七里由馬

ページ名:七里由馬

登録日:2021/08/19 (木) 22:43:33
更新日:2024/06/03 Mon 13:41:55NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



タグ一覧
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意味が無い……。



概要

『七里由馬』とは、ゲーム『honeycomig』のヒロインである。


CV:こいでりこ(PC版)、足立友(PS2版)


身長:162㎝
誕生日:5月2日
血液型:AB型
3サイズ:90/58/90


ゲームの主人公である緒方光一郎の通う愛嬌学園の三年生で、光一郎から見れば二年先輩である。
初登場は講堂における薙刀部の部活動紹介である。
代表である七里は見事な演舞を披露し会場にいる皆を感心させていた。
それからしばらくして、恋愛授業に向かう光一郎の前に最初に現れたのが初の会話となる。
何をするでもなくボーッとしている彼女から漂う一種のオーラに恐怖心を抱き、
タメ口で話していたことを失礼と思った光一郎が謝ると、小さな声で言った。


七里でいい。




その後、恋愛授業で一緒になるが、七里に声をかける者は誰もいない。
まるで空気のように漂い、存在さえ感じないほど彼女は周囲と孤立していた。
表情が変わることもなく、無言を貫いたかと思えば口を開くと出てくるのは「意味がない」「別に」と言った興味無さげな言葉や毒舌ばかり。
あまりの感情の無さに機械ようだと、つい本音を口にしてしまう光一郎。
失言を謝罪しようとするが、七里は全く気にしている素振りは見られない。
まるで、自分がどうでも良いと思っているかのように。


そんな彼女の存在が少しずつ気になり、光一郎は恋愛授業で友達になりたいと思うようになる。



【主な特徴】

ボブカットに黄色い人参の髪飾りをした巨乳の少女であるが、最大の特徴として無口さが挙げられる。
何を問いかけても基本はだんまりであり、他人と交流する意思は皆無。
その上非常に毒舌であり、
口を開く度に「馬鹿」「最初から勝てる勝負はしない」「井の中の蛙大海を知らず」などと言って相手を閉口させてしまう。
薙刀部に所属しているが、部で一番の実力者で先輩であること、
その独特のオーラから後輩や同級生からは距離を置かれており、親しい友達などは無い。


唯一まともに会話ができるのは薙刀部の顧問であり恋愛授業の担任の雷堂だけであるが、
雷堂に対しても本心から心を開いてはいない、真意がわからないなど深刻な状態であった。


非常に大食いであり、抜群のプロポーションを誇るにもかかわらず太ることとは無縁であり、
「腹が異次元のポケットに繋がっている」「どこぞの大魔王を思い出す」などなどと称され、
年に一度の食堂による大食い大会では三連覇を制するほど。またお嬢様が多い愛嬌学園の中でも屈指の富豪でありながら「早い、安い、旨い」を理解し、
豚丼が食べたいと言い出すなど庶民的な味覚の持ち主。


食へのこだわりが強いため、食べ物で釣るとあっさりと乗ってくれる一面もあるが、本質的には果てしない虚無感と自己肯定感の低さが見られる。
また、幼少期をのぞいて通院をした経験がなく、
どれほど怪我をしても病気をしても痛いだの苦しいなどと言う言葉は出さない。
ただひたすらに痛みに耐える姿は、感情を失った人形のようでもあり、彼女の異質さを物語っている。
篠崎の妹のひより曰く「なんだか怖い」。



【主な活躍】

一緒にパンケーキを作る恋愛授業では、経験したことが無いためどうして料理を作るのか、
自分で作ることにどのような意味や目的があるのかさえ知らなかった。
しかし、光一郎に促されボウルをかき混ぜたり、火をつけて焼いてみようとするのだが、
大量のバターを投入したために常人では食べられない代物が完成したり、
光一郎が焼く作業までこなした場合のルートでは焦げたりとロクなことが起きない。


互いを「ダーリン「ハニー」と呼ぶ授業では、
持久戦に発展した末に「勝手にすれば」と自分は「ハニー」と呼ばせつつ、
自分は「ダーリン」と呼ばないという高等戦術を披露し、先輩として一枚上であることを見せつける。
その後もトランプ勝負ではポーカーフェイスを活かして完勝。
友達になりたいという光一郎に対して大食い対決でも、薙刀の勝負でも勝ち続ける。
光一郎の思いが届かない中で続く学園生活。その間に七里は様々な事件を起こしていく。


商店街に来た際に車にひかれそうになったひよりを助けようとするが足が動かず、気にするなという光一郎に、
「これじゃダメなんだ! 私の生きている意味がない!」
と作中で初めて激高する。
情緒不安定となり食堂に行き、包丁で自らの胸を刺そうとする。
学生寮から飛び降りようとする。
無言であることが災いして放火犯と疑われ謹慎される。


などの数多くの問題行動や「兄妹」という言葉に過敏に反応し身体を震わせ、
時には顔を青くして気を失うこともあったことから、光一郎は過去に家族間で何らかの事件があったことを察するが……。






実は七里には兄がいたが、火災によって命を落としていた。
多忙な両親に代わって自分が用意されたロウソクに火をつけたところ、
家中に引火し、大切な妹を庇ったことで命を落としてしまったのだ。
そのことで彼女は誕生日である「5月2日」「蝋燭の火」「兄」にトラウマを覚え、
自らを責め、自分が原因で兄が亡くなったと思い込み、
自分は意味の無い存在であると心に刻みつけ、人との交流を徹底的に避けるようになったのだ。


そんな彼女の闇に葛藤しつつも光一郎は過去と向き合い未来へ進む為に、何より大好きな人に笑顔になってほしい、
生きる意味はあるという思いを伝える為べく尽力することになる。


光一郎と仲間の手助けにより、七里は笑顔を取り戻し、言った。




光一郎、ありがとう。みんな、ありがとう。




笑顔を失い、生きる希望を失い絶望の中を彷徨っていた少女の笑顔は晴れ晴れとした希望に満ち溢れたものであった。



追記・修正は生きる意味を見つけてからお願いします。


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  • また懐かしいキャラを… -- 名無しさん (2021-08-19 23:24:31)

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