登録日:2021/08/10 Tue 19:44:44
更新日:2024/06/03 Mon 13:33:53NEW!
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ボボボーボ・ボーボボ 帝王 髪の毛 毛の王国 ラスボス 毛狩り 父親 パパ 真拳使い 兄 残虐 冷酷 凶悪 卑劣漢 シリアス 最強 メリッサベル メリッサベル←風評被害 娘大好き カミの毛真拳 毛狩り真拳 薄紫 最強の敵にして最愛の父 幸せ家族
さっさと殺すぜ、娘たちが待ってるんでね。
ビビビービ・ビービビとは、『ボボボーボ・ボーボボ』の登場人物。
本作第一部のラスボスであり『ボーボボ』において最強クラスの実力を有する人物。
概要
毛の王国に生まれた「毛の五兄弟」の次男であり、父はTUYOSI、兄にバババーバ・バーババ、妹にブブブーブ・ブーブブ、弟にべべべーべ・ベーベベ、ボボボーボ・ボーボボがいる。
年齢は不明だが、20年前の時点でボーボボとそこまで歳が離れていない外見をしていた事やブーブブから敬語を使われている描写、妹や弟たちがそれぞれ一歳違いであることから恐らく30歳程度だと思われる。
マッシブに整った体型と逆立った長髪が特徴的な人物。なお、当時のカラーイラストでは髪は薄紫で塗られていた。
また彼のカミの毛のそれぞれが意識を持っているようで、ビービビ自身と会話や報告を可能としている。
20年前に一度マルハーゲ帝国の毛狩り隊の襲撃に遭い滅んだ毛の王国をバーババと共に復興させ、現在はそこで帝王として君臨している。
といってもバーババは20年前にボーボボに宇宙に吹っ飛ばされてしまったまま宇宙で生活しているので実質的にはビービビ一人で国の再編を行ったものだと思われる。
まあ、そもそも毛の王国が滅びた理由は毛の王国を手中に収めるため邪魔なしがらみをなくすべくビービビが毛狩り隊の襲撃を手引きしたために起こったことなのだが。
そのためボーボボからはとても恨まれている。
この際、父TUYOSIの命すら奪ったとあるが、結局TUYOSIは生きていたのと実際に命を奪ったシーンが存在しないため前後関係はかなり不明瞭。
もっともTUYOSIのことを求めていた毛王の証をボーボボに与えたことで「バカ親父」とすら毒づいているため反抗心があったのは間違いないようだが。
ビタとミンという二人の娘を持つ父親でもあるが、妻の存在については一切劇中で触れられておらず、詳細不明。ビービビ達毛の五兄弟もまた父TUYOSIしか描写されておらず母に関しては一切触れられていないため、「毛の王国の人間には母親はそもそも存在しない」という珍説を唱える者もいる。
性格
ボーボボがこっちにつくなら迎え入れてやれ!!カワイイ弟だ。
裏切り者のバカな妹につくようならまとめて消せ。
性格は冷酷かつ凶悪。父親に対し「バカ親父」と毒づき、「オレに逆らうヤツは血縁であれ殺すぜ」と発言するように、実の妹や弟を傷つけ、殺害することに何のためらいも覚えないほど。
支配欲も強く、己こそが毛の王国の支配者たることに拘っていた。そのため『毛王の証・毛ンペラー』という毛の王国の王に代々受け継がれる宝石を探し回っていた*1。
野心も目立ち、マルハーゲ帝国の崩壊を受けて全世界を牛耳るという声明を発表しており、毛の王国の外よりやってきた一般観光客に「ビービビに一生尽くす」という洗脳を施す焼き印を押させるなどその行動はまさしく悪の帝王と呼ぶにふさわしい。
一方、二人の娘にはとても優しく、一緒にディナーに出かけたり、娘の好き嫌いを直すよう指導し、ちゃんと苦手な人参も食べれたら褒めてあげるなどその姿はまさに「良き父親」。
その教育のたまものか二人の娘はとても素直で優しい性格に育っており、ミンはところ天の助に人質にされた際も「ところてんのおじさん」と慕い純粋な言葉で彼を説得したほど。
通常時のシゲキXやルナーク大佐、ワサビーフ・カールにピグムックといった完璧なギャグキャラ・使い捨てキャラといってよい面々まで発毛獅志16区の総隊長や門番担当のビービビ決死隊などの要職に就かせており、
あのボーボボすら逆らわないのなら部下として迎え入れるつもりであったなど、部下には結構寛大。
これは本人がボーボボに対し「オレはあの時から1度もお前に興味を持っていない」と語る天性の傲慢さ、下の者への興味のなさからなのだろうが、結果的には「逆らいさえしなければ寛大で良識ある君主」という形になっている。
……とはいえボーボボの不規則な言動を読み切り、意趣返しのカウンターを放つほどの観察眼と知性を持っているうえ、ベーベベの兄貴絶対主義も当然把握しているはずである。
にも関わらずベーベベの弁明に一切耳を貸さず「テメーも殺す」と切り捨てている以上、
ボーボボの発言に信頼性などほぼないことをよくよく知っておきながら敵とみなしたことになる。
従順なら部下として迎え入れるのに嘘はないだろうが、些細なやり取りで短慮に断じているのだから兄弟への慈悲や思い入れは絶無と言って差し支えないだろう。
実際、(所業からすれば当然だが)下の妹弟たちからはひどく恨まれ疎まれているのに加え、兄貴絶対主義を掲げボーボボへの愛情もなんだかんだ深いベーベベさえ「やなヤツだった」と独白している。
帝王としてカリスマ性にも優れ、ビービビ決死隊の一人・インビーは「ビービビ様のためなら死ねる♡」とまで口にしており、シゲキXやさすらいの豆腐といった強烈な個性を持つ発毛獅志たちが一切反逆心を抱くことなく忠誠を尽くしていることからもうかがえる。
とくに、四区総隊長・極楽鳥は「ビービビ様の役に立てぬ者などこの発毛獅志には不要」と失態を演じた自分を恥じ責任感から自害することを選ぶほど。
一区総隊長・シゲキXに関してはかつてツルリーナ三世率いる三世世代が世界をすべていたころ、ただ一国三世世代の軍門に下らなかったシゲキ帝国の元皇帝であり、真の姿になるととても他人の麾下につくような性格とは思えないほど傲慢さが出るのだが、ビービビに対しては通常時・真の姿の時どちらも変わらず純粋に「ビービビ様に逆らう愚かなヤツらよ、シゲキ的にぶっ殺す!」と口にし、毛の王国崩壊後もビービビの墓参りに積極的に参加するなど完璧な忠臣といってよい。
ビービビ自身も真の姿のシゲキXを「オレの右腕」と評しており、ボーボボたちがシゲキXにより敗北するであろうことをほぼ確信していた*2。
兄であるバーババを一応は立てる気があるのか、宇宙にいる彼と連絡を取り指示を仰ぐ描写もある*3。
知識にも優れ、その非常に優秀な頭脳を以て毛の王国を千年先の科学力を誇る超未来都市として再建させた。
これにより「真拳チェンジ」という一定時間対象の真拳を入れ替えるというシステムの開発に成功している。未来都市を支配する天才的頭脳を誇る帝王って書くと、若干[[ギガ様>ギガ(ボボボーボ・ボーボボ)]]とキャラが被っている気がする。
なお、詳細は不明だが彼は幼き頃自分の髪の毛数本が自発的にビービビのもとを去ったという経験をしており、それが彼の野心や性格の形成に多大な影響を及ぼしたと思われる。
戦闘能力
第一部ラスボスを務めただけあり、その力はすさまじくボーボボに「世界最強」と評させたほどの実力者。
後述するようにその実力を支えるのは「毛」を攻撃することに特化した真拳の性能。
これにより、毛を持つすべての生物はビービビの技を受けるだけで大ダメージを負うことになる。
特に「毛玉」を体内に持つボーボボたち毛の王国の者たちにとっては天敵といえる存在。
ならば毛を持たぬ者が攻撃すればよいのかというとそういうわけではなく、詳しい戦闘描写こそ省略されたがかつてハイドレート相手に拮抗していた怒んパッチのパワーアップ形態、怒怒んパッチ相手に、最初こそ不覚を取ったが最終的には優勢になっていたほど。
真拳の都合ゆえに毛を持つすべての生物に圧倒的に優位に立て、本人の肉弾戦での実力も非常に高く、まさに第一部のラスボスにふさわしい真拳と実力の持ち主である。
カミの毛真拳
これが不要なムダ毛と髪の毛の格の違いだ。
その名の通り髪の毛を自在に操る真拳。
髪を自在に伸ばし、相手をとらえるさまは一般的な髪の毛使いのキャラ達のそれと相違ない。
五大毛真拳の中でも頂点の拳と称されるように、最強の毛真拳。そのため下位の毛真拳には圧倒的に有利であり、劇中では鼻毛とスネ毛の力をほぼ無力化させ、ボーボボ・ベーベベ・首領パッチを危機的状況に追い込んだ。
なお、二戦目ではほとんど使わなかったが、これはボーボボ・ベーベベ・ブーブブらが髪の毛に自らの毛を混合させて髪の毛として通用させなくする全毛真拳統一奥義・毛平和を使ってくることを警戒したためだと思われる。
- Sirius・Drive
カミの毛を多方向に伸ばし広範囲を攻撃する技。
- Hair・Bite Off
カミの毛を相手の体に絡ませ、その部位の毛を噛みきる技。ベーベベのスネ毛を片足分噛みちぎった。
- Twine Around・Hair
何本ものカミの毛を伸ばし、相手の髪の毛に侵食させる。下記の毛支配へとつなぐ技。
- 毛支配
カミの毛を相手のカミの毛に侵食させて、相手の毛の力を無力化する技。
ボーボボのアフロを壊し、鼻毛の力を無力化させた。
- Rage・Pluto
カミの毛を開き、その中にいる兵たちが銃を乱射する技。
髪(アフロ)を開くのはボーボボのお家芸だが、ビービビにも可能。
「パカ」という擬音と共に髪の毛が横に開かれるギャグのような見た目だが、
劣勢を覆し怒涛の反撃へ繋げるあのボーボボのギャグ攻撃の代名詞の髪開きを、読み切ったうえでものすごくシリアスな流れでシリアスな技として返された時の絶望感は必見。
やはりギャグなうえでバトル漫画としての文脈も非常に強い作品である。
- 髪の毛の狂想曲(A Capriccio Hair)
超奥義。カミの毛を相手の頭部に幾重にも巻き付けそのまま顔から噛みちぎる強力な技。
- Neptune Eternity
ボーボボとベーベベを一気に殺すために使おうとしたが、二人の毛がカミの毛に混ざっていたことにより発動できなかった。
毛狩り真拳
全ての毛はオレにひざまずく。
これがオレの真の力“毛狩り真拳”だ…
ビービビの使用するもう一つの真拳。空中に浮遊するいくつもの手で毛に攻撃を加えていく真拳。
二種以上の真拳を使用するのはボーボボ、ツルリーナ三世に続き三人目だが、鼻毛真拳以外は(というか鼻毛真拳も)ギャグの一部として使用することが殆どのボーボボ、あくまで「手品」という共通項のあった三世とは異なり、シリアスに「カミの毛」と「毛狩り」という一見真逆の性質の二種の真拳を使いこなしている。
ちなみにこの真拳の初披露時に「毛狩り」を自分が始めたと主張している*4。
相手の毛の力を無力化させるカミの毛真拳とは異なり、相手の毛を直に攻撃し、大ダメージを与えることができる。
その攻撃力は半端ではなく、ボーボボと魚雷ガールが聖鼻毛融合した最強の戦士・魚雷ガーボを一撃で倒すほど。
これを受け魚雷ガールは逃走し*5、戦闘終盤まで姿を現さなかった。
「毛の力」に圧倒的攻撃力を誇るこの力をもってすれば、聖鼻毛融合で現れる大人の女やパパパーパ・パーパパチといった強力すぎる融合戦士にも勝機があると思われるというビービビのチートっぷりを表す真拳。
- 奥義名不明
最初に使用した技。巨大な四本の腕で相手の四肢をつかみ、禍々しい手を背中から腹部に貫かせる。
- ハンド・オブ・ゲーハー
空中にいくつもの手を召喚し、攻撃していくことで一気に大勢に対して毛狩りを行う技。
- 脱毛力
空中に浮く手からビームを放ち、毛の王国の人間に当たればそのものは毛玉を体内から出してしまう。
なお、毛の王国の人間以外に当たればどうなるかは不明(首領パッチの場合はおむつが体内から出てきていた)。
- 新・毛根殺
超奥義。「一瞬にして生命力を毛に集約させその命を吸いだし毛ごと殺す」とビービビが語る恐ろしい技。受けたものは毛が白く変色し、毛から力が抜けていく。
- ソクハゲ
自身の手を禍々しく変化させそのまま相手に攻撃する技。
地雷ダンディ相手に放ったが、エネルギー体なので効かなかった。
- 毛殺乱舞
空中の手で攻撃する技。少なくとも四人くらいは一気に攻撃できる様子。
活躍
西のシャンプー塔
毛の王国編で登場。
南塔を攻略し完全にビービビと敵対することを宣言したボーボボ一行は、ブーブブの指示の元「北のコンディショナー塔」を目指し西エリアを通過していたが、発毛四区総隊長・極楽鳥により田楽マンが攫われたり、「映画 シャイニングキノコ狩りⅡ」や「リステニス」に心惹かれたため、ボーボボ・首領パッチらが西エリアで単独行動を開始。
一方そのころベーベベはビービビに手を貸すべく毛の王国にはせ参じたが、バカ二人の憂さ晴らしの被害に遭い三人で「西のシャンプー塔」に突入。
そのまま発毛獅志との三つ巴のバトルが展開されるかと思いきや極楽鳥はビービビの容器であり、彼の体に入ったビービビと対面。
ベーベベもボーボボ側についたと判断したビービビは、弟二人に攻撃を開始。
カミの毛真拳の効果でスネ毛を片足再起不能、鼻毛を完全に無力化し超目立ちたがりのKING鼻毛さんが出演拒否するほどのピンチに追い込むが、ここにきてボーボボとベーベベが完全に手を組む。
二人の協力奥義を受け一瞬ひるむも、スネ毛と鼻毛の不協和音によりボーボボが暴走した隙を突きカミの毛真拳超奥義・『髪の毛の狂想曲(A Capriccio Hair)』で一気に優位に立つ。
しかし、ここでボーボボとの魂の交渉*6により戦意が復活したKING鼻毛さんが不意打ちを決め、さらにベーベベの機転により全毛真拳統一奥義・毛平和を決められてしまい髪の毛を操ることができなくなる。
極楽鳥の体に意識を移せる時間の限界も近くなり、極楽鳥の「暗殺真拳」の力を使い二人を葬ろうとするもギリギリでタイムアップを迎え撤退。
ボーボボたちは何とかビービビに辛勝した。
なおこの時ビービビ本体は娘たちと食事をする時のための服選びの最中だった。つまりはこの戦いは片手間にすぎなかったのである。
最終決戦
毛の王国の四つの塔を攻略し、毛の王国の中心モウコーン・キャッスルにたどり着くボーボボ一行。
ビービビ・ボーボボ・お面パチダッシュ530・何故か生きていたTUYOSIらが過去の因縁を語る中、ついに最終決戦の幕が上がる。
ボーボボは速攻勝負を仕掛けるべく魚雷ガールと融合し魚雷ガーボとなるもここでビービビは毛狩り真拳の力を開放し、魚雷ガーボを一蹴。
途中、愛娘の一人ビタにつけものが変装していたり、そのまんまつけものが死んだりといったアクシデントはあったものの、毛の王国に伝わる伝説の決闘・「ヘアー・ピン」に勝負はもつれ込み、ボーボボと一対一の戦いを開始。
この決闘法は「毛玉争奪」の側面もあり、これを利用しブーブブの毛玉、ついで動揺したボーボボの毛玉をも破壊し、両者を殺害。
ボーボボを失い危機的状況に陥ったボーボボ組に毛狩り真拳超奥義「新・毛根殺」を発動し全員を追い詰めるも、毛を持たない首領パッチ、天の助が立ち上がる。
これも余裕の表情で迎え撃とうとしたビービビだが…
ここでボーボボの最期に残された力を借りて、ビュティが手痛い連続攻撃をくらわす
しかし、ボーボボの力はすぐに尽きてしまい、ビュティにも直接的に手をかけられる事態に陥る。
「自分が主人公ではなかった」と気が付いた首領パッチも怒怒んパッチとなりビービビを一度は圧倒するも、最終的には押されてしまった。
もはやこれまで……と誰もが思った矢先、地雷ダンディたち地獄のハジケリストたちの力を得て、ベーベベ・破天荒の生命力とつけものの奮闘のおかげでボーボボが復活。
強大なハジケリストたちの力により、毛の覇轜袈「エクストラ・ダンディ」を手にしたボーボボはビービビに反撃を開始し、その圧倒的な攻撃力とボーボボ組らしいハジケやギャグを活かして一気呵成に攻め抜く。
ついに戦いは最終局面に突入し、多くの傷を受けながらも立ち上がり「ボーボボ、キサマを殺してそれで終わりだ!!」と激昂しながら襲い掛かるビービビに、ボーボボは「テメーだけは全世界の毛に代わってオレがぶち殺す!!」と返しながらも、心の中で兄に告げる。
確かに今までのオレじゃアナタに勝てなかった…
…だが今なら勝てる…
なぜならビービビ兄さん…アナタの最大の誤算は
このオレに最高の仲間達ができたということだ!!
ボーボボは鼻毛真拳超最終奥義「ボボボボボボボボボボボ・ボーボボ」を発動。
ボーボボと仲間たちとの出会いと成長をハジケながら再現する連続攻撃を受け、最後は魂の休息場・鼻毛横丁にてすべての因縁に毛結をつけ、ついにビービビは敗れたのであった。
その後は天の助の「生きてください 心優しき娘さんたちのためにも」という説得もあり、ボーボボたちに命は奪われなかったものの、すべての戦いを見ていたツルリーナ三世の手により、三世の封印を解く強大な力の持ち主として毛玉を奪われ殺害されてしまう。
ビービビが完全に疲弊していなかったら勝負はわからなかったであろう。ちなみにつけものと入れ替わってた筈のビタは戦闘後普通にビービビの近くにいた。
「真説」の最終盤、ボーボボたちが三世を倒したことにより毛玉がビービビの元に戻り蘇る。
このときは爽やかな笑顔で「ボーボボにまた借りができたな」と語るなど少し心持ちに変化があったと思われる。
余談
「ボーボボの兄」であり「すべての黒幕」というべき設定や、「カミの毛」と「毛狩り」という真逆の二種の真拳を使いこなすこと、ボーボボを一度は殺害し、怒怒んパッチをも追い詰めたその実力から「真説を含めても最強の敵」、「真説ラスボスの真の力を取り戻したツルリーナ三世&帝王の力を得た世の中ナメ郎を上回る」との呼び声も高い。
実際、ビービビは西塔で前哨戦をやった時もほとんどボーボボたちを圧倒しており、最終決戦でも7話と比較的長く戦いボーボボチームを半壊させているのに対し、三世とナメ郎は4話と比較的早期に倒されてしまっており、ビービビの時のように圧倒的ピンチにボーボボ一行を長く追い詰めることはできなかった。
これらは『真説』が打ち切りに終わってしまったことや、ボーボボ組がさらにパワーアップしたという事情があるにせよ、ビービビがラスボスとして圧倒的インパクトを誇っていたことは間違いないであろう。
なお、ビービビの兄であるバーババだがビービビが一応指示を仰ぎ、破天荒からビービビと並び「二人の悪魔」と称されたこと、さらに「ふわり!どんぱっち」2巻の巻末短編漫画では本編世界のボーボボがその後バーババと戦っていることが示唆されており「最強最悪の男」と称されていることから、下手したらビービビ以上の実力者と考えられる。
……これ以上の強敵で、なおかつ宇宙に吹っ飛ばされたまま宇宙に留まるような自由人だとしたら恐ろしすぎる……
ボボボーボ・ボーボボが2021年エイプリルフールにコラボしたソーシャルゲーム『[[グランブルーファンタジー>グランブルーファンタジー]]』。
その中のガチャに登場するキャラクター「メリッサベル」はビービビと類似点が多いことが注目された。
以下その事例
- 髪の毛を操る(ビービビ)⇔髪の毛を操る(メリッサベル)
- 毛狩りを行う(ビービビ)⇔悪人の髪を丸刈りにする(メリッサベル)
- 故郷の王国が滅んだ*7(ビービビ)⇔故郷の国が滅んだ(メリッサベル)
他にも、バレンタインバージョンのメリッサベルを開放する武器ソードコーンは野菜の形状をした武器ということで伝説のドンパッチソードや魔剣大根ブレードを思い出した騎空士やハジケリストは多いと思われる。
なお、コラボイベントで配布されたボーボボは光属性であり、メリッサベルもバレンタインバージョンはまた光属性。
両者を同チームに入れると
メリッサベル「丸刈りになれ…!」
ボーボボ「キサマ…毛狩り隊だな!?」
という、一見特殊掛け合いみたいな会話をしてくれることもある。
ハジケリストたちは性転換したビービビがボーボボと手を組んでいるという妄想に浸ってみてもいいだろう。
ビュティ「いやダメだろ!?メリッサベルちゃんに失礼だよ!」
「悔しかったら項目を追記・修正してから俺のところへ来い」
「良項目にしてやるぜ」
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▷ コメント欄
- メリッサベルを巻き込むなw -- 名無しさん (2021-08-10 20:23:42)
- 尺の都合で不明のまま終わったが、こんな化け物染みた強さのビービビと同格(もしくはそれ以上)のバーババが本当に未知数すぎるな… -- 名無しさん (2021-08-10 21:18:59)
- メリッサベルクソワロタwついでに言うと光属性の「光」は中国語で「ハゲ」の意味もあったりする。だから明の朱元璋は「光」の文字を使った人を、自分の元坊主の過去を当てこすったとして処刑してたりする -- 名無しさん (2021-08-10 22:04:21)
- ビービビ亡き後は発毛獅子たちとブーブブべーべべでビタミン姉妹の面倒見てたんだろうか。新説で親子再会シーン見たかったなぁ -- 名無しさん (2021-08-10 22:19:42)
- 毛の兄弟たちはスタイルのいい美形揃い(ボーボボやべーべべも目がぱっちりしてるという意味で)、ボーボボが想像してた毛の王国の先祖の図はあながち間違いではなさそう。菊之丞にはブチ切れられたけど。 -- 名無しさん (2021-08-10 22:21:55)
- ビービビとの決着までの過程が普通にアツいんだよなぁ。ただしつけもの俺はダメだとか。 -- 名無しさん (2021-08-11 02:43:24)
- ボーボボの逆転の狼煙『髪の毛パカッ』 -- 名無しさん (2024-05-06 07:18:03)
- で逆に圧倒するの絶望感やばい しかも器の状態で -- 名無しさん (2024-05-06 07:19:09)
- 当時は「ビービビでコレならバーババは一体何者なんだ!?」とワクワクしたなぁ・・・・・これからもコロンボのかみさんのままなのかな? -- 名無しさん (2024-05-06 08:09:21)
- 娘達の名前は多分「ビタミン」が由来だと思うけど、抜け毛を抑える成分の一つにビタミンCがあるからなのかな? -- 名無しさん (2024-06-01 22:36:22)
#comment(striction)
*2 実際、本編のように1億分の1の確率を引き当てずに大人の女になれなかった場合はボーボボたちが敗北していたと思われる
*3 これは毛の王国編が進むうちにストーリーの都合上バーババが出せなくなってしまったことによるメタ的な都合もあると思われる
*4 しかし、三世世代が毛狩りを行っていた描写があるため、現代に毛狩りを復活させたということだと思われる
*5 無論これはギャグ描写の一部でもあるが、魚雷ガール単体ではビービビに勝利できる可能性は低いと思われる
*6 実際の内容は「psp貸すから力貸せ」
*7 まあ前述のように自作自演なのだが
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