登録日:2022/09/24 Sat 17:38:05
更新日:2024/06/27 Thu 10:35:10NEW!
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dm dm種族項目 デュエル・マスターズ 種族 俳句 呪文 音楽 水文明 ゴッド・オブ・アビス 曲 マジック マジック・ソング ハイク
水文明では、「音楽」の力が信じられている。
曲が、歌詞が、そしてパフォーマンスが素晴らしいほど強い力が発揮されるとされているが、より素晴らしい歌詞を求めていった結果、古い書物に載っていた異国の文化、“ハイク”に行き着いたのだ。
マジック・ソングとは、デュエル・マスターズの種族。
概要
DM22-RP1「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」から登場。
DM22-RP1において大量に登場した「マジック」の名前を持つ新種族の一つであり、ゴッド・オブ・アビスにおける水文明のテーマも司る。
現時点では呪文専用の種族となっており、過去にもそのような種族は見られたが水文明における呪文用種族としては初となる。
今後クリーチャーやタマシードなどのカードでこの種族を持つカードが出るかは不明。
存在としてはナイト呪文や裁きの紋章に近いが、実はそれらの種族と異なる点がある。
それはサブタイプという概念が廃止されてから登場した初の呪文専用種族という点。要はサブタイプとして分類されることがない。
命名ルールは「♪+実在の句を元ネタにした名前」。
これをよく考えると、この種族の呪文を使う際には俳句っぽいものを一句詠むという形になる。
つまりマジック・ソングを使う際には「唱える」ではなくて「詠む」とでも言い換えれば面白い…かもしれない。
イラストでは水文明のクリーチャーや呪文の様子が描かれているが、カード名の字句がそのままイラストに出ていることが特徴的。
《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》などを思い出すセンスである。
呪文の能力は水文明らしくドローやバウンスだが、近年の環境を配慮してかタマシードに関連する能力が多い。
そして大体のカードがゴッド・オブ・アビスにおける新能力・シビルカウントを所持している。
ただし、現時点では種族間でのシナジーは薄いので種族の存在自体に大きい意味はないところは否定できない。
背景ストーリー
ゴッド・オブ・アビスの超獣世界における水文明では、「音楽」の力が信じられている。
音楽の質が優れていればそれに応じて強い力が発揮されると考えられており、水文明は素晴らしい歌詞を求めた末に古い書物に載っていた異国の文化「ハイク」に行き着いた。
ハイクの存在は結構前からあるようで、1億年前の時点でアビスロイヤルの脅威を伝える歌詞が作られていた。
マジック・ソングはそんな水文明の歌文化で登場した呪文だと読み取れる。
例えば《ヨサノ・エレキハイカー》が勇気を出す際に読んだハイクが《♪古池や 蛙飛び込む スパイラル》とされている。つまりコイツのフレーバーテキストでの諦めの一句「もうダメだ ジャシン復活 もうダメだ」もマジック・ソングに成り得る可能性が存在する…?
主なカード
♪古池や 蛙飛び込む スパイラル C 水文明 (3) |
呪文:マジック・ソング |
相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 |
シビルカウント2:自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計2つ以上あれば、カードを1枚引く。 |
DM22-RP1におけるシビルカウントによるキャントリップ効果を持つ呪文サイクルの1枚。元ネタの俳句は「古池や蛙飛びこむ水の音」。
相手のクリーチャーを一体戻すシンプルなバウンス呪文であり、シビルカウント2達成で1ドローが出来る。
スパイラル呪文の系譜としては《エナジー・スパイラル》の効果が近い。
あちらと違って効果のために特定種族が必要ないのでデッキが縛られることはないが、代わりにS・トリガーは持っていないので総合的にはどっこいどっこい。
イラストには《飢えと乾き ケローラ》が登場しているが、何を思って大渦に飛び込んだのか気になるところではある。
♪面白き こともなき墓地を 面白く R 水文明 (2) |
呪文:マジック・ソング |
呪文またはタマシードを1枚、自分の墓地から選ぶ。このターン中、そのカードを使ってもよい。(ただし、そのコストは支払う) |
呪文やタマシードを1枚限定で墓地から使用可能にするという変わった能力を持つカード。元ネタの俳句は「面白きこともなき世をおもしろく」。
ただし、踏み倒すのではなくてあくまで「コストを支払って使っても良い」という特別な条件を与える能力である。
この割と複雑なテキストはループなどのアイデアを呼び、裁定関連を多少騒がせたことでも話題になった。
色々な呪文との組み合わせが考えられるが、普通に使うとコスパが悪いこともあるので軽量呪文やG・ゼロ持ち呪文とのコンボを考えたいか。
タマシードは墓地に置かれにくいが、自身を破壊して効果を画期する《バイケンの海幻》とは相性が良い。
♪目には青葉 テレポーテーション 初がつお R 水文明 (5) |
呪文:マジック・ソング |
カードを1枚引く。その後、相手のクリーチャー1体またはタマシードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。 |
シビルカウント2:自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計2つ以上あれば、カードを1枚引く。その後、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 |
1枚ドローと相手のクリーチャーorタマシードをバウンス出来る呪文。元ネタの俳句は「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」。
更にシビルカウント2の達成でバウンス範囲からタマシードを削ったうえでもう一度同じ効果を使うことが出来る。
ただしドローもバウンスも全て強制なので注意。
比較対象となるのは同コストの《ザ・ストロング・テレポ》辺りだろうか。
タマシードを除去できる点やドロー枚数などではこちらの方に軍配が上がるが、S・トリガーによる防御性能ではあちらが勝るので一長一短。
アニヲタWiki(仮)では、「追記・修正」の力が信じられている。
ネタが、情報力が、そして文章量が素晴らしいほど強い力が発揮されるとされているが、より素晴らしい項目を求めていった結果、古いサイトに載っていたアニヲタの集いの文化、“りどみ”に行き着いたのだ。
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▷ コメント欄
- ハイクを読め、カイシャクしてやる -- 名無しさん (2022-09-24 21:31:17)
- ↑だれか言うと思った -- 名無しさん (2023-07-15 00:13:21)
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