富岡穣治

登録日：2021/08/11(水) 17:37:02
更新日：2024/06/03 Mon 13:34:45
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gantz チーマー 犯罪者 強姦魔

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富岡穣治とは、GANTZの登場人物。本編では名前非公開。四人の仲間がおり、本項では彼等も記載する。

渋谷近辺で活動していたグループのリーダー格。サングラスを掛けた色黒の男。
彼等は女性を物色しては車内に連れ込んで輪姦するという行為を常習的に行っていた。計画を立てたのも女性に最初に手を出すのも彼。
彼のみならずグループ全体が倫理観が皆無で加虐心が強く、人殺しすら何の躊躇いも無い。一応立場的に敵対する理由がなく、敵意を失った相手には攻撃しない程度の分別はあるが、決して良心や情けによるものではない。
グループの仲間への情や絆も希薄で、メンバーが死んだ時も全く動じずすぐに笑って談笑したりしている。

以上の事からレイカからは敵視されており、稲葉からも軽蔑されていた。仲間の岩本も彼を信用していなかった事が『GANTZ/MANUAL』で明かされている。

ゆびわ星人のミッションから参加。死因は事故死で、浦中を暴行している最中に芳賀が運転を誤り事故を起こし全員が即死し部屋に転送される。玄野達の説明を聞いてスーツを着用、ミッションを生き延びた。
点数は全員０点で、結果に笑っていた。帰ろうとして浦中と彼等の事で話していたレイカを見つけ、彼女が自分達に向ける視線を気にせず電話番号を聞こうとした。
直後に始まった小島をターゲットにしたミッションでは全員が小島を殺そうとする和泉側に付き*1、浦中に殺意を向けられたが意に介さず言葉で戦意を喪失させ、稲葉や仲間達と共に玄野を討とうとする。玄野のスーツを破壊し追い詰めるも玄野は彼等にロックオンしており、スーツが破壊され臆して逃げ出した。
一連のミッションで上田と岩本と芳賀が死んだが、一切悲しむ様子は無かった。

始まる前にレイカは浦中に警察への通報を勧めたが、どうなったかは不明。

オニ星人のミッションでも召集され、着替え中のレイカを覗き、あわよくば餌食にしようとした所稲葉に話し掛けられる。この時仲間に誘ったが、「犯罪グループには入りたくない」ときっぱり断られた。
ミッションでは三河と行動し、積極的にボスを狙おうとし、実際にボスのもとに向かう。稲葉、浦中とも合流し、挑んだが火のオニ星人に一蹴され、三河と共に消し炭になった。

• 三河直一

グループの一応のサブリーダー格。坊主頭で、ゆびわ星人のミッションでは眼鏡を掛けていたが一撃を食らった際に吹っ飛んで以降は掛けてない。
富岡とは高校時代からの友人で、当時から渋谷でチーマーとしてならしていた。
ゆびわ星人の一撃を食らい、無事であったがスーツが壊れてしまい、それに気付かずいい気になって星人に挑もうとするが風に止められる。
小島のミッションでは芳賀、岩本と共に鈴木と対峙、止めるよう説得されるも聞く耳を持たず鈴木に重傷を負わせ、更にとどめを刺そうとXガンを乱射したが一発も当たらなかった。玄野を討とうとするがスーツが破壊され臆して逃げる。
オニ星人のミッションでは富岡と行動し、火のオニ星人により消し炭と消えた。

• 芳賀綾太郎

恰幅のいいスキンヘッドにベレー帽を被っている男。当初は眼鏡を掛けていたがいつの間にか消えている。
富岡とは高校時代からの腐れ縁で、自身は親友だと思っているが富岡からは車の運転手にされたりと便利に使われている。
小島のミッションでは鈴木との戦いの後、隠れていた小島を発見、岩本が殴り飛ばされた後スーツが破壊される。その後も富岡達と共に玄野を追撃するが反撃され、スーツが壊れていたので両足が破裂する。狙われたのが足である事からあくまで無力化が目的で殺すつもりは無かったようだが、部屋に戻っていなかったので結局そのまま死亡した模様。
ゆびわ星人の斧の攻撃をしゃがんで回避したり、岩本が吹っ飛ばされた直後に玄野が隠れている事を察知しレーダーを使おうとしたりする等、危機対応力は意外にも高い。

• 岩本薫

サングラスを掛け顎髭を生やした男。一年前に富岡と出会って仲間になる。三河や芳賀からは「イワモッちゃん」と呼ばれている。
ゆびわ星人のミッションでは上田の死を目撃し、戦死者がいない結果に喜んでいる経験者達に怒りを顕にしていた。
小島のミッションでは三河、芳賀と共に鈴木と対峙し、撃ち合いの結果自分のスーツが破壊されてしまう。銃を突き付け人質にされ降伏を求められるも彼が構える銃と共に一蹴し足を吹き飛ばす。そして小島を発見しロックオンした所でステルスで隠れていた玄野に殴り飛ばされる。生身の状態でスーツ着用者の攻撃を受けて無事で済む筈がなくそのまま死亡した。

• 上田善治

岩本の中学時代からの友人。岩本に誘われてグループに参加した。
ゆびわ星人のミッションではコントローラーで周波数変更で遊んでいる最中、写真撮影をしていた小島に偶然目撃、撮影されてしまい、機密漏洩と見なされ脳内爆弾が作動し死亡、ゆびわ星人のミッションで唯一の死者になった。
悪い偶然の結果とはいえ小島の死の原因となったと言える。

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*1 一応擁護するならミッションを失敗した場合点数リセットのみならず次回一定の点数獲得が義務付けられるので和泉側に回る事自体はリスク回避の点で言えば何も間違っていない。もっとも、和泉と鈴木達のやり取りではそこまで情報が提示されておらず、小島が人間だと知った上で嬉々として殺そうとしていたが。