登録日:2021/06/07 Mon 21:30:16
更新日:2024/05/27 Mon 13:10:32NEW!
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ロボット刑事 バドー 針 毒針 怪人 怪ロボット ロボット 電気椅子スパイ!! アスカ号 ハリサスマン 加茂嘉久 バドーのみな殺し作戦!! 日の出商事
俺はバドーのハリサスマンだ!
出典:ロボット刑事/東映/第10話「バドーのみな殺し作戦!!」/1973年6月7日放送
『ロボット刑事』の第9話「電気椅子スパイ!!」と、第10話「バドーのみな殺し作戦!!」に登場したバドーのロボット。
声:加茂嘉久
【概要】
コシカケマンが倒されると同時に出現した全身金色の刺客ロボットで、コガネムシを直立させたような姿をしている。
小田を裏から操っていた日の出商事社長の黒沼と契約し、コシカケマンの仕事を引き継いで超音速旅客機「アスカ号」の設計図を奪うために開発者の葉山博士を誘拐。
さらに警察に逮捕された小田を始めとする事件関係者を秘密を守るために皆殺しにしたり、黒沼の顔を見た葉山博士の息子の良一の命を狙って暗躍する。
最大の武器は名前にもなっている針で、耳の部分から鋭い針を伸ばして突き刺す攻撃を得意としている。
この針は強力な毒針で、人間を一撃で即死させる。
ロボットであるKに対しても、視覚回路を破壊するなど恐るべき威力を発揮する。
左手は万力状のいわゆるロボットハンドの形をしており、締めつけて攻撃したり、手首を取り外して投げると爆弾になって爆発する。
さらに、自力での飛行能力を有しており、戦況が不利になるとお尻から煙幕を噴射して空を飛んで逃走する。
警視庁に堂々と侵入するなど大胆不敵な性格をしていて、「ヘヘヘヘヘ」という笑い方をする。
【活躍】
コシカケマンを倒して拐われた葉山博士と息子の良一を救出したと思った直後、新たな刺客ロボット「ハリサスマン」が襲撃して良一を拐い、阻もうとしたKの視覚回路を針で破壊して逃走。
Kはいつ見えなくなるかわからない危険があるが、マザーから一時的な応急措置を受けて現場に復帰。
しかし、葉山博士は電気椅子の拷問によって一時的な記憶喪失になってしまう。
芝と新條は仕事を依頼した黒幕がいると見て逮捕した小田を取り調べるが、小田は口を割らず小田物産を捜査に向かったKも足取りを発見する事はできない。
今度は一緒に逮捕した小田の部下を取り調べ、刑期をネタに話を振ると「社長の事は絶対言っちゃいけねえ事に……」と口を滑らせる。
観念した部下は5億で仕事を依頼された、バドーのロボットもその社長が紹介してくれたと言った話を始める。
しかし、社長の名前を言おうとした所で窓の外からハリサスマンが毒針を伸ばして部下を殺害。
新條やKが後を追い、戦闘になるがハリサスマンは煙幕を使って逃走してしまう。
残された小田は部下が喋ろうとして殺されたとしてますます口を閉ざしてしまい、手がかりを求めてもう一度小田物産に向かうと、すでにハリサスマンによって社員が皆殺しにされていた。
現場の写真を見せられた小田は怒りのあまり写真を破り捨てる。
ちきしょう……黒沼のヤツ……!
ウヘヘヘヘヘ……!
留置場で「黒沼」なる人物に対して怒りの言葉を吐く小田の前に、ハリサスマンが出現。
野郎……!うちの社員を殺ったのは、おめえだな!
そうだ、私がやった!
出典:同上
バドーってのは、汚ねえじゃねえか!俺と契約しておきながら、裏切りやがってよお!
裏切ったのは、黒沼社長の方だ
出典:同上
黒沼社長は、お前達との契約を解消するために、バドーに2億5千万円払った。その上私と契約をしたのだ
ハリサスマンに裏切られた怒りをぶつける小田だったが、すでに黒幕の黒沼からは見捨てられていたのだ。
真相を知った小田は全て話そうとするが、ハリサスマンの毒針で殺害されてしまい、事件の手がかりは全て無くなってしまう。
一方、拐われた良一は黒沼の元に捕らわれていたが、設計図の在りかを一向に話そうとしないためハリサスマンに葉山博士を拐わせる。
黒沼は良一を脅迫するために、再び葉山博士に電流を流すが、良一に抵抗されて仮面で隠していた顔を見られてしまい、ハリサスマンに殺すように指示。
さらに、再びの電気ショックで記憶を回復した葉山博士から設計図の在りかを聞き出そうとするが、そこに前回葉山博士の上着に入れた反射板からの電波を辿ったK達が突入して二人を救出する。
しかし、黒沼は必死の抵抗で逃げ延び、ハリサスマンも逃走。
黒沼はバドー首領に改めて良一の始末を依頼する。
ハリサスマンはロボットの格好で交通整理をしているおじさんに変装して良一を襲撃するが、警護についていたKによって失敗。
さらに、一緒に来ていた黒沼の車のナンバーから、K達はついに黒沼の正体を掴む事に成功する。
皆が黒幕が世界中に支社を持つ超一流の商社社長だった事に驚く中、背後にはバドーがいる事から任意出頭の形で取り調べる事にするがパトカーに乗せられようとした時、黒沼は口封じのためにハリサスマンに殺されてしまう。
登場したKと船の科学館で決戦に突入し、互角の戦いを展開するが、Kの目が限界を迎えて見えなくなってしまい、ハリサスマンは一気に攻め立てる。
しかし、なお抵抗を続けるKにハリサスマンは針を突き立てて動きを封じようとする。
出典:同上
これで動けまい!ハハハ、死ね!
今だ、破壊銃!
出典:同上
実は、これはKの捨て身の作戦であり、あえて攻撃を受けてハリサスマンの動きを止めた所に破壊銃を発射してついにハリサスマンを撃破。
本物の設計図は良一が作ったKの粘土細工の中に隠されており、Kはモデルとして子供達から引っ張りだこになるのだった。
【その他】
第9話に引き続き、大葉健二氏が警官役で出演している。
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▷ コメント欄
- ハリサスマンとかいう直球すぎる名前好き -- 名無しさん (2021-06-07 23:59:50)
- ロボット刑事の項目よりも先にバドーロボットの項目ができるとは・・・。 -- 名無しさん (2021-06-09 22:22:12)
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