登録日:2023/02/20 Mon 17:04:00
更新日:2024/07/05 Fri 10:48:09NEW!
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tbs cbcテレビ tbs系列 テレビ番組 ワイドショー ゴゴスマ 石井亮次
せ~の!
ゴゴスマ!
『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』とは、CBCテレビが制作し、平日午後にTBS系列局で放送されるワイドショー・情報番組。
月曜 - 金曜 13:55 - 15:49に放送される。
番組の歴史
- 東海3県ローカル時代(2013年・2014年)
CBCテレビは、2013年の4月改編にて自社制作番組を中心とする大改編を実施し、それまでのドラマ再放送枠に充てられていた14時・15時台にて新しいローカル番組を立ち上げることとなった。
メインキャスターには『晴れ・どきドキ晴れ』などに出演していた石井亮次、アシスタントには古川枝里子(いずれもCBCアナウンサー)が各々抜擢され、東海3県に縁の深いタレントや有識者が「ゴゴスマファミリー」として起用された。
開始当初の放送内容はスタジオトーク・生中継・日替わりのロケ企画などを通じて、東海3県の視聴者へ向けた生活情報を中心に伝えていた。
- TBSとの2局ネット時代(2015年)
一方のキー局TBSの14時・15時台は『3時にあいましょう』→『スーパーワイド』が放送されていたが、1996年5月のTBSビデオ問題により『スーパーワイド』を打ち切ると同時に午後のワイドショーの放送から完全に撤退。1998年からの『ジャスト』にてワイドショーが復活したが、2005年春改編で終了。その後の番組も短命で終わるなど長続きせず、2010年秋から2014年まで再放送枠となっていた。
そして、2015年春改編でTBSは裏番組である『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ制作)に対抗するため、前半1時間のみの同時ネットを開始することとなった。
これについてTBS側は「まずは朝の番組の充実に全力を注ぎたいので、CBCテレビに協力を仰いだ」との見解を春の改編会見にて明らかにしている。
これに合わせて番組構成もリニューアルされ、前半は関東の視聴者を意識しながら、主婦目線にこだわった生活情報を伝え、東海3県ローカルの後半は地元向けの情報を中心とした構成にリニューアルした。その後、同年秋改編からはTBSでも放送時間を2時間に拡大し、放送内容も他局のワイドショーのように報道・情報色を強めた内容にリニューアルし、TBSも制作協力に参加している。
- 全国進出(2016年~)
2016年春改編で宮城県の東北放送がネットを開始し、これを皮切りに全国のTBS系列局でも放送されるようになった。
そして、2020年秋には福岡県のRKB毎日放送、2021年年頭には広島県の中国放送、同年春には最後まで自社番組を編成してネット受けを断固拒否していた近畿圏の毎日放送でも放送されるようになり*1、名実ともにTBS系列を代表する番組へと成長していき現在へと至っている。
その他
番組全体がローカルセールス枠扱いとなっているため、CBCテレビやTBS以外の局では祝日などを中心に自社ローカルのプロ野球中継や特別番組などの放送する日に臨時非ネットとする場合がある*2。このため、現在ネットしていないのは青森県、山形県、長野県、沖縄県の4県*3のみだが、緊急時や特別編成実施時に特番扱いにて放送されるケースがある。
番組の基本的な放送時間は13:55 - 15:49だが、15:40に飛び降りポイントが設けられているため、一部局ではここで飛び降りて、自社ローカル番組などを放送する。この他にも毎年1月第2月曜日の成人の日の15時台には『HBCカップジャンプ』(北海道放送制作)を全国ネットで放送するため、全局1時間版にて放送し、全国ネットの特番を放送する日や年末年始については全編休止とする。
2015年のTBS進出時の視聴率は苦戦していたが、その後は『ミヤネ屋』や『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ)に勝つこともあり、『ミヤネ屋』との激しい視聴率戦争を展開している他、『グッディ!』を2020年秋改編での打ち切りにも追い込んでいる。
石井は番組好調の理由として、「番組が名古屋から放送されるため、コメンテーターがうっかりと(キー局では言えない)本音を出してしまうことが多いからではないか」と分析している。
2018年9月まで存在した占いコーナー(ちょっと気の早い 明日の運勢ランキング)では、アニメ星のカービィのオープニング「カービィ★マーチ」のインストゥルメンタル版が流れていた。
主な出演者
ナレーションはCBCアナウンサーが持ち回り形式で担当している。
【メインキャスター】
- 石井亮次
当番組のメインキャスター。またの名をジェネリック宮根。
開始当初はCBCアナウンサーだったが、2020年3月末でCBCテレビを退職し、同年4月1日からはフリーアナウンサーに転身している。この番組をきっかけに一躍全国区となり2023年4月からは土曜昼に地元・大阪でローカルの情報番組を、さらにTBSでは『世界ふしぎ発見!』の司会を草野仁から引き継いだ。
【アシスタント】
- 皆藤愛子(月曜)
- 古川枝里子(火・金曜)
- 光山雄一朗(水曜)
- 齊藤初音(木曜)
皆藤以外は何れもCBCアナウンサーで、古川は番組開始当初から出演している。
【天気キャスター】
- 沢朋宏
CBCアナウンサーで鉄道ファンでもある。
【ニュース解説】
- 石塚智章
CBC解説委員の傍ら、論説室長も務めており、後続番組の『チャント!』にも出演している。名古屋では長きに渡り夕方のローカルニュースの顔を担っていた。
【フィールドリポーター】
- 奥平邦彦
- 木次真紀
- 堀真奈美
- 阿部祐二
日本テレビ系の『スッキリ!!』が2023年3月に終了した後本番組に移行参加した、元俳優のベテランフリーリポーター兼京都美術工芸大学客員教授。
ちなみに俳優時代は『特捜最前線』末期のレギュラー刑事や『特捜エクシードラフト』のラスボス役を経験していた。
【曜日レギュラー】
- 月曜
- 大久保佳代子(オアシズ)/ユージ/東国原英夫
- 火曜
- 岡田圭右(ますだおかだ)/菊地幸夫弁護士
- 水曜
- 松本明子/古舘伊知郎
- 木曜
- 千原ジュニア/野々村友紀子/東国原英夫
- 金曜
- 増田英彦(ますだおかだ)/河合郁人(A.B.C-Z)/ナジャ・グランディーバ
裏番組である『ミヤネ屋』のコメンテーター陣は専門家を中心に起用されているのに対して、当番組にはバラエティに出演する芸能人が多数にわたり起用されている。
【その他】
- 井上貴博
- 日比麻音子
- ホラン千秋
ホラン以外は何れもTBSアナウンサー。
エンディング後に放送される『きょうの"気になる"60秒』にて東京・TBSのNスタジオから出演。井上は水〜金曜、ホランは月〜木曜、日比は月・火・金曜のみ担当する。
- 寺坂頼我
月曜の『らいがごはん ミッション篇』に出演。
- ふぉ〜ゆ〜(福田悠太・辰巳雄大・越岡裕貴・松崎祐介)
火曜の『クエスチョン?forゆ〜』に出演。
現在の主なコーナー
- 最新ニュース
TBSからのニュースを伝える。稀にTBSで臨時非ネットとした場合は裏送り形式で放送または休止のどちらかとなる。
- 天気予報
同局アナウンサーで気象予報士の沢が全国の天気を伝える。
一部ネット局では、このコーナー途中で終了するという現象が度々起きている。
- きょうの"気になる"60秒
2021年3月29日からエンディング後に放送されている『Nスタ』とのトークコーナーで、名古屋からは石井が、東京からは『Nスタ』メインキャスターの井上貴博アナウンサー*4とホラン千秋が出演し、1分間のトークを展開する。そして、夕方のニュース『Nスタ』がスタートする。
- らいがごはん ミッション篇
月曜日に放送。寺坂頼我がキーワードを手掛かりに全国のグルメを探す。VTR明け前にスタジオ出演者を指名し、食べたことがあるかないかを判定してもらう。
- クエスチョン?forゆ〜
火曜日に放送。ふぉ〜ゆ〜のメンバーが週替わりで気になる疑問を調査する。
- ゴゴぷれ
水曜日と木曜日に放送。各種インフォマーシャル及びプレゼントコーナー。
- 今日はダレなんサ〜 列島生報告
金曜日に放送。本番組が放送されているネット局のアナウンサーが地域の話題などを伝える。
2020年11月23日以降はTBSが休止とする日にSP版が放送されており、これまでの中継で特にインパクトの強かったアナウンサーの中からナンバー1を決める「ダレなんサ〜大賞」が行われている。
余談
- 2021年5月23日のフジ系『ワイドナショー』にてコメンテーターであるダウンタウンの松本人志がゲスト出演した金曜レギュラーの河合に「横の人、なんでいつも後ろ姿なの? 基本、後ろしか見れへん」と木曜アシスタントである齊藤の顔を見たことがないと述べた。すると翌24日の放送で齊藤は「CBCアナウンサーの齊藤初音です。よろしくお願いします」とカメラに向かって挨拶し、翌30日の放送で松本は「やめて、やめて。オレ、たまたま見たのよ。ほんならさー、女性アナウンサーの方がさ、すごい何か真面目に『申し訳ございませんでした』って。いやいやいやいや、オレ松本何様?になるから。そんな感じやないから!」などと述べていた。この縁で石井は7月4日の『ワイドナショー』にゲスト出演し、「ゴゴスマにぜひ。名古屋のスタジオですけど、一度来ていただけたら幸いです」と公開で出演オファーを出したところ、松本は「僕もそれは新鮮です。名古屋久しく行ってないんで。よろしくお願いします」と快諾している。
- 2022年11月24日の放送ではTBSのある東京・赤坂から同局アナウンサーの田村真子が3度にわたり生中継で出演し、赤坂サカスのクリスマスツリーなどの話題を伝えた。この中継では赤ヘルメットをした料理デリバリーサービスの配達員がたびたび現れて、スタジオ内で話題となっていた。番組ラストにて田村が、街の人の声を聞くために休憩している、サングラスにマスク姿の当該配達員に「結構長くこのお仕事をされているんですか?」と話しかけると、配達員は「長くはないですけど、仕事と仕事の合間だったり」と話した。そして田村が本業を聞くと、「たまにドラマとか出させてもらったり。たまーにですけど。(代表作は)『GOOD LUCK!!』とか。TBSです」と答え、「木村って言います」とサングラスとマスクを外して、木村拓哉であることを明かしたところ、スタジオからは驚きの声があがり、木村は「世間ではキムタクって呼ばれております」とスタジオに呼びかけた。実は木曜夜のバラエティ『モニタリング』が来年1月5日放送分での木村が当番組に近づいてきた場合、生放送中のスタジオがどんな反応になるかというものだったという企画だった。
追記・修正は『ミヤネ屋』から『ゴゴスマ』にシフトチェンジしてからお願いします。
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*1 このネット受けに際しては、当時毎日放送とTBSが共同製作していた「サワコの朝」に石井がゲスト出演して番組宣伝を実施している。*2 毎日放送では1月4日はお笑い特番『春一番!笑売繁盛』を、1月5日は『全国高校ラグビー大会 準決勝戦』を関西ローカルで放送するため、他のネット局よりも年内最初の放送開始日が2日遅くなっている。
*3 青森と沖縄に関しては日本テレビ系やフジテレビ系の地方局が存在しない土地柄故に他系列の番組の時差ネット枠を確保しなければならない事情、長野に関しては競合する夕方の時間帯を避けたり番組に深く関与している地元新聞社の意向もある為か自社番組『ずくだせテレビ』をどうしてもずらせない事情とそれぞれ編成面の問題と思われる事情を抱えている。山形に関してはネットしない理由が不明。
*4 2023年からは井上は月曜から木曜のみを担当するため、金曜のみ日々麻音子アナウンサーが担当する。
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