登録日:2022/05/09 Mon 00:52:23
更新日:2024/06/18 Tue 13:46:35NEW!
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島田紳助 テレビ番組 クイズ番組 芸能界の厳しさ教えますスペシャル! 特番 芸能界 日本テレビ 読売テレビ blt exテレビ
「芸能界の厳しさ教えますスペシャル!」とは、かつて読売テレビ制作で日本テレビ系列の放送されたバラエティ特番である。なお、正式タイトルは「島田紳助がオールスターの皆様に芸能界の厳しさ教えますスペシャル!」である。
概要
もともと島田紳助がレギュラーを務めていた「EXテレビ」「BLT」で行われていた企画を持ち込んだ番組である。
紳助が言うには「芸能人は気楽な仕事をしています。ですので、半年に1回位この番組で厳しさをもう一度確認してもらおうじゃないか。」ということらしい。
前身番組を合わせて、1995年から2008年まで春と秋の年2回放送。2008年春の放送が事実上の最終回となっている。
特徴
タイトルに含まれているように、この番組は芸能界の厳しさをテーマにしている。夜21時のゴールデンタイムで放送されていたため、参加資格があるのは有名芸能人だけであるとされ、後述する「中継クイズ・私はだあ~れ?」で無名芸能人と判定された者はどれほどの大御所であろうとも無名地獄に打ち込まれる。
無名地獄
ある意味この番組の名物。無名芸能人専用の解答席であるが、席と言いつつ椅子はない。さらし首かつ中腰でいないといけないため、肉体的にも精神的にも辛い目に合う。正解すると顔のそばにある電飾が光り、顔が熱くなるため、これはこれでダメージが有る。
番組開始当初、無名芸能人は「檻に閉じ込められ、セットの一部として扱われる」「セットの裏で自分の名前が書かれたパズルの組立作業(完成すると有名芸能人とみなされる)」と言った罰が課されていた。
クイズの点数は有名芸能人はそのまま加減される。しかし、無名芸能人は加点の場合、無名芸能人全員で頭割りして加算されるが、減点の場合、そのまま減点される。この不公平な扱いを受ける理由は紳助曰く「あなた達が、無名だから」らしい。
賞金は順位に関係なく、それぞれが獲得したポイント×500円(200円のときもあった)が賞金として獲得できるが、マイナスで終わった場合には罰金として没収される。
主なコーナー
中継クイズ・私はだぁ~れ?
スタジオと中継を結び、中継現場にいる一般人から1人を選んで、1人ずつモニターに映る出演者の名前を制限時間内にフルネームで答えてもらう。答えてもらえた人は有名芸能人として解答席(5席ほど用意され、それ以上の人数が有名芸能人になった場合、複数人でチームを組む形になる)に座り、答えられなかった人は無名芸能人として無名地獄に移動する。
オープニングで行われる1回目の制限時間は10秒、コーナー間で行われる脱出チャンスでの制限時間は12秒。
1回目はテレビをあまり見ないであろう環境(例:高野山の修行僧、横田基地の在日米軍、自衛隊の駐屯地など)が多く、全出演者の大半が無名地獄行きになる。そのためか、2回目以降は比較的一般的な場所に移動して、かつ若い人が選ばれる事が多いため、無名地獄から脱出できるチャンスは高まる。
原則として、フルネームを答えてもらわないといけないが、外国人が解答者となったときは名字、名前のみでもOKとなり、更にハゲとブツブツと言われたブラックマヨネーズも「外国人がハゲとブツブツなんて言葉、普通知らないからOK」と判定されたこともある。
このコーナーは言うなればこれまでの芸能活動の答え合わせであり、出演者ができることは自身の作品や決め台詞、自身のスキャンダル傷痕を出してアピールするしかぐらいしかない。
クイズあわせて100%
元々は「BLT」で放送されていた企画のひとつ。
番組が予め調査(名前だけを出してどういう人か答えられたら知ってると判定)した300人の有名人のうちランダムで選ばれた1人と各自が選んだもう1人の知名度の合計を100%にするクイズ。
合計が100%になれば200ポイント、80~99%ならば1%につき1ポイント獲得。それ以外はドボンで1%につきマイナス1ポイントとなる。
有名人のまちがい探し
CGで加工された有名人の顔写真を見て、どこがどう変わったのかを答える。フリップは「『 』が本人より『 』」と予め書かれていて、空欄を埋める形になっている。そのため文法的におかしい答え(例:『分け目』が本人より『逆』)が出てくることもある。
解答権は3回あり、1回目で正解なら200ポイント、2回目以降で正解なら100ポイント、不正解はマイナス100ポイントとなる。
このコーナーで5人が1400ポイント、合計で350万円を獲得した際、紳助が「番組の途中ですけど、払えません」といって土下座したこともある。(なお、この5人は最終的に合計307万7500円持って帰った)
ボーナスチャンス・抱かれてみたいのはどっち?
元々は「EXテレビ」で放送されていた企画のひとつ。
出演者1人と何らかの共通点を持つ対戦相手5人の中から、20人の一般人が自分の方に抱かれてみたい・抱いてみたいと選んでくれそうな相手を1人選ぶ。
対戦相手にはそれぞれノルマが決められている
- 強敵:5票
- 格上:7票
- 同格:10票
- 格下:15票
- 雑魚:18票
5人が同レベルだと判断された場合、全員10票で統一されることもある。
ノルマ以上の票数を獲得した場合、全員にポイントが加算され、ノルマに満たなかった場合、全員減点された。
ルール変更前は挑戦者がノルマ以上で各得票数×オッズのポイント、ノルマ未満ならばドボンでマイナス200ポイントだった。(強敵:×100、格上:×50、同格:×30、格下:×20、雑魚:×10)
聞かれるテーマは抱かれてみたい・抱いてみたいがほとんどだが、稀に抱かれてしまうなら、英会話講師になってもらうなら、メイドとして出迎えてもらうならと言ったテーマで聞かれたこともあった。
ボーナスチャンスと言いつつ対戦相手5人全員にボロ負けで誰を選んでもドボンになる挑戦者もいる。
クイズここまで出てるのに~
こちらも「EXテレビ」で放送されていた企画のひとつで番組初期の時代ではこれのみ丸々1本2時間ぶっ通しで行われていた番組の代名詞的人気コーナー
ちょっと前まで話題になっていた人や物を当てるクイズ。
1問につき解答者は10名で残った人たちは横で列になって待機している。分かった人から筒ヒソヒソマシーンで紳助に耳打ちで答える。正解なら抜けることができるが、不正解なら戻って考え直す。制限時間以内に正解すれば増減なしだが、正解できなければマイナス10ポイントになる。
その後、正解した人と同じ人数だけ待機している人から補充され、正解できなかった人は次の問題にも参加しないといけない。その為、正解できなければ居残り続けてバカがバレるとともに賞金が没収され続けていく。
クイズ1人しか言いませんでした
これも「EXテレビ」で放送されていた企画のひとつ。
「〇〇(名字、名前、漢字等)で思いつく有名人は?」という質問を一般人100人に聞き、そのうちたった1人しか答えなかった少数派回答を当てるクイズ。
1人しか答えていなかった場合、200ポイント獲得。2人以上ならば、1人につきマイナス10ポイント、0人ならばマイナス100ポイントとなる。
紳助曰くコツは「1回半ひねること」
他のクイズ番組でも同様のクイズが登場したり、2015年にはタカアンドトシ司会のリメイク版「クイズ!オンリーワン」が放送されたりもしている。
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- また懐かしい番組を…まちがい探しは芸能人の意外と気付かない顔の特徴に気付けて面白かったな、今でも通用しそう -- 名無しさん (2022-05-09 05:41:33)
- 「クイズ1人しか言いませんでした」はスーパークイズスペシャル(初登場回だけEXテレビ出典扱い)でも超問クイズやってたね -- 名無しさん (2022-05-09 14:31:24)
- ↑×超問クイズやってたね→○超問クイズでもやってたね -- 名無しさん (2022-05-09 14:49:33)
- ドキュメンタリーと思ったらひでークイズ番組じゃねーか。・・・今やろうとしたら、だれがMCになるのか(無名地獄行になった大御所を軽くあしらえるの、ダウンタウンの浜ちゃんくらいだと思うが)。 -- 名無しさん (2022-05-09 23:35:43)
- ↑印象悪くなるから受けたがる司会者居ないだろうな… -- 名無しさん (2022-05-10 08:45:20)
- 衰退してるテレビ業界の内輪ネタ中心だからなおさら無理じゃねえかな>今やるの -- 名無しさん (2022-05-10 22:38:16)
- 1人しか言いませんでした、というと笑っていいとものゲストを当てるクイズを思い出す -- 名無しさん (2022-05-11 12:27:33)
- この番組によって落ち目になった芸能人のファンによって島田紳助氏が引退に追い込まれたなんてデマが流れてましたね。 -- 名無しさん (2024-04-16 00:30:11)
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