ベリアル(エルシャダイ)

ページ名:ベリアル_エルシャダイ_

登録日:2021/12/30 Thu 15:12:06
更新日:2024/06/17 Mon 13:14:46NEW!
所要時間:約15分で読めます



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エルシャダイ ベリアル 悪魔 冥王 異次元獣 地球 ※グラブルではありません モヤっとボール



イーノック…モット近クデ オマエヲ見タイ


ベリアル」はユダヤ教やキリスト教における悪魔の名前であるが、
本項目ではゲーム『エルシャダイ』およびその派生作品に登場するベリアルについて解説する。


CV:不明(ゲーム版、クレジットなし)/竹安佐和記(Switch限定版ドラマCD)


※以下、ゲーム『エルシャダイ』のネタバレを含みます。


概要

多くの神話を基に自由・多様な発想を持つスタッフの手で構成された『エルシャダイ』および「神話構想」シリーズ。
その中でも『エルシャダイ』はユダヤ・キリスト教およびメソポタミア神話をベースとしていることからベリアルも登場する。


劇中では隠しステージおよびチャプター8の舞台となる「冥界」を統べる「冥王」と呼ばれている。
またアイテム「イシュタールの書」では「公爵」という表記も。


「冥界」は地上界より下に位置する(と言っても「そう見えている」だけであり実態は天界と同じく異次元空間と思われる)世界で、「闇」「ケガレ」に覆われた場所。
天界に対抗する勢力として位置づけられ、いずれ「天界に異を唱える」「地上界を破壊する」「天界を乗っ取る」ことを目的として活動している。
そのために魂を自分たちの勢力に引き入れようと画策しており、『エルシャダイ』は天界と冥界の魂の奪い合いの戦いでもある、という構造になっている(公式設定集より)。


ベリアルはその冥界の中でも強大な力を持つ存在であり、堕天使たちに力を分け与えた張本人である。
堕天使たちは地上に降りた際に大きなダメージを負っており、生命活動も厳しい状態だったのだが、ベリアルが闇の力を分けたことで生き延びることができた。
堕天使のスーツは「ゾーマ」という名の生命維持装置を兼ねたものでもあり、さらに肉体を変質させて強力な「ネザー」に変化する力も与えられた。
ベリアルはその代償として「堕天使たちが死亡した際にその魂はベリアルに渡す」という契約を結んでいる*1
また上記イシュタールの書では「公爵は天使たちに誘う」とあったことから、堕天する以前から何らかの干渉を行っていた可能性も示唆されている。
すなわち、彼こそが一連の堕天騒動の黒幕であり元凶の一人なのである。


ゲーム発売前までは一切の情報が開示されておらず、同時発売された公式設定集にてチャプター名に含まれていることから登場が判明。
さらに詳しい情報が判明するのは雑誌における特集や攻略本などによるものであった。
雑誌に掲載された情報では人格は人間で例えると50代ぐらいの男性で、普段は欲求が満たされず冥界をさまようか寝ているのだという。むしろ怠惰(ベルフェゴール)な気が
劇中でもミカエルにより「今は眠っているのか」と分析される場面がある。
台詞の表記や一人称が媒体で統一されておらず、ゲームではカタカナ交じりの字幕で一人称を示す台詞無し、それ以外では普通の台詞表記だが『原作小説/セタ記』での一人称は「私」で漫画『Ceta』では「わし」になっている。


さて、その容姿だが、一言でいうと



巨大なトゲ付き鉄球



である。汚いモヤっとボール
球体の表面に無数のトゲが歯車のごとく複数の円形で並び、それが回転を続けている、という非常に異質な格好をしている。
漫画『Ceta』ではベリベリという擬音を鳴らしているが、著者の竹安氏曰く「『風立ちぬ』のイメージ」らしい。


ちなみに劇中には火の玉のような雑魚敵「ウィスプ」が登場するのだが、これはベリアルが産み落とした子供(卵とも)という設定。
設定を意識してみると、ウィスプは確かにベリアル同様の回転するトゲ付き球体の姿をしているのがわかる。
ゲームでは天界の知恵の実(武器三種)を運んでいる設定の色違い「武器ウィスプ」がいるので、冥王直属配下の設定の割に都合よくイーノックに武器を運ぶ係みたいになっているが。
人格は男性なのに卵を産むのかと気になるが、そもそも上記の容姿を始め超自然的な設定が多い神話生物なので、既存の生物の常識は当てはまらないのだろう。


ルシフェルとは何らかのつながりがあるらしく、劇中では彼の携帯電話に連絡を入れている描写があるのだが…?



劇中の動向

チャプター8にて、旧友アルマロスとイーノックが対決しているところに突如空間を闇にして割り込む形で登場。
姿を見せず、イーノックに対しページ冒頭の台詞や「オマエモ見タイダロウ? 闇ノ力ヲ…」という台詞で勧誘。
さらに自由の民の娘・ナンナを目の前で冥界に引きずり込むことで、イーノックを冥界へと誘い出すことに成功する。




イーノック救出のため、ルシフェルに誘導されたアルマロスは冥界入りを決意。
彼の前に姿を現した時は上記の通り眠っており、その間にアルマロスによって玉乗りされる
しかしアルマロスがイーノックを見つける時には目を覚ましており、ルシフェルに電話で連絡*2、イーノックを手中に収めたことを伝えて彼を焦らせる。
神に選ばれたケガレなき魂の持ち主であるイーノックは闇に取り込まれたことでシャキーン「ダークイーノック」と化しており、アルマロスと対決。
ちなみに取り込み方が不完全だったので大事には至らなかったが、隠しステージの冥界にて転落した際のバッドエンドではダークイーノックが冥界の全てを破壊してしまうものがあり、
こうなるとルシフェルが時を戻す力も及ばないので、天界と地上界は破壊できるが自分も消滅するという結構スレスレのヤバい状態だった。


アルマロスの活躍によりイーノックは倒れるが、そこに再び登場してイーノックを再度奪うべくウィスプを差し向ける。
が、そこでルシフェルがアルマロスを置いてイーノックだけを連れて逃亡したために、結局アルマロスを代わりに取り込むことになった。


ケガレに侵されたイーノックは10年の時を経て回復し、ついにタワー最上階まで上り詰め、残された堕天使はアザゼルとセムヤザだけとなった。
そしてアザゼルがイーノックとの対決で究極の進化で対抗しようとするも、「使エヌ…ヒ弱ナ堕天使ドモメガ!」の台詞と共に再登場。
姿を見せないまま、闇に取り込まれ強力なネザーと化した「ダークアルマロス」を差し向けて、アザゼルを粉砕させ、イーノックと対決させる。



以上でゲーム内の出番は終了。




もう一度言う。




以上でゲーム内の出番は終了である。



いや、彼の出番を語る以前に、上記の通り彼は相当にインパクト絶大な見た目をしているのだが、書籍で説明されるまでゲーム中で巨大トゲ付き鉄球を見てベリアルだと気づける人はほとんどいなかったという問題があった。
何故かというと


  • 冥界の巨大トゲ付き鉄球を見てミカエルは「眠っている」と分析するが、カメラが微妙に上を見るのとその前のステージオブジェクトに阻まれているのでこれを指した言葉に聞こえない
  • この眠っているシーンで本当に眠っているので台詞が一切ない
  • というか彼自身が喋るシーンで姿を見せない
  • このシーンの直後、アルマロスが彼の上に登って雑魚敵と戦闘する
  • 雑魚敵と戦闘して現れるスイッチを押すと彼が動くというギミック(しかもスイッチの解説チュートリアル文で「球体」呼ばわりされてベリアルと呼ばれない

こんな感じなので、書籍を読まないゲームだけ遊んだ人にはこいつがベリアルだなんてわかるはずもないのであった(最後のやつぐらいどうにかならなかったのだろうか…)。
まあ、知っていたら知っていたでPVみたいな笑いを呼びそうな内容である。


上記の「使エヌ…ヒ弱ナ堕天使ドモメガ!」がゲーム内最後の台詞であり、そこでも姿は見せない徹底ぶり。
ダークアルマロスの最期でウィスプが姿を見せている&スタッフロール後に水のネフィリム生存が発覚=アルマロスも生きていることが判明することから
彼がアルマロスの最期にも何かしたことは想像できた人もいたようだが、ベリアルの扱いは宙に浮いたまま終了となってしまう。
加えてこの後の展開ではセムヤザが待ち受けているかと思いきや、セムヤザは姿を消しておりそのままエンディングに直行。
初見プレイヤーは確実に「アルマロスがラスボス? セムヤザは? ベリアルって誰!?」と戸惑うことになるだろう。



上記の設定の通り、立場上は堕天の首謀者セムヤザをも上回る黒幕でありながら、主人公であるイーノック自身はベリアルと直接対決できないのである
ベリアルがその扱いなのはまだしも、その前座に当たるだろうセムヤザすら対決は不可能。
この結末により多くのプレイヤーからは「消化不良」「打ち切り」「一番いいエンディングを頼む」と批判が殺到することになってしまった。


こうなったのは製作事情が関係していると思われる。
『エルシャダイ』はもともと、外資系企業のイグニッションエンターテイメントにより企画されたものであり、新人育成プロジェクトも内包していたものであった。
本作の発売後はゲームエンジンやアセット*3を活用し、本作のノウハウを生かして続編を作り上げ、3作ほどの内容で続ける構想だったのである。
だが開発途中にリーマンショックが発生、親会社は打撃を受けて日本スタジオを閉鎖するなどのリストラを実行することになったため、この計画がお蔵入りに。
第1作予定だった『エルシャダイ』そのものも開発中にスタジオ閉鎖が決まったことから開発期間を短縮、最悪の場合発売中止もあり得るという状況に置かれてしまったのだ。


しかしネット上での話題の大きさなどもあってか、ディレクターの竹安氏をはじめとするスタッフは開発続行、発売を強行する道を選択。
完成した場所のスタッフから退職することになり再就職先の工面の必要もあるなど、様々な事情が立ちふさがりながらもなんとかゲームとしては完成にこぎつけた。
反面、どうしても削除せざるを得ない場所もできてしまっており、発売後の各種インタビューで「もっと作りこみたかった」旨の発言や『原作小説』執筆において「物語を完結させる」を最重要命題に組み込み、
steam版の発売においても「開発の都合によりラストにセムヤザを出せなかった」と触れられているなど、相当悔恨を残す結果になってしまったのである。


尤も、最後まで完成したところでこの『エルシャダイ』だけでベリアルとどれほどの決着をつけることになったのかは明らかではない。
「黒幕」という立ち位置も考えると、続編以降で決着をつけることを見越した設計の可能性もあり、真相は当時のスタッフのみぞ知るというところ。
少なくとも現在においては『原作小説』により『エルシャダイ』だけでベリアルとの決着がつく、ということが判明しているのみである。


ゲーム『エルシャダイ』以降の展開

以上の通り、ゲームにおいては消化不良となってしまったベリアルだが、完結編となる『原作小説』がゲーム発売の翌年に発売。
そこでは多くの描写が追加され、彼の正体やイーノックとの対決、その末路まで明確に記されることとなっている。


本作において、その正体が世界のベースの候補となる「異次元獣」の1体として神に作られた者・リュタであることが判明した。
異次元獣はゲーム中に「セタ」が登場しているが、攻略本で「他にジュリアとリュタがいる」と明かされていた。
しかしながら「リュタ=ベリアル」と判明したのは本作が初めてで、かつそれが世界のベースである、と説明されたのも初めてである。



かつて神はジュリアをベースに世界を構築したが、結局その世界が望む形にならなかったために破棄することになり、その世界の魂をイシュタールに引き継がせた。
そして新たな世界を築き上げるのに異次元獣からセタを選択。セタは平坦な浮島のような形をした異次元獣で、これをベースに神は天動界を作った。
地上を天界と冥界で挟み込み、天界から地上を見守る宇宙が誕生した中で、残されたリュタは冥界の奥へと押し込められた。
神の思惑は不明だが、リュタはこの扱いに当然不満を抱き、セタと神に対し激しい憎悪を抱くことになった。
そして名を「ベリアル」と改め*4、いつかはセタの世界を破壊して自分こそが新たな世界としてなり替わろうと考えていた、というのが冥界と天界の争いの真相だったのである。
また堕天使のセムヤザやアザゼルはこの真相をベリアルから知らされており、アザゼルはその実現のために人類を武力面でさらに進化させようと考えていた、ということも明かされた。
なおベリアルがルシフェルとどうして通じていたのかは明確にされてないが、この経緯を考えると世界誕生と同時に生まれた天使であり影から誕生したルシフェルは、ことの真相を最初から知っていた可能性が高い。


『原作小説』の冒頭はある理由から、封印されたベリアルを堕天使となったルシフェルが解放しに来るという場面でスタート。
ここでゲームのOPやPVでおなじみ「話をしよう」からのルシフェルの語りがプレイヤーではなくベリアルに向けたものだったという意外な事実が判明した。


大まかな描写はゲーム同様だが、アルマロスを手中に収めた際に、ルシフェルに「いずれイーノックを手に入れ、ベリアルではなくリュタとして神に会いに行く」と告げる、
ダークアルマロスが倒された際にアルマロスを冥界に引きずり込んだことが明確に描写されるなど、ゲームを補完する描写が多数用意された。
堕天使たちが地上に降り立ちイーノックが現れるまでを描いた章では堕天使の魂を引きずり込むために堕天の衝撃を緩和する装置を破壊するなど、悪質な干渉を行っていたことも判明している。


さらに、ゲームのラスト部分から繋がるタワー解放の章で、タワーと一体化したセムヤザに加勢するべく地上界に登場。
セムヤザとの連携でイーノックを砕き殺してしまうが、イーノックの魂がルシフェルによって巻き戻された無限の記憶を得て「契約の天使」に覚醒。
それでもイーノックには引けを取らなかったが、世界の礎…すなわちセタを操る能力を得たイーノックにより、地下に押し込められた上に黒曜石の巨岩と楔で封印されることになる。


封印されてなお情報網は健在であり、その後の情勢もある程度は察知していたようだ*5が、そのタワーでのイーノックとの決戦から遥かな時を経てルシフェルにより封印が解かれることになる。
ルシフェルは神への不信から堕天使となり、イーノックと共に世界を変えたいという理想を抱いて旅を続け、天界の3分の1の勢力*6を率いて反逆の戦いを始めていた。
そしてすべての天使を打ち破ったのだが、神の言葉を聞いたイーノックは新たな世界のためにルシフェルと対決する必要があると知り、一転して堕天使軍を裏切って戦いを挑んできた。
セタを操るイーノックに対抗するには同じく異次元獣の力…すなわちリュタ、ベリアルの力が必要であるために、ルシフェルは協力を求めてきたのだ。


かくして互いに同じ能力を得たルシフェルとイーノックは、今の世界を滅ぼし新たな世界を創造する希望のエネルギー「メタトロン」を生み出すべく、1対1の決闘に挑む。
その最中、ベリアルはセタを打ち破ったものの、自身も致命傷を負っており、ルシフェルに最後の力としてウォッチャースーツ(ゾーマ)を与えた。
その後自身のセンスに合わせるべくスーツを改造するルシフェルにあきれた言葉を発し、ベリアルは体が砕け、壮絶な最期を遂げたのだった。


残されたイーノックとルシフェルの決戦は、世界創造のエネルギーを生む衝突を呼ぶべく互いに巨大化して殴りあうなど壮絶さを増していった末、ルシフェルが勝利する。
だが72に砕かれたイーノックの破片がルシフェルを貫いたのち、宇宙全体へ飛び散ってあらゆるものを消滅させ、宇宙を混沌へと巻き戻した。



混沌に戻った宇宙が安定を迎えたのち、神は新たな世界の創造に着手した…今度は礎にリュタを選択して。
球体のリュタをベースにした生命天体ガイアが生まれ、太陽を軸に回転し、自らも自転する星を新たな世界として作り上げた。


リュタ=ベリアルは、我らが地球として生まれ変わったのである。


それは天界と冥界に挟まれ果てがあったセタとは違う、無限に広がる宇宙に可能性を探しに行ける世界でもあった。
全てのことが終わったルシフェルは、新たな世界の人類が同様の天体の誕生した宇宙で新たな可能性を見出し、神の求める答えに近づくかもしれないと感じていた。


『エルシャダイ』のゲームおよび『原作小説/セタ記』の前日譚であり、原初の世界ジュリア/惑星メタを舞台とした本作で、その出自がネフィリムであったことが判明した
ただし、本作のネフィリムは『エルシャダイ』本編で描かれた堕天使と人間の子ではなく、人間を生み出すために神の使いであるメタトロン*7が創造した失敗作の生命体という扱いである。
体長50センチほどのひ弱な生命体だが、メタトロンとサンダルフォンの衝突による世界崩壊を避けようとするイシュタルにより、調停の巨人ヤハウェを生み出す手助けをすることになる。
その際にセタたちとともに「リュタ」の名を与えられ、夢の世界で人間の姿となってベルフェゴールと共に巨人を生み出すアイテムの製造に協力。
さらにイシュタルがドリーマー能力(夢の世界のものを現実に運び出す力)を得たために現実世界でも人の姿で活動できるようになった。


人間の姿は文中での描写はされてないが、挿絵ではセタと共に描かれている。
中性的な風貌をしておりどちらがセタでリュタなのかは不明だが、それぞれの持っている杖の形状がセタ・リュタの形をしているところから、おそらく茶髪で切れ長の目の方。
メタトロンとサンダルフォンを調停して世界の破滅の先延ばしには成功したが、イシュタルが天寿を全うしてからは次々と同胞を失い、最後に二人だけ残された。
その後リュタの方が病で先立ち、残されたセタが世界の最後を見届けたために新たな世界の礎として選ばれた、というところで物語が終わっている。
『エルシャダイ』では神に対する怒りからセタの破壊を願っていたリュタだが、本作では残された二人だったためか関係は悪くなく、セタもリュタの死後に孤独から自殺を図るなどかけがえのない存在と認識していたようである。


なお、二人だけになった後に惑星メタのことを知るべく各地を回る旅の中、この星の果てはグラデーションのように宇宙と溶ける曖昧な世界だと判明するのだが、
セタは「端があると思っていた」、リュタは「つながる世界があると思っていた」と違う推測を立てており、二人の思想性の違いが見て取れる。
異次元獣となった姿の違いには、こうした考えの違いが影響していたのだろうか。



余談

ディレクター兼キャラクターデザイナーの竹安佐和記氏によると、ベリアルを球体のラスボスとして考案した発想の大元は氏が妖怪デザインを担当したゲーム『大神』のラスボス・常闇ノ皇
曰く「初期構想の「空亡」の名称を押し通したかったが、ディレクターの神谷英樹氏には却下されてしまい、それがトラウマになっているので丸いボスを描き続けている」との話をTwitterで語っている。
…当の神谷氏からは引用RTで「絵巻の解説に書いただろ」と突っ込まれたが。


言うまでもなく服装などがエルシャダイのルシフェルと似ていると話題になったあのゲームベリアルとは名前の由来が同じだけで関係はない。
だが知名度や竹安氏自身もその件をサイゲームスに問い合わせたこともあって「エルシャダイ ベリアル」でググると、だいたいそっちの話題しか出ない


オマエモ追記・修正シタイダロウ? 闇ノ項目ヲ…



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  • 記事作成乙です。セタ操作しながらセムヤザタワーとベリアルボコボコにしたかったなァ…… -- 名無しさん (2021-12-30 21:41:50)
  • セムヤザは?ベリアル?はプレイした人間なら必ず通る道。 -- 名無しさん (2021-12-30 22:04:43)
  • 漫画だと意外と感動しいな所があるお茶目さん -- 名無しさん (2021-12-31 01:35:00)
  • ブラボー! -- 名無しさん (2021-12-31 09:05:14)

#comment(striction)

*1 同時に人間の魂を冥界に引き込む手伝いもさせているようだが、堕天使は人間を寵愛していることからこちらはあまり積極的にならなかった模様
*2 ゲームではルシフェルの台詞しかなく、書籍でベリアルの電話と判明。『原作小説』ではベリアルの台詞も記載された。
*3 英語で「資産」。ゲーム制作においてはシェーダーやキャラモデルなどのデータを指す
*4 「ベリアル」の原義は「無価値なもの」という説がある。スタッフが意識したのかは不明だが、この設定を踏まえた上で見ると意味深に見えてくる…
*5 『セタ記』ではルシフェルの堕天を察知して「我が復活の時は近い」と喜びの声を上げる場面が追加されている。実際にはそこからさらに数百年も後の事になったわけだが。
*6 元々天使でも規格外の強さのルシフェルとセタを操るイーノックの能力が併せて天界の3分の1に匹敵するため、これでほぼ五分の勢力となっている。
*7 こちらも『原作小説』と異なり、天使がいなかった当時に神が生んだ唯一の神の使い。セタ世界でその魂はイーノックに転生した

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