ブライトンの奇跡

ページ名:ブライトンの奇跡

登録日:2021/07/03 Sat 02:00:39
更新日:2024/05/30 Thu 11:37:59NEW!
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ラグビー 日本代表 南アフリカ ジャイアントキリング スポーツ名場面 世界よ、これが日本だ 奇跡 涙腺崩壊 神試合 神回 ワールドカップ 名勝負 番狂わせ ※ご覧の光景は現実です。 スポーツ史上最大の番狂わせ スクラム組もうぜ!! 奇跡?いいえ、必然です 名試合 ラグビーワールドカップ 快挙




「これは奇跡ですか?」


「必然です。ラグビーに奇跡なんかない。いままで、このためにやってきましたから」

  • 五郎丸歩選手へのインタビューより


世界のみなさん!
これが日本代表です!!


どぉぉぉぉぉですか!!!


  • J-SPORTSアナウンサー 矢野武氏


2015年のラグビーワールドカップ・イングランド大会で日本が巻き起こした出来事。「ブライトンの歓喜」と呼ばれる場合もあり、試合会場となったアメックス・スタジアムのあるイングランドの都市・ブライトンに由来する。
日本のスポーツ史…いや、世界のスポーツ史において「史上最大の番狂わせ」として、その歴史に永久に刻まれる事となった大事件である。




【各代表について】


この出来事の前に、まずは軽くラグビー日本代表・南アフリカ代表についての解説。


●ラグビー日本代表


2015年時点での世界ランクは13位。通称・ブレイブブロッサムズ。
日本を象徴する花でチームのエンブレムにも採用されている桜から取られている。


国内では学校の部活動や実業団のリーグなどは盛んに行われているものの、野球、サッカー等と比較するとラグビーは決してメジャースポーツとは言い難く、注目度は高いとは言えなかった。
代表結成は1930年と古いが国際大会での成績は奮わず、過去7大会全てに出場しているものの、当時の時点での大会通算成績は1勝2分21敗と大きく負け越し、そして全てグループリーグで敗退。1991年大会でジンバブエ代表に勝利して以後、実に24年もの間、白星に恵まれることはなかった。
1995年大会では言わずとしれた世界最強チーム・オールブラックスことニュージーランドと対戦するが、17-145という記録的なスコアでの大敗も喫しており、世界のラグビーファンにとっては残念ながら「万年最下位の弱小国」という評価が一般的であった。



●南アフリカ代表


対する南アフリカ代表。通称・スプリングボクスは当時世界ランク3位。
1995年の初出場以降、5大会に出場してその全てで決勝リーグに進出、うち2回優勝、今大会までグループリーグでの敗戦は1度のみで、ワールドカップでの勝率1位を堅持していた名実共に強豪国である。
ラグビー史上にその名を残す英雄・フランソワ・ピナールの母国であり、それまで人種隔離政策(アパルトヘイト)を理由とした制裁によって南アフリカは国際大会の舞台から締め出されていたが、1995年に政策が終了し、彼がキャプテンとしてチームを率いてこの年、遂にワールドカップへ初出場、そして初優勝を果たした。
この出来事はクリント・イーストウッド監督の映画「インビクタス 負けざる者達」の題材となった事でも知られる。
実に50年近くもの間、アパルトヘイトによって国内の政情は混沌を極めていたが、1994年に大統領に就任したネルソン・マンデラの尽力*1、そしてその翌年のラグビー代表チームの活躍によって、それまで同国民でありながらいがみ合いを続けていた白人と黒人の融和が進むきっかけとなるなど、南アフリカという国の歴史にラグビーは深く根付いており、緑と金のチームカラーのユニフォームもまた、その栄光のシンボルとして国民の誇りとなっている。



【試合】


●試合開始


試合前のオッズでは南アフリカが1倍、日本が34倍と誰もが南アの勝利で間違いないものと予想していた。
だが、日本もこれまで数々のクラブや代表をヘッドコーチとして渡り歩いてきた名将・エディ・ジョーンズを迎え、4年間の厳しいトレーニングを乗り越えたメンバー全員は確かな自信を漲らせていた。


そして試合開始。


試合序盤から持ち前のフィジカルの強さを生かして果敢に日本の陣地深くへと切り込み猛攻を仕掛ける南アフリカ。
だが、日本も激しいタックルで体を張ってそれを阻む。


前半7分、南アがオフサイドを取られ、五郎丸のペナルティーキックが決まり日本が先制。意外な幕開けに会場が沸き立った。


前半18分、ラインアウトからのモールドライブで南アがトライ。勢いに乗ろうと南アはさらに攻勢を仕掛けるが、日本は崩れない。
堅守で猛攻をひたすら耐え忍び、前半30分に南アを押し返して主将リーチ・マイケルがインゴールにねじ込んでトライを決める。この試合は終始、主将自らがハードワークを厭わない姿勢がチームを盛り立てていた。
だがこのリスタート直後、今度は日本がオフサイドを取られ、南アはラインアウトモールを選択して逆転。スコアを10-12として試合を折り返した。



●試合後半


後半開始。だがその立ち上がりに南アのSOパット・ランビーがキックをミスし、日本に攻撃権が移る。
なかなか日本の攻勢を凌げず痺れを切らした南アに再びペナルティーが入り、再び五郎丸がショットを決めて逆転。
これで火のついた南アもこのリスタート直後、LOのルード・デアハーが走り込んで日本のディフェンスを切り裂いてトライ。再び逆転。
しかし、なおも日本は食い下がる。運動量を落とすことなく、攻めに転じて南アフリカを後退させる。この間に五郎丸がさらにペナルティーキックを2本決めて19-19の同点に持ち込む。


後半17分、この試合で初めて南アはショットを選択して、開始直後にキックミスをしたランビーがここはキッチリと決めて3点を得る。
その3分後に再び五郎丸のキックで日本も3点を得て22-22。残り時間は20分を切る。


後半22分、南アのHOアドリアーン・ストラウスの猛進を防ぎきれずトライを奪われて勝ち越しを許してしまう。
しかし29分にラインアウトからのアタックで右へと展開した日本は小野が内へと返し、それを受けた松島が抜け出して五郎丸へ繋いで同点のトライが決まった。
この華麗な「ニンジャ・アタック」に一際大きな日本コールが観客から沸き起こった。


そして訪れた、運命のラスト10分。


後半31分、南アがペナルティーキックで3点を決めて29-32と再び勝ち越し。


だが、残り時間2分を切ったところで日本の攻勢は始まった。ゴールラインまで数cmまで迫り、南アはたまらずペナルティーでプレーを止めるが、シンビンでPRが一時退場となった。
この機を逃すまいとさらに攻める日本。ラスト1分、ラインアウトモールでゴールへと迫るが南アもグラウンディングを許さない。
しかし、再び南アにペナルティーが入り、日本がプレーの選択権を得る。


ここで、日本が取る選択肢はふたつ。


ひとつはショットを選択してペナルティーキックで確実に3点を取る。これならば同点で勝ち点2を得られる。


もうひとつはスクラムでトライの可能性に賭け、勝ち点4を取りに行く。
トライまではあとわずか。そして南アフリカは今、シンビンで人数を1人欠いて数的優位もある。だが時間は既に80分を過ぎ、ワンプレーでもミスがあれば即座に試合は終了、一応1点は貰えるとは言え日本の敗北が決まる。*2*3


この時、誰もが日本は当然ショットを選択すると思った事だろう。
前評判では南アフリカの圧勝と思われていたはずが、ここまで大健闘したのだ。
例え引き分けに持ち込んだとしても勝ちに等しいほどの価値があり、誰も責められはしない。むしろ称賛されて然るべきだ。
「もういいだろう?引き分けで手を打とう…」とでも言うようなジェスチャーを取る南アフリカの選手もおり、エディーも無線でショットを指示していたという。


そして日本代表が選んだのは…



J-SPORTS矢野武アナ「スクラムだ!!


日本代表が南アフリカ相手に『スクラム組もうぜ』!!


宣 戦 布 告 !!」



それは「俺達はこの後、ひとつのミスもする事なくお前達からトライを奪ってみせる」というメッセージが込められた、日本代表が南アフリカ代表に叩きつけた挑戦状であった。


泣いても笑ってもこれがラストプレー。
何度かスクラムを組み直した後、ボールは大きく右サイドへ。
そして始まった日本のラストアタック。
日和佐、立川が左へ大きく振ってアマナキへ、そしてアマナキからヘスケスへとパスは繋がれ、ラストパスを受けたヘスケスはタックルを食らいながらも手薄*4になったインゴールの左隅へと走り込んだ。





  • その瞬間、歓声が響き渡った。


NHK豊原健二郎アナ「行けぇぇぇー!行けぇぇぇー!!トラァァァァァーーーーイ!!!」
「日本逆てぇぇぇぇぇーーーーーん!!!」



J-SPORTS矢野武アナ「やったぁぁぁぁぁーーーーー!やったぁぁぁぁぁーーーーー!
やったぁぁぁぁぁーーーーー!!!」
「やりましたーーーーー!!日本代表やりました!!」



日本代表ヘスケスのトライが決まり、スコアは34-32。


この大逆転劇の一部始終を目の当たりにしたスタジアムはまるで爆発でも起こったかのような歓喜の嵐に包まれた。
日本の選手はもちろん、各国の観客、そして実況やグラウンドにいるボランティアの警備員達までもが職務を忘れてこの大偉業に沸き立っていた。*5
勝った。「史上最大の番狂わせ」はここに成ったのである。



J-SPORTS矢野武アナ「日本代表が!とんでもない事をやってのけました!!


日本代表が南アフリカ代表を降しました!!


歴史が動いたッ!!!


歴史の創造者達!グリーンの芝に!!突っ伏します!!!*6


おめでとう日本代表!そして!おめでとう日本のラグビーファンの皆様!!」



【何がそこまで凄かった?】


…と、ここまでを読んでみてラグビーに詳しくない人は「確かに凄いんだろうけど、別に他のスポーツでもこんな事あるじゃん。何でそんなに騒がれてるの?」と思う方もいるだろう。


弱小チームが強豪チームを破る事自体は、珍しいが決して有り得ない事ではない。サッカー日本代表もかつて1936年のベルリン五輪でスウェーデンを破った「ベルリンの奇跡」や、1996年のアトランタ五輪でブラジルを破った「マイアミの奇跡」といったジャイアントキリングを達成している。
では「ブライトンの奇跡」がなぜこうまで世界中を驚かせたのか?それはラグビーというスポーツの性質にある。


  • 得点が多く入りやすい

ラグビーは得点を獲得出来る手段が多く、点数が入りやすいスポーツであり、1試合でお互いに二桁得点する事もザラ。
実力が拮抗しているならお互い一桁台に抑える硬い試合もあるが、実力が離れていればその逆も然り。これはかつての日本代表がニュージーランド代表との試合で実際に経験している。


  • ターンオーバー(攻守交代)が発生しにくい

野球のように自動的に攻撃と守備が入れ替わる事が無いし、サッカーのように守備側が意図してボールを奪取して攻撃権を奪い取る事も難しい。
得点の後ですら元守備側から元攻撃側に向けてボールを蹴って再開するため、そこで競り合いに勝たない限り攻守は入れ替わらない。


  • 攻撃側のミスも発生しにくい

ならば相手のミスにつけ込んで…とも思うが、ボールを手で扱う事や、得点に繋がる攻撃パターンもある程度固定されているなどの理由から、練度の高いチームであればミスはほとんど起こらないと思ってよい。


…これらの要因により、ラグビーは「最も番狂わせが起こりにくいスポーツ」とも呼ばれているのである。


それを踏まえて、何より凄いのが


  • ティア2のチームがティア1のチームに勝利したという事実

である。
ラグビーのランキングはテストマッチの結果から算出される順位の他に、1から3までのTier(ティア)と呼ばれる階級が付けられている。
このティアには厳密なルールは無く、チームの強さや伝統、格式を踏まえて区分けがされている。
言わずもがな、ティア1には南アフリカやニュージーランドはもちろん、ラグビー発祥の地であるイギリスの各連合国、他にフランス、イタリア、アルゼンチンなど、いずれもワールドカップでの優勝経験がある、もしくは上位入賞の常連である名だたる強豪が名を連ねている。
一方、日本はこのひとつ下のティア2。数字的にはたった1の差であるが、ティア2国のW杯最高戦績はベスト8。それも2011年の第7回大会までで5例しかなく、つまり「1大会でベスト8に1チームでもいれば上等」程度である。
ティア1とはまさに天と地ほどの隔たりがあるのだ。


この大会においてもランキング下位のチームが上位のチームに勝利したのは、本項目の「ブライトンの奇跡」となった試合を除けば1試合だけ。それもトンガがジョージアに敗れるという同じティア2内での出来事である。
世界ランクで10位もの差がありティアを跨ぐほどの格下のチームが、よりによって当時勝率1位をマークしているチームを打ち破るなどまさに前代未聞…どころか天変地異にも等しい事態であった。


とはいえ、ラグビーにくわしく無い人々にはいまいちピンと来ない場合もあり、ファンの中でも


  • サッカー日本代表がブラジルに10-0で勝つようなもの
  • クリリンフリーザに勝つようなもの
  • バスケの日本の高校インターハイ優勝チームがNBAに勝つようなもの

など、なんとか他の物に置き換えて伝えようとはするものの、とにかく、それら全てが安っぽく、そして霞んで見えてしまうほどの一大事だという事は分かって欲しい。


なぜなら、2022年12月31日時点において、ラグビー南アフリカ代表がティア2以下の国の代表に負けた試合はこの日の日本戦だけなのだ。ラグビー南アフリカ代表の130年以上の歴史の中で唯一、この日の日本戦だけなのだ。大事なことなので2回言っておく。それほどまでにティア2がティア1に勝つことは難しいことなのだ。*7


ハリー・ポッターシリーズ』で有名な小説家J・K・ローリング氏も、「こんな(素晴らしい)試合は私でも書けない」と大絶賛した。
…確かにこんな物語、出来すぎていて実際に創作にしたら「ご都合主義」もいいところであろう。
だが、現実に起こった。「事実は小説より奇なり」とは言ったものである。



【その後の日本におけるラグビー】


この大会以後、国内のラグビー日本代表への注目度は一気に高まり、その中で日本開催のラグビーワールドカップ2019の開幕を迎えることとなった。

大会テーマソングとなったB'zの「兵、走る」を当時のTVCMで聞いたアニヲタ民も多いだろう。


しかし、この年は相次ぐ台風の直撃によってワールドカップ史上初めて試合が中止となったり、日本各地でも甚大な被害を及ぼした。


だがそんな中、試合が中止となったカナダ代表の選手達が釜石市の救援ボランティアに参加。
また、ナミビア代表は「日本の人々を元気づけたい」と申し出て宮古駅前で握手会や記念撮影を開催し、アイルランド代表のアナリストが市原市の瓦礫撤去作業に参加するなど、各国が日本を救うために次々に手を差し伸べてくれた。


この背景には、宿泊施設が劣悪な物だったり、心無いファンによってブーイングを浴びせられるなど精神的な不利を押し付けられる事も珍しくない海外遠征において、彼らの公開キャンプ地となった地元の人々は各国の代表に対して、単に宿泊場所を提供するだけでなく寿司作り体験や蕎麦作り体験などの様々な催しを行い、暖かく迎え入れる日本の「おもてなし」の心があった。
そうした心遣いが選手達の心を動かしたのだろう。
試合前には台風の被害者に対して黙祷を捧げ、試合後には観客に向けて日本式の「お辞儀」で感謝の意を示す各国の代表選手達の姿があり、自主的にロッカールームを清掃する選手達までいたそうな。


日本代表も、暗いムードが立ち込める日本の人々を元気づけようと奮起。
グループリーグでは同じティア2のサモア、ロシアに加え、アイルランドとスコットランドのティア1に属する2チームが立ちはだかった。
ここでも前評判ではアイルランド、スコットランドの2チームが勝ち抜けると予想されていたが、またしても日本はそんな評価を覆し、あろうことかこの2チームをもまとめて撃破。グループリーグを全勝して首位で決勝トーナメントに進出した。


NHK豊原健二郎アナ「もうこれは!奇跡とは言わせないッ!!」


史上初めてワールドカップでのベスト8進出を果たしただけでなく、4年前の勝利がフロックではなかった事を改めて証明した。


そしてベスト4進出を賭けた決勝トーナメント初戦、相手は「ブライトンの奇跡」…いや、彼らにしてみれば「惨劇」となった2015年ワールドカップの敗戦から蘇った南アフリカ代表であった。
母国の伝統と誇りにかけて、同じ相手に再び負ける事は許されない……!
鬼気迫る南アフリカ代表の激しい攻勢の前に日本代表は完全にそのペースに飲み込まれ、結果は26-3で敗退。*8
日本はベスト4進出こそはならなかったものの、勝ち上がった南アフリカは準決勝でウェールズを、決勝戦でイングランドを破り、見事に優勝の栄冠を掴み取った。
結果を見れば、南アフリカ戦は日本にとって事実上の決勝戦だったと言っていいだろう。


前大会で日本に敗れ、今大会でリベンジを達成した南アフリカ優勝で幕を閉じた日本開催はチケット売上、観客動員数、テレビ視聴率共に歴代記録をことごとく更新。
まさに開催国として大成功を収めた。



ベスト8で大会を終えた日本代表はこの後、その実績が認められてティア1昇格の構想も上がるようになった。
そして次のワールドカップを控えた2023年、ティア1を発展的解消させた「ハイパフォーマンスユニオン」の誕生と共に、そこに属する11チーム目の最上位国として認定された。


実績が、伝統を突き破った瞬間である。




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  • ラグビーは詳しくないけど、どうしても建てたくなったので建ててみた。 -- 名無しさん (2021-07-03 02:02:36)
  • お疲れ様です。あんまり詳しくなかったけど、テレビであれだけ話題になってたのってそんなヤバイことを成し遂げたからなのか…知らなかった -- 名無しさん (2021-07-03 10:34:25)
  • 作成お疲れ様です。W杯の盛り上がりと応援は凄かったのは憶えているけど、まさか日本がティア1に昇格していたのはこの記事を見て初めて知った。道理で今日はアイルランドと戦えていた訳だ -- 名無しさん (2021-07-03 23:50:22)
  • ↑改めて調べてみたらまだ去年の時点での報道でティア1入りはまだだったらしい。でも事実上ほぼティア1という扱いっぽいので修正しておきます -- 名無しさん (2021-07-03 23:58:25)
  • ラストトライは日本のみならずどの国のアナウンサーも実況を完全に忘れていた。それぐらいすごい試合だった。 -- 名無しさん (2021-07-04 12:05:49)
  • スポーツ全般、ワールドカップだろうが全然興味なかったけど、この記事見て素直に感動した。次からはちょっとは興味持ってみようと思う -- 名無しさん (2021-07-04 18:06:22)
  • 南アフリカのリベンジは凄かったね。パスが渡った瞬間にタックルで潰されてどうにもならなかった。スクラムで一歩も引かない日本も凄かった -- 名無しさん (2021-07-06 15:11:21)
  • 209年大会は負けたけど、あの時南アフリカ側も前半に全然引き離せなかった+終わり際トライ取られそうな場面が3回近くあって結構焦ってたらしいな -- 名無しさん (2021-07-07 09:33:45)
  • ↑だから、点数の見た目ほど日本の惨敗という訳でもないんだよね。日本代表がいかに素晴らしい、いかに恐ろしいチームになったかという証明。 -- 名無しさん (2021-07-07 11:44:47)
  • 選手と日本の応援団はもちろん、南ア以外のファンから警備員まで大喜びしてたのは笑った。仕事しなさいw -- 名無しさん (2021-07-07 13:35:29)
  • 2020年はこの流れで国内リーグが盛り上がるはずだったんだよなぁ -- 名無しさん (2021-09-28 16:26:02)
  • 2019w杯の終了後にどこかの監督?コーチ?が、「日本のおかげでもう一度このスポーツに恋をした」って言ってたのが好き。2015・2019は盛り上がったよねぇ、2023も期待しちゃうわこんなの -- 名無しさん (2023-02-21 12:34:00)
  • スコットランド以外には勝ってるのに関わらず予選突破できなかった珍しいパターン -- 名無しさん (2024-04-05 02:50:21)

#comment(striction)

*1 その功績を称え、不屈の精神の象徴として南アフリカのユニフォームには彼の囚人番号である「46664」という数字が縫い付けられている
*2 7点差以内の敗戦でのボーナスポイント1点が存在するため。
*3 ラグビーでは規定時間の経過後、ボールを外に出した段階で試合が終了するが、このシチュエーションの場合南アが日本からボールを奪取→即座にコート外に蹴り込むor日本がペナルティを受ける→南アはフリーキックでコート外に蹴り込むで終わるので、時間経過後のロスタイム状態であったとしてもノーミスが要求される。
*4 と言うよりも、リーチ主将の陽動のおかげで左サイドはほぼガラ空きであった
*5 ちなみに、NHKの豊原アナはしばし無言であったが、高校・大学ラグビー選手であった同氏はこの時人目もはばからず感極まって号泣していたとの事である。
*6 ちなみに、ここで突っ伏して泣いてたのはこの大逆転の立役者の一人であるアマナキ・レレィ・マフィ選手。
*7 この南アフリカ以上のバケモノがオールブラックスことニュージーランド代表でティア2に負けたことはなく、ティア1に対しても7割以上の勝率を誇る。
*8 ただし、南アフリカにとっても数字ほどの圧勝という訳では決してなく、途中何度もピンチがあったヒヤヒヤものの試合だったとの事である。

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