Thin Man/ノッポ男(リトルナイトメア2)

ページ名:Thin Man_ノッポ男_リトルナイトメア2_

登録日:2021/10/24 (日曜日) 15:18:08
更新日:2024/06/06 Thu 13:49:37NEW!
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リトルナイトメア2 電波 スレンダーマン ストーカー だいたいこいつのせい ネタバレ項目 ノッポ男 thin man





放送局から発せられる不快な電波の中、その男は終わりの無い旅を続けている。

荒廃した世界で影の中を行き、何かを見つけるために。




Thinシン Manマン/ノッポ男とは、『LITTLE NIGHTMARES2-リトルナイトメア2-』に登場するキャラクター。



概要

chapter4にて初登場。モノとシックスの前に立ちはだかる敵キャラクターの一人で、帽子を被ったスーツ姿で壮年期ぐらいの男性。
Thin Man(痩せ男)の名前の通り細い体をしているが、2mはゆうに超えるであろう長身を持ち、本編に出てくるドアよりも大きい。
だがこれでもリトルナイトメアシリーズの敵キャラクターの中では比較的普通の人間に近い容姿。
テレビを通して邪悪を広げ、世界を歪める『電波塔』の関係者と見られる。モノとシックスを追いかける理由は例によって謎。
パッケージではモノの背後とは言え、でかでかとセンターを陣取っている。



能力

ただ追いかけるだけでなく、前作ラスボス、レディのように複数の特殊能力を備える。


  • 速度低下

自分以外のものの動きを遅くする。ノッポ男に近ければ近いほど効果が強くなる。


一定の距離を一瞬で移動する。長距離移動はできないのか、小刻みに多用することが多い。
これと上記の能力があるからなのか、ノッポ男はこちらを追いかける際にまったく走らない。というかシリーズ全体で見ても動作が緩慢。
また、上記の通り彼はドアよりも大きいのだが、ドアを通る時はなぜか瞬間移動を使わず律儀にも普通に背を屈めてドアをくぐる。腰を痛めるぞ。


  • 吸引

手をかざすことで対象を手元まで引き寄せる。
だが、なぜか「普通に手をのばして捕まえた方が早いのでは?」と思いたくなるような距離で使う。射程距離が短いのだろうか?



活躍(ネタバレ注意)

本編冒頭、及びこれまでのchapterでテレビの中に入ったモノの前に現れた扉の奥で、椅子に座っていた。
chapter4にてついに活動を開始し、テレビを通ってchapter4の舞台である「ペイルシティ」に出現。逃げるモノとシックスを追いかけ、シックスを拉致してその場から去った。


その後、一度シックスに逃げられたようだが、テレビ越しにモノに助けを求める彼女を再び捕え、更にモノをターゲットに定め彼の追跡を開始する。
途中、モノが連結車両を切り離すという、半ば自殺行為に等しい逃走手段を取ったことで一度は見失うも、電波塔への一本道で再びモノと対峙する。
しかし、ここでモノがノッポ男と同質の力でもって反撃を開始。周辺の建物を揺るがすほどのエネルギーがぶつかりあった結果、ノッポ男は敗北し、風に吹かれる塵のように消え去った。


ノッポ男を撃ち破り、電波塔内部にてシックスと再会し、巨大化していた彼女をオルゴールを破壊することで元に戻したモノ。
しかし息つく暇もなく、電波塔は崩壊を初め、目玉のついた肉壁が二人に迫った。
一目散に逃げる二人だが、モノはこれまでの疲労からか一人逃げ遅れてしまう。
崩れる足場、手をモノへとのばすシックス、それをつかむモノ。そして――


二人は繋いだ手を放し、モノは電波塔の奥底へと転落。シックスだけが脱出に成功した。


肉と目玉が蠢く電波塔の地下で、モノは一つの椅子を見つけてそれに乗る。
やがて、電波の影響か、はたまた相応の時間が経過したのか、モノの姿は徐々に成長していき、


最終的に椅子に座っていたのは、モノではなくノッポ男であった。


どうしてこうなってしまったのか、その理由は定かではない。
ただ一つはっきりしていることは、『リトルナイトメア2』という物語が、モノ全否定というかたちで幕を下ろしたことである。



考察

この項に書かれているのは、伝承者などの項目にあるのと同じくユーザーの考察であり、公式設定では無い。

一番支持されているのは、「モノ→ノッポ男でループしている」という説。つまり最初に登場したノッポ男もモノの成れの果て。
「邪悪を広げる電波によって歪められた世界」という記述や、本編のノッポ男の能力から、「電波が時間・空間にも悪影響を与えていてもおかしくない」のである。
このループがどこまで続いているかは解釈が分かれており、「『2』のみ」という説や「『1』も含める」という説もある。
後者の場合、「シックスとレディが同一人物」説と併せて考察される。「それぞれ自分自身の傲慢と暴食によって滅びるという悪夢が繰り返されている」のだと。


ノッポ男の目的に関しても解釈が分かれているのだが、ループ説ではそのいずれもが「シックスへの執着」に起因している。
「自分を見捨てたシックスへの復讐」「シックスを諦めきれず、一緒にいたいと求めていた」「新しいモノと入れ替わってシックスと共に電波塔から脱出しようとした」等々。


また、「『1』の序盤に登場した「首吊り男」がノッポ男である」という説もある。首を吊った理由としては「シックスだけでもループから脱出させたかった」「シックス=レディにフラれた」「再会した彼女が自分以上に老けていたため絶望した」等々。
いずれにせよ「モノ=ノッポ男のシックスへの思いは絶対に報われない」という考察がユーザーの共通認識である。



余談

『2』の項目にもあるが、彼は国内外を問わずユーザーからノッポ男ではなくThin Manと呼ばれることの方が多い。どちらも正式名なので間違いでは無いのだが。


クリア後、ノッポ男と同じデザインの帽子を入手することができる。


実は前作のDLC『Secrets of The Maw』のラストに少しだけ登場している。この頃既に『2』の構想があったのでその宣伝をしたかったのか。それとも…。




追記・修正はテレビの向こう側からお願いします。


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  • This manじゃないし帰りマンとかジャックとか呼ばれてる奴でもない -- 名無しさん (2021-10-24 15:20:04)
  • あそこで手を放すのは仕方ない。あのままだとシックスはモノを食い殺してた -- 名無しさん (2021-10-24 19:25:29)

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