登録日:2022/06/04 (土) 14:58:03
更新日:2024/06/20 Thu 10:05:17NEW!
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星のカービィシリーズ 星のカービィ 技 ボディプレス 球体 グランドローパー 体当たり バウンド ポンド ドロシア ソウル セクトニア ソウル ニル カオス・エフィリス 肉弾攻撃 ソウル系 デッドリーバウンド・サン インパクトポンド
※この項目には星のカービィシリーズの裏ラスボスをはじめとする、クリア後要素のネタバレが含まれています。
ドムッ……
ドムッ……
ドスンッッッ!!!!
星のカービィシリーズに登場する敵の技、及び類似した行動を指す呼称。
名前の初出は『タッチ!カービィ』の公式攻略本より。
概要
2000年代からの星のカービィシリーズにおいて、一部の特別なボスキャラクターのあいだで共有されている技の一種。
使用者は主に球体……本シリーズでよくある球体型の(裏)ラスボスであり、そうでない形状の場合は球体に変身してから行う。
挙動の基本的なフォーマットは、画面奥でバウンドを繰り返し、最後に高く飛び上がってボディプレスで圧し潰す。ここまでが一連の流れ。
画面奥のバウンドは当たり判定が無く、地面があろうが無かろうが関係ない。さも当然のように空中で跳ねることも。
共有技の中ではオーソドックスな肉弾攻撃であり、挙動も素直。
ただ使用者によっては属性をまとう、連続で繰り出す、変わった軌道を取る等のアレンジを行うこともある。これは他の共有技でも同様の傾向。
シリーズ全体では他にも「連続で飛び跳ねてカービィを潰そうとする」行動を取るボスキャラは少なからずいる。
それらとバウンド ポンドの大きな違いは、上記のフォーマットに加えて元から、あるいは変身によって造形レベルで完全な球体である*1……という点が挙げられる。
なので、例えばヴォルゲロムのバウンドプレスは手足を引っ込めて球体になっている訳ではないので当てはまらない。
元々は『タッチ!カービィ』のラスボス、ドロシアの第2形態「ドロシア ソウル」が使用する技の一つに過ぎなかった。
以降のシリーズにおいては、いわゆる「ソウル系」と呼ばれる特別な裏ラスボス達が類似した技を持つようになり、彼らの共有技としてほぼ暗黙の了解気味で認知されるようになった。
分かる人が見れば一発で「あ、これソウル系の技だな」と非常に意識した動きをするのも認知されやすい一因だろう。
……のだが、ドロシア由来の技としては『星のカービィ ディスカバリー』時点で登場頻度がまだ少なく、メジャーなシューター カッター、デッドリー サンにやや押されがちでもある。
使用者と挙動
ドロシア ソウル(タッチ!カービィ)
ドロシア ソウルの基本的な攻撃の一つ。
軌道が2パターンあり、カービィのいる方に合わせて左右どちらかを直進。
または左右ジグザグに2回跳ねた場合、直進か右(左)に一つズレて着地してくる。
後半戦は最大2連続で行うようになる他、カービィボール以外で挑戦した場合は最大3回に増える。
初期のバウンド ポンドだけあって挙動が単純な上、着地点が多くて2通りしかないため、見てからでもかなり避けやすい部類。
ただし本作はプレイヤーの移動方法が非常に特殊なため、根本のシステム面では後発との比較はできない。
セクトニア ソウル(星のカービィ トリプルデラックス)
第2形態にて使用。
やや立場が特殊で、デッドリー サンと複合した「デッドリーバウンド・サン」という形になっている。
そのため、ここではバウンド ポンド部分の前半における挙動を説明する。
体力を半分以下に減らすと、画面奥で火の玉に変身。
背景が一変し、何回も足場の前後をバウンドしてから、急に3連続でボディプレスをしてくる。
炎属性を持っているので接触すると燃える。
ちなみに、この技を使用させずに一気に倒すことはできないようになっている模様。
セクトニアでこのように設計された影響なのか、これ以降のバウンド ポンド系列は「3連続でプレス」が主流になっている。
カオス・エフィリス(星のカービィ ディスカバリー)
本作時点では歴代でもっとも迫力満点の巨体で放たれるバウンド ポンド。
技名は「インパクトポンド」。一つ前のラスボスである後述のニルと違い確信犯レベルで挙動が酷似している*2。
第2形態の後半戦でのみ使用し、紫色のオーラをまとって画面のかなり奥に退避。
左右ジグザグの軌道でバウンドしながら徐々に巨大化し、
フィールド奥の左→右→真ん中の順にボディプレスをかまして輪っか状に広がる衝撃波とそれに付随した大量の赤い雷を同時発生させてくる。
しかも、雷は衝撃波に沿って時計回り・反時計回りのどちらかで回転する上、最後の3発目に至っては時計回りと反時計回りが複合し、回避難易度が上がる。
何気に歴代バウンド ポンドの中では狙って圧し潰して来ず、攻撃自体も圧し潰しがメインではないという珍しい性質。
とはいえ、本作には基本アクションとしての緊急回避がプレイヤー側に存在するので、衝撃波に合わせて繰り出せば怖くない。間近でうまくジャスト回避も決められれば大きな反撃チャンスとなる。
番外編
グランドローパー(星のカービィWii)
ソウル系、ないし裏ラスボスでもない通常ボスのため番外編扱い。
瀕死の体を守るべく、岩のような表面で覆われた「カバードスフィア」形態に移行した後でのみ、限りなくバウンド ポンドを意識した行動を取る(技名公表なし)。
連続ワープの直後に画面奥へ退避した後*3、左右をジグザグに跳ねながら接近し、画面上に消えてから左・中・右のどこかに落下する。
ウルトラソードでグランドローパーの体力を削るごとにスピードが上昇し、どこに落ちてくるか視認しづらくなる。ついでに落ちてきてもすぐ離脱してしまうため、見てから叩くよりは画面から消えて姿を見せるまでのタイミングを覚えた方がいい。
カバードスフィア形態はメインモードでしか移行しないため、格闘王への道では見られない。
破神エンデ・ニル第4形態/ソウルオブニル/星誕ニル(星のカービィ スターアライズ)
一つの作品に難易度別で3体も使用者がいるという珍しいケース。まあ全部同一人物なんだけど……
ただし公式の技名は「カケッコ」であり、最後のプレス以外の挙動はだいぶアレンジが加えられているので番外編に載せる。
- 通常ニル
表面に浮かんだ顔が消えると、画面内を斜めに跳ねまわる。
続けて画面奥で激しく荒ぶった後、突然こちら側に飛んできて左右どちらか→中央の3連続で圧し潰し、最後に画面奥からの突進で〆る。
落ちてくる際はニルの周囲に衝撃波も発生するので要注意。
- ソウルオブニル
4体に分離してそのまま画面奥で荒ぶり、1体ずつフライングボディプレスをかましてくる。
2体目以降は既に落ちた場所には飛んでこない。
- 星誕ニル
分離する・しないパターンを両方使うが更に変化している。
分離する方は2体ずつこちらに飛び、しない方は画面奥で荒ぶる間に床が浸水し、足をとられてしまう。
また、全体の行動パターンの都合上で、戦闘中にそれぞれ一回しか使わない。
追記・修正は球体になって跳ねまわってからお願いします。
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▷ コメント欄
- 項目作成お疲れ様です!ありがとうございます! -- 名無しさん (2022-06-04 16:24:58)
- まさかこれで個別項目が立つとは思わなかった。シューターカッターの項目も近いかな? -- 名無しさん (2022-06-04 19:42:07)
- 調べてもよくわからんけど、これ公式の技名なの?星のカービィWikiの区分丸写ししているように見えるけど、それって非公式の内輪ネタに相当するから要相談では? -- 名無しさん (2022-06-04 20:40:23)
- シューターカッターやスプラッシュラッシュもそうだけど韻を踏んだ技名すき -- 名無しさん (2022-06-05 00:21:14)
- ↑2 攻略本や公式ガイドブックに載ってるれっきとした公式の技名だぜ -- 名無しさん (2022-06-05 03:32:44)
- ↑「バウンドポンド」なのはドロシアだけで、あとは似たような技ってだけでしょ?「〇〇っぽい技」というだけで一覧化するのは、公式の定義が決まってない以上肥大化する懸念があるので、内輪ネタになると思う(この記事がそうだ、というわけではなくあくまで一般論として)。 -- 名無しさん (2022-06-05 08:36:39)
- ↑純粋に「なんでこの程度の技を単体項目にしたんだ?」感はある。作成者の方には申し訳ないけど。 -- 名無しさん (2022-06-05 09:31:24)
#comment(striction)
*2 最初にこの技を放つ直前、デッドリー サン、スプラッシュ ラッシュと酷似した技を使っているのも確信犯っぷりをますます強めている。
*3 実は、この退避を始めるごく一瞬のあいだも攻撃を与えることが可能。勿論タイミングは極めてシビア。
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