サイレントヒル ダウンプア

ページ名:サイレントヒル ダウンプア

登録日:2021/03/21 (日曜日) 06:13:00
更新日:2024/05/27 Mon 09:27:52NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



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サイレントヒル ダウンプア(SILENT HILL DOWNPOUR)とは、2012年に発売されたコナミのホラーゲームである。


概要

サイレントヒルシリーズの第8作であり、開発が海外企業委託へと移行してからは4作目。
続編が絶望的な現状では事実上の最終作。
ゲームエンジンは「アンリアル3」。対応機種はPS3。
ロードが長い・オートセーブの度に処理落ち・カクつき等、システム面で荒削りな部分が多い反面、フリーズや致命的なバグ等は無い。
ストーリーはシリーズ屈指の難解さで、声優の演技も好評。


オープンワールド

本作はシリーズ初のオープンワールド形式で、行動可能な範囲・進入できる建物がシリーズ最大。
また、豊富なサブクエストが存在する。
これらのサブクエストをクリアすると、強力な武器やアイテムが‥‥‥‥‥手に入ることは無いが、サイレントヒルや主人公の闇を垣間見ることができ、ストーリー考察に役立つ。


アクション

攻撃に「構え」が不要となり、ワンアクションで攻撃可能となった他、また、以下のアクションが可能に

  • 「シャッタードメモリーズ」で実装された扉をゆっくりと開閉、振り返り、チェイスパート、障害物倒しが復活。
  • 「ゼロ」で実装された、素手での攻撃、武器の投擲が復活。
  • 「2」「3」で実装されたガードが復活。
  • 銃器での殴打が可能に。
  • ダメージを受ける度に主人公の見た目が傷だらけになり、動きも鈍くなる。


アイテム

キーアイテム、回復アイテム、銃弾は無制限に所持可能だが、武器はたった2つしか持ち歩けない
また、近接武器は耐久値が尽きると壊れてしまう。
全ての近接武器は投擲可能。


選択肢

従来作と同様に、ムービー中の選択肢やプレイヤーの行動で結末が変わるマルチバッドエンド方式だが、従来作ではエンディングで変わるのは主人公の最終的な決断であったのに対し、本作では主人公の過去や性格そのものが変化する。
エンディングによって、今までのムービー中の会話内容の解釈が反転する。
なお、エンディングはA,B,C,D,E,Fの五つ。


サイレントヒル

シリーズの悪役「教団」は鳴りを潜め、「サイレントヒル2」のように「町自体に自我がある」という世界観となっている。また、ランダムで天候が悪化し土砂降りになると、モンスター達が凶暴化する。


ゲームの目的

サイレントヒルからの脱出。
ホラーゲームとしてはありふれているが、サイレントヒルとしては異色中の異色


ストーリー

服役中の囚人マーフィー・ペンドルトンは、より厳重な刑務所へ移送される最中に起きた事故のどさくさに紛れ、脱走を図る。


しかし、マーフィーが迷い込んだ町は霧に包まれ土砂降りの雨(downpour)が降り注ぎ、異形の生物が闊歩する、サイレントヒルであった。


マーフィーはこの町で、何を見るのだろうか‥‥‥


キャラクター

囚人

◆マーフィー・ペンドルトン

男性/白人系アメリカ人/中年(逮捕時は43歳)
主人公。引き締まった肉体で喧嘩は強い。『ゼロ』のトラヴィスに次ぐステゴロで化け物を殺せる二人目の主人公悲鳴が情けないがホラーゲームでは珍しい、ちゃんとビビる主人公。ビビりな癖に並の軍人より強そうなスーパープリズナー。
パトカーを奪って警察とカーチェイスをした結果逮捕され、ライアル刑務所に収監されていた。
クラスB囚人で独房ナンバーは302B。
刑務所内でとある事件を起こしたためウェイサイド重警備刑務所へ移送されることとなった。
サイレントヒルの孤児院出身
既婚者で息子も居たが、息子は逮捕前に亡くなり、服役中に妻から絶縁されている。
エンディングにより彼の過去が「ひたすら不運な善人」若しくは「同情の余地が無い多重人格の殺人鬼」に変わり、それ以前のムービー中の彼の言動の解釈が反転する。


一度も殺人を冒していないのはエンディングA、B、E、F。


◆パトリック・ネイピア

男性/白人系アメリカ人/中年(逮捕時は42歳)
肥満体型でオネエ言葉の囚人。逮捕前はペンドルトン宅の隣の家に住んでいた。
ゲーム冒頭でマーフィーと結託したスーエル刑務官によりシャワールームに呼び込まれ、そこで待ち伏せていたマーフィーから戦闘アクションのチュートリアルとして、包丁・棒切れ・素手で暴行を受ける。
エンディングA、B、Cでは「マーフィーの仇である自業自得な凶悪犯罪者」だが、エンディングDでは「濡れ衣を着せられた可哀想なやつ」へと反転する。


◆リチャード・サンチェス

男性/ラテン系アメリカ人/年齢不詳
マーフィーと共に移送された、口髭を蓄えた囚人。
事故現場から逃走した後、ダイナーの地下でスクリーマーを殴っていたところ、婦女暴行と勘違いしたマーフィーに邪魔され、その隙をつかれて喉を切り裂かれ死亡。
やられ役のモブ


◆その他の囚人達

サイレントヒルのあちこちで惨殺遺体になっていたり、首吊り死体になっている。


刑務官

◆アン・マリー・カニンガム

女性/白人系アメリカ人/青年
ウェイサイド刑務所に常勤する看守。本作のヒロイン的存在かつ主人公の敵対者。公式スピンオフのアメコミ「アンズ・ストーリー」の主人公。
マーフィー達を移送するバスに乗っていた。マーフィーに強い恨みと殺意を抱いており、事故のどさくさに紛れて逃亡する彼を執拗に追う。
崖から落ちても当然のように生きていたり、物理的にあり得ない先回りをしていたりするが、見る人によって地形が変わるサイレントヒルでは良くあること
本作の事実上のラスボス
マーフィーが彼女に殺された場合、ゲームオーバーにはならず、マーフィーとアンの立場が反転するエンディングFとなる。


◆M・クーンズ

男性/白人系アメリカ人/初老
ウェイサイド刑務所に常勤する看守。
マーフィー達を移送するバスを運転していたが、サイレントヒル名物の突然断崖絶壁になる道とよそ見運転のせいで事故を起こしてしまい、消息不明となる。モブキャラ。


◆ジョージ・スーエル

男性/白人系アメリカ人/中年
ライアル刑務所に常勤する看守。細マッチョ。
腹黒く職権乱用も当然のように行うクズ野郎。
ネイピアに殺意を抱いていたマーフィーを利用し、彼に「ネイピアを秘密裏に殺せる環境」と引き換えに、「死んで当然のやつの始末」を依頼する。
どのエンディングでも作中屈指の悪人だが、制裁を受けるエンドはひとつのみという胸糞悪さ。


◆フランク・コールリッジ

男性/白人系アメリカ人/初老
ライアル刑務所に常勤していた看守。小太り。故人
マーフィーの背後霊のような存在で、サイレントヒルでは彼を何度も励ます。
生前は囚人であっても人間として厳格に接する他、ポリシーから拳銃は持ち歩かない聖人だった。
模範囚であったマーフィーが出所出来るよう各部署に働きかけたマーフィーの恩人。
スーエルの汚職を告発したこともある。
しかし、スーエルから「死んで当然なやつ」として恨まれた結果、スーエルの裏工作で囚人達の暴動が引き起こされた日、スーエルからあの日のネイピアと同じようにシャワールームへと呼び出され‥‥‥‥。


◆その他の刑務官達

オープニングのみ登場するモブ達。


サイレントヒルの住人

◆ハワード・ブラックウッド

男性/アフリカ系アメリカ人/初老
サイレントヒルの配達員。
マーフィーの行く先々に現れては、手紙を渡して彼を導く。
初出はスピンオフ小説。
サイレントヒルの「表世界」に囚われ、クリーチャーと狂人しかいない町で延々と手紙を配り続けている。


因みに、外伝RPG『ブックオブメモリーズ』にも登場。
サイレントヒルの外へ出張して主人公に自分の人生を書き換えることが出来る本を配達する。
また、主人公の悪夢世界にもアイテム商人として登場する。


◆ジョン・P・セイター

男性/白人系アメリカ人/中年
略称は「J」。
かつて元炭鉱の洞窟「デビルズ・ピット」とサイレントヒルをつなぐ列車の運転手兼ツアーガイドを担っていたが、飲酒運転によるミスで列車に乗っていた子供達を死なせてしまった過去を持つ。 
自殺願望があり、実際に崖から飛び降りるが、彼が放り投げたコインが手元に戻っていることから、彼の自殺は毎回失敗している可能性が高い。というか、「アンズ・ストーリー」に普通に登場する。
化け物があちこちを徘徊・町から出られないという絶望的な状況だが、そんなことよりも社会から白い目でみられることが何よりも怖い。サイレントヒルに居るのはこんなやつばっかり


◆ロバート・リックス

男性/アフリカ系アメリカ人/青年
略称は「ボビー」。サイレントヒルの時計塔最上階に潜み、ラジオでマーフィーへ曲を捧げているDJ。
「フリーダム」のタグが付いたボートのキーをマーフィーとともに探し、町から脱出しようと試みる。
「バッテリーを直結すればいいのでは?」というマーフィーの提案に対し、「この町では手順が大事」と返しており、シリーズをプレイした者なら誰しもが思ったであろう「その辺の車を奪って行けよ」というツッコミへの回答となっている。
最後はラジオを聞いたクリーチャー達に居場所を特定されて襲撃を受け、消息不明に。


◆修道女

女性/白人系アメリカ人/中年
かつてマーフィーが暮らしていた孤児院でマーフィーを待っていた修道女。アンに顔が似ている
「マーフィーの息子の遺体」としてブギーマンを差し出す
心情を吐露するマーフィーと構わず聖書の一節を読み続ける修道女の場面は作中屈指の狂気に満ちた名場面


◆男の子

男性/白人系アメリカ人/幼年
孤児院にて、ネイピアのバンにそっくりな車の玩具で遊ぶ子供。ネイピアとマーフィーの息子の両方にどことなく似た顔立ち。
マーフィーに「ブギーマン」を撃退するための詩を覚えてくるように頼む。
その後、マーフィーが詩が書かれたメモを取ってきたところで突然現れたブギーマンに襲われる
マーフィーは早速詩を読み撃退しようとするが、何故かスラスラと読めず、男の子は首を折られて死んでしまう
マーフィーが詩を読み終えると、ブギーマンは「しーっ」のポーズをしながら去っていった。
あまりの出来事に、マーフィーは息子が水死体で発見された日のことを、思い出さずにはいられなかった。


◆女の子

女性/白人系アメリカ人/幼年
ブギーマンを恐れ怯えて泣いている少女。
男の子を殺した犯人をマーフィーと勘違いして「裏世界」と変貌した孤児院でマーフィーから逃げ回る。この際、ゲーム側の誘導で大抵はマーフィーが消防斧を持った状態であり、プレイヤーは図らずも凶器を持って幼女を追い回すことを強いられる。
謎のクリーチャー「ホイールマン」と親密。
その正体はアンの幼少時代の具現化‥‥‥とする説が有力で、後に「アンズ・ストーリー」にて明確化された。


◆ホーマー

男性/白人系アメリカ人/老年
地下鉄に居座るスキンヘッドのホームレス。
マーフィーに様々な物を要求し、要求に応じると秘密の近道を教えてくれる。
しかし、最後はモンスター達にすら見向きもされず孤独に衰弱死する。


◆男

男性/白人系アメリカ人/青年
妻を消防斧で殺害した男。ゴースト化している。
近くにある蓄音機を逆回しすることで、事件が逆再生で再現される。
その後、男のゴーストがマーフィーに攻撃を仕掛けてくるが、妻の声に従い男の肖像画をライターで燃やすと倒せる。


◆女

女性/白人系アメリカ人/青年
夫に消防斧で惨殺された女。マーフィーに夫の肖像画を焼くように頼む。


ペンドルトン家

◆キャロル

女性/白人系アメリカ人/中年
元マーフィーの妻。回想とエンディングのひとつのみに登場。
服役中のマーフィーに絶縁状を突き付けた。
エンディングA、B、Cでは絶縁した理由が「息子を守れなかったマーフィーへの八つ当たり」だが、エンディングDでは「息子を殺したマーフィーへの正当な怒り」に反転する。


◆チャーリー・ペンドルトン

男性/白人系アメリカ人/享年7
マーフィーとキャロルの息子。マーフィーが逮捕される前に何者かによって殺害された
エンディングA、B、Cでは「ネイピアに殺された」が、エンディングDでは「教団の洗脳を受けたマーフィーの別人格に殺された」と反転する。


モンスター

通常モンスター

全て人型で、マーフィーと同じくガードを駆使してくる。
体力を0にするとダウンし、瀕死状態になってもがき苦しむが、更に止めをさすか見逃すかでエンディングがかわる。
マーフィーを善人にしたいなら無益な殺生は避けるべき。

◆スクリーマー

雌の人型モンスター。原型を留めないボロボロの黒いドレスと厚底ブーツを着用し、棍棒のような腕の先端から三本の刃を生やし、口が裂けている。肌は腐敗した死体を彷彿させ、髪は黒髪のロング。
その名の通り、叫び声でマーフィーを一時麻痺させたり、背後からしがみつく特殊な攻撃の他、腕を振り回し刃による連続攻撃を繰り出したりガードやスウェイでマーフィーの攻撃を無効化する。
一番の雑魚でありながらかなり厄介であり、集団で現れた場合は銃器が無いなら逃げた方がいい。


◆ウィーピングバット

サイレントヒルに棲息するコウモリと同じ名称の人型モンスター。
全身が白い表皮に包まれ、全裸で、手足が細長く、マーフィーよりも一回りほど長身。
凄まじいピンチ力により天井に張り付いて歩き回ることが出来る他、人智を越える跳躍力で10メートル以上もある天井へとジャンプして張りつくことが出来る。
攻撃方法は長い両腕による殴打。
その性質上、屋内ではマーフィーの攻撃を天井に逃げることで回避するため厄介。
また、その体格通り体力と攻撃力が高くボス並。しかも複数体同時に現れることも少なくないため、逃げるに限る


◆ドール&シャドウ

ドール」はランジェリーを身に付けた女性型マネキンやダッチワイフのような見た目のモンスター。屋内にのみ出現する。
自身はマネキンに擬態し、時折ポーズを変える位しか動かないが、紫外線ライトで照らさなければ不可視の分身「シャドウ」を複数出現させてマーフィーをリンチするかのように集団で殴りかかる。ドールを倒せばシャドウも全滅する。


◆ウォールコープ

円盤状の物体に磔にされた、四肢をもがれ腹を裂かれた痛々しい姿の人型モンスター。
一定間隔で腹から毒を噴射する。障害物のような存在だが、倒すこともできる。


◆プリズナー・ミニオン

上半身裸で黒いズボンを着用した、浅黒い肌の男性に見えるモンスター。胸にはタトゥーが彫られ、金属の器具で無理矢理表情を笑顔に矯正されている。
素手の者と刃物を持った者が存在。
素手の者はボクシングスタイルでパンチやキック、ダブルスレッジハンマーを繰り出す他、マーフィーの両耳を叩いて一時麻痺させる特殊な攻撃も行う。ナイフを持った者はガードしない代わりに攻撃力が高い上に敏捷で攻撃を当てにくい難敵。


◆プリズナー・ジャガーノート

最終ステージである、オーバールック刑務所にのみ出現する。白い肌でスキンヘッドの大男に見えるモンスター。上半身裸で黒いズボンを着用。胸にはタトゥーが彫られ、顔は有刺鉄線で無理矢理笑顔に矯正されている。
マーフィーよりも一回りほど大柄であり、ガード無効のキックやパンチを仕掛けてくる中ボス的存在。
プリズナー・ミニオン達のリーダー格であり、ミニオン達にリードを付けて犬のように服従させている場面もある。
複数体存在しており、終盤に近付くにつれてまるで雑魚敵の如くうじゃうじゃ出現するようになる。
特にヴォイドとのチェイス中に邪魔してくる奴らは非常にウザイ。逃げよう


特殊なモンスター

◆モノクルマン

その名の通り、モノクルを身に付けた巨大な顔の怪物。
デビルズ・ピットの終着点でマーフィーを待っている。
別に敵じゃない。


◆パトカー

パトランプを点灯させながら町中を巡回する、ボロボロに朽ちた4台のパトカー。マーフィーを発見すると、複数体のスクリーマーを召還する。
警察署から撤退コードを発信すると消滅する。


◆ヴォイド

裏世界にのみ出現するモンスター。見た目は赤黒い光そのものでとても生物には見えないが、ゲーム中のテキストではっきりと「モンスター」と明記されている。
ゲームの序盤から終盤まで幾度もマーフィーに襲撃を仕掛け、執拗に追ってくる。
凄まじい吸引力で近くのモンスターや人間を取り込む性質を持ち、建物の構造を無視して直線的に追跡してくるため非常に厄介。
裏世界のあちこちには格子と一体化した無害なモンスター「トーメンテッドソウル」が配置されており、これを廊下に倒すことで追跡を遅らせることが出来る。
特定の場所まで逃げきると、獣のような咆哮とともに消滅する。
なお、マーフィーが起動した巨大換気扇に吸い込まれていく描写から、弱点は風と思われる。


また、「サイレントヒル3」のお化け屋敷には、似た特徴をもつ亜種モンスターが登場する。


◆ブギーマン

黒いレインコート・黒いゴム手袋とゴム長靴・黒いガスマスクを着用した、プリズナー・ジャガーノートよりも更に大柄な人型モンスター。
巨大な「ブギーマンハンマー」と呼ばれるハンマーを所持し、これで直接殴ったり、地面を叩いて衝撃波を起こす遠距離攻撃が可能。マーフィーのガードを無効化するが、自身もガードはしない。
体力が尽きると膝をつき、体力を回復する。
修道女曰く「マーフィーの息子」。
孤児院ステージにて、まるで導くかのようにマーフィーの行く先々に現れる。
直接対峙するのは二度で、一度目は裏世界と化した孤児院にて、スクリーマー二体と交戦中のマーフィーを衝撃波で邪魔してくる。スクリーマーを全滅させると去っていく。
二度目はマーフィーの記憶が具現化した世界で、チャーリーが発見された湖から出現し、一対一の勝負となる。最後はマーフィーに奪われたハンマーで撲殺された。
その後、最終局面にて、アンの視点ではマーフィーがブギーマンに見えていたことが判明。
そして、プレイヤーはブギーマンを操作して、アンと対峙することになる。


その正体は諸説あるが、作中の行動や立ち位置から、「人間の悪意や殺意の具現化」とする説が有力。自罰の象徴である三角頭とは正反対の存在と言える。
また、三角頭が「罪を直視させる存在」であるのに対し、ブギーマンは殺意や憎悪を発散させることが目的‥‥‥即ち「倒されるための存在」ともいえる。そして、倒してしまった結果が、各エンディングのマーフィー、そして、エンディングFにおけるアンである。


◆ホイールマン

患者が着せられる貫頭衣を身に纏い、生命維持装置が付いた車椅子に座る弱々しい姿の人型モンスター。顔は醜く膨れ上がり、手足は細く痩けている。
ゲーム序盤から終盤まで、まるで導くかのようにマーフィーの行く先々に現れる。
また、直接現れなくても車輪の跡でマーフィーを導くこともある。
裏世界の最深部にて、拳だけでマーフィーほどもある巨大な姿となって現れる。
攻撃手段はサイコキネシスで周囲のがらくたを集めて飛ばす遠距離攻撃と、直接巨大な手でマーフィーを叩き潰す近距離攻撃。
サーチライトを浴びせると怯むため、その隙に四つの生命維持装置を破壊すると倒せる。


その正体はアンの父親でもあるコールリッジ
暴動が起きたあの日以来、彼は植物状態となり、つい最近死ぬまでアンが看病していた
アンのトラウマやマーフィーの罪悪感が具現化した存在との説が有力だが、「2」のマリアや「ホームカミング」のジョシュアのようにコールリッジの魂が宿っているかのような描写も散見される。
エンディングA、Bでは「スーエルに半殺しにされた」が、エンディングC、Dでは「マーフィーに半殺しにされた」と反転する。








































エンディングEに登場するキャラクター

◆ジェイムス・サンダーランド、メアリー・シェパード・サンダーランド、マリア、ローラ、シェリル・メイソン、三角頭、バブルヘッドナース


サプラ~イズ!!



追記、修正は反転してから



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  • UFOエンドはないのか -- 名無しさん (2021-03-21 19:06:33)
  • サプライズエンドか何かはあったはず -- 名無しさん (2021-03-22 09:55:34)

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