ストーンビースト(ドラゴンクエスト)

ページ名:ストーンビースト_ドラゴンクエスト_

登録日:2022/04/10 (曜日) 16:41:00
更新日:2024/06/18 Tue 11:55:45NEW!
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ドラゴンクエストⅵ ドラゴンクエスト みんなのトラウマ ベギラマ アストロン 石像 dqモンスター ドラクエ dq6 強い雑魚 ガーゴイル ドラゴンクエスト6 地底魔城 ストーンビースト




ストーンビーストとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。


【概要】

初登場は「ドラゴンクエストⅥ 幻の大地」。
悪魔の石像に魂が宿ったモンスターで、青色の体をしている。他作品で言うところの「ガーゴイル」タイプのモンスターだが、ドラクエシリーズには服を着た人型悪魔の外見でガーゴイルの名を持つモンスターが別に存在している。
初登場のDQ6では強烈なインパクトをプレイヤーにもたらした。


DQ6以外の出演作は、ライバルズ、ライバルズエース、モンスターパレード、スーパーライト、タクトがある。


【ドラゴンクエストⅥ】

最初に出現するのは夢の世界のムドーの居城である「地底魔城」。
そして同ダンジョン内における「みんなのトラウマ」である。


同ダンジョンの他の敵がHP42~57、攻撃力42~59、守備力33~60くらいなのに対し、
ストーンビーストはHP80、攻撃力83、守備力110と、明らかに場違いな能力を誇っている。HPに関してはキラーグース(75)やくさったしたい(90)といった匹敵する面々もいるが、守備力の高さからこいつの方が圧倒的に落としにくい。何せこの守備力、ここのボスよりも高いのである(ムドー(幻)の守備力は102)。おまけに呪文耐性も高いのでこちらの攻撃呪文もろくなダメージが出せない。
そして必然的にこちらが長期戦を強いられる上で、これまた圧倒的な攻撃力で殴り殺しにかかる。


極めつけはこの時点で破格の威力を持つベギラマ
ちょっと前にベビーゴイルのギラやシャドーのつめたいいきに苦しめられていたばかりだというのに、その1.5~2倍近いダメージの全体攻撃をぶっ放すのだから壊滅的な被害は必至。元々低HPな上に仲間になりたてでレベルも低いバーバラをここで何度も死なせた人は数知れず。
そんでもって早く仕留めようとしても、アストロンでこちらの攻撃を無力化してくる。とことんプレイヤー泣かせなモンスターである。
最大で2体出現するため、もちろんベギラマ2連発も平気でかましてくる。一方でアストロンの方は1グループに1回しか使わないように制限がかけられている。どちらかというと逆にしてほしかった……。


倒すにあたっては、とにかくその硬さが厄介なのでルカニで守備力を下げるのが有効。マヌーサも100%効くので物理攻撃はこれで怖くなくなる。低確率だがラリホーも一応効くので眠らせるのも手。
だが、この先にボス戦が控えている以上余計なMP消費を避けたいのも事実なので悩ましい。
一応トルッカの町で発生する町長の娘誘拐イベントの結果次第*1MP回復効果を持つ「いのりのゆびわ」を手に入れられたり、あるいはサンマリーノのカジノで「まほうのせいすい」を入手できるため、それらに頼るというのも手。カジノの場合は「ドラゴンシールド」や「プラチナメイル」も入手できるので時間さえかければもっと楽に攻略できるかもしれないが……。


登場時期に反した圧倒的な強さから、DQ6ではあのキラーマジンガと一二を争う程のトラウマモンスターとして名が挙がる。
マジンガのトラウマスポットはイベント戦闘で後回しにすることも可能なのに対し、こちらは通常エンカウント故に避けるのはほぼ不可能なため、こちらがよりきついと言われることも多い。


その後は現実世界のムドーの城や洗礼のほこらに出現するが、チャモロのマホトーンやゲントの杖、ハッサンのせいけんづきといった対抗手段が増えるためだいぶ楽になってくる。ムドー撃破後は転職により特技・呪文が充実してくるため流石に脅威ではなくなってくる。


ただし、それでも最後の出現地域である洗礼のほこらの連中と比べてさえ、
総合的な戦闘力そのものは遜色ないどころか、まだまだ上位をキープしているという点がまた恐ろしい。



リメイク版

DS及びスマホ版のリメイクでは雑魚敵のHPが2割削減されて弱体化。さらにハッサンが覚えるすてみに先制攻撃効果がついたため、HPをかなり削りやすくなっている。
これでSFC版時代のトラウマとおさらば……























……できると思ったか?


確かに1体倒すだけならばSFC版より楽かもしれない。しかし、こいつ単独で出現することは稀で、それどころかSFC版では同時出現するのが2体までだったのに対し、リメイク版では3体出現する場合もある。もちろんベギラマ3連発もありうる。
迂闊にすてみを使うとそのデメリットで被ダメージが倍加してしまうため、残る2体の猛攻を受ければいくらHPの高いハッサンでもお陀仏である。結果としてSFC版よりも危険度が増している……。
こういうところもキラーマジンガと傾向が似ている。



色違い一覧


ホラービースト

「アモール北の洞窟」のボス。この系統のモンスターで最初にお目にかかることになる。ピンク色の体が印象に残る。
ストーンビーストほどではないが、メダパニダンスでこちらを混乱させて自滅を狙ってくるこれはこれで凶悪なモンスター。
混乱耐性を持つミレーユの存在が攻略の鍵となる。
だがDS版ではミレーユの混乱耐性が消えたため運ゲー要素が増えてしまった。


その後なんとDQ9の宝の地図で出現するモンスターとして再登場。雑魚敵なのだが、クリア後のモンスターなのでボスだった頃よりもかなり強くなっている。メダパニダンスは使わなくなったが、マヒャド(たまに暴走)を唱えたり痛恨の一撃を放ってくるほか、おぞましい鳴き声をあげて行動不能を狙ってくる。


ヘルビースト

「ムドーの城」に出現するモンスター。若干灰色がかった白い体をしている。
通常は石像に化けており、調べると襲いかかってくる。この系統唯一のシンボルエンカウントである。ムドー戦の鍵となるほのおのツメを入手するにはこいつを最低2体倒さなければならない。
ラリホーマやつめたいいき、ルカナンを使用してくる。HPは350とかなり高いが、それ以外の能力がストーンビースト以下な上、1体でしか出現しないため脅威度はあちらに劣る。ただ、石像のくせに回避率が高いため、時間がかかるのが厄介。
その後のシリーズではこいつが系統代表的な扱いを受けており、次作のDQ7を始め外伝のDQM等にも登場と、出番が最も多い。


じゃしんぞう

「海底神殿」や「不思議な洞窟」等に出現。ダークグリーンの体色が特徴。海底で邪神像というとDQ2の「じゃしんのぞう」というアイテムを思い起こさせるが無関係。
やけつくいきでこちらを麻痺させてくるのが厄介。ダンジョンで出現されると結構高い確率で全滅させられる。出てきたらせいけんづきでさっさと始末すること。
DQ6以外での出番はストーンビースト以上に少なく、3DSリメイク版のDQ7、どこパレのみ。しかも前者では同作のヘルビーストの攻撃、経験値、ドロップ等に至るまで何から何までほぼ使い回しという手抜きにも程がある冷遇っぷりで、後者ではサービス終了発表直後の実装だった為強さを殆ど発揮できていなかった。


ウィングデビル

DQ6ではこの系統最上位種にあたるモンスターで、ラストダンジョンである「デスタムーアの城」の入り口付近に出現する。金色の邪神の像に魂が宿ったらしい。
イオラやこごえるふぶきを使ってくる。こごえるふぶきは強力なのでフバーハで対策したい。下位種達と異なりせいけんづきが当たらないのが厄介。
ただし、出現区域が狭すぎる上にラスダンでは同じくこごえるふぶき使いでステータスがより強力(ついでに呪文も上位版のイオナズンを使用)であるブースカがおり、そちらの下位互換に収まりがちで影が薄い。


その後、DQ9で再登場したほか、DQMJ2Pにてそれまでモンスターズに登場してたヘルビーストを差し置いて登場。


リビングスタチュー

DQ7の「大灯台」に出現。この系統の雑魚敵では唯一の、初出がDQ6ではないモンスター。青みがかった紫色の体をしている。
こおりのいきやマッスルダンスによる全体攻撃でこちらを苦しめてくる他、スカラで守備を固めてくる。
それなりに厄介な敵ではあるが、残念ながらストーンビーストほどのインパクトはない。


ちなみに、リビングスタチューは直訳すると「うごくせきぞう」である。
実はDQ3の開発段階ではうごくせきぞうにはこの名前が与えられており、英語版ではそちらの方が「Living Statue」と呼ばれている。
こいつの英名は、PS版のDQ7でのみ「EvlStatue(邪悪な石像)」、DQ9以降は「Sculpture vulture(ハゲタカの彫像)」である。


ゼッペル

DQ7のボスの一体。過去の世界での「マーディラス」の王。
幼い頃に隣国・ラグラーズの侵攻により幼馴染みのルーシアを失った後悔から力を渇望するようになり、究極魔法・マナスティスを復活させた結果魔物の姿となる。その姿は先述したリビングスタチューと全く同じ(3DS版ではゼッペルの方が濃い色に変更されたが)。
2度戦うことになるが、1度目は負けイベントになっておりステータスが異常に高い。
2度目は大神官が完成させた呪文「マジャスティス」の力で弱体化したことで戦えるようになる。
弱体化してなおメラゾーマやベギラゴンなどの強力な呪文を使ってくる一方、耐性が軒並み低いのでこちらの攻撃もよく通用する。


石の番人

DQ9の「石の町」のボス。ヘルビーストによく似た色をしている。
石の町を作り上げた彫刻家・ラボオがその最期に食べた女神の果実の影響で生まれた。
石なだけに守備力が高く、その上2回行動でスクルトやマジックバリアで守りを固めつつ、テンションを上げてじひびきで全体攻撃をしてくる。
ルカニは効くが、それ以外の補助呪文はほとんど効果がないので守備力を下げて殴る他ない。



赤翼鬼シシン

DQ10のVer.3.0で登場したボスモンスター。真っ赤な独自の配色。
竜将アンテロが呪符で召喚した異界の獣鬼の一体で、彼らのリーダー格。3.0終盤でアンテロと共に戦う。
瞬撃の赤光と呪弱のひかりの2つの攻撃で呪文への耐性を下げ、メラガイアーを放つ。



追記・修正はベギラマを3発耐えてからお願いします。


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  • リメイク版だとバーバラのギラ耐性がなくなってるのは逆風だろうか。まあ特にそういう話しは聞かないから大して変わらないか。 -- 名無しさん (2022-04-10 18:47:51)
  • こいつとデススタッフは6の二大トラウマ雑魚だと思う -- 名無しさん (2022-04-10 19:02:24)
  • トラウマ要素が強いのに本編でもモンスターズシリーズでも全然再登場出来てないんだよね。デススタッフはジョーカー3プロフェッショナルで再登場出来たからこいつよりはマシだし…更なる外伝に踏み込めばスーパーライトとかには出てるが -- 名無しさん (2022-04-10 19:05:25)
  • 奥になると出てくるはねせんにんやその色違いのヘルゼーエンも大概ヤバい奴だぞ -- 名無しさん (2022-04-10 21:18:15)
  • ドラクエ6はヌルゲーっていうやつはエアプってわかるやつの一体 -- 名無しさん (2022-04-10 22:08:56)
  • リメイク版じゃミレーユの混乱耐性が無くなってるからホラービースト戦が面倒な事になってる。 -- 名無しさん (2022-04-10 22:51:06)
  • 出てくる場所の設定間違えてんじゃねぇかって昔から思ってる -- 名無しさん (2022-04-10 22:58:10)
  • ↑でもDS版でここに書いてある通りなので設定ミスではないのだろう -- 名無しさん (2022-04-10 23:26:56)
  • ふくろに薬草詰め込めばホイミにMP使わなくても良いでしょ?みたいな地底魔城のバランス設計 -- 名無しさん (2022-04-10 23:44:35)
  • 高い攻撃力やベギラマはもちろんだけど、素早さも実は石像のくせに高め。適正レベルのミレーユですら安定して先制できない。 -- 名無しさん (2022-04-11 05:55:51)
  • ↑×6 デーモンキングにデススタッフの前評判をちょっと聞くだけでもヌルゲだなんて口が裂けても言えないでしょ -- 名無しさん (2022-04-11 16:22:30)
  • SFC発売日組だったが、強いって記憶がないんだよな。多分レベル上げすぎてたんだろうが。死人がでなけりゃベギラマのダメージ蓄積も上にある通り袋と薬草でないようなもんだし。 -- 名無しさん (2022-04-12 10:09:24)
  • ↑レイドック→アモールからの進め方がわからなくて右往左往してたらそういうこともありうるね -- 名無しさん (2022-04-12 11:34:58)
  • きぞくのふくは子供には難しい謎だわな -- 名無しさん (2022-04-12 12:11:04)
  • ↑×3 そしてレベル上げすぎが仇になって、熟練度がらみで泣いたでしょ? -- 名無しさん (2022-04-12 16:43:12)
  • ドラクエ6のウイングデビルはあくまのつめをもっている。いちおう非売品の強力な武器なのでそれ目当てでとうぞくパーティにかられること多い?かも? -- 名無しさん (2024-05-31 10:14:01)
  • しいて言うならあばれザル程度の歯ごたえがある敵って程度でトラウマみたいな強さって印象はまったくないんだよな -- 名無しさん (2024-05-31 10:23:46)

#comment(striction)

*1 身代金の5000ゴールドを主人公たちが肩代わりして誘拐犯に払い、町長には「誘拐犯をやっつけた」と嘘を吐くことで手に入る。

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