EVANGELION Mark.07

ページ名:EVANGELION Mark.07

登録日:2022/10/10 Mon 23:45:56
更新日:2024/06/27 Thu 10:41:02NEW!
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エヴァ エヴァンゲリオン シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 骸骨 髑髏 異形 群体 噛み付き 山下いくと 量産型 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 人造人間 やられメカ 有象無象 雑魚 ガリガリ 数の暴力 evangelion mark.07 集合体恐怖症患者殺し







接近中のエヴァ7シリーズを確認。



数は超いっぱい!計測不能です!!



雑魚に構うな。エヴァ両機の射出を急げ!







EVANGELION Mark.07





EVANGELION Mark.07とは「エヴァンゲリオン」シリーズにて登場するエヴァンゲリオンの内、『新劇場版』内に登場する機体


アニメ版でのエヴァ7号機は旧劇エヴァシリーズの1体で外見・動向共に異なるため、新劇場版のオリジナルのエヴァとなる。
「量産機」という点では同じではあるのだが……。





概要


人類の敵となった後からのネルフにて建造されたエヴァ。パイロットは不明(恐らく不在)。


』ラストにて現れたMark.06の次に初登場を果たした機体は『』の8号機で、本機はその時点での登場は無かった*1が、最終章『シン』にてその姿を見せることとなった。


形状こそスレンダーな人型ではあるが、アーマーの様な装備が顎につけられた、ひび割れた髑髏状の頭部*2にエンジェル・ハイロゥがかかっているという使徒を思わせる外見になっており、アスカからは「エヴァもどき」と呼ばれている。
(マリはカチコミ作戦時に現れたエヴァ44B/4444Cを「使徒もどき」と呼んでいるが、それらよりもエヴァに近い形状をしているからそのように呼んでいるのかもしれない。)


劇中、上述した顔面が何度かアップになるシーンがあるのだが、その不気味さに恐怖した人もいるだろう。


ウェポンラックは付いているものの、武装自体は特になく突進、組み付き、頭部での噛み付き攻撃といった単純な動作しかしてこず、ミサトからも「雑魚」呼ばわりされている。
ただ、ブースター等などの飛行用装備を使っているような描写がないにも拘らずネルフ本部から上昇して接近してくるという芸当を見せている。



……と、ここまでを見ただけならば不気味さ以外には取り立てて特徴が無い機体なのだが、本機の最大の脅威はその機体数の多さにある。




具体的な数は明記されていないが、数千・数万レベルというエヴァシリーズはおろか、『シン』冒頭のカチコミ作戦で現れたエヴァ44Aすらも上回る凄まじい物量の群体で相手に向かってくる。
集合体恐怖症の人にとってはトラウマもの。


そのため、刃物系武器での各個撃破は勿論、銃撃・砲撃による集団攻撃を行っても残数に大きな影響を及ぼせないため、戦闘の長期化&ジリ貧が必至と言う単純ながら非常に厄介な相手になる。
上記のミサトの「雑魚」発言や、冒頭で「エヴァ7シリーズ」発言などからも、元々この人海戦術での出現は想定されていたものと思われる。(恐らく過去にも会敵経験があるのだろう。)



ネルフ側がこれほど大量のエヴァをどうやって作成したのかは不明だが、Qのネルフ本部では無人工場らしいところがフル稼働でエヴァのパーツと思しきものを作っていたりもするので、これなのかもしれない。
あるいはサード・インパクト後の世界にはエヴァインフィニティと呼ばれる、が変貌したものとされる首なしのエヴァが大量に存在しているため、それらに髑髏の頭部やダミーシステム設定などの戦闘用の後付け改造を施したのかもしれない。
はたまた人がエヴァに変貌したもので首のあるもののみMark.07として運用している可能性も否定はできない。





本編での活躍


『シン』本編のネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意ください。



第13号機停止のため、セカンド・インパクトの爆心地である旧南極内部を移動中のネルフ本部をAAAヴンダーを駆って追うミサト及びヴィレ



道中、冬月の仕掛けた待ち伏せ作戦に翻弄されながらもどうにか黒き月下部にシフトしたネルフ本部を発見。


戦艦を改造したと思われる誘導弾を大量に打ち込むことで第13号機の現状を光学的に確認することに成功するが、その爆撃に反応するように無数のMark.07が起動し、ヴンダーへの襲撃を開始。



この時点で後方からはNHGシリーズの2番艦(エアレーズング)・3番艦(エルヴズュンデ)が追ってきている。しかも第13号機の再起動は間近。歩みを止めるわけにはいかない。


ミサトはこのタイミングでニコイチ型の新2号機、オーバーラッピング対応型の改8号機を射出。
戦艦を盾に2機のエヴァがMark.07への戦闘を開始した。誘導弾と言い盾と言い、どう考えても戦艦の正規の使用法から逸脱しているのは秘密。






頼むわ……。マリ、アスカ。





戦闘は新2号機が主導。改8号機は武器のバックアップを中心としたサポートの形で展開。



1体1体の戦闘力は大したことがなく、14年もの間に修羅場を潜り抜けてきているアスカ、は次々と撃破していく。
が、敵の数は一向に減らず、ミサイル・ガトリング・薙刀状の両刃武器・丸ノコ武装など、多くの武装を消費させられてしまった。



そうこうしている内にバラバラに飛びかかっても意味がないことを悟ったのかMark.07の大群も陣形を変更し、ドリルの形状になって回転しながら突撃を開始。



その様を見たアスカは……。






チッ、コネメガネ!手を貸せ!



心得た!!




奥の手として新2号機・改8号機両エヴァの手からA.T.フィールドを同時に発生。「手を貸せ!(物理)」
そのまま重ね合わせることで巨大かつ強力なA.T.フィールドの光壁を生成。そのままやってくるMark.07へと突進し、そのまま相手を一気に圧殺。
倒されたMark.07は残骸も残らず無数の十字架の光の1つになっていった。



エヴァとの強引なシンクロで相当な負担がかかるのか、あるいはMark.07の突進の勢いが相当に強いのか、苦しそうな声をあげる両名だったが、この強硬策の前についにMark.07も全機撃破され、ネルフ本部への道を阻む者はいなくなった。




改8号機を逆噴射装置代わりにしながらそのまま本部内へと突っ込んでいく両機。
彼女達、ヴィレ、そして彼等に運命を委ねる人々の望む1つの目的、「第13号機の停止による人類補完計画の阻止」の為に……。


ラストシーンではネオンジェネシスの実行により、他のエヴァ共々ガイウスの槍に貫かれ消滅した。



余談



  • Mark.07のデザインを手がけた山下いくと氏によると、「Mark.07は当初コアのみでA.T.フィールド発生以外に機能を持たないエヴァとしてデザイン案を出したが、最終的にはそのデザイン案は44Bや4444Cに当てられた」とのこと。本編での動向を見る限り、機能面が非常にシンプルな点自体は原案と大きく変わっていないと言える。





追記・修正は無数のMark.07に全身を噛み砕かれないようにしながらお願いいたします。



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  • 本編だとほぼ映らないけど、劇場パンフレットでじっくりとデザイン見たら意外とドクロ頭以外の胴体や腕や足にウエポンラックまで他のエヴァとは全く異なるデザインで好き -- 名無しさん (2022-10-11 01:47:05)
  • まだ項目ないのはあとは44シリーズと13号機の腕ユニットかな -- 名無しさん (2022-10-11 07:39:52)

#comment(striction)

*1 尤もこれ自体は[[Mark.07に限った話ではない>エヴァンゲリオン オップファータイプ]]のだが。
*2 髑髏の額部分にネルフのマークがあり、眼部でもネルフのマークが赤く発光している。

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