登録日:2023/03/08 Wed 19:50:05
更新日:2024/07/05 Fri 10:54:41NEW!
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ウルトラマンエース ウルトラマンa ウルトラ怪獣 炎の剣 ウルトラセブン 悪役 超獣 宇宙人 炎属性 ウルトラマン撃破成功 ファイヤーモンス ファイヤー星人 セブンの命!エースの命! シルバーシャーク 片岡五郎
流石のエースも、炎の剣の猛攻撃を防ぐ事は難しかった!
ファイヤー星人及びファイヤーモンスとは、特撮作品『ウルトラマンA』第39話「セブンの命!エースの命!」に登場する宇宙人と怪獣である。
【データ】
ファイヤー星人
別名:火炎人*1
身長:170cm~51m
体重:60㎏~29000t
出身地:ファイヤー星
演(人間態):片岡五郎
ファイヤーモンス
別名:火炎超獣
身長:64m
体重:47000t
出身地:ファイヤー星
【概要】
ファイヤー星人
高温な星で知られるファイヤー星出身の宇宙人。
地球侵略の手始めに防衛チーム・TACの新兵器「シルバーシャーク」の破壊を企む。
武器は人間態では3つの銃口を持つ銃、巨大化時は8000度の炎の剣を使用する。
本来の姿は赤い体に巨大な頭、万力状の左手を持っているが、脳は小さく好戦的な気質を持つ。
だが親しい人間に化けて相手を欺く等悪知恵は働く方である。
また、その体内にはマグマが流れているらしい。
超獣ファイヤーモンスを操っていることから、異次元人ヤプールとの関係を考察する視聴者の声もあるが、
何分『A』中盤以降の超獣の扱いはほぼ過去作品の「怪獣」と同義に近くなっているため、与太話程度に受け取っていた方が良いかもしれない。
ファイヤーモンス
ファイヤー星人が操る超獣。
青と赤で彩られたニワトリやタツノオトシゴを思わせるような外見が特徴。
武器は口から吐く1万度の火炎放射とミサイルで、胸についたコブは手榴弾のように投げることができる。
体内にはガスが貯めこまれており、体温が3000度に達すると大爆発してしまうらしい。
と火力は申し分ないものの、超獣としては割とベーシックな装備であり、そこまで強くないと思われたが…
【活躍】
シルバーシャーク破壊を企むファイヤー星人は、北斗星司の友人である梅津姉弟の生き別れた叔父、三郎に化けて彼等に接触。
シルバーシャークの情報を得るため彼等に盗聴器付きのペンダントを渡す。
その後夜間にパトロール中のTACを襲撃するも、北斗の銃撃を受け逃走。
三郎の姿になっても怪我が治らず、更に三郎の腕輪が現場に落ちていた事で正体が発覚。
TACに攻撃されるがファイヤーモンスを召喚して彼等と戦わせる。
北斗は超獣の火炎に巻かれるがウルトラマンエースに変身。
格闘戦ではエースが押していたが、ファイヤー星人が持っていた炎の剣をファイヤーモンスに投げ渡す。
すると炎の剣は巨大化しファイヤーモンスの強力な武器となりエースは防戦一方。
メタリウム光線を吸収した挙句、エースは炎の剣で胸を貫かれ倒されてしまう。
だが、そんなエースの前にウルトラセブンが降臨。
エースよ、弟よ、負けるでないぞ。ウルトラの若い命はお前のものだ。こんな事で燃え尽きてはならん。
弟よ、お前にはまだ地球でたくさんやらねばならない事がある。燃えるのだ。お前の未来に向かって命の炎を燃やすのだ!
一人で生きるのは辛い事だ…だが、挫けてはいけない。最後の最後まで頑張らねばならん。
エースよ、お前にはウルトラの命があるのだ。エース、立て!
セブンの励ましとエネルギーを得てエースは復活、北斗も昏睡状態から目覚めた。
その後、シルバーシャーク完成を狙い再びファイヤーモンスを召喚。
北斗もエースに変身して戦うが、ファイヤー星人は梅津姉弟を人質にとりエースを牽制。
だがここでTACはシルバーシャークを使用。それから放たれたレーザー光線の一撃でファイヤーモンスを粉砕。
ファイヤー星人はTACの攻撃で銃を破壊され巨大化。残された炎の剣を持ちエースと戦う。
だがセブンの励ましを受けたエースは奮起、その辺の鉄塔を持ち対抗。エースブレード使えよ
最終的に投げた鉄塔が手に当たり炎の剣を手放しエースに奪われ、炎の剣を頭に突き刺され、メタリウム光線を受けてファイヤー星人は爆発四散。
エースは梅津姉弟を励ますために逆立ちとバック転をしてから飛び去っていくのだった。
結局当人たちより炎の剣が強すぎたのが苦戦の原因であった
【他作品での活躍】
- 大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー
西川伸司の漫画作品で、中盤にファイヤーモンスがヤプールの超獣軍団の1体として登場。
キングジョーブラックの合体を炎の剣で妨害するという活躍を見せるが、キングジョースカーレットに倒された。
連載第30話にてファイヤー星人・ファイヤーモンス共々超獣軍団として登場している。
- ウルトラマングラフィティ
ウルトラの国の消防士としてファイヤー星人が登場している。
【余談】
- デザインはファイヤー星人、ファイヤーモンス共に鈴木儀雄が担当。
ファイヤー星人のデザインは決定稿では両手共に万力で描かれているが、着ぐるみでは炎の剣を持たせる都合上右手だけ普通の手になった。
ファイヤーモンスは決定稿では肩口やトゲなどのパーツが赤と橙の「炎」を思わせるグラデーションで彩色されているが、実際の造形物では赤の単色となっている。
- ファイヤーモンスの鳴き声はムルチの流用。
- 当時の特撮技術は、現在のようにCG技術がなかったため、炎の剣は刀身に油を塗らせてから実際に燃やしている。スーツアクターさんが火傷しなかったか心配である……。
- シルバーシャークは後の『ウルトラマンメビウス』にて改良型の「シルバーシャークG」が登場している。
追記・修正は炎の剣を使いこなしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 結構インパクトあったファイヤーモンス。「武器」を振り回す超獣(怪獣)って、あまりいないし。 -- 名無しさん (2023-03-08 20:13:04)
- ゲーム版大怪獣バトルでは第1弾の技カードとなっており、当りカードが出るとこのファイヤーモンスの技カードを使用したゴモラ(色がクリアレッドになっている)のソフビが貰えた。能力は高熱属性を付加するというもので、高熱を弱点とする怪獣は多いため使いやすい。ただし、2弾で早くも上位互換のエンザンが登場してしまい、更に後にはそのエンザンの上位互換のパンドンが登場と立場は厳しい。 -- 名無しさん (2023-03-08 20:25:24)
- ファイヤーモンス、どこが角でどこが口かよくわからない余り見ない独特のデザイン。 -- 名無しさん (2023-03-08 21:25:02)
- 後半の印象が薄い超獣の中ではデザインや活躍で目立ってる方だと思う -- 名無しさん (2023-03-08 21:48:51)
- どちらも訳のわからんデザインしてるしデザイン画はもはや色彩の暴力とでもいうべき怪作 -- 名無しさん (2023-03-09 01:40:33)
- ファイヤー星人を初めて見た時は「間の抜けたモアイみたいな顔」と思ったのと、中の人の視界確保の覗き穴が開き直ってて、子供心にも「そこ目が見える場所やんけ!」とツッコんでた(笑) -- 名無しさん (2023-03-09 07:11:42)
- もしファイトオーブにエース兄さんが参戦してたら対戦相手はこいつだった可能性が高い。着ぐるみが無いというのは抜きにして、独力でリベンジを果たせてない強敵という条件には他の兄弟同様当てはまってるし -- 名無しさん (2023-03-09 11:58:03)
- この回と言い、昭和のウルトラシリーズって特にセブンとゾフィー兄さんの客演、多すぎじゃないかねえ? -- 名無しさん (2023-03-09 13:34:17)
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