水鏡凪紗

登録日：2022/04/05 (火) 01:01:39
更新日：2024/06/18 Tue 11:54:09
所要時間：約 3 分で読めます

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▽タグ一覧
とある科学の超電磁砲 常盤台中学 超能力 超能力者 派閥 お嬢様 科学サイド 中学生 妹 強能力者 巨乳御手 バストアッパー そばかす レベル3 先輩 水鏡凪紗 水鏡派閥 油性操作

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ウチの子に手出しするなら、ただじゃおかないわよ。

私だって派閥の長なんだから！！

■概要

『水鏡みかがみ凪紗なぎさ』とは『とある科学の超電磁砲』の美琴1年生編の登場人物。

薄い金色の髪に緑色の瞳をした少女。鼻周りにそばかすがある。
実家はハイジュエリーブランドを擁する宝石商で、五人姉妹の末っ子。
御坂美琴が1年生だった頃に常盤台中学に在籍していた生徒であり、当時三年生。
当時あった三大派閥(支倉派閥・水鏡派閥・沙派閥)のうち、二番目に勢力が大きい(全体の19%)水鏡派閥の長をしている。なお、沙派閥に抜かれるまではトップだった。

水鏡は「対象の脂肪を操る」と言う女性なら誰でも欲しい力を持っており、水鏡は「自分の派閥に尽くしてくれた相手」にだけ能力を使っている。
なので水鏡派閥は水鏡の能力の恩恵にあずかりたい俗物欲望に素直なお嬢様が集まっている。

最大勢力の派閥の長を卒業までの一年以上維持出来たら『永代姫君マジェスティ』と呼ばれるようになり、
永代姫君になると常盤台を卒業した後も統括理事会の席を始めとした出世コースが約束されるらしい。
なので派閥のメンバーは長を『永代姫君』にするのが目標であり、そこに水鏡自身が決めた「利益を与えた者に能力を使う」という条件もあって、
水鏡派閥は水鏡を永代姫君にするために行動し能力を自分に使ってもらおうと活動している。
なので水鏡派閥の熱意は三大派閥でも一番。

しかし当の水鏡は『永代姫君』になる事には消極的で、
派閥争いを「興味ない」といったり、支倉派閥・沙派閥がLEVEL5である美琴の取り合いをしているのに関心を示さなかったり。
しかし他の派閥の長からどころか、自分の派閥のメンバーにすら「興味ない」と言っているのは建前だと思われているが……、

実は建前でも何でもなく単純に本心。
それどころか自分の派閥が大規模になって困りまくっていたのだ。
というのも水鏡は自己主張が弱いうえに人付き合いが苦手なのだ。しかし能力がそんな水鏡を他人と繋げていた。繋げてしまっていた。

小学生の時、この頃は一人で静かに本を読んで休み時間を過ごしていたのだが、水鏡の能力に目を付けた女の子がいたのが事の発端。
その女の子は「水鏡の能力で自分のお腹の脂肪を減らして」と頼み込み、水鏡もそれを承諾して脂肪を減らしてあげた。
するとその女の子は他の女の子にも水鏡を紹介し、そうなると芋づる式に水鏡の能力を求める女の子が殺到。
登校・休み時間・放課後……水鏡の時間が空くとすぐに殺到するため、水鏡が休憩する時間が無くなってしまう。

このままでは自分の人生が他人に潰されてしまう……。
それを恐れた水鏡は中学デビューした際に派閥を作り、前述の通り「自分の派閥に尽くしてくれた相手」にだけ能力を使うと防衛ラインを引いた。
自分なんかの派閥に入りたい人はいないだろうし、居たとしても少しなので問題ないだろうとの考えだったが……めちゃくちゃいたのだ。
常盤台のお嬢様の美容意識の高さは水鏡の想定を上回っていたのだ。
そして気付いたら三大派閥になるほど大人数になっており、彼女の苦手な派閥間の抗争に巻き込まれてしまっていた。

「能力を使いたくないです」と本音を言えるような状況ではないし、言えるような性格でもなかったため、
水鏡は「平穏に暮らしたかっただけなのに……」と涙目になりながら日々を送っている。

それでも、「自分で能力で釣った以上釣られて入ったメンバーは悪くない」とも考えている。
側近たちとの時間も決して悪いものとは感じておらず、ピンチの時には率先して側近をかばい、派閥の長として他派閥との交渉事も投げ出さず行う責任感も持っている。
能力に釣られて派閥に入ったメンバーも、なんだかんだで能力に関係ない「水鏡自身」を好むようになった者もそれなりにいるようだ。

最終的には、永代姫君となることはなく常盤台を卒業した。
卒業時は水鏡の能力で思い通りの肉体を手に入れた派閥メンバーに涙ぐまれていた。

ちなみに姉達には「自分にしか使えない」と嘘をつく事で、搾取を免れている。

■能力

水鏡の能力は『油性操作オイルディレクション』。強能力者レベル3。
文字通り水鏡が触れた油分を操作できる力である。
この力を使えば人間の体の脂肪も自由自在。つまりお腹をヘコませたり胸を出したりも余裕で出来る。
ただしどの程度出すのかヘコませるのかといった調整は水鏡の美的センスに依存し(顔の輪郭をスッキリさせてと頼むと、水鏡の思う「スッキリした輪郭」になる)、
当の水鏡のセンスはあまりよろしくないので、水鏡がせっかく力を使っても文句を言われてしまう事もある。
また急激に体格を変えるため他人に使うと慣れずに体調を崩すケースも。

戦闘系の能力ではないものの、自分の脂肪を増やして防御力を高めたり、
極限まで脂肪を減らすことでスピードを増すことも可能であり、これを瞬時に切り替える事でスピードとパワーを兼ね備える事が出来る。
また拘束されても脂肪を減らせば抜け出すことも出来る。
ただし脂肪を増やす＝瞬間的におデブ化することなので、衣服が破けることも。（そのためか制服の下は能力使用に耐えるスポーツ下着を着用している）

レベル3とされているが、実は水鏡は身体検査を本気で受けていないため3に収まっているだけで、
実際はレベル4以上の可能性が高いらしい。

『巨乳御手バストアッパー』なんかなくても美琴の悩みを解決してくれる最高の力だが、
1年生の時の美琴は能力でスタイルをよくするのは「インチキ臭い」と否定し、
スタイルを1年で気にしてもしょうがないので「2年になって変化がなかったら焦るけど」と余裕の態度を見せていた。
なので美琴は水鏡派閥に入らず、『油性操作』の恩恵を受ける事が出来なかった。
2年になって変化がなかった美琴は思わず卒業した水鏡の連絡先を聞いている。

追記・修正はスタイルを操作してからお願いします。

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▷ コメント欄

• 単行本によると五人姉妹の末っ子だが姉達には自分の脂肪しかコントロールできないと嘘を吐いている。また、表向きはレベル3だが、能力テストでは手を抜いている為、実際はレベル4の能力者 -- 名無しさん (2023-04-03 03:02:37)

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