登録日:2022/06/14 (火曜日) 11:59:35
更新日:2024/06/20 Thu 10:30:06NEW!
所要時間:約 5 分で読めると思うよ…多分
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ロックマンx イレギュラーハンターx 電気属性 マンドリル 猿 レプリロイド サイバーミッション 長嶝高士 ドリル イレギュラー スパーク・マンドリラー エレクトリックスパーク 豪速拳の雷王 特a級ハンタ-
なぁ、エックス・・・
隊長が正しくて、お前が間違ってると思ったことはないか・・・?
スパーク・マンドリラーとは「ロックマンX」「サイバーミッション」「ソウルイレイザー」「イレギュラーハンターX」に登場するボスである。
異名:豪速拳の雷王
CV:長嶝高士
【概要】
第17部隊所属の特A級ハンターであるマンドリル型レプリロイド。
隊長のシグマに従って反乱に参加し、発電所を制圧した。
その後は部下に任せ、自分はごろ寝を決め込んで好物の電気を貪り喰っているが、戦いになると勇猛果敢な戦士へと変貌する。
イレギュラーハンターXでは気だるそうに喋り、難しい事は苦手だと自称しており、シグマに従った理由も「間違ってなさそう」といった具合で、深く考えてはいない模様。
一方でその率直さが故か物事を鋭く突く事もあり、ハードモードではセリフが変わりエックスに対して上記の通り「お前が間違ってるんじゃないか?」と意味深な問いかけをしてくる。*1
【ボスとして】
エレクトリックスパークやダッシュパンチ等、ボス部屋を縦横無尽に攻める戦い方を得意とし、ノーマルエックスで挑むのはやや厳しい相手。
だが防御力は高くないため全く打つ手がないわけではない。
ダッシュパンチがチャージショットで止まる性質を知っているかどうかでもバスター攻略の難易度が大きく変わる。
サイバーミッションでは部屋が狭くなって動きが速くなったので難易度が上がっている。
イレギュラーハンターXでは動作がやや遅くなったものの、体が大きくなったので接触ダメージが怖い。
ちなみに、同作での彼は近づくとパンチで反撃してくる様になったのだが、パンチ自体は大振りで回避が楽。
なおかつパンチをかわした後もすぐに近づくと再びパンチをかましてくるので、「パンチを誘う→パンチをかわす→パンチを誘う…」というパターンが成立する。
結果的に、このハメ技を知っている場合は、同作では最弱クラスの筈のナウマンダーやペンギーゴより簡単に撃破できてしまう事も…
原典でのボスラッシュではシグマステージ3で再戦することになるが、同作ではシグマステージ2にてペンギーゴ、イーグリード*2に続く形で再戦する。
弱点武器はアイシー・ペンギーゴの「ショットガンアイス」
命中すると体が凍り付いて動けなくなり、凍結解除した瞬間にすかさず次を放てば何もさせずに倒す事が可能。
忙しなくガッツポーズしながら着実に体力を削られていく様子はなんとも哀愁漂うものがある。ただし、エレクトリックスパークは凍らせても阻止が難しいので油断は禁物。
マンドリラーのようにロックマンシリーズでは雷系統のボスは氷系の攻撃に弱い(逆もまたしかり)事がままあり、それは「ロックマンゼロ」シリーズにも受け継がれている。「超電導」で調べ物するとなんとなく理解できるかもしれない。
サイバーミッションでも同様にショットガンアイスが弱点として設定されているのだが、ショットガンアイスを一発当てただけではダメージが少なくなっている事から、「ショットガンアイスを当てた後は通常ショットに切り替えて連射バスターを当てる」という戦術を駆使しなければ短時間で倒す事が不可能になっている。
ボスアタック限定として登場したソウルイレイザーでは弱点武器が変更され、ストライクチェーン及びトルネードファング(エックス)、ライトニング及びドリルクラッシュ(ゼロ)が新たな弱点に設定されている。
・・・のだが、ゼロのダッシュ斬りを彼に当てると、何故かショットガンアイスを当てた様に凍って動きが止まってしまう。何故…
もっとも、今作のダッシュ斬りはファイヤーウェーブとコマンドが重複している関係でファイヤーウェーブが暴発しやすい事から、ダッシュ切りを中々マンドリラーに当てられないのだが…
【技】
- エレクトリックスパーク
床を這う電気の弾を発射する。
壁も登ってくるので、壁蹴りからジャンプして回避しなければならない。
- ダッシュパンチ
こちらに突進するかのようにパンチしてくる。
さらに壁にぶつかると、壁に張り付いてる時のエックスを叩き落としてしまう。
スピードは速いが、チャージショットで押し戻すことができる。
イレギュラーハンターXでは腕をドリルに変形させてから突進してくるようになり、出だしは遅くなったが、ドリルを構えてる間は途中で止められなくなり、しっかり突進中を狙わなければ怯ませる事が出来ない。
しかも構えてから突進を仕掛けてくるタイミングが一定ではなく、かえってSFC版より対応が難しい。
更にハードモードでは大ダメージを受けるようになり、体も大きいのもプレッシャーを与えてくる。
ただし、突進中に怯ませた時はチャージショットのダメージが倍加する。
- 天井からの降下体当たり
天井にぶら下がりながら雲梯の要領で移動し、エックスを踏み潰そうとしてくる。
イレギュラーハンターXではエックスの目の前で落ちるパターンが追加された。
- パンチ
イレギュラーハンターXで追加された攻撃。
ダッシュは行わず、エックスが目の前に来たらパンチで反撃する。
だが上述の通り、ここからハメ技に派生されるので、結局の所は「ハメの始動技」という点が否めないのだが…
- ジャンプ
こちらに向かってジャンプしてくる。
マンドリラーは天井づたいの移動以外でスピードが速めなので、ダッシュが使えないと回避が困難。
ダッシュが無い場合、マンドリラーが飛んだ直後くらいに歩き始めないと間に合わない。
【入手武器】
- エレクトリックスパーク
電気の弾を発射する。
スピードはやや遅めだが連射が効き、壁に当たると上下に分裂して飛ぶ。
3連射まで可能。
チャージすると左右に縦に長い電撃を飛ばす。
なお、ロックマン7のサンダーストライクはこれを彷彿とさせる性能になっている事から、実質本家シリーズへの逆輸入という形になっている。もしかしたら、これを元に作られた武器なのかもしれない。
イレギュラーハンターXではチャージが画面全体攻撃となった。
アーマー・アルマージの弱点で、鎧を引きはがすことができる。
また、シグマ第1形態にも有効で、本作に限らず人型のシグマは電気系統の攻撃に弱い場合が多い。
ロックマンX2ではネオシグマがこれを模倣した攻撃をしてくる。
VAVAモードではロケットパンチ系の兵装が入手でき(最初はゴーゲッターライト)、他にもレーザー系のナーバスゴースト、カッター系のクイックホームシック、ナパーム系のランブリングバン、エネルギー系のピースアウトローラーが入手できる。
なお、ピースアウトローラーはVAVA版のエレクトリックスパークという点も兼ねているのだが、エネルギー系にも分類されている事から、取得に弱点としている筈のアルマージの撃破も絡んでいるという謎仕様である。
【漫画版での活躍】
《岩本版》
それが…
それが命をかけてまで戦った部下に対する言葉か!?
そうさ!いかなる手段を用いても任務を遂行してこそ忠誠なんだよ!
岩本先生の漫画版でも発電所を占拠し、各地に被害を出していた。
また、ステージ中ボスのサンダースライマーとの関係も描かれ、危険な兵器として廃棄されていた彼を配下として救っており、スライマーからは尊敬されたいた。
だがそんな彼が倒されたことを知るや、
スライムの奴もう少し使えると思ったが…不良品が!
と愚弄する等悪辣な振る舞いをし、エックスと激突。
シグマへの忠誠心を原動力としその身体能力とエレクトリックスパークでエックスを追い詰めるも、それでも的確に反撃してくるエックスには決め手を欠き、
更にはペンギーゴから入手したショットガンアイスで体を凍らされてしまう。
そ、そんな…まさか…やつが伝説の…
絶え間ない成長をし続けるという究極のレプリロイド…
ROCKMANなのかーっ!!!?
これで完全に怖気づいてしまい、エックスに取り入ろうとしてシグマの居場所を教えようとするも、それを許せないシグマ(の立体映像を纏った小型メカ)の攻撃で破壊された。
《池原版》
デラックスボンボン版『イレギュラーハンターロックマンX』において、VAVAの反乱に加わりイレギュラー化した特A級ハンターとして登場。
VAVAの反乱に加わった後は発電所を乗っ取り、大好きな電気を好きなだけ貪っていた。
同部隊の同僚のブーメル・クワンガーと後輩のXがイレギュラー討伐の任を受けて発電所に向かい、表立って突入したXをサンダースライマーに任せている内に自分は電流シャワーを浴びようとするも、
隠密活動で潜入していたクワンガーに気付かずに一騎討ちとなり、クワンガーのスピードとトリッキーな動きに翻弄される。
しかし、そこで救援に駆けつけたアイシー・ペンギーゴの乱入で戦況は一変。
2対1でクワンガーを痛ぶり形成逆転するも、そこに現れたXと続け様に戦うことになる。
しかし、Xのフェイントに引っ掛かりペンギーゴと同士討ち。
ペンギーゴにエレクトリックスパークを浴びせてしまい、自らもショットガンアイスで下半身を凍らされてしまう。
続け様にXの挑発で逆上したペンギーゴのスライディングにより凍り付いた下半身が粉々に砕かれてしまい、そのままXに破壊された。
《小説版》
2次創作メディアとしてはお馴染みの2番手として、これまた最初の刺客としてお馴染みのアイシー・ペンギーゴを倒したエックスの前に立ちはだかる。
自分より弱い人間を守ることに疑問を抱き、部隊長であるシグマに追随する形で反乱に加担するが、性格や口調は基本的にイレハン版を踏襲しており、エックスの元同僚としての印象が強い。
岩本版に比べると幾分扱いは改善されている。
最後はエックスのショットガンアイスによって低温脆性を引き起こす形で倒され、機能停止した後はペンギーゴと共にイレギュラーハンター本部に回収された。
今作の武器チップは「チャージ版を使用すると過負荷がかかり、武器チップが焼失する」という設定となっているが、シグマとの交戦時にエックスがチャージエレクトリックスパークを使ってシグマを倒した事で、その時にバスターから弾き出され、8つの武器チップの中では最初にその役目を終えて焼失した。
【余談】
上述の通り、マンドリラー自身は弱点武器さえ使えばボスとしてはそれほど強く無く、初心者でも簡単に倒せる程度の実力であるが、
一番手としてお約束のペンギーゴから弱点武器順で回る際は彼自身では無く彼に辿り着くまでのステージが大きな関門となる。
マンドリラーステージは、トラップや暗転ギミックに加えて耐久力の高いザコも多く配置されており、中ボスも居ることから、フットパーツとショットガンアイスのみでサブタンクも無くライフアップも本ステージで入手出来る一つのみという状態ではなかなかの難易度となる。
このステージは、ストーム・イーグリードを倒すことでイーグリードの母艦デスログマーが墜落し、トラップギミックが消えてサンダースライマーも弱体化、かつ強力無比なストームトルネードでほぼ全てのザコを蹂躙出来るため、あえてペンギーゴを倒した直後にここには来ないで先にイーグリードを倒してからここに来るプレイヤーも多い。
俺も、考えるのは苦手だ…
答えは、追記・修正すれば分かるのかもしれんな…
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▷ コメント欄
- スパークマン ロックマンで検索するとよくヒットするやつ -- 名無しさん (2022-06-14 12:56:04)
- ソウルイレイザーのボスラッシュモードに登場した時は、何故かゼロの通常ダッシュ斬りで凍結していたな。 -- 名無しさん (2022-06-14 13:25:48)
- 「隊長が正しくて、お前が間違ってると思ったことはないか?」まさかこんな意味深なセリフを口にするキャラになるなんて思わなかったなぁ… -- 名無しさん (2022-06-14 14:14:37)
- イレハン版の17部隊は漫画版とかと違って嫌悪な仲じゃないみたいだけど スタッガーやビートブートに関してはどうなんだろう。ビートブートは反乱に参加しなかったがエックスがクワンガーを破壊したが故に復讐心にとりつかれてしまったとか・・・(もちろんイレハン版のクワンガーの動機は知らないはず) -- 名無しさん (2022-06-15 00:30:44)
- スタッガーも漫画版では扱い良くなかったけど、イレハン2が出たらエックスの元同僚ってことで扱いは改善するかもね。携帯版で中ボス部屋にゼロが登場したりと、2ではヒャクレッガーと並んでちょっとだけ特別扱いされてるポジションだし。 -- 名無しさん (2022-06-17 12:56:45)
- ↑3モチーフがマンドリルで霊長類だから(曰く考えるのは苦手だが)ある程度は自分の意見も持ち合わせてるんだろうな。 単純な物事が結構鋭い所を突いてくるケース -- 名無しさん (2022-06-26 12:04:56)
- 「ボスとして」には「ノーマルエックスで挑むのはやや厳しい相手」で「余談」には「それほど強く無く、初心者でも簡単に倒せる程度の実力者」って、矛盾してるだろ…個人的には避けにくい攻撃が多くて、少なくとも初見では強敵だと思ってるが -- 名無しさん (2022-07-24 14:23:38)
- ↑弱点使えば弱いに直しといた -- 名無しさん (2022-09-09 09:30:43)
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*2 ただし、ハードモードではペンギーゴがシグマステージ3の1番手に移動し、シグマステージ2はアルマージ、イーグリード、マンドリラーの流れで再戦する。
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