ディスガイア D2

ページ名:ディスガイア D2

登録日:2021/03/28 (日) 20:26:00
更新日:2024/05/27 Mon 09:35:08NEW!
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ps3 srpg 日本一ソフトウェア ディスガイア 魔界戦記ディスガイア 茅原実里 playstation3 ゲーム ディスガイアd2 ラハールちゃん 覚醒天使ピュアフロン



概要

2013年3月20日に日本一ソフトウェアより発売されたPlayStation3用のSRPGソフト。ディスガイアシリーズの一作で、シリーズ10周年記念作品。
Dは「ディメンション」と読む。


ナンバリング毎に(過去作キャラのゲスト出演はあっても)舞台となる魔界も主人公をはじめとするキャラクター達も一新してきたディスガイアであるが、今作は初代の直接の続編(後日談)である。
時系列的にはラハールとエトナが喧嘩別れする前かつフロンが堕天使のままなので初代と2の間…だと思われるが、その後のナンバリング作品と矛盾する部分があるためパラレル的な扱いになっている。
汎用キャラにもゴーレム族や妖騎士族などの懐かしい面々が初代以来に再登場している。


システム面では
●経験値や資金の入手倍率を操作できるチート屋
●汎用キャラを転生を挟まずに上位クラスへと移行させる出世
●修羅モードを更に上回る羅刹モード(要アップデート)
などの要素が初登場。投げ範囲の自由指定や道具袋と倉庫の区別の廃止などの細かい仕様変更も合わせて後発作にも継承された。
(本作独自のシステムに関しては後述)


主題歌は茅原実里が歌う『CRADLE OVER』。CDでは『翠星のガルガンティア』の主題歌『この世界は僕らを待っていた』とのカップリングだった。


惜しむらくは、ディスガイアシリーズとしては珍しく移植に恵まれず、PS3でしかプレイできない点。
(通信環境が整っていればPSnowのストリーミング配信という手もあるが)
最新ハードやSteamに移植してくれれば手を出し易くなるのだが…。



あらすじ

魔界・人間界・天界の三界を巻き込んだ争いから数年。魔王となったラハールであるが、魔界ではラハールを魔王と認めないクリチェフスコイ派が台頭しつつあった。
自分を魔王であると認めさせるべくクリチェフスコイ派との戦いに臨むラハールであったが、その頃の魔界では天界でしか咲かないはずのユイエの花が咲くといった異常が起きていた…。



登場人物

初代の続編であるが、意外にも地球勇者に関しては登場しなかった(作中の初代ディスガイアダイジェスト「魔界戦記」にて触れられる程度)。
そのため初代~4まで皆勤だったカーチスの出番も途切れることになった。


ラハール
(CV.水橋かおり
ご存知殿下。オレ様ぶり、例の高笑い、ムチムチと愛嫌いなどなど相変わらず。
今作では魔界の異変であれだけ嫌っていたムチムチに自分がなってしまったことも…。


エトナ
(CV.半場友恵)
ご存知ペ…ナイスバディ。魔界の異変で2Pカラーになったりもしたがラハールよりは軽傷。
今までフロンに押され気味だったが今回は出生の秘密が明らかになり、ラハールからも気を遣われたりとヒロインらしさが増した。


フロン
(CV.笹本優子)
ご存知愛マニア堕天使。今作では一時的にだが「覚醒天使ピュアフロン」への変身を果たす。
エトナとは逆に初代でヒロインだった反動で今回は出番が抑え目。


●シシリー
(CV.石原夏織
天界から送られてきた天使の少女。亡きクリチェフスコイの娘であり、ラハールの妹であると主張している。
素直で優しい性格だが、魔界にやってくる時に「道に迷わないから」という理由で宅配便を使ってくるなど、たまにズレた部分がある。
ラハールの妹という点で一部の人にはトラウマを抉る存在かもしれない…(妹自体は初代の頃の没設定なのだが)


●ゼノリス
(CV.平川大輔
寡黙な謎の青年悪魔。クリチェフスコイを知っている上に、エトナを妙に意識しているが…?


●グロッソ
(CV.西村知道)
●レーニア
(CV.三澤紗千香)
●ガルングン
(CV.中博史)
クリチェフスコイ派の悪魔達。それぞれ汎用キャラのマイナーチェンジである。
グロッソはメガネをかけた魔獣族。クリチェフスコイの参謀を自称している。
レーニアは大人びた氷棲族。ラハールのお守りをしていたこともあったが、ラハールからはムチムチ故に嫌われている。
ガルングンは赤色で傷があるゴーレム族。中二病患者で持って回った言い回しをする。


●バルバラ
(CV.茅原実里
クリチェフスコイ派が魔王候補として担ぎ出した女性。重騎士(女)の髪を短めにしたような外見。
戦闘力はかなり高いものの、自ら考えて行動することが一切できず、また命令も詳細にしないと動いてくれない「指示待ち悪魔」である。


●ランサローテ
魔界の大人気アイドルなアーチャー。アイドル活動を通じて観客を虜にして魔界の覇権を狙っている。
名前自体はエトナやシシリー同様実在の地名だと思われるが、「ランサちゃん」と略される点も含めて超時空シンデレラも意識していそうである。


●ゼニスキー
●コガネスキー
久々の登場。ゼニスキーはランサローテを使って一儲けしようとしていた。
コガネスキーは初代でもちょこっと登場したゼニスキーの息子。声以外はすっかり立派な魔界貴族に成長しており、父親と違って誠実な性格に育っている。
種族ごとハブられたマデラス涙目。


●ラミントン
(CV.間島淳司)
ご存知初代ラスボス。とはいえ、今作での出番はシシリーの出生の秘密について語る(のと、フロンに上級天使の力を一時的に使うことを許可した)程度である。


●ヴィルンガ
ブルカノ亡き後の新しい天使長。前の天使長とは比べ物にならない美形(まあ汎用の天使兵(男)のマイナーチェンジなのだが)。
有能だが、少々価値観が偏っている部分がある。



システム

初代の続編であることを意識してか、キャラ界やネットワーク系機能は廃されている。
(移動力やジャンプ力の強化は議会で行える。また汎用キャラも同クラス内での転生を繰り返すと装備適性が向上する)


●師弟関係とエクストラゲイン
3の凶室や4の戦挙事務所のような拠点でキャラを配置して恩恵を受けるタイプのシステムが廃され、初代(や2)から復活。
ただし今作では師弟関係を自由に組み直せるため、旧作よりも柔軟性が格段に高くなっている。


●悪魔道場
キャラを所属させることで入手経験値の増加やレベルアップ時の能力上昇といった恩恵を受けられる道場。
道場の効果をランクアップさせるにはその効果に所属したキャラを出撃させた状態でクリアする必要がある(まあ稼ぎステージを周回してれば割とすぐ上がるが)。


●アクマコネクト
簡単に言えば好感度システム。上がるほどかばうや連携攻撃の発動率向上の恩恵を受けられる他、拠点での台詞が変わったり、魔ビリティーを奪うことも可能になる。
魔物型キャラであればコラボ技の威力上昇もある。
…のだが、転生のたびにリセットされてしまうため中々上げ辛い。クリア後はマナさえあれば議題で調整することも可能になるが。


●オンブ
魔チェンジに代わる魔物型キャラ限定システム。人間型キャラを背中に乗せて動くことができ、人間型キャラと協力するコラボ技も使用可能となる。
移動(ジャンプ)力は魔物側に準ずるものの、攻撃は人間側が行う。オンブしている都合、技の殆どは使えなくなってしまうが、魔法は使用可能。
防御面が脆くて移動力も低い魔法系キャラを守るのに使うべきだろう。


●新武器「本」
杖に次ぐ第2の魔法型キャラ用武器。
通常攻撃はATKとINT依存であり、魔法の射程は伸びない(魔ビリティー「魔術の書」を持つキャラ除く)が、代わりに武器固有技があるという、杖と他武器の中間的な武器。


●アイテム海
本作のみアイテム「」ではなくアイテム「」。
基本的なところはあまり変わらないが、進行するには海賊船が必要であり、性能の悪い船だと100海まで行けないのに注意。
不思議ゲートはなく、孤島(不思議な小部屋に相当)はステージ移動の際にランダムで挿入される。




追記・修正はムチムチボディに変身してからお願いします。


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  • 記事作成乙。やりたいなあ -- 名無しさん (2021-03-29 07:51:49)
  • 汎用キャラのマイナーチェンジばかりな固有キャラで残念だったな -- 名無しさん (2021-03-29 09:36:57)

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