まぼろしお蝶(SEKIRO)

ページ名:まぼろしお蝶_SEKIRO_

登録日:2021/06/12 (土曜日) 23:40:21
更新日:2024/05/27 Mon 13:30:55NEW!
所要時間:約 12 分で読めます



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「久しいな。梟の倅よ」



◆概要


フロムソフトウェア制作のアクションゲーム「SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE」に登場するキャラクター。


CV:宮寺智子


三年前の平田屋敷襲撃の際、賊に加担していた老齢のくノ一
当時、屋敷に住んでいた九郎に幻術をかけて屋敷地下の隠し仏殿に軟禁していたと思われる。


葦名城下の道中で伊之助の母から『九郎の守り鈴』を手に入れ、これを荒れ寺の仏に供える事で、は記憶の中の三年前の平田屋敷へと飛ぶ。
平田屋敷最奥の隠し仏殿にて狼はまぼろしお蝶と相対する事になるが、狼は彼女の姿を見て若干戸惑う素振りを見せ、お蝶も狼とは面識があるかのような口ぶりで話す。


お蝶は『類稀な強者』と呼称される大ボスの一人であり、進め方次第では最初に挑む事もできる。
が、順当に行くなら平田屋敷より先に葦名城下の攻略を進め、鬼形部、もしくはその直後の火牛を撃破した辺りのタイミングが無難。


逆にゲームクリアまでお蝶を倒さずに進めることも可能だが、倒さないと攻め力を強化する機会をみすみす捨てることにもなるため、積極的に挑戦するのが吉。
ちなみに葦名城天守の弦一郎撃破まで平田屋敷攻略を放置していた場合は、九郎から「その守り鈴を荒れ寺の仏に供えてみてはどうか」という具体的なヒントを得られる。




◆戦闘

「さて、やろうか。せがれ殿」



老齢とは思えぬ素早い身のこなしで隠し仏殿内を縦横無尽に飛び回り、蹴りを主体とした体術による痛撃や無数のクナイの投擲を放つ。
また、高所に張り巡らされた目に見えないほどの細さの鉄線を足場として、対処の難しい頭上からの攻撃を仕掛けてくる。


とにかく動きが速いためそれに翻弄されてやたらに攻撃を振り回すと、その隙に攻撃を次々に叩き込まれて体力を一気に削り取られる。
まずは彼女の動きをよく観察してみよう。


鬼形部でガードの重要性を学んだ狼に、弾きの重要性を学ばせる役割を担う。
言うなれば、本作と同じくフロムの死にゲーであるDARK SOULSを経験した『不死人達の立ち回り』『SEKIROの立ち回り』に矯正するための、弦一郎と並ぶ鬼教官の一人というわけである。



◇攻撃パターン

  • クナイ投げ

高速で放たれるクナイの投擲。
弾速が速く、弾幕のように広範囲にばら撒いてくるためステップ回避では避けきれない事もある。
通常難易度ならば体幹が崩れない程度にガードを固めれば簡単に対処できるが、苦難モードではこの攻撃にももちろんガードの上からの削りが加わるため、否が応でも弾かなければならない場面も出てくる。


次に繰り出す攻撃の布石であったり、後退しつつ行動後の隙を消すように投げてくるなどパターンのバリエーションも豊富。
幸い、仏殿各所に立っている柱は貫通してこないため、どうしても厳しいならこの裏側に隠れてしまうと良い。



  • 蹴り

お蝶の攻撃の基本となる体術。
蹴りの連撃から手に持ったクナイによる斬撃のコンボが、接近戦におけるお蝶の一連の攻撃パターン。
また狼の方からの一太刀も蹴り払うようにして弾いてくる。


所詮は老いたくノ一の足技と侮るなかれ、その威力たるや楔丸で受けて弾くとまるで太い金棒か何かを受けたような重く響く打撃音を残す程の剛脚ぶり。
こちらの攻撃を通すには、まずはこの足技を確実に弾かなければ始まらない。



  • 足払い

下段属性の険攻撃
体勢を低くし、手にしたクナイで狼の足元を薙ぎ払う。
スーパーアーマーがついているので発生を潰せない上に、こちらの攻撃のリズムを崩すように不意に差し込んでくるためお蝶の攻撃の中でも特に対応が難しい攻撃。
ダメージも馬鹿にならないため、無闇に攻撃の手数を増やしすぎると対処が間に合わずに手痛い反撃を喰らう羽目になる。
が、この後に攻撃を派生させたりこちらのジャンプを狩るような行動はしてこない。踏みつけで体幹を稼ぐ好機。



  • 首投げ

掴み属性の険攻撃
頭上の鉄線に飛び移った後、狼めがけて飛びかかり、両足で狼の首を挟み込んで地面めがけて投げ飛ばし、そのままクナイを突き立ててトドメ。
お蝶の攻撃の中でも極めて威力が高く、身体力が低いと余裕で一撃死する非常に危険な攻撃。
それだけの威力を持ちながら掴み属性のためガードはおろか弾きすらできない。まさに彼女の「必殺」技である。
が、攻撃を繰り出してくる前兆は分かりやすいため対処自体は簡単。
お蝶が頭上に飛び移ったら足を止めずにすぐに彼女から離れるか、もしくは忍具の手裏剣を命中させれば撃ち落として攻撃をキャンセルさせる事が可能。




お蝶は忍殺ゲージを1本しか持っていないため、これらの攻撃を凌いで忍殺を決めてしまえば戦闘終了。
お蝶の死体はまるで幻のように消え去り……








……幻?





「ククク……やるじゃないか、せがれ殿」




どこからともなく響いてくるお蝶の声。


そう、狼が今しがた楔丸で貫いたのはお蝶が作り出した幻影。
本物の彼女は、仏殿に鎮座する巨大な大仏の肩に身を隠して狼の戦いを傍観していたのである。


幻影だけでこの強さ……“まぼろし”お蝶の本当の恐ろしさはここから始まる。




◇第二形態


彼女の攻撃パターンそのものにそれほど大きな変化は無い。
しかし、追加パターンとして幻術を使った攻撃が織り交ぜられる。
ここからは弾きの精度だけでなく、いかに状況を見極めてその時に応じた適切な回避方法を取れるかが勝負の鍵を握る。



  • まぼろしクナイ

第一形態でも使用していた体術やクナイ投げの合間に、光るが群がった光球、“まぼろしクナイ”が放たれるようになる。
弾速は通常のクナイに比べるとやや遅いが多少の追尾性があり、その遅さゆえに次の攻撃と同時に襲いかかってくる。
最も恐ろしいのは、通常難易度であってもガードの上から体力を削ってくる上に弾きも不能な事。
一発のダメージは小さいが、これに気をとられてもっと痛い攻撃をもらってしまえばお蝶の術中。
またヒットした時の無敵時間が存在しないため、大量ヒットすればするだけダメージが蓄積していく…と、序盤のボスとは思えない非常に凶悪な性能の飛び道具。


これまでは攻撃のチャンスだった隙を消すようにノーモーションで撃ちだしてくるため、ゴリ押して気づいたら体力が削られていたなんて事もザラ。
焦って体力を回復しようとすれば瓢箪の使用を咎められて子犬呼ばわりされる事は必至。
対処としては、通常のクナイ同様に柱を貫通する事はないため、やはり柱の後ろに隠れるのが最も安定する。それが間に合わないならば横方向へ全力でダッシュかステップをするしかない。



  • まぼろしクナイ→連続攻撃→下段攻撃

第二形態での必殺技と呼べる大技。
始めにまぼろしクナイを4発ばらまき、さらに接近して手持ちのクナイで連続攻撃、〆に下段の険攻撃という怒濤のラッシュ。
まぼろしクナイの弾速が遅いために、遅れて繰り出す近接攻撃がまぼろしクナイと同時に攻めかかってくるため、初見ではその勢いに圧倒されてしまうだろう。
〆の下段攻撃が一番痛いので、まぼろしクナイに惑わされず落ち着いて対処することが重要。
場合によってはまぼろしクナイのダメージは甘んじて受け入れ、近接攻撃を確実に弾くことに集中するのも手。
近接攻撃を弾き、最後の下段攻撃に対してジャンプ→踏みつけや仙峯脚を合わせられるようなれば体幹を大きく稼ぐチャンス。



  • 幻影召喚

「ならば、我が幻に惑え」
「高みの見物としゃれこもうか」


お蝶が指を鳴らすと同時に、無数の人型の幻影が仏殿内を埋め尽くすように出現する。
幻影はそれぞれ素手で殴りかかってきたり、槍や棒で突きによる危険攻撃を仕掛けてくる。
幻影は攻撃力が低く、体力もダッシュ斬りを一発命中させれば消滅する程度に少ないが、とにかく数が多くモタモタしていると複数体に囲まれて袋叩きにあうか、死角からお蝶の攻撃を差し込まれてしまう。
さらに時間が経つと再びお蝶が指を鳴らし、今度は討ち漏らした幻影がまぼろしクナイに変化して狼に襲いかかってくる。


直前に伊之助に渡される「種鳴らし」があれば、幻影を引きつけて密集させた後に使用することで一網打尽にできる。
というか使用しないと自力で幻影を全滅させるのはほぼ不可能。
とはいえ、序盤では種鳴らしは比較的貴重なアイテムであるため*1、特に一周目では種鳴らしに頼らない戦いになる場合も多い。


種鳴らしを使わない場合は、可能な限り斬って数を減らしたり、ひたすら逃げ回って幻影がまぼろしクナイに変化した後に柱の後ろに隠れてやり過ごす必要がある。
幻影がまぼろしクナイに変化した場合、クナイはやや高い位置から角度をつけて飛来するため、通常のまぼろしクナイより追尾性が低く、位置関係によってはダッシュでも余裕で逃げ切れる。
また、倒した幻影からは形代がドロップするため、前半戦で消費した分をここで補充する事もできる。
後述するが第二形態も手裏剣による攻撃のキャンセルは有効なため、形代の残りが少ない場合はここでなるべく回収しておきたい。



◇攻略法

以上のように、お蝶は最初に挑戦するボスとしては余りある強さを持っている。
そのため、最低でも鬼形部を倒して攻め力を強化し、さらに身体力を一段階分強化できる程度に数珠玉を集めてから挑む事が推奨される。
が、いかに強敵とは言えまだまだ前半のボス。心折られずに挑み、少しずつ対策や弱点を見出していけば勝機は必ず生まれるだろう。



  • 弾きによってパターンを固定して隙を生み出す

お蝶との戦いでは、特に「弾き」によって隙を作り出して攻撃を仕掛ける立ち回りが重要となる。
クナイ投げ以外の攻撃のリーチはいずれも短いため、お蝶も大方の攻撃を繰り出す際には必ず狼に接近しなければならない。
移動スピードの速さに惑わされがちだが、接近戦での攻撃は正面に立って繰り出してくる比較的リズムが素直で分かりやすい物が多い。
そして、SEKIROのボスは弾かれた直後の行動に一定のパターンがある者が多く、お蝶もそれに該当する。
相手の近接攻撃をきちんと弾けるようになれば、攻撃を差し込む隙が自ずとわかってくるはずだ。



  • 接近戦で低めの体幹を削る

曲がりなりにも老齢の女性であるということか、お蝶の体幹は本作のボスの中では低い部類に入る。
上述の弾きを用いた接近戦の立ち回りを意識すれば、素早く体幹を蓄積させて早期決着も可能。
逆に、距離を取ってヒット&アウェイで削ろうとしたり、ステップで攻撃を回避しようとするのはお蝶の思う壺。
遠距離ではクナイの投擲で一方的に牽制される上に、距離をとっている間に体幹を回復されて戦闘が長期化し、ジリ貧になりやすい。


SEKIROのステップ回避は他のアクションゲームほどフレーム回避として頼れるほどの性能はなく*2、そして相手の攻撃もステップでは逃げられないような広範囲と判定を持っている場合が多い。(特にDARKSOULSやモンスターハンターなどの経験者ほど、ステップ回避で何とかしようとする思考に陥りやすいとされる)
なのにお蝶と初戦闘時には「まずはステップ回避で体力を削るとよい」旨のTIPSが表示される。


お蝶は他のボスと比べてガードが甘く、打ち込んでいれば時折ガードされずに攻撃が通るため、なるべく接近して弾きと攻撃を重ねていけばおのずと敵の体幹は削れていく。
したがって、意識してステップ回避しつつ体力を削る必要性は薄い。要はフロムの罠である。


お蝶戦で重要なのは、臆する事なく攻め続ける姿勢。相手に休む暇を与えぬ忍の戦いである。
弾きが単なる「防御」の行動ではなく、同時に相手の体幹に対する「攻撃」であるのを理解する事だ。



  • 空中にいるときに手裏剣を当てる

お蝶はジャンプしながら鉄線に乗り移り、空中から立体的な軌道で攻めるトリッキーな動きが特徴だが、この状態になったら義手忍具の手裏剣が非常に有効に働く。


SEKIROの飛び道具には共通して「対空中特効」がある。
例えば狼はジャンプ中に敵の鉄砲に被弾すると、通常より一回り大きめのダメージを受けてしまうが、この「空中にいる時に飛び道具がよく効く」という仕様は狼だけでなく敵に対しても有効であり、ジャンプを多用する敵には手裏剣を当てると叩き落とすことができる。


お蝶の場合、鉄線に乗っている間は手裏剣は効かないものの、鉄線からジャンプしたところに手裏剣を当てられれば(ダメージこそ微々たる物だが)姿勢を崩して落下し、大きな隙を作り出すことができる。
お蝶の頭上からの攻撃は先述の首投げなどの危険な物が多いため、これを知っているだけでも立ち回りがかなり楽になる。


繰り返すが『お蝶が鉄線にしっかりと乗っている間(=空中で静止している間)は手裏剣は効かない』ので、きちんと空中にいるときに当てること。
鉄線に乗ったお蝶が次に飛ぶまでのリズムはわりと一定なので、『お蝶が鉄線に乗ったのを見たら一呼吸おいて手裏剣を投げる』ことで、ジャンプ直後のお蝶に安定して当てることができる。



◇それでも勝てないのなら……

それでも勝てない!というチワワには、最終兵器「横ステップハメ」がある。


お蝶は横方向への攻撃が比較的薄く、近距離ならば横ステップを連打することで大体の攻撃を回避できる。
攻撃を空振らせたその後隙にこちらの攻撃を差し込むだけで、何もさせず一方的に倒す事が可能。


……さっきまでの「弾き」が重要だという話はなんだったんだと思うが、この攻略法は熟達の狼達が編み出したお蝶ピンポイントの対策でしかなく、今後のボスに対処する技術を学ぶ機会を放棄している事に他ならない。
お蝶を正攻法で倒せない“子犬”のままでは、この先の強敵を倒すことなど到底叶わないだろう。
そのため、最初はしっかりと立ち回りを構築して倒すことを推奨したい。
お蝶戦で学べる「弾き」の重要性と、「正攻法でお蝶を倒した」という自信は、これからの“狼”の戦いを支える糧となるはずだ。




そうして二度、体幹を崩せば今度こそ本当にお蝶へ忍殺を決めて決着。
これまで「せがれ殿」や「子犬」としか呼ばなかったお蝶は、狼の成長を見届け安堵したように逝くのであった。


「お蝶殿……御免!」


「腕を……あげたね……狼……」



心中に息づく、類稀な強者との戦いの記憶


鬼仏に対座し、戦いの記憶と向き合うことで、
攻め力を成長できる


まぼろしお蝶、歴戦の幻術使いであった


─ 戦いの記憶・まぼろしお蝶 ─





◆お蝶の素性

心中に息づく、類稀な強者との戦いの記憶


今はその残滓のみが残り、
記憶は確かに狼の糧となった


まぼろしお蝶は、義父が狼にあてがった
忍技の師の一人である


師と言うが、手取り教えるわけも無し
忍びの技は、戦いの中でのみ育まれる


─ 戦いの残滓・まぼろしお蝶 ─


戦いの残滓のフレーバーテキストの通り、義父・が狼の忍技の師匠としてあてがったのが、このまぼろしお蝶であった。
そのためか狼の落下忍殺は、相手によってはお蝶の首投げとそっくりのモーションになる。


平田屋敷襲撃は時系列的に本編が始まる三年前の出来事であり、本編開始時点でお蝶は既に故人。
なお、ゲーム本編で狼は忍義手をつけた状態で平田屋敷を攻略することになるが、狼が忍義手を手に入れるのはゲーム開始直後(=平田屋敷襲撃より後)であるため、実際には平田屋敷襲撃当時の狼は忍義手無しでお蝶を撃破した事がわかる。*3


また、イベントを進めると平田屋敷襲撃の際に賊の一味であった物売りの穴山が義手忍具の素材となる「まぼろしクナイ」を商品として売り出す。
屋敷の焼跡から掘り出したのか詳しい入手経路は不明だが、これを購入してから義手忍具を強化していくと、「まぼろしクナイ」を義手忍具に仕込む事ができるようになる。
お蝶が使っていたときと同様、ガード・弾き不可のうえ若干の追尾性があるというとんでもない性能だが、形代消費が通常の手裏剣の倍。
ややコスパが悪いが、とりあえず投げれば確実に体力を削れる、初心者に優しい忍具となっている。
このテキストにもお蝶の過去をうかがえる文面が記されており、若い頃は梟と同様に薄井の森で修行を積んでいたようだ。


一時期は梟と共に葦名一心に仕えていたらしく、恐らくは二十余年前の国盗りにも参加していたと思われる。
一心に「竜泉」を振る舞うとその時期の昔話を聞くことができ、曰く「幻術で酒を掠め取っていく馬鹿者」。なかなかお茶目な気質の人物だった事がうかがえる。


しかし、彼女が何故に平田屋敷襲撃に加担したのかは作中では詳しい言及はされていない。
この時より竜胤の力を欲した梟に同調し、彼に従う形で九郎を隠し仏殿に軟禁していたと考えるのが自然だが、先代の御子であるたけるの「桜雫」を所持していた事も不可解である。
(桜雫は「不死の契約成らざる時に引き換えに残る」と伝承される逸品、即ち没した御子が遺す竜胤の残り香であり、お蝶が彼らの死に関わっている可能性が示唆されるが定かではない)



◆余談

  • 仏殿に入る直前に伊之助より種鳴らしがもらえるのだが、特に使用タイミング等のチュートリアル等は無い上1個しかもらえないため、第1段階等の無駄なタイミングで使って好意を無駄にする初見プレーヤーが多数出現した。
    そして「第2段階でしか使ってこないハズの幻影召喚の対抗策を知っている=伊之助は第1段階は撃破できていた上、幻影の打開策を探る時間が取れる程に善戦した」という説が(ネタとして)プレーヤー間で伝説となった。

  • 負けると「そなたなど、まだまだ子犬」と言われる。
    お蝶相手に何度も敗北を繰り返したプレイヤーが、ひたすら“子犬”呼ばわりされた末、最後にお蝶を乗り越えて初めて「腕をあげたね、と師匠から認められる粋な演出である。
    ここから転じて、未熟なSEKIROプレイヤーは自らを子犬、さらに自虐的な場合はチワワを自称したりする。胸を張って“狼”を名乗れるまでの道のりは長く険しい。


「ならば、我が項目に惑え。追記しておくれ。せがれ殿」


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  • 実質初めてのボスでした 撃破直前の脳が冷たくなるような緊張感と興奮、撃破の余韻も含めて最高の記憶 -- 名無しさん (2021-06-13 00:50:58)
  • 一級子犬認定士のおばあちゃん -- 名無しさん (2021-06-13 01:50:08)
  • お蝶の心中verも来ねえかな -- 名無しさん (2021-06-13 12:39:59)
  • 全盛期か分からんけど若いころの姿や戦い方も見てみたい -- 名無しさん (2021-06-13 12:50:09)
  • 実は夜鷹切り連発してるだけで第一はほぼ完封、第二もうまく行けば幻影召喚も潰して一方的に攻撃できる -- 名無しさん (2021-06-13 13:56:11)
  • 初めて勝った時思わず立ち上がった良き思い出 -- 名無しさん (2021-06-13 19:23:06)
  • 幻術使ってくるの知ってた伊之介くん実はお蝶さん第1段階突破してた説ほんと草 -- 名無しさん (2021-06-13 20:04:20)
  • 種鳴らしや瑠璃の斧ですら消せない完璧な幻 -- 名無しさん (2021-08-15 22:12:08)
  • お蝶殿といい心中義父といい、他の忍びたちはとんでも忍術使ってくる割に狼はそういった特殊技能というか術を何も持ってないんだよな。それでも熟達の忍びって言われてるし、どういうことなんだろ。 -- 名無しさん (2021-12-08 03:33:53)
  • ↑ちょっと本とか巻物とかの技法書見ただけでそれらの奥義を瞬時にマスターしたり掛け軸見ただけで雷返し出来たりする辺り狼君も大概だと思う。お蝶さんとか義父上とかとは達人のベクトルが違うんでは -- 名無しさん (2021-12-10 01:52:30)
  • 弦ちゃんの次に好きなボス。弾きを多用できるからやっていて本当に楽しいボス。(なお初見時はry -- 名無しさん (2021-12-18 16:07:55)
  • ↑5直前に出てくる父親らしき人も相当強いからありえなくはない ↑3残影が幻影なんじゃなかろうか 攻撃性能をもった幻影は作れない代わりに伝達手段として使える -- 名無しさん (2022-02-24 19:04:52)
  • この人、屋敷襲撃に加担してると思われてるけど「御子を確保したのにさっさと逃げださない」「狼が御子を逃がすのを黙ってみている」などから実は「賊を装って梟から御子を匿って仏殿に隠していた」だったりするんじゃなかろうか 梟は狼がお蝶を倒すのを待って侵入した、と -- 名無しさん (2022-02-26 19:58:34)
  • 「梟と同じく、本気の狼と死闘をしたかったから御子はそっちのけだった」ってのもあるんではなかろうか。自分の考えとしては、「伊之介が妙にしぶとく強かったので意外に消耗したから、御子を放置して大仏の裏で気息を整えてた」って可能性もあるのではなかろうか -- 名無しさん (2022-02-26 23:09:47)

#comment(striction)

*1 ストーリー終盤では安価で購入できるようになる
*2 強いて言えば、スティックを傾けていないニュートラルな状態で回避ボタンを押したときに出る前ステップだけはやや無敵時間が長く、フレーム回避に使える。
*3 お蝶は狼の忍義手を見ても特に反応しないものの、平田屋敷で戦うもう一人の大ボスは、狼の忍義手を見て「忍義手は猩々(=荒れ寺の仏師)の得物……妙なこともあるものよ」と訝しむ台詞がある。

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