光の奴隷(シルヴァリオシリーズ)

ページ名:光の奴隷_シルヴァリオシリーズ_

登録日:2022/04/25 (月) 11:50:00
更新日:2024/06/18 Tue 13:36:22NEW!
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シルヴァリオ ヴェンデッタ シルヴァリオ トリニティ シルヴァリオ ラグナロク シルヴァリオシリーズ 光属性 光の奴隷 光の亡者 ――まだだっ! 気合と根性 意志の化物 覚醒 正義の味方 トンチキ 光の殉教者 光狂い



ひかり奴隷どれいとはシルヴァリオシリーズに登場する用語である。
このシリーズには「立ち向かう相手は光属性の権化。ボスキャラ達にこそ完全無欠の正道や王道があり、それに相対することで初めて放たれる輝きがある」というコンセプトがあり、太陽のごとき輝きを放つ光の奴隷、それに相対する銀の運命という構図になっている。
別名として光の亡者、光の殉教者、光狂いと呼ばれるある種の「属性」であり、基本的に敵サイドの強者が所持している。




◆概要

世界観において光属性と呼ばれる人間は前向きであり、善良であり、勤勉な努力家であり、困難を前にしても挑戦を試みる希少で優秀な「できる」存在である。彼らのような人間が増えれば当たり前に世界は豊かになっていく。


一方、光の奴隷とは正しすぎて狂っている光属性である。
正義のため、未来のため、誰かのために全速力で邁進し、折れず曲がらず決して諦めず、圧倒的な熱量で邪魔者を轢き潰して進む破綻者。何者よりも正しく、強く、熱く、厳しい。
逆に言えば、彼らは光の奴隷であるがゆえに己の誓いを反故にできない。諦められない。悩むことも、泣くことも、迷うこともない。人間としての当たり前が欠落した雄々しくも歪な怪物たち。
そういう生き方しか選べないという点で正に属性に縛られし奴隷である。


極めて優秀であることは疑いないが、その方向性は敵の撃滅と破壊に偏っており安寧とは無縁。最初に掲げていた願いがどんなに崇高でも最終的に行き着く先は死体の山と無人の荒野にしかならない。
また厄介なことに純度が高い光は感染するため、ある時代に一人現れると連鎖的に複数の光が生まれてしまう。



戦闘面では頑強な精神によって、致命傷を受けても戦闘を続行し、窮地・格上との戦いにおいて覚醒を果たして意志力だけで出力を大幅に向上させることができる。
下手に追い詰めれば際限なく強くなっていくため長期戦に持ち込むのは愚策だが、彼らは覚醒しなくても常態で努力を惜しまない強者なので隙がない。
一応、覚醒を繰り返せば心より先に肉体の限界が訪れ自滅するが、得策とはいえないだろう。


特にヴァルゼライドの場合は、

①格上相手時には、ステータス1.5倍
②時間経過で継続してレベルアップ
③敵からダメージを受ける度にレベルアップ
④相手が覚醒した瞬間に総統自身も覚醒
⑤瀕死時「まだだ!」の台詞と共に覚醒

という性質を備えている。


弱点となるのは自分より眩しい光。
光の奴隷同士の戦闘は覚醒合戦となり相乗効果で双方が強化されていくため、勝敗を分かつのはそれまでに積んできた修練の量と質の多寡となる。
要するに相手の在り方に憧れてしまった方が負ける。





◆各シリーズに登場した光の奴隷


シルヴァリオ ヴェンデッタ

シリーズ元祖にしてトンチキ代表ヴァルゼライドが登場。後の歴史にも大きな影響を残した。


軍事帝国アドラー・第37代総統。劣悪な境遇と非才を強固な信念と弛まぬ努力で跳ね返し、国の頂点まで駆け上がった“鋼の英雄”。
己が破綻者であるという自覚があり、諸問題を解決した後はすぐさま死ぬべきだと本気で思っている。
『ヴェンデッタ』にて彼が光の宿痾を克服し、志半ばでありながら他人に使命を託して死ねたのはチトセルートだけである。
その生き様は良くも悪くも数多くの男を光に狂わせた。


大和が生んだ史上初のアストラル運用人型兵器。“神星”。
ヴァルゼライドとの出会いから人間性を獲得し、彼と対等の視点と意志力を持つに至った宿敵。
お互いにとって唯一無二の存在であり、二人が衝突すれば最終的に世界が砕け新宇宙が生まれる。




シルヴァリオ トリニティ

いずれもヴァルゼライドの影響で生まれた光たち。
上二名はヴァルゼライドの光の強さに目を焼かれ、彼の生き方を基準に据えてしまった「光の亡者」にあたる。


黄道十二星座部隊ゾディアック東部征圧部隊・血染処女バルゴ隊長。“審判者”。
ヴァルゼライドが東部で暴れていた頃からの(一応)盟友。元々は優秀かつ公明正大な男だったが、非才の身で駆け上がったヴァルゼライドに出会い「先天的素養など修整可能な誤差。何事も諦めなければ必ずできる」という根性論に目覚める。
悪は嫌いだが無能の方がもっと嫌い。


傭兵集団強欲竜団ファブニルの頭領。“欲望竜”。
元々は労せず甘い汁を吸いたいだけの小悪党だったが、ヴァルゼライドによる組織の掃討に巻き込まれその勇姿に魅せられたことで猛省。本気で生きることの素晴らしさに気づく。
その後はヴァルゼライドの宿敵に相応しい男となるべく狂気的な努力を重ね続け、反帝国の旗印にまで成り上がった。


アシュレイ・ホライゾンが抱いたヴァルゼライドへの憧憬を受けて具現化した天奏の極晃星。“煌翼”。
英雄と神星の失敗を踏まえ、「独りではなく皆の意見を聞いて考えよう」と決めたはいいものの自分と繋がるだけで人類の9割は精神を焼かれて死ぬとは思ってなかった天然さん。そしてそれがわかった上で止まることができないという両親そっくりの純然たる光。
だが片翼であるアッシュの尽力もあり、最終的に前任の光たちができなかった「立ち止まる」ことに成功した。




〇シルヴァリオ ラグナロク

いつか救われる"誰か"しか愛せない光としての宿痾を超え、個人を愛することを可能にした進化系「光の殉教者」が登場。


  • ラグナ・ニーズホッグ

『ラグナロク』の主人公。故郷を神祖に滅ぼされ復讐を誓った傭兵“終焉吼竜”。
戦場にてダインスレイフの薫陶を受けたことで光の因子を継ぐ事となったが、従来の覚醒とは別に頭脳面での覚醒(分析能力・処理速度の向上)というオリジナルに至った変わり種。
先人にあった破滅性もなく、個人を愛する常識性を持つ「光の殉教者」。
窮地に覚醒する敵役というメタ能力を主人公に与えたことで一周してただの主人公補正になった感


機甲巨人化創星録フルメタルギガースの首領。“限界突破”。
ヴァルゼライドのことは深く尊敬しているが、己の戦う理由を「民の笑顔を守るため」と定めヴァルゼライドの背中ではなく彼が守ろうとしたものを見ている正しい意味でその遺志を受け継いだ真っ当な帝国軍人。
そしてジェイスは誰かを愛し、誰かに助けを求めることができる「光の殉教者」である。


  • 機甲巨人化創星録の構成員たち

構成員の大半は戦場で欠損した手足を人体改造手術で鋼鉄に換装した元傷痍軍人たち。
ネームドと比べれば純度は劣るものの全員がヴァルゼライドを奉ずる光の奴隷であり、高い戦闘力を誇る。
とはいえその強さの源はやはり個々人の精神力であり、オウカは「兵器としては再現性に欠けるため技術転用はできない(からこちらの参考にならない)」と分析している。


  • エドワード

新西暦の最初期にスメラギの洗礼を受けた使徒。
当時のスメラギが最も信頼していた極めて優秀な腹心であり、彼の尽力がなければカンタベリーの建国は一世紀ほど遅れていたとされるほどの傑物。
しかし、いずれ神祖が支配体制を完全に確立し、人々が飼い殺しにされると確信したエドワードは叛逆を図り最終的に仲間共々誅殺される。
企ては失敗に終わったが、その思念は「神祖を滅ぼせ」という呪いとなって自らの子孫たちを縛り続けている。


  • ミハイ

旧西暦二十三世紀のアフリカ大陸に生まれた指導者。第三次世界大戦の原因になった男。
当時、全世界で仮想現実バーチャルリアリティという他人の人生を追体験する娯楽が流行っていたのだが、ミハイの情熱的な人生がネットに流れたのが大戦のきっかけだった。
彼の生き様を追体験してしまった大衆は人種、国籍、性別や貧富を問わず、あらゆるものが熱に浮かされるがまま世界中で一斉蜂起を開始したのである。




◆光の奴隷の類似者

  • オルフィレウス(Zero Infinity -Devil of Maxwell-)

時計機構の王にして史上初の真理到達者。生まれながらに人間を超越した精神を持つ天才科学オタク。
進歩のない弱者は大嫌いで自分と同レベルの友達が欲しい寂しがり屋なのだが、結局最期まで唯一無二と言える存在を得ることはできなかった。
無限の意志力は光の奴隷に類似するが、彼の場合は気合で限界を突破するというより元から上限などなく、その時必要だから覚醒するという更に荒唐無稽なプロセスを踏む。


単独で前人未踏の邯鄲に挑みこれを制覇した最初にして最強の盧生にして、人類の愛と勇気を何より愛する光の魔王。
立ち向かう勇者の輝きが見たくて矢継ぎ早に試練を繰り出すが、結局やり過ぎて自分の手で潰してしまう困った男。テンションが上がると大事な計画をぶん投げてノリと勢いで全てをご破算にする。


七大魔王の一人であり「現状において全生物の頂点」と言わしめる絶大な意志力を持つ最強の我力使い。
己の最強を証明するために虱潰しに宇宙を渡り歩き、破壊と殺戮を繰り返す宇宙最悪の馬鹿。
殺し合いが好きなのは本当だが、無意識下では宇宙には自分一人いればいいと思っている生粋の求道者。







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  • こいつらのことよく分からない!!っていう初見が居たとして、分かったらだめだと思う概念の一つだと思うぜ…閣下はカッコいいし俺も人気投票で入れるけど共感しちゃダメだよね… -- 名無しさん (2022-06-19 19:53:42)

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