クロム(FE)

ページ名:クロム_FE_

登録日:2012/05/06(日) 00:29:04
更新日:2023/08/10 Thu 17:14:16NEW!
所要時間:約 21 分で読めます



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運命を変える!





出典:ファイアーエムブレム 覚醒公式サイト、https://www.nintendo.co.jp/3ds/afej/characters/index.html、2016年1月28日。
ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS



ゲーム『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公。 


CV:杉田智和


古の英雄王マルスの子孫でイーリス聖王国の王子。
必要最低限の軍隊しか持たない自国の欠点を解消する為に、自ら自警団を創設し率いている。


ヘクトル以降お馴染みになったイケイケ気質の主人公。
イーリス聖王国の聖王エメリナの弟にして、リズの兄。


本編開始時は王子だが、中盤から聖王代理に、終盤で【覚醒の儀】を終えて聖王を継承する。


誕生日は5月27日。英語表記の綴り及び海外版の名前は『CHROM』になる。
ナーガの聖痕は右肩にある。
この聖痕を露出させた服装をしているため、無双に出演した時は左右反転の都合で左肩にあったりも。


彼のマントは戦闘アニメーション中だと本人が動かずとも常にはためいている。
これは主人公のオーラによるものらしい。



●目次



【人物】


性格は本人も気にする無愛想だが、よくマイユニットや妹のリズにも世話を焼く一面もある。
また王族である事も気取らず、仲間からも砕けた話し方で接せられるが果敢に戦う姿に多くの仲間から信頼を寄せている。


軍の中で一番、訓練中に物を壊す。
一番というだけに相当壊してるらしく、普段はリズが見張っている。
昔、訓練中に城のそこら中に穴を開けたことがあり、イーリス城の城壁には彼が壊した穴で隠し通路ができている。
エメリナの部屋の壁も壊したそうで、さすがのエメリナも怒ったらしい。 
6章のマップはイーリス城なのだが、バックグラウンドによるとエメリナの部屋にある扉のない不自然な横穴はその名残の可能性があるとのこと。


本人は開き直ってる節があり、みんなの部屋では「特訓して壁に穴でもあけてきたのか?」
「敵など、この壁をも壊す技で粉々にしてやる」、PXZ2とのコラボでは「(物を壊すのは)得意だ!」などと言っている。


夢は大事な人たち、そして姉が愛した国を守れるような強い男になること。
暇な時間は昼寝か、剣の練習をしている。そのたびに物を壊すのだろうか……。




当時シリーズ集大成と言われた覚醒の主人公であるためか、


「王子で姉がおり、お人好し」なマルス


「弓を扱うことが出来る」アルム


「自身の能力を受け継ぐ子供が生まれる」シグルド


「嫁がより取り見取り」なロイエリウッド


「イケイケ気質主人公」なヘクトルエフラム


「自警団の団長で妹がおり、無愛想」なアイク


と、彼自身歴代主人公の集大成と言える特徴を兼ね備えている。



彼の魅力にやられた多くの女性プレイヤーが嫁にもらわれたとか。


ニンドリで行われた人気投票では1位に選ばれ、
(ちなみに2位はルキナ、3位はマルス仮面と同一人物の為、実質娘に1位を取られる形になるが……)


公式サイトで行われた人気投票男性部門でも1位に選ばれ、


ニンドリで行われた幻影異聞録♯FEの人気投票においても『なんでもアリの総合ランキング』部門において2位になり、
(ちなみにこの部門の1位はチキである)


スマートフォン向けゲーム『ファイアーエムブレム ヒーローズ』配信を記念して行われている、
歴代キャラ全員が対象の人気投票『英雄総選挙』では男性部門の4位に選ばれ、総合では8位になり、
その後の総選挙でも高順位を維持し、覚醒10周年である2022年に行われた『第6回 英雄総選挙』では総合1位・男性部門1位になる等、その人気は衰えない。


【性能】


初期は勿論ロード
クラスチェンジ後にはマスターロードになる。


ちなみに、マスタープルフを使う事で普通にクラスチェンジ可能。
イベント中にクラスチェンジすると騙されてシナリオ後半までロードLV20にしてた人は少なくないはず。
ついでにチェンジプルフも使用でき、ソシアルナイト系、アーチャー系に転職できる。


そう……クロムはシリーズ初となる転職可能な主人公なのだ!
そのため何度か転職を繰り返してスキルを増やせば、あのアイクをも超える歴代最強の主人公になれる可能性もある。



イケイケ主人公らしく全体的に安定して強くなりやすく、専用武器ファルシオンはなんと耐久が無限。
魔防に些か難があるが、補って余るくらいに強くなれるので大体問題ない。



スキルは前衛向きのものとしては「天空」「王の器」「月光」「聖盾」
後衛向きのものとしては「デュアルアタック+」「デュアルガード+」「カリスマ」等を習得する。
親世代男性の中では前衛としても比較的優秀な部類に入るのだが、
難易度ルナティック以上や高難易度DLCでは前衛を「疾風迅雷」持ちに任せて後衛として使った方が安定する。
効率性を重視すると主人公らしからぬ地味な役回りになりやすいのが哀しい所か。
(尤もご先祖様も個人の実力ではなく仲間達を纏め、力を合わせる事で伝説となったので間違ってはいないが……)
一応、前衛型も居合一閃持ちかつ最大8割弱の確率で奥義を発動できるため、火力自体は高め。


「何のために?」と一見なりがちなアーチャー(スナイパー)には「先の先」「命中+20」があり、場合によっては確実にファルシオンを当てるために役立つ。



【支援】



※ネタバレ含みます



結婚可能相手はマイユニ♀、ソワレマリアベル
スミアオリヴィエ村娘(モブ)の6人。


え? ティアモとくっつかせてあげたい? 支援会話自体発生しませんが何か?


マイユニ♀との支援会話では、彼女の入浴を誤って覗いてしまい、後にマイユニ♀から入浴を見られたりとラッキースケベ。けしからん羨ましい。
Aでは互いに裸を晒してもう隠すものはないと割り切る男らしさも見られる。覗きを合法化して開き直ったとか言ってはいけない。
さらに言えばこの件があるまで女として認識していなかった。ひどい。
生まれてくる子供に無限の可能性を齎す母親であり、今回のマイユニットは、
物語の根幹に組み込まれているキーキャラクターなので、展開的にも収まりの良い組み合わせと言える。


スミアとはシナリオ中に降り注ぐ槍の中から助けられ(しかもムービー付き)、
後に大切な人物を危険な場所に向かわせてしまったことから後悔の念にかられている時、気合いを入れるためにグーでぶん殴られた
またオープニングに出る等、他の候補よりも優遇されている。
結婚相手が少ないので婚活は計画的に。


ソワレとの支援会話では落ち着いた雰囲気のクロムが見られる。
所謂友達夫婦とはまさにこの二人だろう。


マリアベルとの支援会話では昔から想いを寄せられていたことが発覚する。ティアモ涙目。
支援Sのマリアベルは一見の価値あり。


オリヴィエとの支援会話では、恥ずかしがり屋な彼女に心を開いてもらおうとするクロムの努力が伺える。
しかし、彼女の参戦時期(11章のマップ開始後)の問題で、実際に結婚させるには、他の嫁候補と支援を組まない、
或いは全員を別の男性と結婚させた状態で戦闘中にクロムの横でひたすら踊り続けなければならない。(ダブルや絆の種でもOK)


11章クリア時点で支援Sの相手がいない場合、最も支援値の高い相手と強制的に結ばれる(優先順位はスミア>マリアベル>ソワレ>オリヴィエ>マイユニ)。
この場合には支援S会話とは別に、告白イベントが流れる。
オリヴィエはこの方法でしか結婚できず、C~Aの会話をすっ飛ばして電撃結婚ということになり、回想という形で支援S会話が流れる。
流石にリズからも手が早いと突っ込まれる。(しかし華麗にスルー)
このせいで一部ユーザーからは性王などと言われたりしてしまっている。


候補の誰とも支援がまったくない寂しいロードライフを送った場合、嫁は村娘になる。
初見プレイで、特定のキャラとくっつけようとしたり、
2週目以降でオリヴィエと組ませようとしたら、嫁がモブになっていて涙を飲んだプレイヤーもいるとか。
もちろんクロムのパラメータやマイユニ名鑑でもしっかり表記される。
尚、母親になる女性は全員クラシックモードでも死亡しない(ユニットとしてはロストになるが撤退扱い)。
ので、間違ったからと言って死なせても無駄である。


上記の中から娘のルキナと、母親由来の息子、或いは娘が誕生することになり、息子なら「王の器」、娘なら「天空」を引き継ぐ。



他の支援相手にはマイユニ♂、フレデリクヴェイクガイアと4人の同性メンバーと、健全な兄妹関係にあるリズがいる。


『覚醒』は過去シリーズの支援会話と異なり結婚相手以外は制限なしで全員支援Aまで上げることができ、
支援相手もより取り見取りだが実は本作の親世代メンバーでは少ない部類に入る。





ルキナたちがやって来た絶望の未来では既に死亡している。


実は一番最初の章である「断章」でのギムレー教団の教主ファウダーとの戦いは、絶望の未来に繋がる本来の時間軸での話。
ファウダーを倒したと思った直後に、竜の祭壇の力を受けたファウダーに操られたマイユニットに殺害された。
そして邪竜ギムレーの器であったマイユニットは、ファウダーに操られるままギムレーとして復活する。


先の戦争でどの国も疲弊しきっていた最中での邪竜復活に人間たちはなすすべもなく、
世界に屍兵が蔓延し人々に襲いかかり、世界は急速に滅びへと向かって行った。


本編の時間軸でもクロムは操られたマイユニットに殺されかかるも、
絶望の未来を変えるために過去にやって来た娘のルキナと、
本来の時間軸での記憶を断片的に引き継いでいたマイユニットのおかげで歴史が変化。


本来なら戦死する筈だったバジーリオがルキナの言葉のおかげで生き残り、
死亡したと思われていた事で唯一ギムレー教団の監視から外れていた彼が、
竜の祭壇の前でクロムを殺害する夢を見ていたマイユニットと密かに連絡を取り合い、竜の祭壇に使う宝玉のひとつを偽物とすり替えていたのだ。
そのおかげでファウダーは竜の祭壇の力の恩恵を完全に受けきれず、
マイユニットは完全に操られずに済み、クロムに攻撃する直前に力を弱めた事で、クロムは生き残った。


しかし、祭壇に残された力でギムレーは復活してしまい、
クロムは仲間たちと共に希望の未来を掴み取るために最後の戦いに挑んでいくことに……。


【台詞集】


  • 運命を変える!
  • 俺は負けん!
  • 俺には、守りたいものがある。守りたい人がいて、守りたい国がある。それに……掴まなければならない未来もある。
    それを実現する手段が戦いであることが正しいことなのかは分からない。分からないから俺は……先頭に立って戦おうと思う。
    間違うなら、誰よりも先に間違って、誰よりも早くそれに気づきたい。同じ過ちで、多くの人が大切なものを失わないために。
  • 神の是非をここで語るつもりはない。だが――! そのために人の命を奪うことをお前が躊躇わないというのなら、俺は俺の正義でそれを止める!!
  • 綺麗事も言えない世界に本当の平和などあるものか! 
    今ならば分かる! なぜ姉さんが苦しみながら理想を貫こうとしたのか……夢や理想を打ち捨てた者に真の王の資格はない!
  • 答えが出るまで動かずにいるくらいなら、矛盾を抱えて後悔するほうがましだ。
  • 屍兵から金を取り戻せたはいいが……なんなんだ、この大金は!? これが俺たちの軍にあったへそくりの全貌か……!?
    あいつら、俺やルフレに内緒でこんな大金を貯めこんでいたのか……!?
    し、信じられん……もう俺は誰も信じられんぞ……。
  • …………そうだな……今日も綺麗な空だ。俺たちが何としてでも取り戻したかった……美しい光に満ちた空だ。
    ……ルキナ。俺はずっと傍にいる。その剣を光らせることはできなくても、この声が届かなくても……仲間と一緒に、ずっとお前たちを見守っているから。
    ……なぁ、ルフレ。
  • 決まっている! 弱き者の盾となり剣となる……記憶などは関係ない! それがロードの……俺の使命だからだ!
  • お前は騎士とはどんな存在だと思う? 己の身を犠牲にしてでも味方を守り、決して恐れず、誇りを持って戦い抜く……。
    そうなんだが、どうもしっくりこないな。己を犠牲に誰かを助けるというのは確かに尊い行いだ。誰にでもできることではない。
    だが、それは同時に自分を大切に思う誰かを傷つける行為でもある。わかるか? 
    ……そうだ、エクラ! この言葉はお前に向けている。誰かを救おうと思うなら、まず自分のことを救うべきだと俺は思う! 
    苦難は分け合い、同じ信念を持つ友として支えあおう。絆を交わした者、同志として。いざ、これからも共に!


【ドラマCD】

ドラマCDでは親世代が主役のvol.1とvol.2に登場。


vol.1はペレジアとの終戦後、聖王代理となったクロムの結婚式付近の話で、国民と仲間たちから祝福された結婚を迎えた。
なお、カップリングへの配慮のためか結婚相手の言及は一切なく、結婚候補となる女性は誰も登場しない。
聖王代理として国政を担うゲームでは見られなかった一面や、アンナの提案でルフレ(♂)を女子会(という名のお見合い)に放りこむおちゃめな一面が味わえる。
ちなみにルフレをアンナに貸し出した理由は、ルフレにも大事な人、家族ができる喜びを知ってほしかったから。
また母親のいない自分にとって姉のエメリナが母親代わりで、彼女に母親への愛情を抱いていたこと、そして妻をエメリナ以上に愛していくことをルフレに明かす。
終盤では愛について悩んで考えが纏まらなくなったルフレの隣にいるだけでいつも通りの力を出させる強い信頼を見せた。


vol.2はゲームの10章に当たるペレジアからの敗走中の話。
エメリナの身に起こった悲劇により憎しみに駆られており、制止するルフレ(♀)やガイアと衝突してしまう。
風土病で倒れたルフレを助けるための薬草を探す危険な道中で、ガイアから指揮官としての自分の命の重さを説かれるが、
それを承知でルフレのために薬草を探し続け、ペレジア軍に襲われた際にはルフレの真似で指揮を執った。
そしてエメリナの言葉に共感したペレジア軍を見たことで正義とは何か、戦争とは何かを見つめ直し、戦争早期終結のために決意を新たにした。




【外部出演】


登場した順番に紹介する。



  • モンスターハンター フロンティア オンライン

WiiU版のサービス開始を記念してFE覚醒コラボが実施(WiiU版でのみ)。
その際、クロムをモチーフにした装備として武器の「封剣ファルシオン」と防具の「聖王シリーズ」が登場した。
ファルシオンは最終強化で「神剣ファルシオン」となり見た目も変わったり、
防具も細部の造形や肩の聖痕までもが忠実に再現されているなど、非常にクオリティが高い。



  • スマブラシリーズ

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii Uにて、戦友のルフレと娘のルキナ共々参戦!










ただしルフレの最後の切りふだである『ダブル』時のパートナー役として。





「俺の出番は……ないのか……」 


サークライ「なくはないです。」






こういう扱いになってしまった経緯は桜井氏曰く本当は出したかったらしいが、
キャラの性質上どうやってもマルスとアイクの中間の普通の剣士になってしまい、
一ファイターとしての強い個性が考えられなかった事から参戦を断念したらしい。
過去作主人公のいいとこ取り的なキャラ造形が仇になってしまったと言えるかもしれない。
(反面ルフレは剣の他に数々の魔法を共に扱える点からスラスラとイメージを固める事が出来たとの事)


ファイターとしての参戦は惜しくも叶えられなかったが、
せめて相棒の最後の切りふだの時にだけでもという桜井氏の誠意(情け)として見るべきなのだろうか?
因みにこのPVのアフレコも当然ながら担当した杉田氏は、
「PVでは散々な扱いを受けた。泣いている父もいるんですよ」とルフレ役の細谷氏とあるラジオ番組にて話していた。


これが後々まで続くいじられキャラとして定着する彼の運命を決定づけることになるとは…


杉田氏はその後『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由』ナレーションを担当。
どういう訳かテロップで杉田智和(クロム)と表示され、視聴者の耳目を集めた。
50の理由というだけあり結構な長丁場だったため、むしろ参戦キャラ以上に喋ったような気もする。



そしてその後WiiU版の発売直後に行われたニンドリのインタビューによると、
上記のルフレ&ルキナ参戦PVでの「なくはないです」というやり取りは、
桜井氏に脚本を提示されたIS側からは「クロムのキャラ(扱い)を良く分かってらっしゃる」と大喜びでOKが出たらしい。泣いている父もいるんですよ。


その後杉田氏はスマブラのニコニコの公式生放送に伊藤賢治氏と出演。
その際にクロムの出番について「出番はちゃんとあったんだよ!!」と喜びを語り、対戦の際には主にルフレを使ってあげていた。
最後の方に桜井氏も出演されている。



その後ロイの参戦が発表された際に、Twitter上で、
杉田氏「ロイ……」
桜井氏「えーっと……」
杉田氏「参戦の嬉しさを素直に噛みしめています」
桜井氏「それは、よかったッ………!! 」(目をわずかにそらせながら)



とロイの参戦の喜びと多少の哀愁を感じさせるやり取りをしていた。


その後、MiiファイターのクロムのコスチュームがDLCで追加された。これでクロム参戦?



そして、2018年には最新作である『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にて遂にプレイアブルキャラとして参戦が決定!


サークライ「なくはなかった!」


ロイのダッシュファイターとして扱われる。
ただ他のダッシュファイターとは違い、上必殺ワザは原作のムービーで使われた飛び上がる技(アイクの天空に似ている)になっている。名称は『翔流斬』。
特設リングでのリングネームは『英雄王の末裔』。
最後の切りふだは原作の奥義を再現した『覚醒天空』。
また、マルスの元モデル替えキャラであるロイのダッシュファイターになったおかげ、
マルスのダッシュファイターであるルキナと一部モーションが似ることになり「ルキナがクロムから剣術を教わった」という設定もうまいこと落としこまれた。



マルスに対するルキナと同様に、剣の先端根本の区別がなく、攻撃力は一定。ロイと比べると最大火力は劣るが、結構な攻撃力を持ち、先端を当てても強いためリーチを活かせるのが強み。
一方で上記の上必殺ワザの変更などの関係で復帰力に難点を抱えており、
上必殺ワザの「残念だったな!」や「そこをどけ!」というボイスが妙に耳に残るそしてそのまま落ちていくためちょくちょくネタにされる。


発売前は復帰力が低いキャラは弱いなどと過小評価されていた。
一方で復帰力を犠牲に得た攻撃性能は高く、全体として「復帰以外はかなり強い」という評価を付けられることが多いようだ。
例えるなら剣キャラ版リトル・マックとでもいうべき性能だが、マックと違ってクロムは空中の攻撃力も高く、
上必殺ワザはアーマーを持っていて、道連れや復帰からのメテオ可能なため、相手にする場合は安易に復帰阻止に突っ込むと危険である。でも崖際で待ち構えてカウンターするのは勘弁な!
このためダッシュファイターであるが、元のファイターと比べると使い勝手はだいぶ異なっている。



また、クロム参戦が発表される前に各ファイターのショートムービーがあるが、FE勢の中ではルフレだけ最後の切りふだが発表されてなく、
アイクのカラーにforにあったクロムカラーを元にしたカラーが発売前のスマブラ体験会でなくなっていた。
これがクロム参戦の伏線だったのかもしれない。
しかし相変わらずルフレの最後の切りふだや勝利画面に登場している。最後の切りふだは自分相手でも登場するサービスっぷりである。


当初は勝利ジングルがマルスやロイと同じFEシリーズ準拠だったが、後のアプデでルフレやルキナと同じFE覚醒準拠になった。



DLC『覚醒との邂逅』にてリズ・フレデリクと共に登場。
クロムがルフレと出会う直前の時空に迷い込んだカムイ達とひょんな事から出会ってしまう。


カムイが王族と知って驚いたが白夜王国や暗夜王国は神話上……つまりifは覚醒よりも遥か過去の物語であるらしく、
クロムも流石に疑問を抱いたがお人好しなので深くは追及しなかった。
あと、なぜかルーナラズワルドマトイとも会話がある。
また、この時の彼は戦闘時に「運命を変える!」のセリフを言わない。これは中盤から言い出すセリフだからである。
報酬は『聖痕の紋章』『英雄王の紋章』と小石




そしてクロムは倒れている人物と出会う――






王道を往く限り……俺の心に迷いはない!!


  • ファイアーエムブレム0サイファ

ファイアーエムブレムシリーズの開発元である、インテリジェントシステムズが展開するトレーディングカードゲーム(TCG)。
第1弾、『英雄たちの戦刃』から登場。スターターデッキ『覚醒編』では、パッケージを務めている。
以降、『覚醒』のキャラクターが収録された4弾『煌めき幻奏』、第8弾『生と死-運命の先へ-』、
第11弾『赫赫たる双撃』、第12弾『荒れ狂う波濤』、第14弾『瞳の見つめる未来』、
第17弾『英雄送進軍』、第18弾『雄飛のオラトリオ』、第22弾『英雄たちの凱歌』に収録。
最高レアリティであるSRのカードはこれまで4枚収録されている。


性能としては『覚醒』のユニットの特徴としてクラスチェンジを促進、追加効果を与えるという特徴があり、その特徴を持った強力なカードが多い。
原作でクラスチェンジ可能な『ロード』や『マスターロード』、後述のヒーローズにも登場している『パラディン』のカードだけでなく、
原作での戦いの終結後『聖王』になった姿や、原作のパラレルワールドとして、クロム達が戦いに敗れ、屍兵たちの王となってしまった世界での姿である『屍王』クロムも収録されている。


なお本作品のイラストは全て描き下ろしであり、原作でのクロムの戦う様子、その後を美麗イラストで楽しめる。


また、『幻影異聞録#FE』でのミラージュのクロムも収録されており、こちらは原作でクラスチェンジ可能な『マスターロード』『オーバーロード』も収録されている。
ゲームデザイン上同じ名前のユニットを共に戦場へ出撃させることはできない。
しかし、レベルアップやクラスチェンジは可能であるため、ミラージュのクロムを『覚醒』のクロムへクラスチェンジさせるなどいうことも可能。
パートナーである蒼井樹と『覚醒』のクロムを並び立たせることもできる。




カプコン、セガ、バンダイナムコゲームスのキャラ達がコラボする『PXZ2』に、
任天堂からのゲスト枠としてルキナ(パートナー)及び『ゼノブレイド』のフィオルンと共に参戦。
シナリオ中でも戦闘前後でも各キャラクターが徹底的に駄弁りまくるゲームである為に、
濃いキャラを持っているクロムがマリオやリンクといった他の任天堂ヒーローを差し置いての大抜擢を受けることができたと思われる。
???「クロム君、男は黙ってクラシックモード!」


魔人カムーズに奪われた「炎の台座」を取り戻すため、神竜の大地にてユーリやワルキューレと共闘。
その後、彼を追って「時空の門」を潜ってオーク巨樹に来たところ、門が消滅して帰れなくなったため森羅一行と行動することになる。


掛け合いでは異界の戦士の影響でおかしな方向に行こうとするルキナにツッコミを入れたり、親バカな行動をとったりと、原作以上のネタっぷりを見せる。
それでもルキナを信頼している様子を見せたり、互いに気遣ったりと、「父親としてのクロム」の面が強調されている。
……のだがカップリング論争を避けるためかルフレについては全く言及されないので、マイユニに思い入れのある人にとってはちょっと残念かもしれない。
また、ワルキューレとの掛け合いに関しては後述の『FE無双』でしれっとネタにされている。


「王の器」「天空」「物を壊す癖」など原作を忠実に再現したスキルを多数習得し、
さらには「ガイアの高級菓子」というスキルで一時的にステータスアップができる。いつ分けてもらったの?
ちなみにマップ上のオブジェクトを破壊するときに時々「得意だ!」と叫ぶ。楽しそうですね。


戦闘では封剣ファルシオンだけではなく、レイピアやキルソード、サンダーソード、果てはグラディウスをも使用する。
必殺技「炎の紋章・覚醒」は、原作のパッケージ再現で〆るという熱い演出アリ。



OP映像ではシャノワールを背にルキナと共にファルシオンを構えたり、ユーリや大神と共に先陣を切って空を飛んだりする。



なお、クロム参戦の発表時、


なくはなかったー!


と、杉田氏は叫んだ。





運命を超える!





出典:4Gamer.net、http://www.4gamer.net/games/297/G029703/20151210005/、2016年1月28日。
幻影異聞録♯FE、アトラス、任天堂、2015年12月26日、
(C)2015 Nintendo/ATLUS、FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS


アトラスとのコラボ作品にも主要なキャラクターとして登場。


記憶を失っており、「幻想だいたま」にて主人公・蒼井樹を襲撃するが、彼のパフォーマに感化したことで正気を取り戻す。
その後はミラージュマスターとなった樹のパートナーとなり、戦闘の際には姿を剣に変える。俺は魔剣!!



戦闘の際に樹を励ましたり、時折指示を出すなど、PXZ2とは違って「ロードとしてのクロム」の面が強い。
終盤での「ロードの使命」に関するセリフは必見。
ただ、樹にサイドストーリーがないせいで、それほど樹との会話がないのが残念。



当初のカルネージはお馴染みの「封剣ファルシオン」。
カルネージ・ユニティによって、「レイピア」や「神剣ファルシオン」だけでなく、
「バルムンク」や「ミストルティン」等にもなり、最終的に「真劍ファルシオン」になる。



クラスチェンジ先はおなじみ「マスターロード」か、まさかのヴァルハルトの兵種「オーバーロード」。



無双シリーズ』とのコラボ作品にも参戦。初報PVで唯一登場するなど、もうクロムはFE界のコラボ大使と言える。


クラスはロード/マスターロード。最初から封剣ファルシオンを専用装備として保有している。
ストーリー面では、最初に主人公姉弟+αと合流。ルキ……マルスとの決闘シーンにもムービーが使われている。
保有スキルは「月光」。全スキルの中でも極めて有用なスキルの一つ。絆レベルは積極的に上げよう。


なお、無双奥義など一部のモーションに「覚醒」のパッケージイラストをモチーフにしたようなモーションも。





俺は負けん!!

ち、ちくしょう……!



スマホで展開するFEのお祭りゲーにも当然のように参加。
現在のところ、通常版とその神装版、イースター版、クリスマス版、パラディン版、伝承版の5(6)種類が存在している。
それらの全てにおいて、(多少の差異はあれど)攻撃と守備は高いが速さや魔防は低い、物理パワーファイター型というステータスで共通している。


最初期からPVにも登場するなど恵まれている……のだが、
『ファイアーエムブレム Direct』でヒーローズが紹介された際、
子安氏に「俺は負けん!」とモノマネされた後、三すくみの紹介のために苦手な槍属性のピエリに「俺は負けん!」と突撃したあげく、
返り討ちにされて「ちくしょう……」と言いながら敗北したので、視聴者からネタにされている。直前に無双で勇姿を見せていたのも大きい。
相性ってやっぱり、大切ですね……。


第一回目となる投票大戦「王子VS王女」にも当然参戦。
他はレオンエリーゼ聖魔といった兄妹で参加する事実上の兄VS妹であったため、
クロムは妹のリズと参加……と思いきや何故か娘のルキナと一緒に参加。


一回戦ではアルフォンスと対決したが、流石にファン層が出来上がっていない最新作の主役ではクロムの相手にはならず完勝した。
二回戦はエフラムと対決、これが稀に見る接戦であり、熾烈を極めた末に僅かな差で敗北した。
この戦いがあまりに熱かったため、クロムファンは決勝戦のエフラムVSルキナのどちらにつくべきか迷う事になった。


  • 新たなる聖王 クロム

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

まずは通常版。
イラストはえびら氏、神装版はп猫R氏。
原作通りに赤属性の剣・歩行ユニット


武器スキルはもちろん『ファルシオン』
竜特効。3ターンに1回、ターン開始時にHP10回復


Aスキルはターン開始時、自分のHPが50%以下なら守備+7の『守備の覚醒3』
Cスキルは周囲1マスの味方は戦闘中、守備+4の『守備の紋章3』


初期の頃は剣士の中でも最高クラスの攻撃力という個性を持っていたが最近の剣士にはデフォルトのままだと色々と置いていかれてる部分が目立つため、彼らに見劣りしないようにするには限界突破やスキル継承による大改造は必須。


幸い、召喚から☆3~4で排出されるので限界突破自体はしやすい。
錬成した封剣ファルシオンが後述の通り非常に強力な性能を持つため、手間とコストはかかるがそれに見合うだけの性能は発揮してくれるだろう。


2018年2月のアップデートでファルシオン使いの錬成が追加。
錬成すると竜特効。2ターンに1回
共通として回復が2ターンへ短縮。
特殊錬成は味方と隣接している時、戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+4
絆に恥じない強化出来る個性だが隣接が絶対条件で使い勝手は悪い。
同年5月に騎馬版と同じ封剣ファルシオンへの武器変更と2020年12月には錬成可能になったため、実用性の高さではこちらの方が良い。


2021年6月から神装英雄に抜擢。
彼の熱血主人公からか炎の国ムスペルの装束でムスペルらしいダークな雰囲気の衣装となっている。
肩周りの黒い羽根の装飾で聖痕が隠れているが攻撃イラストからするに動けば覗かせる程度には見えるようだ。……新手のチラリズムか?


  • 春色の聖王 クロム

2017年4月にイースターの仮装をした超英雄。イラストはえびら氏。
緑属性の斧・歩行ユニットで参加。


武器スキルは自分から攻撃した時、戦闘後HPを4回復する『ニンジンの斧+』
Aスキルは攻撃、守備を+2の『攻撃守備2』
Cスキルは生存時、自軍の武器種・斧は全員、戦闘で入手SP2倍『斧の経験3』


最初期の超英雄ということもあり、性能面では取り立てて優れた部分はない。
というか現在だと多数の歩行斧使いに多くの面で上回られてしまっている。
ほぼ年1回の期間限定召喚から☆5限定排出という入手性の悪さも相まって、
通常の部隊編成で採用されることはまずないだろう。


  • 赤き聖王子 クロム

2017年12月にサンタ衣装に身を包んだ。イラストもえびら氏。
イースターと同じ緑属性の斧だがこちらは重装ユニット。


武器スキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+2の『プレゼント袋+』


Aスキルは戦闘開始時、自分のHPが80%以下なら戦闘中、攻撃、守備+7の『攻撃守備の大覚醒3』
Bスキルは自分のHPが50%以上の時、自分、敵、ともに追撃不可の『守備隊形3』


重装ということもあり全体的にステータスは高い。
速さは極端に低いが、守備隊形が機能すれば気にならない。
大覚醒効果も相まって物理耐久は非常に高いのだが、魔防にはほとんどの補正がないため魔法攻撃には要注意。


  • イーリスの聖騎士 クロム

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2018年3月に原作でもクラスチェンジ可能なパラディン版のクロムが登場。プレイヤーからもこっちの方が使いやすいのは内緒
イラストは山田孝太郎氏。
赤属性の剣・騎馬ユニット。


武器スキルは『封剣ファルシオン』
竜特効。HPが99%以下の時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5。


Aスキルは攻撃、速さ、守備、魔防が+3。戦闘後、自分に6ダメージの『獅子奮迅3』
Bスキルはターン開始時、敵軍内で最も守備が高い敵の守備-7の『守備の封印3』
Cスキルは生存時、自軍の武器種・剣は全員、戦闘で入手SP2倍の『剣の技量3』


とにかく封剣ファルシオンと獅子奮迅のシナジーが強力であり、
実質的にほぼ常時全能力+8、錬成後なら諸々の条件が揃えば+13というトンデモ補正を発揮できる。
もちろんその反動として戦闘後にスリップダメージを受けるが、ある程度は天空で回復できる。


他にも、守備の高い敵の耐久力を下げる守備の封印。
剣の技量は戦闘には関係ないが騎馬専用鼓舞や紋章を継承させたりすれば騎馬PTでのサポートも可能になるなど、ほとんど自前のままでやっていけるほど強力なスキルが目白押し。
またファルシオンの竜特効で闘技場で出会いやすい強力なマムクートたちをほとんどワンパンで倒せるのも手伝い、同時に登場した半身の子供たちを差し置いて全国のエクラくん・エクラさんたちから熱い視線を向けられることとなった。


登場から未だに大暴れのラインハルトの「ダイムサンダ」を苦手属性でありながらスキルのみで確定耐えするシグルドを防御型赤騎馬ユニットの極致とするなら、こちらのクロムは圧倒的な能力値に物を言わせたパワープレイであらゆる敵を叩き潰す突撃型赤騎馬ユニットの極致と言えるだろう。
ただ、魔防ははっきりいって今までクロム同様にお粗末な数値なので魔法攻撃にはほぼ無力である。特に苦手属性である青魔導師や騎馬特攻の魔法には注意しよう。
ちなみになんの因果か、半身は男は青魔導師、女は騎馬特攻の魔導書持ちと二人揃ってこのクロムが苦手とする攻撃タイプである。


2020年12月のアップデートで封剣ファルシオンが錬成可能。
錬成すると戦闘開始時、自身のHPが99%以下の時、または自身が有利な状態を受けている時、戦闘中の攻撃、速さ、守備、魔防+5
条件が新たに自分が【有利な状態】を受けているが追加したことでHP管理に拘らなくても良くなった。
特殊錬成は戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃、速さ、守備+5、敵は追撃不可。
何故か魔防以外は上がらないが追撃を封じる個性も追加した。


  • 王道を征く者 クロム

世界あるごとに様々の邪悪が棲むように、それを封じる力にも多様な形があるのだな。

俺の力が、この世界で役に立てばよいが。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS



2020年3月に水の伝承英雄として登場。イラストは日野慎之助氏。
兵種は先んじて登場していた伝承ルキナと同じく、青属性の弓・歩行ユニット。
本編終了後、正式に聖王へと即位した時系列で衣装は実際のカードに収録していたサイファのモデルを逆輸入。ダブルも組める。


二つ名中の人の組み合わせによって変な想像した者が続出した。


武器スキルは『ランドグリーズ』
攻撃+3 重装、飛行特効
敵のHPが100%で戦闘開始時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、敵の攻撃、守備-6


補助スキルは『運命を変える!』
対象を自分の反対側の位置に移動させ、その後、自分を行動可能にするかつ自分とダブル相手の攻撃+6(1ターン)、自分とダブル相手に【補助不可】を付与
この補助不可はレストや一喝+では治せない。


Aスキルは敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する『近距離反撃』
Bスキルは戦闘中、敵の攻撃、守備-3、かつ敵の攻撃、守備の強化の+を無効にする『攻撃守備の凪3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスに味方がいなければ自分の守備、魔防+6(1ターン)の『守備魔防の奮起3』


固有の補助スキルによる再行動効果が目玉であり、自分の手で使えば便利だが敵としては事故率が高く脅威。それと相性の良い高い攻撃も光る。
単純に味方を引き戻してから自分が攻めに行ってもいいし、味方の盾として留まり近距離反撃と強烈な弱化で相手を出迎えるという使い方もできる。
でも速さは若干低いままと守備と魔防も素の状態ではそれほど高くもないのでリスクは少し大きい。


しかし伝承クロムの恐ろしいポイントはスキル継承してから


速さに関してはスキルを駆使するのはもちろん、限界突破に神竜の花、個性の実で気軽に補えるので追撃も出来るようになる。
スキル継承でAスキルは攻撃と速さに関するスキルと相性が良く、孤軍、万全等とどれでも使える。
攻撃も59と高火力で追撃が出来てしまえば一度の戦闘だけで敵を圧倒。
しかも狙撃との相性抜群な上、2倍ダメージ(+回避スキル系のダメージ軽減を無効)で対処の幅も広まる。


スキルの組み合わせ次第で敵に回ると恐ろしい高火力が襲いかかり、脅威となる。


ただ、ランドグリーズは相手のHPに、奮起は自身の立ち位置に左右される効果であるため、そのあたりの調整には注意が必要。
Cスキルは始まりの鼓動で自分の奥義カウントを進めるか紋章スキルの味方サポートと組み合わせは広い。


  • 運命を変える双翼 クロム


イーリス聖王国のクロムだ。

俺の半身、ルフレと一緒に愛の祭りに参加させてもらうぞ。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2022年2月の愛の祭りに比翼英雄として登場。イラストは山田孝太郎氏。
弓・歩行ユニットは伝承版と同じだが赤属性。
パートナーは当然ルフレ。カップリングに考慮して男ルフレとである。
覚醒ではダブルがシステムにあったこともあり、比翼英雄実装当初からクロムとルフレのためにあると言われていた組み合わせ。
なお女ルフレは単独で同時参戦しており、クロムと仲の良い男ルフレに嫉妬している。


武器スキルは『運命を変える絆弓』
重装、飛行特効、奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
1~4ターン目に移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時、または自分に使用された時、自分と相手の奥義発動カウント-1(1ターン1回のみ)
自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、絶対追撃する。


補助スキルは伝承版同様『運命を変える!』



Aスキルに敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する。
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃+5
その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に5ダメージ『近反・攻撃の渾身』
Cスキルにはターン開始時、奥義発動カウントが最大値なら、奥義発動カウント-1『始まりの鼓動3』


伝承版の上位互換と言っても可笑しくない性能。
絶対追撃や奥義操作と伝承版には最初からなかったスキルが勢揃い。苦手な速さを完全カバーするスキルが常備している。
空いてるBスキルは渾身スキルでカバーする「待ち伏せ」や弱らす凪スキルと奥義連発の「奥義の螺旋」が候補に挙がる。
味方の組み合わせ次第で狙撃を連発出来てしまう。


驚くべき事に比翼効果もユニーク。
自分と周囲2マス以内の味方の攻撃、速さ、守備、魔防-5(次回行動終了まで)、かつ、【神軍師の策】を付与
自分に「敵は追撃不可」を付与(1ターン)
【神軍師の策】
戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防が自分が受けている攻撃、速さ、守備、魔防の弱化の値の2倍だけ上昇
任意で弱化をばら撒く効果は今まで一度も無かった。しかしルフレがいることで神軍師の策が付き、連帯スキルと同じ役割を持つ。


ステータスは伝承版と比べて守備が高い程度で他はほぼ同じ。
その分のAスキルのリスクを負っているので体力管理には気をつけたい。



  • 覚醒せし正義 クロム


平和を求める人々のために、俺の力はある。

海を越え、時を超え、自分の正義を信じて戦いぬくだけだ……!



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


覚醒10周年である2022年に行われた『第6回 英雄総選挙』にて男性部門1位になった事で、総選挙版が8月にようやく参戦。
イラストは原作で担当したであるコザキユースケ氏。
青属性で槍・騎馬ユニット。
姉や妹の衣装ではなく、ルキナと同じくマスターロードの衣装を着て封印の盾を装備している。
なお同じく封印の盾を持っているマルスはスキルとして反映されているが、クロムは原作同様に見た目だけでスキルには反映されていない。


時系列は伝承と同じくギムレーを討伐した後。
『想いを集めて』ではギムレーを討伐した総選挙クロムの姿を見た覚醒の子世代たちは、自分達の世界に希望を見出したが、
それが子世代に油断させるためのギムレーの策ではないかとシャンブレーが言い出し……。



武器スキルは『ゲイルドリヴル』
重装特効。奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+5、
さらに、攻撃、速さ、守備、魔防が、自身の【有利な状態】と【不利な状態異常】の数×2だけ増加(強化と弱化は除く)、
かつ最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減、かつ自身が【有利な状態】を受けている時、戦闘中、自身の奥義発動カウント変動量+1。


補助スキルは『運命は変わった!』
対象を自分の反対側の位置に移動させ、その後、自分を行動可能にする、
かつ自分とダブル相手に【補助不可】を付与(次回行動終了まで)、かつ対象が得ている【有利な状態】を自分とダブル相手に付与(1ターン)


Aスキルに自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、速さ+7、かつ
戦闘中、奥義による攻撃でダメージを与えた時、自分の最大HPの(10+自分の奥義の発動カウントの最大値×20)%回復する『鬼神飛燕の迫撃』
Bスキルは【再移動(残り+1)】を発動可能。戦闘中、敵の速さ、守備-3になる『速さ守備の近影3』
Cスキルにはターン開始時、周囲2マスの味方の速さ+6(1ターン)
ただし、現在の部隊内で、同じ移動タイプが2体以下の味方のみが対象、
かつ上記対象のうち、歩行はさらに【見切り・追撃効果】を付与する『速指揮・歩行重視』


原作、そして彼の熱血漢を表した味方と共に強くなるタイプ。
少々癖のある効果をしているが自分の状態が不利だろうと自分の力に変える、しかもダメージも抑えながら奥義カウントも加速とまるでクロムの性格を具現化した武器スキル。
Cスキルは『速さの指揮3』の応用版でなるべく速さの高い歩行ユニット二人で組みたい。


最大の特徴は専用補助スキル
『運命を変える!』の引き戻し+再行動+補助不可は同じなのだがこの効果「有利な状態が付いている味方と同じにする
これは有利な状態全般対応可能で兵種やキャラ限定となる「敵弱化ダメージ+」「先導の伝令」はもちろん、伝承クロードの『落星』正月ダグの『天駆の道』クリスマスオルティナの『待ち伏せ』も自分のものに出来る。
周囲内で離れていても付与している味方なら誰でもコピー出来るので安心。
まさに絶望な戦況の運命を変える原作さながらを感じさせる。


ステータスは高い攻撃は据え置きで問題の速さは実装してきたクロムで一番トップに。


低すぎる魔防も据え置きで騎馬特攻の弱点も負っている。


  • 屍王

失ワレルコトガ……決マッテイル……未来ナラ……。

最初カラ……希望ヲ……持タヌコトダ……。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年5月の闇落ちガチャについに屍王クロムが参戦。イラストは暴走アイクでも担当した藤坂公彦氏。
パラディン版同様に赤属性の剣・騎馬ユニット。
屍王クロムはルフレに殺され、屍兵になってしまった本来の時間軸におけるクロム。
本編ではDLCで示唆され、サイファにて初めて実装された形態であるがデザインは差別化を図るためかマスターロードで全く異なっている。
上記のように立ち絵は公式ポーズそのもの。本来の姿と屍王クロムを見比べればその違いは一目瞭然。
右手にはギムレーの邪痕があり、クロムの死因であるトロンがそのまんま残っている。
また武器がナーガの牙である神剣ファルシオンから、ギムレーの角を模していると思われる『屍王の絶剣』に変えている。


『想いを集めて』ではクロムを屍兵の王に任命したのはギムレー自身である事が判明。
ギムレーの邪痕がある事からギムレーはわざわざ自分の血をクロムに飲ませたことになるので、クロムに対するギムレーの歪んだ愛情が垣間見える。
その上、皆を束ねることが好きなクロムのプレゼントとしてフレデリク、リズ達の親世代も屍兵で蘇らせたエグい描写も書かれている。


武器スキルは『魔器・屍王の絶剣』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、自身の奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)
最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減かつ、速さが敵より1以上高い時、戦闘中、敵の絶対追撃を無効かつ、自分の追撃不可を無効にする。


補助スキルは『運命ハ変ワラナイ……』
対象を自分の反対側の位置に移動させ、その後、自分を行動可能にするかつ、自分とダブル相手に【補助不可】を付与(次回行動終了まで)かつ、移動後の自分と対象それぞれの周囲4マス以内にいる、最も近い敵とその周囲2マス以内の護り手効果のスキルを持つ敵に【弱点露呈】を付与する。


Aスキルに攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、戦闘中、自分の攻撃、速さ+6、
さらに移動後のマスが移動前から○マス離れていれば、戦闘中、自分の攻撃、速さ+○(最大4)
○が2以上の時、戦闘中、自分の攻撃、速さの弱化を無効の『攻撃速さの激突4』
Bスキルは戦闘中、敵の速さ、守備-4
移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時、または自分に使用された時、移動後の自分と相手それぞれの周囲4マス以内にいる最も近い敵とその周囲2マス以内にいる護り手効果のスキルを持つ敵の速さ、守備-7、【混乱】を付与の『速さ守備の干渉4』
Cスキルにはターン開始時、周囲2マスの味方の速さ+6(1ターン)
ただし、現在の部隊内で、同じ移動タイプが2体以下の味方のみが対象、かつ上記対象のうち、歩行はさらに【見切り・追撃効果】を付与『速指揮・歩行重視』


総選挙版は皆と共に強くなるのだが屍王と化したクロムは皆と共に弱化と不利な状態異常を撒いて敵に絶望を与える。
対象の近い敵と護り手持ちはダメージを大きく増やす。
補助スキルを活かしつつ奥義の疾風迅雷で騎馬の機動力で薙ぎ倒して縦横無尽に駆け回る。
クロムでも厳しい相手か味方の方が大ダメージを与える時は味方に任せるのも手。
敵が不利な状態異常を付いている時に強化する味方とは相性が良い。


とはいえ、魔防の低い事は変わらずで騎馬特攻は引き続き喰らう。
護り手がいない相手ではどうも効果が薄まってしまう。
場合によっては変える手もある。


ファイブワットステージのプチゲームの一つ「ファイアーエムブレム覚醒」の操作キャラとして登場。
…のだが、本作はクロムのamiiboには何故か対応していない。


DLC追加紋章士として登場。
「聖王の腕輪」に宿る「絆の紋章士」で、1つの腕輪にクロムとルフレ(男)の2人の英雄が宿っている。


基本的にはクロムがメインでルフレがサポートするような形のスキル構成をしている。


他、DLCで入手できる紋章士の腕輪の他に、装備アイテムである絆の指輪に「クロムの指輪」が存在している。
貴重なスキル付き指輪の一つで、装備すると確率で発動するスキルの発生率を+5%アップする効果の「王の器」スキルが付与される。



これが……追記・修正か。


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この項目が面白かったなら……\俺は魔剣!!/
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  • コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-06-22 23:37:46)
  • 乙。クロムは固定婿です。本当にありがとうございました。 -- 名無しさん (2016-07-05 15:27:38)
  • 「なくはなかったー!」に腹筋がやられたww杉田さんのアドリブ力というかエンターテイナーとしてのすごさを感じたw -- 名無しさん (2016-09-22 23:13:10)
  • ファイアーエムブレム無双が発表されたね。そしてそこに映っているむき出しの腕の人は間違いなく……。 -- 名無しさん (2017-01-13 18:38:08)
  • FE覚醒は賛否両論だったが、クロムは今でも人気。歴代のいいとこ採りで王道主人公で、クセもなくて扱いやすいからこその人気なんだろうな。 -- 名無しさん (2017-03-29 21:52:05)
  • PXZ2のマリオやリンクの下りはいるかこれ?マリオはそもそも普通に喋らせた事が殆んどないために上手い事キャラを起こしづらく、リンクの場合は宮本から台詞禁止令が出てるから根本的に無理なんだし。…まあそれ以前に下ネタ上等の森住ゲーにその二人を出す事を任天堂が許可するのかという話だし(クロム?戦場で知り合った踊り子とスピード結婚する性王だし) -- 名無しさん (2017-05-31 00:24:14)
  • 自社はネタキャラとして、他社は大切に扱われているな。 -- 名無しさん (2017-09-16 21:52:14)
  • 「(個性は)なくはないです。」で地道に知名度を稼いだのはいいけど、使いすぎたせいで変なイメージがついてしまったという。 -- 名無しさん (2017-09-19 20:55:15)
  • サンタクロムさん最高だ!袋で相手を撲殺だ!!!! -- 名無しさん (2018-01-05 19:47:03)
  • スマブラSPが発表されたがクロムの運命はいかに。 -- 名無しさん (2018-06-15 20:39:39)
  • クロム スマブラ 参戦おめでとう! -- 名無しさん (2018-08-08 23:32:47)
  • なくはなかった -- 名無しさん (2018-08-08 23:36:42)
  • なくはなかった…(スマブラに出れないという)運命を超える! -- 名無しさん (2018-08-09 00:36:33)
  • このまま色んな作品に出るけどスマブラにだけ出れない的なキャラも面白かったと思うけど、でもやはり参戦できてよかった。 -- 名無しさん (2018-08-09 01:45:48)
  • ↑スマブラforの扱いは可哀想すぎたから流石に参戦できないままなのはちょっと… -- 名無しさん (2018-08-09 17:56:24)
  • すまん途中送信した。でもこうやってスマブラ参戦できてよかったよホントに -- 名無しさん (2018-08-09 17:57:54)
  • 荒らしコメントとそれに関わるコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-08-15 10:48:25)
  • 今考えると、特徴が多すぎて逆に一番目立つ個性が「なくはないです。」になったのかもしれない。 -- 名無しさん (2018-09-01 18:10:45)
  • 残念だったな!(復帰ミスしながら) -- 名無しさん (2018-12-11 01:33:05)
  • 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-06-14 19:48:39)
  • amiiboの販売スケジュールやファンファーレの件、ルフレの各種演出が未変更な所を見ると、スマブラ参戦は本当に滑り込みだったんだろうなぁ -- 名無しさん (2019-06-22 22:37:42)
  • 滑り込みってこたないでしょ、初期段階でファイターは全員決まってるし。演出面がどうしてなのかは材料が少なすぎて想像もままならないが。amiiboは制作に時間がかかるものだし、(ファイターとして)シモンと同時に作られてたリヒターだってamiibo発売は遅いし -- 名無しさん (2019-07-11 14:10:17)
  • 王族が公認してるのに自警団という矛盾 -- 名無しさん (2019-08-12 00:46:13)
  • ↑自衛隊の建前と似たようなもんだろ。過去のgdgdから大っぴらに軍隊と言えねぇんだよ -- 名無しさん (2019-11-30 21:54:10)
  • なんだかんだ、あのed後の お帰り は涙が滲んだ。クロムが主人公でよかった -- 名無しさん (2019-12-12 03:48:32)
  • 例の一件で個性がないキャラ扱いされるのは不快だなあ -- 名無しさん (2020-01-17 14:31:14)
  • ドラガリのFEヒーローズコラボでの扱い、考えた奴は人の心が無い。一人だけドラガリ世界の未来の時間軸の異界に飛ばされ、ルキナが絶望の未来で味わった地獄の疑似体験(しかも、過去へ転移する前の時点でその世界での仲間は一人残らず死んでいる、下手すりゃ人類が滅びているのでルキナ以上の地獄)し、ドラガリ世界の過去の運命を変えるという願いを死に逝くドラガリのヒロインから託されるとか、コラボキャラに背負わせていい重圧じゃねえだろこんなの… -- 名無しさん (2020-05-01 19:37:45)
  • ↑将来立派なモンスターペアレントになれそうだ -- 名無しさん (2022-04-03 03:03:52)
  • 王族で次期国王の身分なのに誰ともくっつかないと村娘と結ばれるってのも凄いな。貴族の娘とかじゃないんか -- 名無しさん (2023-01-30 15:14:19)

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