太陽の指輪/Sol Ring

ページ名:太陽の指輪_Sol Ring

登録日:2021/02/22 Mon 22:34:00
更新日:2024/05/24 Fri 13:51:06NEW!
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遥かな星の光を最も純なる黄金の指輪に捕らえる工匠の技は、時の中で失われた。


太陽の指輪/Sol Ringとは、TCG「Magic the Gathering」に登場するカードのことである。
初出は記念すべきmtgの…いや、TCGにおける最初のブースターパック、リミテッド・エディション。
レアリティアンコモンである。


太陽の指輪/Sol Ring (1)
アーティファクト


(T):(◇)(◇)を加える。


古い説明では能力は「(T):あなたのマナ・プールに(2)を加える。」となっている。やってる事は同じ。



このカードの効果を見て、「これヤバいのでは?」と思った方は大体あっている。
たった1マナの、それも色を問わない無色のカードで毎ターンノーリスクで2マナ捻出できるのである。


その強さは、なんとあのパワー9であるBlack LotusMox5枚と合わせて、「SoLoMoxen」と呼ばれていることからも分かるだろう。
公式コラム*1での「最も強いアーティファクトランキング」でBlack Lotusに次いで2位を獲得している。
あろうことか、Mox以上である。どんな色のデッキでも使えるし、生み出すマナの総量が多い。それに「あのMox以上!」という箔をつければコラムとしても面白くなる
このコラムの中では《太陽の指輪》を評して「このカードを含めてパワー10にならないのはアンコモンだからだ。」とジョークで言われてさえいる。



MtGを知らない人に解説すると、MtGではカードを使用するのに、コスト分の「マナ」というものが必要となり、そのマナは基本的に「土地」というカードから捻出する。
色拘束などのルールが別途存在するが、とりあえずデュエマにおける同名のシステムやポケカにおける技を使うためのエネルギーと同様なものだと考えていい*2
デュエマプレイヤーは《ヘブンズ・フォース》や《フェアリー・ギフト》といったカードとそれらのカードが辿った末路を思い浮かべてもらうとこのカードの強さがわかりやすいかもしれない。


当然だが、基本的に「必要なマナ数が多いカードは強い」。例えばパワー9を例にしても、1ターンこっきりの使い捨てアーティファクト《Black Lotus》よりも、5マナで毎ターン使える《金粉の水蓮》のほうがテキスト自体は強い。
だから当然重いカードをうまく展開したいのだが、土地は基本的に手札から1ターンに1度だけしか出せず、大抵の場合1つのマナしか生み出せない。
しかしこの《太陽の指輪》は、なんとこれは2つのマナをこれ1枚で捻出できる。上述の例で言えば土地2つ分を、土地と別扱いで展開できる。
しかもコストはたったの1、すなわち1ターン目には戦場に出せるのである。


さて、太陽の指輪が手札にあると考えたうえでコスト4のカードを使用してみよう。本来であれば、「土地を1ターンに1つ出したとして、計4ターンかかる」のだが…


1ターン目 何らかの土地と、太陽の指輪(コスト1)を戦場に出す。

2ターン目 何らかの土地を出す。土地が2枚で2マナ、太陽の指輪から2マナで合わせて4マナ、コスト4のカードが使用可能。


あれ?本来ならコスト4のカードを使用するために4ターンかかるはずが、2ターン目には使用できるぞ?


このように、1ターン中に数枚のマナを追加で展開できて、相手に先んじてコストが重いカードを使用する助けとなる「マナ加速」の効果を持つ。
そして《太陽の指輪》は1ターン目から使用でき、その手のカードとしてはあまりに軽すぎるのである。



生み出されるマナは無色なので、色拘束が極めて強いカードにはあてがえないが、たいていの3マナ以上のカードは無色マナを使用できるスペースが存在している。そこの部分にあてがえば問題ない。
無色マナだけで唱えられるカードならこのデメリットもないし、それどころか一部のエルドラージのような「無色マナを色拘束として指定する」カードに至っては相性抜群。


こんなもんを4枚許していたら《太陽の指輪》1枚から《太陽の指輪》がさらに2枚展開されて次のターンから6マナ分加速、なんてクソゲーまで起こりうる。
あまりにも強力すぎるため、現在はレガシーで禁止されており、ヴィンテージでは制限されている*3。これらの制限はパワー9と同等である。


ただし弱点もある。Moxと違って出すのに1マナかかること、色マナが出せないこと、常に3マナジャンプできる《Black Lotus》と違って出したターンには1マナ、その次のターンにようやく2マナ増えるということ。
つまりパワー9の連中に比べるとちょっとだけ遅い。たとえば《Black Lotus》なら使い捨てとはいえ、1ターン目にコスト4のカードを使用できるのだ。
とはいえ「ぶっ壊れ同士で比較して、ようやく弱点が出てくるレベル」、誤差だよ誤差。どれほど強いかは推して知るべし。それを言ったら《Black Lotus》は《太陽の指輪》と違って1回しか使えない、とも言えるし。
上述の通りこんなカードをレガシーで解禁したら一瞬で地獄絵図である。



マナ加速としては有名どころにこんなカードもある。

暗黒の儀式/Dark Ritual (黒)
インスタント
あなたのマナ・プールに(黒)(黒)(黒)を加える。

このカードで捻出できるマナは1つ多いが、このカードは「インスタント」という使い捨てカードである。
《暗黒の儀式》も十分強い、というか今から見ても当時の時点でイカレたカードだが、《太陽の指輪》は同じコストで何度でも使えるため、2回使うだけでこのカードより多くのマナを生み出すことができる。
この《暗黒の儀式》すらオーバーパワー呼ばわりされている現在のMTGシーンにおいて、誤解を恐れずに言えば《太陽の指輪》は色の合わないMoxよりも強いのである。
ちなみに1度しか使えない《暗黒の儀式》はコモン、繰り返し使えるが1マナ減ってかつ無色マナの《太陽の指輪》はアンコモン、使いきりだがそもそも元手のマナが必要ない《Black Lotus》はレア。レアリティによって強さが違っているのがよく分かる一例だろう。




このように現代マジックのシーンではとんでもないオーバーパワーカードなのだが、やはり黎明期の恐ろしさ。
タメを張れるような強力カードが数種類存在している。


Mana Crypt / 魔力の墓所 (0)
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けたなら、魔力の墓所はあなたに3点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)を加える。


アップキープごとにコイントスの結果次第で3点ダメージを貰う可能性はあるが、どういうわけか0コスト。当然オーバーパワーであり、太陽の指輪と同じくヴィンテージ制限・レガシー禁止。
ただしゲームが長引くと運次第でダメージがかさんでしまうため、長期戦志向のデッキには入らない点はバカにできない弱点である。


主戦場は統率者戦で、役割は《太陽の指輪》とほぼ同じ。初期ライフ40なのでデメリットがそこまで痛くない。《作り直し/Reshape》などのコストにあてがえるギミックがあると安心だ。
こちらにしかできない変わった小技として「これを無限に増やして《世界混ぜ/Scrambleverse》*4を使う」というコンボがある。
「《魔力の墓所》を5000兆個に増やせば、どんな悪運の持ち主でも1000万個くらい手元に行くから、どれだけ運がよくても334回くらいはコイントスに負けて1000%の確率で死ぬだろう」というわけ。重いコストも増やした《魔力の墓所》が捻出してくれる。


ヴィンテージでも使うデッキは多いが、速度に全振りしたデッキでもないとデメリットの方が大きい。たとえば長期戦志向の「墓荒らし」デッキなどではむしろダメージソースになってしまう欠点が大きいので入らない。
非常に極端な話をすると《Time Walk》使ったらコイントスで2回負けて6点ダメージなんてことも起こるので、色の合わないMox以上に入るデッキを選ぶ。


このカードの初出は一般パックではなく書籍のプロモーション・カード。このカードとイベント限定の《ナラスニ・ドラゴン》の2つが物議をかもした。
「イベントでしか手に入らないカードが《魔力の墓所》級に強かったら地方民や後発組はどうすりゃいいんだよ!?*5
という苦情に合わせ、MTGはその後20年以上、他のTCGでは当たり前である「新規カードが付属するプロモ商法」を行わなかった*6という、MTGの歴史を語る上でも欠かせないカードである。



Mana Vault / 魔力の櫃 (1)
アーティファクト
魔力の櫃はあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうしたなら、魔力の櫃をアンタップする。
あなたのドロー・ステップの開始時に、魔力の櫃がタップ状態である場合、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。


《太陽の指輪》と同じマナ・コストで1度に3マナも生み出せる。ただしその分デメリットも大きい、というデザインのカード。
アンタップにコストが必要かつ、アンタップできなかったらデメリットがあるものの、それがたった1点のダメージなので全然痛くない。
1マナからなんと3マナにまでジャンプできる上に、《通電式キー》などの手段でアンタップしてしまえばマナをさらに伸ばせたり次のターンにも使えたりとやりたい放題である。
あの有名な【MoMa】や【ティンカー】でも使われた歴史あるパワーカードである。当然だがレガシーでは禁止、ヴィンテージでも制限。


しかしこれが黎明期の恐ろしいところなのだが、ノーデメリットで安定してマナを生み出せる「SoLoMoxen」のせいでさっぱり評価されなかった
しかもMoxに比べると「デメリットがある分適正」と思われていたのか何度か再録されており、日本語名を得たのは第4版の頃という最古参組。
とはいえやはり使う環境がない上に、《太陽の指輪》に比べると入るデッキを選んでしまう。


ちなみに4マナ支払ってアンタップする部分は別に考えなくても問題ない。
こっちの能力はあんまり使わないで、実質無色の《暗黒の儀式》として使いきりのマナ加速にするか何らかの別のアンタップ手段を用意するデッキが採用する感じ。



後に調整版も登場した。

Sisay's Ring/シッセイの指輪 (4)
アーティファクト
(T):(◇)(◇)を加える。

このカードは全く同じ効果だがコストが4になっており、4ターン経ってようやく使用できる。名前も「Ring」を踏襲している。
同じ効果を発揮するのに4倍のコストが必要であるカードが登場したことも強さの証明といえるだろう。
もっともこのカードは弱すぎたのか、後に同じコストで生み出せるマナが1つ増えた《スランの発電機/Thran Dynamo》というカードも出ている。
つまりこのカード、調整版としては今一歩足りなかったってこと。《スランの発電機》に限らず、このカードの上位互換に当たるカードにはトーナメントシーンでも存在感を見せたものが多い。




さて、このカードはMoxよりも強力なんて言われてるし、遊べる株券なんて揶揄されてるようなゲーム。
パワー9のように目ん玉飛び出るような価格になってると思う人もいるだろう。


太陽の指輪の取引価格は、わずか数十円~数百円程度である。


逆の意味で目を剝いた人も多いだろう。一応言っておくと、甲鱗様の記事のように、いかにも強そうな風に書いて実は弱いカードである…ということではない。パワー9に匹敵するぶっ壊れカードであることは紛れもない事実である。


では何故ここまで安いのかというと、太陽の指輪は統率者戦用の構築済みデッキに収録されまくっており、需要に対して供給過多になっているため。不良在庫とまではいかないが、統率者戦用デッキを買えばまず手に入るため、強さに反して希少価値はかなり低いのだ。


禁止されているカードが構築済みデッキに入るの?と思うかもしれないが、実は統率者戦フォーマットでは禁止されていない。
そのうえ、統率者戦用の構築済みデッキには必ず1枚このカードが収録されているのである。
古いレア以上のカードには価値を守るために未来永劫再販しない&同型再販を出さない「再録禁止カード」というのが制定される場合があるが、このカードは再録禁止級の強さを持つにもかかわらずアンコモンであるため制定から逃れたのである。*7
パワー10の件といい、何かとアンコモンであることが運命を決めている感じがする。本当に「オーバーパワーな高額レア」に対する尊称ってところから始まったのかもしれない


もし「再録禁止カード」に選ばれていたら、高額カードの仲間入りをしていただろう…と言いたいが、
実は再録されていない時代にあっても1000円程度でよく売られていた。つまり昔のぶっ壊れカードとしてはめちゃくちゃ安かった*8
その隣の《精神を刻む者、ジェイス》(安くても8000円以上)と比べて「これヴィンテージ級のカードだよね?なんでこれよりスタンのカードが高いんだよ」なんて笑ったものである*9
といってもヴィンテージしか使用する環境がなく、統率者戦なんて物好きなプレイヤーしか遊ばないという印象だった時代。強いテキストだが使う環境がない上にコレクション的な価値もないので、さっぱり売れなかった。
そもそも1枚あれば遊べるカード。供給量に対して需要がなければそんなに高くならないというわけだ。一応現在ではリミテッド・エディションなどの初期のものではそれなりに良いお値段になる。
とはいえ、前述した通りその時代には「統率者戦が流行っていなかった」ということもあり、仮に統率者戦が現在のような人気フォーマットであれば、《荊州占拠》などのような形で高騰していたかもしれない。



統率者戦用のデッキに必ず入っていることからわかる通り統率者戦ではほぼを通り超えて必須カード。
デッキの軸になる統率者を素早く出せるようになり、デメリットが一切ない。もちろん統率者以外のカードにも当然使えるし、統率者税1回分を賄える。
ただしネガティブな意味での必須カードというわけではなく、展開がスピーディーになるため「あったほうが断然楽しい」って感じ。基本的には統率者の主役(つまり豪快で面白いカード)を活躍させるための潤滑油だし、100構築のハイランダールールなので毎ゲーム必ず引くとは限らないからマンネリの要因になりにくいしね。
なによりゲームを始める上で必須であるこのカードの積極的な再録は、統率者戦という遊びに対する敷居を大きく下げてくれている。



日本語訳が存在しなかった頃のデジタルゲームでは「太陽のリング」という訳を与えられていた。
また、口頭では英語名から「ソルリング」と呼ばれおり、後述のイラスト事情もあって今でもそう呼ぶプレイヤーは多い。
《太陽の指輪》という日本語訳が与えられたのは初めての統率者セットが発売された2011年のことで、1993年生まれのカードやこれが使える環境にオッサンが多いことということを考えると比較的最近なのである。
当時は「こんな強いアーティファクトの大盤振舞なんてウィザーズはおかしくなったのでは?」なんて思われていたが、よく考えれば1000円程度で売られていた昔のアンコモンカードなのだからこれくらいの扱いでいいのだろう。実際その前に発売されたデュエルデッキにも《悪魔の教示者》*10とか入ってたし*11



通称はイカリング。初期の絵が太陽フレアの輪っかを模した絵なのだが、これがイカリングのように見えたため。
最近のイラストしか見たことがないと、なんでイカリングなのかは分かりにくい。


「From the Vault:Relics」で再録された際に新しいイラストになっている。統率者デッキなどで使用されているイラストはこれ。見慣れている人もいるだろう。


また、「Commander Collection: Green」では切り株の上に浮かんだ何かの輪っか、「Secret Lair Drop*12」では首に巻き付けた襟巻状の装飾品になっている。


指につけるから指輪なのであって、これらの3つはいずれも指輪とは程遠い存在だ。たいてい日本人は「これ誤訳なのでは?」と疑問を持つのだが、これは少し特殊な事情がある。



上述したように、「SoLoMoxen」という俗称や「パワー10になれる力はある」という俗説は多くのプレイヤーの共通認識である。
そしてMoxは宝石を描いたカードだし、《Sol Ring》の(翻訳時点での)新しいイラストもきらきら輝いている指輪のような輪っかである。
そこでMoxに合わせて宝石のイメージが強い「指輪」という訳語をあてがったのだろう。ここまでならまったく納得できる話である。


しかしRingという単語は決して指輪だけを意味する言葉ではないので、「Sol Ringって名前のアーティファクトのイラスト描いてね!」と依頼されたイラストレーターはその辺で自由な解釈ができてしまうのだ*13
さらにこの指輪に見える《Sol Ring》をゴブリンが盗んでいる《宝捕り》というカードがあるのだが、実はゴブリンの顔よりでかいことが明らかになってしまった。ずいぶんでかい指輪もあったものである
とはいえこのカードはMoxに肩を並べるほど強いってところから来た訳なのだし、英語がちょっと意地悪な気がする。
効果が分かりやすく強い上に知名度もあり、統率者戦での需要があるという理由づけもできるため、様々なところでしょっちゅう再録されている。
今後も様々な「指輪っぽくないリングのイラスト」が増えていくことだろう。



幕張メッセで行われたMTGの大会「グランプリ千葉15」では複数のカップルによる結婚式がサイドイベントとして行われたが、
その時に指輪交換の代わりとしてこの《太陽の指輪》が用いられた。指輪と翻訳されたからこそできた芸当だろう。
このイベントは他にも提供された寿司をドラフトする珍競技「寿司ドラフト」だの、日本で歴代最大のイベントになったため賞金額が特別に最高額になっただの、とにかく明るい話題が尽きなかった。


性能や値段のせいで何かと暗い話題にもつながってしまうパワー9などのレアカードたちと違い、知名度こそ劣るが明るい話題に尽きない名カード。
「太陽」の名を冠すだけあり、温かい気持ちになれる話題には事欠かないのだ。



遥かなWikiの光を最も純なる黄金のパソコンに捕らえるアニヲタの技は、追記・修正の中で失われた。


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  • 初期のイラストは『指輪』には到底見えないイカリングだったからね。んで、構築済みが無い時代でもイタリア語版リバイズドがあふれててそんなに値段しなかった記憶がある -- 名無しさん (2021-02-22 22:46:46)
  • 最強クラスに強力なリソース増強カードながら低レアリティで入手機会もかなり多かったため取引価格が低い……遊戯王で言う所の強欲な壺か -- 名無しさん (2021-02-22 23:38:15)
  • ここ最近の再録で何故か首輪になったのよね -- 名無しさん (2021-02-23 13:18:06)
  • 精神ジェイスはスタン当時は2万くらいしたと思うが…… -- 名無しさん (2021-02-25 11:54:11)
  • 実物見たことあるならその店相当ぼったくってるよ、実物見たことないなら他所では言わない方がいいね -- 名無しさん (2021-02-26 16:45:27)
  • 昨今のEDH需要で微妙に値上がりしたイカリング君。制限構築では意外と困る事態に -- 名無しさん (2021-08-31 09:31:21)
  • 旧版なら確かに2000円くらいするようになったけど、古いカードならほぼ使い道ないレアも何故か1000円近くで売ってたりする -- 名無しさん (2022-12-19 11:06:56)

#comment

*1 2005年2月の記事。編集者は黎明期のMTGプロとして非常に高名で、そのキャリアを使ってMTGの開発元に就職したZvi Mowshowitz氏。
*2 そもそもこの2つのTCGのシステム考案者はMTGの開発関係者。
*3 モダン、パイオニアなどではそもそも対象パックに収録されておらず使用できない。
*4 計8マナのソーサリーで、土地でない各パーマネントをランダムなプレイヤーに配り直す、という効果。盤面に及ぼす影響が不確定な上に大幅に損をする可能性もあるため、一般的にはカスレアの類。
*5 アメリカは日本の何倍も広い国。西海岸在住の人が東海岸のイベントなんていけるかよ!ってわけ。
*6 2018年の「ドミナリア」で再開。しかしBOX特典のようなどこでも入手可能な範囲である。
*7 ちなみにプロモーション・カードも対象外なので《魔力の墓所/Mana Crypt》の方も再録可能であり、実際にエターナルマスターズに再録された。
*8 ただし、再録の可能性がある(現にされた)ことが値段を下げるのに一役買った可能性はある。
*9 ジョークの解説も野暮というものだが、当時はまだ神ジェイスがヴィンテージ級のカードだということはあまり知られていなかった。ヴィンテージはプレイヤーも大会も少なく、メタの動向が分かりづらかったのだ(《切りつける豹》の話がやたら有名なことも、当時のメタの進み具合が遅かったがゆえの現象である)。どうやらレガシーでも頭がおかしいらしいぞというのが知られ始めた程度である。
*10 レガシーで禁止されている強いアンコモンカード。《太陽の指輪》と立場は似ている。こちらも再録は多いが、《太陽の指輪》ほど流通枚数を増やす方針ではないようで、2021年現在4000円程度する
*11 少し暗い話になってしまうが、この時期のWotCは再録禁止をうまくすり抜けようとしていた節がある。たとえば再録禁止カード《Fork》は昔のカードだから機能が若干違うという理由でほぼ同型再販の《余韻》を出したし、Foil版は再録禁止要綱に入っていないのでセーフという理屈で《モックス・ダイアモンド》や《ファイレクシアの抹殺者》のFoil版を出したり。
*12 応募者限定プロモカード
*13 言葉の取り違えでMine(鉱山と地雷)、Drake(ファンタジーの小型ドラゴンと酔っ払い)などでイラストが間違われるのは有名だが、一方で《三顧の礼/Three Visits》が三国志の故事と関係のない「妖精が3人で訪ねてくる」イラストになったりと、世界観のために意図的に別のイラストにする場合がある。

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