌」を好んで口ずさんでいる。彼女がいる場所に近づくと、BGMに彼女の歌が追加される。
村を指導する立場のポポルを支え、互いを大切にしている。
お酒にはとても弱く、ちょっとでも飲むと「たのしいにゃー♪」みたいな可愛い言葉遣いになる。



  • ポポル

ニーアの村にある図書館の館長。髪型は内巻き。
村長的な役割も担っており、人々からの信頼も厚い。
デボルとは反対に、物静かで温和なお姉さん。
ニーアが相談を持ち掛けると、次に進むべき道を共に考えてくれたりする頼れる存在。
倒したボスの像が並んでいく謎の部屋や扉がある図書館を管理する立場ゆえか、村の誰よりも知識が豊富。
デボルに負けない美声の持ち主で、普段は気が乗らなくて歌わないが、とあるクエストではデボルとのデュエットを聞かせてくれる。
酔って大暴れして、店を壊したことがあるらしい。





以下ネタバレ






二人は、レプリカントを管理するアンドロイドである。


レプリカント達にレギオンや白塩化症候群を駆逐させ、世界が浄化された後に魂(ゲシュタルト)を肉体(レプリカント)に戻す計画を実行するようプログラムされている。
ゲシュタルトからデータを抽出して新しいレプリカントを作ったり、逆に死んだレプリカントのデータをゲシュタルトに還元する役目も担っていた。


長い月日の中で人間と同じ感情が芽生えたレプリカント達を見守るうちに、彼女達にも人間らしさや感情が備わっていった。しかし、彼女達がそれに気づくことはなかった。


当初はゲシュタルト計画の要であるゲシュタルト・ニーアを補佐していたが、元々「1000年経てば病はなくなる」という口約束していた彼がそれからさらに数百年経っても一向に治らないことから「あんたらがヨナを救ってくれそうにないから勝手に融合させちまうわ」と実力行使にでてしまう。
というかよく1000年先の話なんて信じたな…
補足:崩壊体になりかけた状態で保管されているゲシュタルト・ヨナのデータから肉体を作られるレプリカント・ヨナは必ず黒文病を発症する。
崩壊体への進行を抑える方法はなく、ゲシュタルト・ヨナも救われることはない。
ゲシュタルト計画に協力しなくなるのではないかという懸念からか、その事実はゲシュタルト・ニーアには伝えられていない。
その影響か、各地でゲシュタルトの崩壊体化が進んでしまう。
姉妹は黒の書計画の発動を早めるため、レプリカント・ニーア(主人公)を導いて白の書を入手させた。


※黒の書計画
白の書と黒の書を融合させた時に発生するエネルギーを利用し、強制的にゲシュタルトをレプリカントの肉体に引き戻す計画。
彼女たちがヨナを救う指針を与え続けたのは、計画に必要な「封印されし言葉」を集めさせるため。


ゲシュタルト・ニーアがヨナをさらった後は、理由は不明だが数年経った後にゲシュタルト・ニーアのもとに向かうのに必要な「鍵」の在処を示唆する。
ちなみにこの鍵、所有しているはずのマモノたちはそれを所有しているという意識を一切見せておらず、ぶっちゃけ何かの理由で巻き込まれただけの可能性がある。
リメイク版によると、実際鍵がある場所は彼女たちも知らなかった様子。じゃあ、あのピンポイントなワード付き地図は誰が書いたんだよ。


が、記憶を失った白の書はレプリカント・ニーアに味方し、さらにヨナを取り返すためゲシュタルト・ニーアの元へ向かおうとする。
真実を語るも、レプリカント・ニーア一行は本来の持ち主である人間に肉体を返すことを拒否。


そして……


「やめよう? やめよう? やめようって? もう遅ェンだよッ! 何もかもッ!」




ちなみに、年表を見ると実際病が治せるかどうかともかく白塩化症候群の元凶である汚染された魔素は確かに抹消されている。
しかし、運悪くレプリカントたちに自我が芽生え始め、新しいレッドアイが生まれるなどの事態もあって200年ほどは計画を発動できる余裕はなかったことが伺える。
…物語の開始は1300年または1400年後じゃないのかって?
そう、まさに1サイクルは余裕があったはずであるが、なぜか行われなかった。理由は不明だが、作中での彼女らの発言から推測はできる。
「次の100年後にやればいい」
おそらくは、レプリカントに感情移入した結果、私情で引き延ばしたのである。


オリジナル・ヨナの病気?最初から無理なのが分かっているのでどうでもいい
ゲシュタルト計画が完遂できれば、魔王の存在は不要。約束なんぞ破って殺してしまえばオールオッケー。
黒の書がなければただの人間に過ぎないニーアが暴れようがアンドロイドの彼女らにかなう理由は皆無なので何の問題にもならない。



【ドラマCD】


  • 私立レプリカント高校編

教師という設定。
体育祭後のフォークダンスで、


「ニーアしぇんしぇー♪」
「もう遅ェンだよッ! 何もかもッ!」


酔っ払って可愛くなったデボルが何故か青年ニーア達を追いかけ、同じく酔ったポポルが「デボルを返せぇえ!」と魔法弾を撃ちまくった。


ヨナ的には楽しかったことになっている。



【余談】
ポポルの発狂シーンは、名取佐和子氏が娘とプリキュアごっこしながら書いたらしい(設定資料集のインタビューより)。


冒頭で触れた武器『デボルポポル』は、同一デザインの剣が『背信の刃』と名を変えて引き続き登場しており、ウェポンストーリーもこの二人を匂わせる内容になっている。
DOD3に登場する武器『千年樹の歌声』『千年樹の嘆き』のウェポンストーリーも、この二人に焦点を当てたもの。ニーア自体のネタバレに軽く踏み込んでいる。


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  • 白石氏のポポル発狂の演技は神懸かってた -- 名無しさん (2013-12-03 23:44:19)
  • No one stops!! -- 名無しさん (2017-02-09 16:47:45)
  • 別のデボルポポルタイプがオートマタで贖罪しようとしてるのホント泣ける -- 名無しさん (2017-03-06 12:05:45)
  • ↑エンディングで二人写ってるシーンは曲も相まって悲しかった -- 名無しさん (2017-03-12 23:09:47)
  • リメイクでカイネもそうだけど、デボポポが美人過ぎて(ストーリー的にも)辛い -- 名無しさん (2021-05-04 09:07:56)
  • 寝言でも言ってるけど、オートマタのデボルポポルは本当本人たち悪くないのに悲しすぎる・・・ -- 名無しさん (2021-10-02 10:22:52)

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