登録日:2021/11/7 (日曜日) 20:42:10
更新日:2024/06/06 Thu 13:55:40NEW!
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ハムナプトラ 古代エジプト 映画 洋画 ミイラ イムホテップ スコーピオンキング ロック様 ブレンダン・フレイザー レイチェル・ワイズ 黄泉がえり エエジプト
ミイラはドアなんか使わない…
今、甦る神秘と脅威の
最新SFXアドベンチャー!
概要
原題はthe mummy returns。2001年に公開されたアメリカ映画。
大ヒットした『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』の続編で監督と脚本は前作と同様スティーヴン・ソマーズでキャストスタッフ共にほぼ続投しており、相変わらず神秘の国エジプトが舞台である。
リックとエヴリンの息子アレックスに加え、イムホテップ復活を目論む悪の組織。新たなる敵役スコーピオンキングとの三つ巴戦が描かれ前作を遥かに超える多彩なキャラクターとVFXによる前作以上のお祭り冒険娯楽映画となった。
前作のミイラやスカラベによる捕食シーンは反省からほぼ直接描かれなくなっており、またコメディ色も強くなり家族みんなで楽しめるエジプト探検映画となった。
前作同様に大ヒットを記録し、本作と同じ時系列を描くパラレルワールドのアニメ作品「ハムナプトラ ジ・アニメイテッドシリーズ」とスピンオフ映画『スコーピオン・キング』とそれの続編のオリジナルビデオも制作された。どれもエジプトが舞台である。
当初、ソマーズが監督する予定の3作目の完結編も企画されており、主要キャストはそのままで、復活したイムホテップが味方になり舞台はエジプト、アーデスも再登場する予定であった。
残念ながら実現せず続編は『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』となったが、ブレンダン・フレイザーとジョン・ハナーの二人しか出演していない上にキャスト監督スタッフ全員違う上中国が舞台である。
本作はザ・ロックことロック様の映画は初出演作でもある。
ストーリー
紀元前3078年頃のテーベ。マサイアス改めスコーピオンキングは世界を征服すべく戦争を起こす。しかし7年にも及ぶ大戦に敗れたスコーピオンキングの軍隊はアムシェアーの聖なる砂漠へと追いやられ砂漠の過酷さに一人また一人と力尽き生き残ったのは最強の戦士スコーピオンキングのみとなった。死の間際にアヌビス神に自分の命と魂を捧げる代わりに敵を倒させるという取り引きを持ち掛けて成立させアヌビスの軍により敵軍を倒したスコーピオンキングであったが、その代償にアヌビス永遠の僕とされてしまった。
それから5000年後、そして前作から9年後の1933年。ハムナプトラでの戦いを経てリックとエヴリンは結婚し8歳の息子アレックスにも恵まれていた。その頃、ハムナプトラではイムホテップ復活を目論むハフェズ一派により埋葬されていたイムホテップ、アムン・ラーの書、死者の書が掘り起こされていた。
登場人物
●リック・オコーネル
演:ブレンダン・フレイザー 吹替:森川智之(ソフト版)/堀内賢雄(フジテレビ版・テレ朝版)
本作の主人公。前作での大冒険の後、エヴリンと結婚し息子アレックスをもうけさらにはベニーの置き土産である財宝のおかげでイギリス市内に大豪邸を所有する大富豪へと成り上がった。
家族が危機に陥ったため敵に対しては前作ほど優しくはないが、正義感は相変わらずで実戦は引退していたが戦闘能力は健在。幼い頃に右腕に入れた刺青は彼もまた「メジェイ」の戦士である証明であった。本作ではイムホテップ、スコーピオンキングとの三つ巴を戦を演じる。彼とエヴリンそしてイムホテップとミラのラストシーンは四人の対比となっている。
「ミイラはドアなんか使わない」
●エヴリン・オコーネル
演:レイチェル・ワイズ 吹替:石塚理恵(ソフト版・テレ朝版)/玉川砂記子(フジテレビ版)
前作の後、リックと結婚した元カイロ博物館職員。現在はアレックスも生まれ発掘調査も順調など幸せな生活を送っている。リックから格闘技や射撃の手解きを受けハフェズ一派と戦えるまでになったが、実はこれは前世の力が覚醒し始めたからであった。
前世はセティ1世の娘ネフェルティティで、アヌビスの腕輪を守護していた。
中盤でミラに殺害され命を落とすが、アレックスとジョナサンが復活の儀式を成功させたおかげで蘇ることができた。
ミラとは前世からの因縁がある。
●ジョナサン・カナハン
演:ジョン・ハナー 吹替:田原アルノ(ソフト版)/江原正士(フジテレビ版)/水島裕(テレ朝版)
エヴリンの兄でリックの義兄。そしてアレックスの叔父。オコーネル夫妻の財産に集り女遊びまでする放蕩兄さんと化したが以外にも家族思いであり、ハフェズ一派に対する人情も見せている。射撃の腕は健在。
相変わらず肝心な時にしか役に立たない男。
●アレックス・オコーネル
演:フレディ・ボース 吹替:常盤祐貴(ソフト版)/半場友恵(フジテレビ版)/大谷育江(テレ朝版)
リックとエヴリンの息子で8歳。母親似の好奇心旺盛さと父親似の勇敢さを持つ。アヌビスの腕輪を誤って嵌めてしまいハフェズ一派に攫われてしまう。幼いながらも古代エジプト語を読む事が出来る。
●アーデス・ベイ
演:オデッド・フェール 吹替:谷口節(ソフト版)/大塚芳忠(フジテレビ版)/大塚明夫(テレ朝版)
守護民族のリーダーのメジャイの戦士。リックらの親友。本作ではハフェズ一派のイムホテップ発掘現場で潜入捜査を行っていたが、イムホテップ復活を防ぐ事には失敗してしまった。人生で初めてイギリスを訪ねオコーネル一家を救うべく共闘する。
ライバルの殺し屋ロックナーを剣技で撃破するが、最愛の友を喪う事となる。
●イムホテップ
演:アーノルド・ヴォスルー 吹替:飯塚昭三(ソフト版)/大友龍三郎(フジテレビ版)/玄田哲章(テレ朝版)
前作で死亡封印された元大神官。その力を欲したハフェズ館長らの手により復活させられる。前作と違いアナクスナムン復活と同時に世界征服を企む野心家と化し英語も話せるようになった*1。
自身を一度は倒したリックの事を「勇敢」と称するなど、前作に比べるとよりライバル的な立ち位置となっている。
終盤でアヌビス神により不死身の力を奪われた彼はスコーピオンキングと生身で戦う事を強いられる。
必殺技はフライング土下座。
●ミラ
演:パトリシア・ヴェラスケス 吹替:岡寛恵(ソフト版)/日野由利加(フジテレビ版)/藤本喜久子(テレ朝版)
ハフェズ一派に所属する妖艶な美女。実は正体はイムホテップ最愛のアナクスナムンの生まれ変わりである。イムホテップの儀式により生前の記憶を取り戻し前世から因縁のあるエヴリンを一時は刺殺する事に成功するが、蘇生したエヴリンと改めて因縁の対決に臨む事になる。
エヴリンがリックを愛していたようにイムホテップを愛せなかったのが彼女の運命を決めた。
中の人は前作から出演している。
●ロックナー
演:アドウェール・アキノエ=アクバエ 吹替:小山力也(ソフト版)/佐々木誠二(フジテレビ版)/楠大典(テレ朝版)
ハフェズ一派の兵隊のリーダーを務める黒人の凄腕隊長にして殺し屋。冷酷ながらアレックスには以外に優しい面も見せた。剣の達人でロンドン戦ではエヴリンに気を取られたアーデスに勝利するが、アーデスとのジャングルでの再戦で敗死した。
●スコーピオン・キング
演:ザ・ロック 吹替:原語流用(ソフト版)/高田延彦(フジテレビ版)/郷里大輔(テレ朝版)
古代エジプトの王で最強の戦士であった。死の寸前にアヌビスと契約して彼の軍隊を入手し敵軍を撃滅するが、その代償にアヌビスの僕にされ半人半蠍の怪物にされてしまった。
ロック様の映画初出演の演技に注目。
「ミイラは追記修正何か使わない」
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▷ コメント欄
- 自分は金曜ロードショーで放送されたこれからハムナプトラシリーズに入った -- 名無しさん (2021-11-08 07:40:12)
- 不倫なんて自分勝手な奴のすることだから、ラストはある意味残当 -- 名無しさん (2021-11-08 09:02:15)
- なんで敵のイムホテップやミラ、スコーピオンキングが書いてないんだ… -- 名無しさん (2021-11-08 09:15:15)
- 「そうだ、死者蘇生すればいいんだ」な展開でハムナプトラを覚えてたが2の方だったか…… -- 名無しさん (2021-11-08 12:49:30)
- あのラストでイムホテップ再登場の予定があったのか。もう現世に未練無くなりそうだけど。 -- 名無しさん (2021-11-08 12:59:34)
- 制作途中かもしれないし、さすがにまだ追記修正は控えたほうがいいかな? -- 名無しさん (2021-11-08 14:02:24)
- 土下座かます前作ラスボスなんぞ見とうなかった -- 名無しさん (2021-11-08 14:25:28)
- アナクスナムンとネフェルティティのキャットファイトも印象に残った -- 名無しさん (2021-11-08 14:53:34)
- 懐かしいしたててくれて嬉しいんだけれども、内容が薄すぎるというかもっと書けないものだろうかと思ってしまった。 -- 名無しさん (2021-11-08 15:23:10)
- 前作だとアナクスナムン取り戻す以上の事は望んでなかった感じなのに、何で今作になって世界征服とか考えるようになったのか -- 名無しさん (2021-11-08 17:09:21)
- どうしてもパロディAVの方のタイトルが頭をよぎる -- 名無しさん (2021-11-08 17:50:12)
- 敵サイドの情報がほしいな -- 名無しさん (2021-11-08 22:15:35)
- 個人的には、リックが伝説の戦士の生まれ変わりだったってわかった瞬間に一気にダメ映画になった。だって伝説の戦士ならバケモンにも勝てて当然じゃん。一般人に過ぎない冒険家が知恵と勇気で怪物に立ち向かう姿がハラハラドキドキするのに、いままでの冒険が全部「出来て当然なこと」に変わっちゃったんだよ。 -- 名無しさん (2021-11-08 22:59:23)
- 続編を馬鹿にするような内容は削ろうかと思います。一応そういうの禁止ですし -- 名無しさん (2021-11-08 23:45:37)
- 前作の記事もそうだけど人物紹介薄すぎだろ、もっと人物いるのに -- 名無しさん (2021-11-09 00:06:55)
- 流石に内容薄すぎる。立てたら良いというわけではないぞ。 -- 名無しさん (2021-11-09 01:17:03)
- イムホテップの力を没収したトラップが強すぎる。 -- 名無しさん (2021-11-09 07:20:12)
- 前作の宿敵が可哀想を通り越して惨めなキャラにまで落ちぶれた時点でガッカリ感が半端なかった。 -- 名無しさん (2021-11-13 08:27:03)
- 王道映画だな。いつ見ても面白い。 -- 名無しさん (2022-02-11 15:52:02)
- ゲーム版が存在して、リックsideとイムホテップsideの二つのストーリーを楽しめる。 -- 名無しさん (2022-12-29 22:48:58)
- イムホテップの最後、因果応報とは言え可哀想。愛する人に裏切られたんだからなぁ。 -- 名無しさん (2023-02-24 22:22:59)
- 実はパチンコだって出てたんだぞ。演出は大体エヴァを真似たものだけどこれはこれでなかなか面白かったけどな。 -- 名無しさん (2023-02-24 23:08:57)
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