ユノ(ブラッククローバー)

ページ名:ユノ_ブラッククローバー_

登録日:2022/06/17 Fri 12:40:00
更新日:2024/06/20 Thu 10:30:55NEW!
所要時間:約 16 分で読めます



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ブラッククローバー ユノ ライバル 天才 天然 精霊憑き 島﨑信長 風属性 イケメン 副団長 魔法騎士 努力する天才 クローバー王国 もう一人の主人公 負けず嫌い 魔法騎士団 救食の王子 アスタガチ勢 金色の夜明け ありえねー 星魔法 風魔法 魔に愛されし者 四つ葉の魔導書



オマエに勝つのはオレだ…アスタ‼



ユノとは、漫画『ブラッククローバー』の登場人物。





プロフィール


出身地恵外界ハージ村
誕生日10月4日(教会に拾われた日)
星座天秤座
年齢15歳
身長172cm
血液型AB型
好きなもの
等級五等中級魔法騎士 → 一等上級魔法騎士
所属団「金色の夜明け」
魔法属性「風」
CV島﨑信長、関根有咲(幼少期)


概要


本作の主人公、アスタの幼馴染にして、自他共に認める生涯のライバル。アスタと同じ日にハージ村の教会に捨てられてたため、家族であり親友でもある。
どの人間も魔力を持っている作中世界で、貴族主義と魔力の多さによる実力格差が原因で差別がはびこっているが、ユノは魔力が全くないアスタに反して、幼いころから凄まじい魔力の片鱗を見せていた天才児


成長してからは選ばれた者にしか授からない伝説の四つ葉のクローバーの魔導書グリモワールを手にし、周囲も認める才能とセンスの良さを発揮するが、さらに努力と研鑽を欠かせない性格。
目標はアスタと同じく、クローバー王国の魔法使いの頂点「魔法帝」になることであり、幼少期からお互いにどちらが先に魔法帝になれるかを勝負している。



人物


外見の特徴は黒髪にセピア色の瞳をした背丈のあるイケメン。魔法騎士団入団後は金色の夜明けのマークが付いているケープを着用している。首には生まれた時から青色の宝石がついたペンダントを下げている。
性格はアスタとは対照的に冷静沈着だが、結構毒舌家でもあり、人間関係にはかなりマイペースな男。口癖は「ありえねー」。
その実、性根はアスタと同じく熱く、自らの性格を「死ぬほど負けず嫌い」と評するほど。勝負事になれば熱くなるし、外道に対しては真っ当な怒りをぶつける。
アネゴレオンに捕まった時は「オレそんなキャラじゃないのに」と主張したが。


最も下の階級の下民でありながら四つ葉の魔導書に選ばれ、現在王国一の実績を誇っている「金色の夜明け」に入団し、そこでも類い稀なる才能と実力で出世街道まっしぐらであることから、かなり疎まれる立場でもあるのだが、蔑む者に対して華麗に聞き流すスタンスをとっている。
そのためか、入団直後はなかなか他の団員たちとは上手くいっていなかった模様で、打ち解けるまでには結構時間がかかっている。同じ団員から嫉妬全開でぶつかられたこともあったし。
しかし、仲間意識はしっかりしており、仲間や守るべき人たちは全力で守りに行くスタンスだったため、教会の子供たちからは慕われているし、共に戦った人物からは評価されていっている。実際、メガネ先輩先輩であるクラウスはアスタともども真っ先に見直している。


アスタのことを非常に高く評価しているため、どれだけ蔑まれようがアスタは諦めない、いつも自分の予想を超えてくると最早重たいレベルの信頼を持っている。アスタもアスタで毎回限界超えるからあっているけど……
実は幼少期は泣き虫だったユノは、自分のペンダントを取り返すために大人に立ち向かったアスタを見習い、ここまで努力を重ねている。


白夜の魔眼・エルフ転生編が終わってからは前副団長であるランギルスが辞退したのもあって、代わりに金色の夜明けの副団長に昇進した。団員達からも認められ、打ち解けている状態になっている。



活躍・経歴


アスタと共に魔法帝を目指す日々を送っていたユノは晴れて15歳になり魔導書を受け取ることができる授与式に行き、そこで、初代魔法帝や金色の夜明け団長と同じく、限られた人間にしか手にできない四つ葉のクローバーの魔導書を授かることになる。
しかし、元魔法騎士”鎖魔法のレブチ”に強襲され、持っていた希少な四つ葉の魔導書を奪われそうになってしまうが、奮起し謎の五つ葉の魔道書を手に入れたアスタに助けられる。借りができた、とユノは改めてどちらが魔法帝になれるかという約束を交わす。


その半年後、魔法騎士団入団試験では超優秀な結果を残し、最後のバトル演習でも相手を瞬殺。その実力を示すと、なんと全団長から指名されるほどの評価を受けた。そこで、魔法帝になるための最善の道として、「金色の夜明け」への入団を希望。以後、その精鋭として実績を重ねることになる。
魔宮ダンジョン探索にて風の精霊・シルフに見初められてからはさらに実力を伸ばしており、魔導士と精霊が一体化する精霊同化スピリットダイブを実行できる精霊憑きになるまでに成長。騎士選抜戦で優勝するレベルにまで上り詰める。



その後は王撰騎士団ロイヤルナイツに選ばれ、クローバー王国を付け狙うテロリスト集団「白夜の魔眼」掃討に向かうものの、なんと禁呪である転生魔法が発動した際にエルフの転生先に選ばれてしまう。
ただ、体を乗っ取られ、エルフと化した他の団員たちは敵意剝き出しで暴れていたのに対し、ユノだけはしばらく意識が朦朧とし、動けなくなっていたのだが……




何言ってる… アスタ

魔法帝になるのは オレだ



王族であったが故にエルフに憎まれ、結果的にエルフに乗っ取られなかったミモザを庇いながら戦うアスタの「魔法帝になる」という言葉をきっかけに意識を取り戻し、唯一転生魔法を解除せず人間の意識を保った状態で戦線復帰。
そのままミモザとユノ以外全員がエルフに乗っ取られた「金色の夜明け」の団員たちを始めとした王国民を救うべく、前線に飛び出すことになる。


彼に宿ったエルフは、実はエルフの長である本物のリヒトと、その妻である人間の王女テティアの息子
結婚前に既に身籠っていたテティアであったが、結婚式当日に黒幕の悪魔に誑かされた人間たちによってテティアを含めてリヒト以外のエルフたちは全員死亡。
その際、胎児の状態であった息子も死亡し転生魔法に巻き込まれてしまったが、胎児であったが為か悪魔によって憎悪が増幅されないばかりか憎しみを持たないまま転生。そのままユノの力となって結果的に彼をサポートすることになる。
転生魔法発動時ボーッとしていたのは、彼の意識が全然目覚めていなかったためだとか。


もしも無事に出産した状態で乗っ取っていたらユノは幼児退行状態になっていた為、そういう意味でも不幸中の幸いだったのかも。


母親であるテティアは風魔法使いであり、父親のリヒトは四つ葉の魔導書持ちだったため、これがユノの魔導書のルーツだと思われる。


その後、実はこの胎児は双子であり、リヒトが魔神となった後、かろうじて瀕死であったテティアともう一人の胎児は、
後にアンチ鳥となりアスタをサポートすることになる初代魔法帝の従者・セクレ(ネロ)の封緘魔法で治療され、緊急事態だったために辺境の地へ転移されていたことが発覚する。
言霊の悪魔との決着の後、贖罪のために各地を回っていたパトリたちは、ハート王国付近で暮らしていたその子孫たちと出会うことになる。



エルフの転生魔法による騒乱が終結した後、ユノはファンクラブができるほどにまで人気が高まることになる。その反面、ユノとミモザ以外の全員がエルフに体を乗っ取られ、一時的に王国に歯向かった金色の夜明け団員たちはかなり苦しい立場に陥ってしまう。
ユノは彼らに弁解の余地を与え名誉を取り戻すためにも職務に全うすることになるのだが、
ここで隣国のスペード王国から亡命してきた使者からもたらされたユノのルーツで動揺するばかりか、スペード王国を牛耳る漆黒の三極性ダークトライアドの一人、ゼノン・ゾグラティスとその部下たちが金色の夜明け本部を急襲。
団長であるウィリアム・ヴァンジャンスは誘拐され、ユノたちは危うく死にかけ、団員たちの半数が殺害されることになってしまう……



漆黒の三極性に対するスペード王国のレジスタンスや、スパイとしてスペード王国に乗り込んでいた黒の暴牛副団長・ナハトの協力のもとスペード王国に乗り込むことになった際、ユノは自らメンバーに立候補を進言。
他の団員たちを守るために回復魔法発動を図り、結果的にさらわれてしまったヴァンジャンスを救い、団員たちの仇を取ることを誓い、スペード王国に乗り込むことになる。



ユノの正体は、本編開始の15年前までスペード王国を統治していた王族、グリンベリオール家の王子。フルネームもユノ・グリンベリオールである。
自分の持っている、エルフにとっても重要であった魔石が付いたペンダントは父親の形見であった。生まれてすぐ漆黒の三極性によるクーデターが発生したため、王族に仕えた従者が文字通り命を懸けてクローバー王国のハージ村まで辿り着き、そこで従者は力尽きたという真相であった。


その従者の息子が漆黒の三極性を止めるためにハージ村の教会に辿り着きユノの話を聞いて驚愕。連絡を受けて駆け付けたユノにこの真実を炎魔法で伝えることになる。
流石にこの事実を初めて知らされたユノはかなり動揺していたが、その後は自身はクローバー王国の人間でもある、という前提のもとで受け入れている。


クローバーの魔法騎士としても、スペードの王子としてもどっちの立場でも呪いの連鎖を断ち切りたい、と覚悟を決めている。



魔法


ユノが扱う魔法属性は
その魔導書グリモワールは柳色で、背表紙には四つ葉のクローバーが描かれている。
本人の魔力に反応して一際輝く魔導書になっており、作中で使用した魔法の数々はトップクラス。
四大精霊の一人、風のシルフに選ばれ戦闘中に精霊魔法を得るわ、エルフの魔力ブーストの恩恵を得るわで更に戦闘能力モリモリになっている。


基本的な戦法はこの風魔法を活用した臨機応変なスタイル。近距離・遠距離攻撃から移動まで兼ね備えている。
一般的な魔法使いは箒を魔力でコントロールして移動するが、ユノは初めて乗った際から乗りこなしており、そのうえで風魔法を放つ場面も多い。



◎「風魔法」


風を用いて暴風を発生させるだけでなく、武具を生成したり高速移動したりと非常に多彩。
一時的にグレンの獅子王団長になっていたアネゴレオンメレオレオナ・ヴァーミリオンに強引に火山修行をさせられた際にマナを留める技術「マナスキン」とその極地で作中でも到達した者が限られている「マナゾーン」を会得。
それを応用し、精霊と同化する精霊同化スピリットダイブを作中の味方陣営では初めて習得することになる。



  • 風の精霊シルフ ベル

さぁ早くあんなヤツら片付けて

デートに行くわよっ ユノ‼


行かない


CV:内田彩


魔宮内で出会った少女の姿をした精霊。当初は名が無かったが、後にベルとユノが命名している。
当初は喋らず自我もなかったようだが、初登場時はユノ以外が視認できないような演出が取られており、一息で敵の魔法を粉砕する強力な一面を見せていた。
その後は戦線を重ねるたびに彼女も成長。特にユノが最初の白夜の魔眼メンバーとの交戦で精霊の魔を感知してからは意思疎通できるようになっており、彼女もユノ第一主義で滅茶苦茶喋るようになる。エルフ化した際は彼女も正気のままだがトンガリ耳になっていた。


非常にヤキモチ焼きな性格で、普段自分には素っ気ない態度を取っているユノが親しくしているアスタや、偶然料理を守ったことからユノを好いている黒の暴牛団員チャーミー・パピットソンにまで嫉妬全開で接している。
また、ユノに敵対する者にかなりの怒気をぶつける一面があるどころか、ユノに反論する者にはユノより先に口出しするレベルで好いている。
ユノ自身もなんだかんだベルを信用しているようで、精霊憑きの中でもその相性は抜群。そのためか、一度ユノが死にかけた際は「離れたくないよう」とベルが号泣するほど。


  • 風魔法

暴嵐の塔
初期から使っている基本技。地面から空へ突き上げる暴風。ただ単に相手を吹き飛ばすだけではなく、相手の魔法の中に発生させて内側から破壊する応用もこなしている。
派生技として水平に暴風を発生させる暴嵐の牙が存在する。


カマイタチの三日月
三日月型の斬撃を発生させて攻撃する。よく牽制もかねて使われている。実力が伸び、マナゾーンを会得してからは斬撃の枚数が増えたカマイタチの三日月 四刃というパワーアップ版も使用している。


  • 風創成魔法

疾風の白鷹
風で作られた鷹を勢いよくぶつける。この鷹は乗れるので足場としても活用されている。


天つ風の箱舟
風で舟を創り出す魔法。ユノが最も愛用している移動手段で、多人数で移動するときは真っ先に使用されている。
これで移動しながらよく他の風創成魔法も使用し、先制攻撃している。


風刃の叢雨
風で剣を無数に生成し、敵に降り注がせる。
これと「疾風の白鷹」を同時発動することも可能。
外伝である「カルテットナイツ」のゲーム版では展開後、ボタン操作で順次発射する魔法として実装されている。


疾風の白弓
巨大な弓矢を風で模して作り、ベルが矢に息を吹きかけて放つ。見た目に反して破壊力は抜群。


    • 風精霊魔法

シルフの息吹
風の精霊シルフが宿ったことで発現した魔法。巨大な風をまとめてぶつける初期の奥義。
岩すら砕くような奔流で、本人がキレた時はもっと巨大になっていた。


+ 一部31巻以降ネタバレ 精霊魔法の極地:精霊同化-

行くぞ ベル


魔導士と精霊が一体化することで、お互いの魔力を付与し最大限に発揮する精霊魔法の極地。使用するには高いセンスと気が遠くなるほどの努力が必要なもの。
この状態のユノは左半身が変化。頭部に王冠が出現しており、背中にベルと同じ妖精の羽が出現している。左腕が鋭い爪を纏っており、アスタのブラック化とはデザインが対になっている。
スペード王国編では戦闘と修行を重ねて成長。全身が変化し、王冠と羽が完全な形となっている。またファーがついたようなコートを纏うようになっており、作中では「魔に愛されている」と評されるほど周囲の魔をコントロールできるように進化している。
この状態は後に精霊と精霊憑きの共鳴率が限りなく100%に近い状態であり、かつ悪魔すら滅する領域である「聖域」に近付いていることが判明した。


スピリット・ストーム
精霊と同化した左腕から放つ風のエネルギー。上記の「暴嵐の牙」の超強化版のようなもので、これを使用したまま突っ込んで引き裂くことも可能。
二つ同時に発動した場合はスピリット・ストーム ダブルとなる。


精霊の静かなる舞踏
マナゾーンを適用し、相手の攻撃を読んで残像を作りながら流れるように回避する。戦闘中の救助作業にも使われている。


  • 風精霊創成魔法

手持ちできる武器を生成する魔法群。どの武器にも名前にギリシャ神話に登場する神々の名前が入っている。


スピリット・オブ・ゼファー
周囲の魔を凝縮させて剣を創成する。初めて発動したときは、リヒトたちのあの世の力や冥府の力混じりの剣魔法を吸収して風を集めたことで、悪魔にも通用するように剣をこしらえた。
転生魔法が解除された後も同様に剣を生成するコツを覚えており、新たに相手の魔法を風化させる性質を得ることになる。


スピリット・オブ・ボレアス
周囲の魔を空気ごと凝縮してハルバードを生成する。単純な破壊力ではトップクラスで、突くだけでも相手の魔法を風化させる。


スピリット・オブ・エウロス
周囲の魔を凝縮して光り輝く弓を作り、限界まで貯めた魔力の矢を放つ。矢を放つまで3分かかるものの、ボレアスすら超える威力と恐ろしい速さを誇る。





+ 原作31巻以降のネタバレ-

アイツと 誓い合ったオレは

こんなもんじゃ ねぇだろ‼‼




そうだね 君は僕だ

でも 君自身の力もあるはずだ




スペード王国の王家には

代々似た特殊な魔法が引き継がれてきた


父ロイスは太陽

母シエルは


そして その血を継ぐ ユノ・グリンベリオールは




星魔法



この魔法こそが、スペード王国出身であるユノの本来の魔法。やはり風魔法はリヒトとテティアの息子の魔法由来であり、星魔法はスペード王国の魔導書館まで吹き飛ばされた際に覚醒。
作中、エルフと人間で一冊ずつ魔導書を持ったり、他人の因子を埋め込まれたり悪魔憑きとなって二種類の魔法を使う登場人物は存在したが、ユノの場合は物理的に2冊、一人が同時に扱うという予想外の展開を見せた。
こちらの魔導書にはスペードのマークが刻まれており、魔導書が出現する際にユノに宿ったエルフらしき人物が上記のセリフを言いながら導く描写が取られている。
ベルもまた、双方の魔法を揃えたユノを見て「やっと本当のユノに廻り合えた気がする」と思わず独り言ちている。


この魔法を使用する際、金平糖のような星が複数出現。各種魔法の核となって動き回り、攻撃と防御、移動すべてをこなせる。他作品で例えるならに多少似た能力。
星は破壊されるとしばらく再生できないが、ユノ本人が強くなればなるほど星は増殖する。
ただしインフレが進んだ物語ではこれと風魔法を併用してようやく最上位格と渡り合える実力となり、以後フル活用するようになる。



  • 星魔法

合天コンジャクション
指で合図すると星の下に瞬間移動する。亜空間でも一瞬で戻ってこれるため、発現以後は戦闘の要となっている。他人を瞬間移動させることも可能。


四天 盾クォータイル スクートゥム
星同士が線を結び、魔法を弾く盾となるバリアを生成する。


四天 槍クォータイル ハスタ
線を結んだ星たちの中心から貫通力の高いレーザーを打ち出す。


四天 鞭クォータイル フラゲルム
星の並びに応じ、敵を切り裂くしなる光の線が生まれる。





主な人物関係

本作の主人公である彼とは親友であり家族であり生涯のライバル。片方が限界を超えるともう片方が限界を超えるのは最早定番の流れ。


  • ウィリアム・ヴァンジャンス

金色の夜明け団長。黒幕の策略にはまり、パトリの影響を受けていたとはいえエルフに協力してしまった彼はエルフの一件以後魔法騎士団内でも信用が失墜してしまったが、
ユノは彼が王国のために苦しみながらひたすら尽力し、団員たちを今度こそ守ろうとしていたことを主張してフォローしている。


  • ランギルス・ヴォード

金色の夜明けの元副団長。当初は異母兄であるフィンラルに嫉妬するわ内側にいるエルフの憎悪に操られるわエルフに乗っ取られるわで非常に険悪な関係だったが、エルフの一件以降ユノとも和解。
アニメでは副団長をユノに譲った経緯が詳しく描かれている。以後、軽口を叩き合いながら修行や共同戦線に付き合うなど、以前とは一転していい先輩になっている。


  • 金色の夜明け団員たち

初期からよくチームを組んでいたクラウスは当初はアスタとユノを見下していたが、彼らの立ち振る舞いを見て非常に反省し改心。以後は過保護なレベルで二人に接するようになるし、体をムキムキに鍛えるようになる
ユノとアスタもクラウスがエルフに乗っ取られた際は「先輩の体を返せ」と真っ先に立ち向かっているくらい信用している。


ミモザもまたよくチームを組んでいる女性で、彼女がアスタと出会うきっかけを作ったともいえる。ミモザがアスタに惚れたことにはあんまり興味がないようだが。


他の団員たちとも紆余曲折を得て「家族」と呼べるレベルにまで分かり合えることになり、アニメ版ではわざわざユノのためにパーティーを開くレベルにまで関係が改善されている。
その分、その半数が殺害されてしまい、悲痛な叫びをあげるユノのシーンが余計につらく、やるせないことに……



余談


人気投票では毎回トップ10に入っている人気ぶり。流石に第5回では更に人気キャラも増えてきて熾烈な争いになってきている。



日本以上に海外人気の高いブラッククローバーという作品だが、海外ファンからは当初同じく海外人気の高いNARUTOうちはサスケを連想した人が多かったらしく、エルフに体を乗っ取られた際は一時的に敵対するのでは……と心配されていた。
ところが、敵対どころか唯一転生魔法を受けながら終始味方として活躍したことで度肝を抜かれたようで、現在は一部ファンから「裏切らなくて頼れるサスケ」という例えに使われているとか……色々ヒデェ!
外伝作品「カルテットナイツ」においても、敵味方の視認がわからなくなり、解除が滅茶苦茶面倒な幻覚魔法をかけられた際もアスタからの一撃で即座に正気に戻るというガチっぷり。なんなんだアンタ……



実はアスタ以上に恋愛事に鈍感……というより興味がないレベルで、ファンクラブ以外で作中でフラグが立っている女性キャラは先述の風の精霊・シルフであるベルと、たまたま料理を守ったことから気に入られたチャーミーパイセンしかいない。
このままだといろんな意味で本当に救食の王子になってしまう……



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  • 海外人気結構あるんだな -- 名無しさん (2022-06-17 14:03:50)
  • いくらなんでも能力盛りすぎだろと思うときもあるけどアスタと対比させる関係上盛りに盛りまくる必要があるんだよなこの人。 -- 名無しさん (2022-06-17 18:34:47)
  • わざとなんだろうけど、ユノの方がアスタより主人公っぽいキャラ造形してるんだよね。 -- 名無しさん (2022-06-17 23:17:13)
  • ↑3 アメリカのクランチロールが出した統計だとブラクロが87の国と地域で一番見られた作品って出てたわ。分かりやすい王道で魔法ものってのが日本より受けいいのかも ↑2 伝説の四つ葉魔導書に選ばれ、風の精霊に好かれて、闇堕ちせずエルフの力を使う味方となり、悪魔にすら通用する実力を努力の末手にいれて、実は他国の王子様でもう一つ隠された能力があって…って箇条書きにすると地雷系のなろう小説でも見ねぇレベルだこれ! -- 名無しさん (2022-06-17 23:39:40)
  • 失礼な話だが 今となっちゃユノが魔法帝になったとしても 結局血筋かにしかならない気がする -- 名無しさん (2022-06-18 12:43:32)
  • ガチの孤児だと思ってたら素で血筋良い超エリートだったの結構ショックだったわwww -- 名無しさん (2022-06-18 15:10:54)
  • 孤児で拾われたときから何か所持品があるキャラはだいたい王族とか貴族の末裔 -- 名無しさん (2024-02-26 17:28:48)

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