ザ・ヤクト・ミラージュ

ページ名:ザ_ヤクト_ミラージュ

登録日:2011/04/22 (金) 22:27:20
更新日:2023/08/10 Thu 17:09:58NEW!
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fss 永野護 mh 緑の悪魔 ファイブスター物語 モーターヘッド チート 火色の巨竜 錨は巻き上げられ、炎の時代が始まる ヤクト・ミラージュ ミラージュ・マシン グリーン・レフト オレンジ・ライト ツインタワー



正式名称 碇は巻き上げられ、炎の時代が始まる



ヤクト・ミラージュとは永野護作『TheFiveStarStories』に登場する架空の兵器である。


モーターヘッド(MH)の中でもデルタ・ベルンを統治するA.K.Dの光帝であり主人公のアマテラス・ディス・グランド・エイダス・グリース4世が設計した強力なミラージュ・マシンと呼ばれるシリーズの機体である。
クロス、テロル、ルージュなどのミラージュシリーズとともに星団歴3008年から3029年にかけて製造され、グリーン・レフトオレンジ・ライトの二機が作成された。
本機の最大の特徴はそのサイズで、MHは長い年月をかけその力と早さを最大に生かすため一般的に肩高15mというサイズに決定されてきた。しかしヤクト・ミラージュはその3倍以上の49.7mという破格のサイズとなっている。


更にアマテラスが作成したスーパーイレイザーエンジンを4基も背中にマウントすることで出力も他のMHを圧倒し、単騎で恒星間航行が可能で、さらに戦闘においてその巨体に見合わない高速の移動など武装以外の面で既にチートに片足を突っ込んでいる。


ちなみに、大気圏突入の際着地寸前にエア・バスターをフル・バーストしそのその反作用すらも吸収するため、フレームに繋がる各パーツのロックを外して着地する。
着地時の姿はドラゴンに見えなくもない。
第二の特徴は本機最大の武装であるフルサイズのバスター砲を二門肩にマウントするツインタワーにあるだろう。これを装備した時の全長は200mを超える。バスター兵器は星団法で使用を規制される程の破壊力を持つエネルギー兵器(発射されたエネルギー同士がぶつかると、あるいは強力な機体が発射すれば時空が歪むほど)で、その威力によりバスターランチャー、バスターロック、バスターファウストの三種に分類され、その中で1番威力のあるバスターランチャー、しかも通常のフルサイズのつまり戦艦に搭載するものの何倍もの大きさなので破壊力は推して知るべしだろう。
更にタチが悪いことに、このバスター砲はカートリッジ式を採用し各砲に44発、つまり法で規制されるような威力を最大88連射という悪魔じみた攻撃力を持つのだ。現にその砲撃をもって星そのものを消し飛ばしている。


格闘戦においても50mの巨体でありながら騎士をもってしても「速すぎる」と言わしめる通常のMHを遥かに超える機動力(通常のMHでも音速など比較にならない次元の速さでの格闘)、スパイン構造を持つ胴体による変則的攻撃、剣の一凪ぎどころかカスめただけでもMHをバラバラにするパワーで敵を蹂躙する。
唯一の欠点と言えば眼球に大口径ビーム砲が搭載されていて、不用意に撃つとモニターが焼け付き、しばらくホワイトアウトしてしまう点だろう。しかもこれ、設計者であるアマテラスがわざとやっているのだ。その理由は「欠点のないMHなんてつまんないから」らしい。とんだ光帝である。


しかしそんなチート全開なこの機体もその能力だけあり並の騎士やファティマには扱えない。騎士は天位級、ファティマには3A級の能力が要求されるため本機を扱える騎士はミラージュ騎士団にも一握りしか存在しない。
初登場はアマテラスがラキシスを妻に迎えた後、「いいものを見せてあげる」とまぁなんとも軽いノリで専用の工房にてラキシスに公開されたものであった。当時はまだ第一装甲を付け終わったばかりでヘッドライナーすら決められていなかった。


その後完成したがあまりに危険な機体の為アマテラスによって封印されていた。しかしカステポーでのアマテラス救出作戦において、反乱を鎮圧したラキシスによりその封印を解かれ、天位騎士シャフトをヘッドライナーとして3Aクラスのファティマ・パルテノと共に戦線に出現、腕利きの傭兵団パイドパイパーのMH3機をこともなげに撃破した。
時が過ぎアマテラスが旗艦ザ・ウィルで星団を去る時にもL.E.Dミラージュなどと共にウィル艦隊の主戦力となっていた。理由はまだ不明なものの、グリーンレフトはこの時には失われている。


アマテラスが星団を去った後星団歴18097年には栄華を極めていた人類は衰退しきり、MHやファティマの技術を失うどころか機械文明までも失われていた。そんな時代にまで緑の悪魔火色の巨竜として伝説として語り継がれているのは、どれだけこの機体が星団に衝撃を与えたかをよく指し示していると言えるだろう。





ちなみに、このヤクト・ミラージュ


ガレージキットで完全受注生産で発売されたのだが(現在は絶版)
通常版
定価68,000。
全高約60cm。


ツインタワー版
頭頂高:55.0cm
全高:170.0cm
全幅:40.0cm
定価168,000
と破格な全高を持つ。



追記・修正はA.K.D国民になってからお願いします。


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  • さて改変されたGTMはどんな化け物になるのやら、すでにGTMそのものが化け物になってるけど… -- 名無しさん (2015-05-26 13:44:34)
  • グリーンレフトが失われたのはジュノー侵攻時にコーラス5世に倒されたからですよ -- 名無しさん (2015-10-28 16:19:45)
  • チートも何も騎士自体がおかしいだろ -- 名無しさん (2015-12-01 08:34:25)
  • 再販するらしいですね♪ -- 名無しさん (2016-11-05 21:57:20)
  • オルフェンズ2期のバルバトスの登場がまんまヤクトミラージュのオマージュでふいた -- 名無しさん (2017-01-24 23:52:23)
  • ↑4 マジか。ジュノーンなしでどうやったんだろ。サイレン? -- 名無しさん (2017-03-07 12:56:47)
  • ↑エンゲージsr.1か2じゃね? -- 名無しさん (2020-12-02 00:33:20)
  • 亀レススマソ。グリーンレフトが失われたのはジュノー侵攻時に、ベルリン(多分SR2)のパイドルスピアの集中砲火を喰らったから、ということになってる。パイドルスピアってよくわからん兵器だが、少なくともコーラス5世が改良させた奴はミラージュに対抗するためのものだったらしい。 -- 名無しさん (2022-03-30 12:52:50)

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