桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~

ページ名:桃太郎電鉄 _昭和 平成 令和も定番__

登録日:2020/11/27 Fri 21:36:01
更新日:2024/05/23 Thu 12:54:39NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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桃太郎電鉄 インフレ パーティーゲーム 久しぶりの新作 nintendo switch ゲーム コナミ konami 2020年 キャラデザ刷新 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~



『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』とは、2020年11月19日にコナミデジタルエンタテインメントから発売された桃太郎電鉄シリーズの作品である。
対応機種は、Nintendo Switch

桃鉄の思い出はありますか?


桃鉄歴17年「遊び過ぎて、お母さんがキングボンビーになっちゃった!」


桃鉄歴23年「小6で100億ぐらい稼いでたと思いますよ!」


桃鉄歴12年「ニセコとか出雲とか、地理は桃鉄で覚えましたね!」


桃鉄歴26年*1「辛いことの後にはチャンスが巡って来るんですよ。桃鉄は僕の人生の教科書ですね」


WE


桃鉄


社長のみなさーん!お待たせしました!!


桃太郎電鉄
       
       
昭和平成令和


陣内桃則「おもろすぎて、陣内桃則に改名しようかな…」


概要

3DSで発売された『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』からカウントすれば4年ぶり、据え置き機としては『2010』からおよそ11年ぶりとなる『桃鉄』。2020年代及び令和時代になって初めてのシリーズ作品でもある。
前作『2017』は任天堂から発売されたが、本作はかつての「桃鉄」シリーズを発売していたハドソンを吸収合併したコナミからの発売となった。


基本的なゲーム内容はこれまでの作品とほぼ変わらないが、本作において情報発表時から最も話題になったのはキャラクターデザインの刷新だろう。
本作ではこれまでのシリーズでキャラデザを担当していた土居孝幸氏に代わり、
『スーパーボンバーマンR』や『ぷよぷよフィーバー』などのキャラデザを手掛けたイラストレーターの竹浪秀行氏が新たな担当となった。
そのためキャラクターの名前こそ従来と同じだが、外見はほとんど別人レベルに様変わりしている。
シュッとしたイケメン風になった「桃太郎」、いかにもな美少女になった「夜叉姫」など、令和の時代に合わせた時代相応のデザインに変貌しているのが特徴。
特にシリーズおなじみの「キングボンビー」は今までの作品にあったどことなく間の抜けた感じが一切なくなり、紫色の仁王像のような完全なる恐怖の象徴というデザインになっている。


本作の副監督の桝田氏が自身のTwitterや、東京ゲームショウのイベントにて、本作のキャラデザが変更された裏事情について(ぼかしつつ)明かしている。
それによると、(直接名前こそ挙げていないが)2018年にバンナムから発売された「桃鉄っぽいゲーム」こと『ビリオンロード』のキャラデザに土居氏が参加していることが理由のひとつらしい。
また、今後10年20年「桃鉄」を残していくうえでもここでデザインを変えたほうがよいという前向きな判断もあったようだ。
曰く、「オリジナルから距離を置きつつも劣化と揶揄されないクオリティを保つことを目指した」とのこと。



本作の特徴

前作『2017』からマップが拡張され、登場する物件駅は339駅、物件数は2201件と歴代最多に。
また、時代に合わせて原宿の「タピオカティー屋」などの流行の物件も多数登場しているのが特徴。
なお、旧作にあった物件の「増資」システムは数作前から廃止されているが、本作も引き続き廃止されたままとなっている。
「増資」の廃止については原作者のさくまあきら氏のサイトのブログによると、ライトユーザーからは増資がわかりにくい等、いろいろな理由があったようだ。
正直、本作の膨大な物件数だといちいち増資して回っている余裕がないという実情もあるので、この辺りは仕方ないか。


マップの移動関連としては前作『2017』で空路が大幅に拡充し、北海道・成田・愛知・関西・九州・沖縄間を飛行機で一気に移動できるようになったが、本作では新たに「ヘリポート駅」が登場。止まると全国に複数あるヘリポート駅のうち、ランダムに掲示される4カ所のヘリポート駅から好きな駅へぶっとぶことができ、
前作までの「ワープ駅」と違い利用しても持ち金が0円にならない(借金を帳消しにしてくれることはある)。これにより、広大なマップをよりスムーズに移動しやすくなった。
なお、前作までにあった「ワープ駅」や「ぶっとび駅」は廃止された。


また、四国と九州をつなぐフェリーのルートも廃止されたため、四国から九州への移動にかなり手間取るようになった。
実質、瀬戸内海ルートでしか四国に行けないので、四国は以前とくらべると孤島のような地形になっている。
ただし、生口島ルートが追加されたため、広島から四国に渡れるようになった。


ゲームモードとしては、オンライン対戦機能が追加されたのが最大の特徴。
最長で100年プレイできる「いつもの桃鉄」と短期間で勝負する「桃鉄3年決戦!」の2つのモードでオンライン対戦が可能。
ちなみに、オンライン対戦は本作がシリーズ初ではなく、過去のDS・Wii版の『桃鉄』でも実装されていた(現在はサービスが終了している)。
当初は自分のフレンドのみとオンライン対戦できたが、のちのアップデートで、見知らぬ人ともパスワードを共有する形式でマッチングして対戦できる「ゲストと対戦!」モードが追加。
また、ローカル通信・インターネット通信での対戦では「キャラスタンプ」を送って相手とコミュニケーションをとることができ、キャラスタンプは通信対戦で1試合終えるたびに1コずつ新しいものをもらうことができる。
通信はやや不安定な面もあるが、途中でだれかが抜けてもCOMが代わりにやってくれる上、通信が復旧した時点で「つづきから」を選んで復帰可能という救済措置もある。


また、一人プレイ用の「桃鉄10年トライアル!」モードもあり、こちらはCOMキャラのエンマとようきひ相手に10年間で総資産の最高記録を目指すモード。
ネットランキングもあり、全国のライバルと総資産を競える。



貧乏神

本作の貧乏神や変身形態は以下の6種類。


  • 貧乏神

目的地にだれかがゴールしたとき、その目的地からいちばん遠いところにいた人にとりつく、おじゃまキャラ。
前述の通りキャラデザは大きく変更されたが、やることは以前と変わっておらず、さまざまな悪行でプレイヤーの足をどんどんひっぱってくる。
「猿みたい」とよく言われるが、それは発売前のメインビジュアルが口を大きく開けたデザインだったためで、作中ではあまり猿っぽくはない。
オレンジ色の着物を着て腹を出し、大きながま口を背負ったひょうきんな姿をしている。


  • ミニボンビー

貧乏神が変身するキャラ。キャラデザは変更されたものの、印象はそれほど変わっていない。
被害はかなり少なく、毎月お金をちょっとだけうばっていく。たまにカードをくれたりもすることも。
相変わらずの癒し枠。


非常に恐ろしい姿になった、シリーズおなじみの恐怖の象徴。貧乏神が変身するキャラで、左手で常に黒いサイコロをいじっているのが怖い。
キャラデザは大幅に変わったが、悪行の凶悪さはこれまでと相変わらず。
おなじみのサイコロ10振り(年数が進むと30個振らされることも)やカード全捨て、ボンビラス星拉致(拉致直後、カードはちゃんと蒸発)など、強烈な悪行でプレイヤーを苦しめる。
だが、「……へ行け!カードフルセット」「あめ玉時限爆弾カード8枚プレゼント」「デビルプレゼント」などの悪行の直後に「カード全捨て」で救済?してくれることもあるなど、たまにお間抜けな一面を見せることもある(逆の順番だと悪夢だが)。
最凶形態なるものも存在し…。


  • キングボンビーJr.ポコン

キングボンビーの息子という小さなボンビー。
ミニボンビーみたいな姿だが、やることは過去作の「ハリケーンボンビー」と同じで、とりつかれたプレイヤーの所有物件をハリケーンでどんどん吹き飛ばすという凶悪なキャラ。
もちろん、近くにいるほかのプレイヤーもまきぞえで物件を吹き飛ばしてしまう。
ただし、1度目、2度目の変身では手心を加えてくれているのか、吹き飛ばす規模は小さめ。
3度目の変身からは本気を出して、すさまじい数を吹き飛ばしてくる。
巻き添えの場合は最初からかなりの数の物件を吹き飛ばすため、初期の段階では近くにポコンがいる場合はむしろ付きに行ったほうが被害が少なくて済む。


  • ビッグボンビー

サンタクロースのような姿の新ゲストボンビー。
借金を背負っている時のみという特殊な条件で出現し、毎ターンサイコロを1コ振って、出た目に応じて借金を倍プッシュしてくる。
1の目を出した場合は「1倍」、つまり現状維持となり影響はないが、6の目が出ると借金はなんと「6倍」に。
連続で6が出ると一気に36倍の借金を背負う羽目になる。
ただ、借金さえなければ被害は皆無で、借金をなくすか借金を負っていない社長になすりつければ即座に貧乏神に戻ったりする他、マイナス10兆で踏みとどまってくれるなど、有情な面も。
借金を倍増させるだけなので、上記のポコンよりは被害は少ない。また、物件やカードにはなにもしない。
「徳政令カード」を1枚持っておけばいつでも復帰できるし、ほかにも借金を帳消しできるイベントは結構多いので、とりつかれてもじつはあまり困ることもなかったり。ぶっちゃけボンビーキャラとしては甘い方ではある。
だが、コイツの悪行で借金をめいっぱい増やしてから「たいらのまさカード」なんてものを使った日には……。
のちのアップデートでちょっと強化され、コイツにとりつかれていると「徳政令カード」が使用不能になった。


  • デストロイ号

本作における最凶のボンビー。
キングボンビーの顔をした凶悪な列車そのものであり、コイツに憑りつかれるとプレイヤーの行動後、デストロイ号が追加で3~5個(しかも目は3~6。サイコロ3個でも9~18マス移動する)サイコロを振り、プレイヤーを連れて勝手に移動してしまう。
そして、通過した駅やその周辺の物件をどんどん破壊し尽くす
破壊された物件はだれも所有していない状態になる。しかも、無差別に物件を破壊していくので、ほかのプレイヤーにも莫大な被害が発生する可能性がある。
歴代ボンビーでも珍しく、憑りつかれた本人ではなくマップそのものに影響をもたらすため、憑りつかれたプレイヤーから逃げても被害を軽減できないという特徴を持つ。
独占している物件が多いトップ層ほど被害が甚大になるため、むしろ下位プレイヤーにとってはコイツの登場は逆転のチャンス。持ち金への直接的な被害がないのもポイント。
戦況にもよるが、桃鉄では珍しく憑りつかれた人に有益な面の強いボンビー。
首位のプレイヤーと差が開いているときは、そのプレイヤーの所有物件の多い地域で思い切り暴れてもらおう。
もっとも、ヤツの行動を完全にはコントロールできない以上、うまく利用するのもなかなか困難なのだが。
対処としては、コイツをつれたプレイヤーを「屯田兵カード」や「最果てカード」でとにかく遠いどこかに吹っ飛んでもらうのが一番。
高額物件の多い関東や近畿で暴れられると被害の桁がヤバいことになる。
ビジュアルやその笑えるほどの凶悪な破壊活動により、多くのプレイヤーに衝撃とトラウマを与えた。
なお、32年目以降は絶対に出現しないので、100年プレイで物件コンプリートを目指す場合も安心。
また、一度変身するとその後一定期間はデストロイ号には変身しない。
「桃鉄3年決戦!」や「桃鉄10年トライアル!」モードでは一切登場しないようだ。


  • サンタボンビー

「ももクロ桃鉄」モードで登場する、特別なゲストボンビー。見た目はビッグボンビーにソックリ……というか、衣装が違うだけ。実際、登場シーンで言い間違えている。
とりつかれると、サイコロを1個ふって出た目に応じて自分のプラスの持ち金を倍に増やしてくれる。
要するにビッグボンビーとは逆の悪行……もとい善行をしてくれる、とりつかれたプレイヤーにとってはうれしいキャラである。


  • ミニボンビーすし

「スシロー桃鉄」モードで登場する、特別なボンビー。ミニボンビーの顔が描かれたすし。


  • キングボンビーすし

「スシロー桃鉄」モードで登場する、特別なボンビー。キングボンビーの顔が描かれたすし。


カード

「桃鉄」でゲームを左右するのがカード。
本作は前作『2017』に引き続き、ひとりにつき同時に8枚まで所持できる形式で、旧作のように「急行系(進行系)」「便利系」に分類されていない。
どれだけよいカードを集めつつ、適切なタイミングで使っていけるかが勝負のポイント。
周遊系カードは「周遊駅」で回数リセットが可能(名前に「周遊」が含まれなくてもOK)。
ここでは本作で新登場のカードを中心に特徴的なものを紹介。


  • ロイヤルEXカード

前作『2017』にあった「グランクラスカード」の名称が変更されたもの。
サイコロを6コふって出た目の合計移動でき、何回かつかうとなくなる。
周遊系カードなので期間延長カードや周遊駅で使用回数を回復可能かつ、名前に周遊が入っていないので周遊禁止カードの対象外(スペシャルズカードや6大都市カードも同じ性質を持つ。)。
ちなみにカード使用時のBGMは「リニアカード」と同じ曲。このカードで気持ちよく、日本列島をスイスイ進もう。


  • スペシャルズカード

1~6マス、好きな数だけ進める「スペシャルカード」のいわゆる周遊版カード。何回かつかえる。
目的地に止まったり、相手に貧乏神をぴったりなすりつけたいときなど、1枚あればなにかと便利。
価段は高いので注意。


  • 連帯保証人カード

持っていると、自分の持ち金がマイナスになったとき持ち金0円でふみとどまり、
残りの借金をほかのだれかひとりに1回だけ強制的に肩代わりさせる。旧作に存在した身代わり地蔵カードの上位互換で、防御と妨害をかねたカード。
肩代わりさせる相手はランダムに選ばれる。被害金の大きいイベントでこれが発動すると凶悪。
全員がこのカードを持っていると、たらい回しの末に帳消しになるため、ダビングと刀狩りカードを組み合わせると…?


  • 6大都市カード

つかうと札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡(博多)から1カ所を選び、そこまでぶっとべる。
さらに選んだ行き先が目的地ならそのままゴールでき、おまけに何回かつかえるというなかなかチートなカード*2
入手できたらだれかに奪われたりしないように注意して、積極的につかいたい。
仙台や広島に飛べないのは地方へ!系カードの立場が無くなることを危惧したのかもしれない。


  • 1が出るまでカード

入手すると、次の自分の番からサイコロを1コふり「1」が出るまで通常行動ができなくなってしまう、たちの悪いデビル系カード。
1が出るとこのカードは消滅し、以降普通に動けるようになる。できれば一度も引きたくない。


  • リニア周遊カード

サイコロを8コふって出た目の合計移動でき、しかも何回か使えてしまう、急行系最強クラスのカード。
これまでは入手手段がかなり限られていた貴重なカードだったが、本作では「ナイスカード駅」などでも入手可能に。伊達政宗が仲間になっていれば、のぞみ周遊→ロイヤルEX→リニア周遊、なんてことも起こり得る。


  • ダビングカード

手持ちの好きなカードを1枚えらんで複製できる、地味ながらうれしいカード。
昔からあるカードだが、使用しても自分の番が終了せず、つづけてサイコロをふるかカードをつかうことができる。
また九州の佐多駅にて販売されており(50年目まで)、1枚4000万円という低価格で購入できるのもポイント。


  • 屯田兵カード

えらんだほかのひとりを北海道のどこかのマスにぶっとばす。さらにぶっとばされた相手は1カ月お休みとなり、行動できない。
だれかが目的地に到着して自分がピンチになりそうというときなどに、心を鬼にしてつかおう。


  • 最果てカード

えらんだほかのひとりを「その位置からもっとも遠いマス」へぐいーんとぶっとばしてしまうカード。
どこにぶっとぶかは対象にしたプレイヤーの位置しだいだが、北海道の利尻島あたりにぶっとぶことが多い。
これも、自分がピンチのときに有効な1枚。


  • 豪速球カード

ほかのプレイヤー全員の所持カードを数枚ずつたたき割ってしまうカード。
昔からある攻撃系カードだが、今回はひとりにつき最大で8枚、つまり手持ちのカードを全部破壊してしまうこともある。
相手がいいカードをたくさん買ったり手に入れたときにつかうとよい。……ん? 友情破壊になるって?
大丈夫、これはゲームだ。エンリョなくつかおう。
みんなの大事なカードをパリンパリン割るの楽しいYo!


  • 坊主丸儲けカード

ほかの全員の持ち金をぜんぶ自分のものにできるカード。ムシの良いカードだが、失敗する場合もある。
決算直後など、みんなの持ち金がタップリあるときにつかうと有効。


  • 持ち金ゼロカード

指定した人の持ち金を問答無用で「0円」にする、無慈悲なカード。
自分につかったり、借金を帳消しすることもできるが、やはり持ち金の多い相手につかいたいところ。
上記の「坊主丸儲けカード」の対策にも便利。


  • 君がすべて!カード

カード袋にあるすべての所持カードを同じカードに変化させられるカード。どのカードに変化させるかは、手持ちのカードから指定することができる。
ちょっとややこしいが、たとえば「エンジェルカード」を1枚とほかのカードを数枚持っていれば、ほかの所持カードをすべて「エンジェルカード」に変化させることができるのだ。さらに、エンジェルがミカエルに進化した際に使えば、莫大な収入に。
カード袋の空きを埋める効果はないので、所持カードがなるべく多いときにつかうとよい。全てのカード売り場で0円で何枚でも手に入る徳政令カードが数を増やすのに有効。


  • 銀河鉄道カード

つかうと銀河鉄道マップへワープでき、終点に到着するとそのまま目的地へゴールできる、『桃鉄』シリーズではおなじみのロマンあふれるカード。
終点の駅はこれまで通り、サイコロの目がぴったりでなくても止まることができる。
また途中には止まるとお金をもらえる「銀河駅」がたくさん設置されているが、本作ではなんと「プラス駅」の5倍の金額をもらえるようになった。
ただ、「目的地から一番遠い場所」扱いなので、誰かが目的地に入れば貧乏神は普通に来る。
「桃鉄3年決戦!」モードなら、これ1枚で一気に1位になれるかも……?


  • シンデレラカード

物件駅でつかうと、その駅の物件を1件だけ無料で入手できてしまうカード。
名前のとおりまさに夢のようなカードだが、さすがに岡山の「桃太郎ランド(10兆円)」には使用できない。
また、これを持ったまま12月になると「徳政令カード」に変化してしまう。つまり使用期限があるので、現在の月に注意しよう。
ソフトのアップデートで入手確率が修正され、めったにお目にかかれないレアカードに。
なお、ゲーム序盤でこれを入手し高額物件につかうと、以降はその物件の奪い合い勝負となる。
というのも、物件駅でつかうと他人の物件を横取りできる「乗っ取りカード」が一部のカード売り場駅で販売されているためである。
なんにせよ貴重で強力な一枚なので、よーく考えてつかおう。



ゲームバランスについて

本作のゲームバランスとしては歴代でもかなり「攻め」のバランス。
マップはかなり広くなっているが便利なカードが多いため、目的地にも到着しやすい。
また従来にくらべて逆転要素も多くなっており、イベントやカードで勝負の行方があっさり大きく変わることもしばしばある。
負けていても、最後まであきらめずに闘おう。

  • 移動系カードが大盤振る舞い。普通のカード駅でも急行カードや特急カードが結構出る。ナイスカード駅などに止まれば周遊カードもかなり出る。下位のときには普通のカード駅でもロイヤルEXカードや新幹線周遊カードがバンバン出まくる。まさにバランスブレイカー。
  • 8年目に新カード売り場の高輪ゲートウェイ駅開業。値段こそ高いが非常にレアなカードを購入可能。
  • 目的地に到着してなお最下位の場合、特典としてスペシャルカードなどのカードももらえる。
  • 好きな物件を一つタダで買える「シンデレラカード」などの強力なカードも多数追加(ただしシンデレラなので12月になると消えてしまう。使い時が重要)
  • ダビングカードが購入可能になった。また、ダビング駅という、カードを1枚0円でダビングできるというぶっ壊れ駅も登場。ゴールドカードを複製すれば、高い物件を年1単位で買い放題になることも(さすがに桃太郎ランドはゴールドカードでは買えない。また、プラチナカードはリストラ)。

と、プレイヤーに有利な要素が多くなった一方で、

  • 最強ボンビーのデストロイ号の存在。これによりどれだけ物件を買い占めても崩される危険がある。
  • 「豪速球カード」が強化され、一気に相手の手札をすべて割れることも増えた。
  • モモトラマンやメカボンビーは廃止されたまま。これらは以前から「金のある人だけが有利なイベント」と言われていたので、バランス調整としては妥当か。ただやはり伝統的な要素だったので新作に登場しなかったのを寂しく思う声も多い。

など、割と理不尽な要素も多めで、盤石な資産を作っても崩されやすくなっている。




追記・修正は10年トライアルで1兆円を達成してからお願いします。


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  • モモトラマンとメカボンビーは今作よりも前から廃止されてたと思うけど… -- 名無しさん (2020-11-27 21:43:45)
  • ☆飛びになったのは2017、ロイヤルEXは2017のグランクラス、シンデレラは2010から登場…と、割と前からのものも多いようには思いますね…。 -- 名無しさん (2020-11-27 22:12:16)
  • 坊主丸儲けもベビキュラーもとっかえっこも前からあったやつだけど、新アイテムと書いてないからまあ良いのかな? -- 名無しさん (2020-11-27 22:18:15)
  • キャラデザインは良くも悪くも今風。俺は好き -- 名無しさん (2020-11-27 22:21:22)
  • ちなみにコナミから発売される初めての桃鉄 -- 名無しさん (2020-11-27 22:44:02)
  • リニア周回、六大都市、スペシャルズの三枚があれば3ヶ月でゴールできる。しかも近畿で周回リセットできるからカード無くならない -- 名無しさん (2020-11-27 22:55:05)
  • 個人的にキングボンビーの見た目に関しては否定的かな。旧デザインみたいな『不気味さ』がもうちょい欲しかった。 -- 名無しさん (2020-11-27 23:41:24)
  • 2017年の時点でデザインが変更されてたから「そういうもの」と思うしかないね -- 名無しさん (2020-11-27 23:47:36)
  • デストロイ号はどうにかして銀河鉄道に飛ばせれば1番いいんだがな… -- 名無しさん (2020-11-28 00:51:20)
  • キャラデザの変化はさておき、出だしの売れ行きは好調のようで何より -- 名無しさん (2020-11-28 01:26:53)
  • キングボンビー以外のデザインは元と大きく変わってないと思う -- 名無しさん (2020-11-28 04:41:33)
  • せっかくコナミから出てるのにミカエルがブタじゃなかったのが残念 -- 名無しさん (2020-11-28 08:17:13)
  • 信長強いとか八艘飛び強いとか聞いたことはあるが、クラークが強いは「ん?」と思った。思わぬ事故を招く確率が高い歴史ヒーローなのに -- 名無しさん (2020-11-28 13:13:17)
  • 野良対戦ができないのは個人的には残念だが、殺し合いに発展しかねないから仕方ないんだろうな -- 名無しさん (2020-11-28 15:24:09)
  • この桃鉄に関しては事情があるからしょうがない類だけど、デザイン変更はやっぱなぁ…特にショタ化みたいな桃太郎とボンビー系 -- 名無しさん (2020-11-28 15:46:37)
  • インフレ気味に作られてるからパワープレイが楽しい -- 名無しさん (2020-11-28 19:03:03)
  • ビッグボンビーのデザインはロックマンメガミックスとかでお馴染みの有賀ヒトシ氏らしい。公式Twitterで言ってた -- 名無しさん (2020-11-29 11:25:39)
  • つまりデストロイ号で桃太郎ランドも破壊できるって事だけど、32年目までに10兆円貯めないといけないからまず不可能だろうな。 -- 名無しさん (2020-11-29 22:35:14)
  • 意味なく登場するぺぺぺマンがいないのはかなり意味がない気がする。 -- 意味のない名無しさん (2020-11-29 22:55:45)
  • モモトラマンやメカボンビーは一人プレイ専用、もしくはCOM専用の手段としてなら復活もよしなんじゃないかと思う -- 名無しさん (2021-01-28 11:41:09)
  • 最果てとかの壊れ妨害カードの対策を6大都市とかの壊れ移動カードで用意するという、大味に大味をぶつければバランス取れるだろ理論な気がしてならん…… -- 名無しさん (2021-02-12 20:30:21)
  • COMがロイヤルEXを持ってても特急周遊を優先して使いたがる思考ルーチンはどうなってんだろう。最強であるはずのさくまですら弱いカードばかり使う傾向があるからナメプされてるように感じる -- 名無しさん (2021-02-22 10:26:58)
  • 前作でなくなって安心した、減反政策のドクロ演出が復活してて萎えた -- 名無しさん (2021-08-15 08:29:37)
  • ステイホーム需要やyoutuberの影響もあっただろうけど、売り上げ本数が歴代1位になったし、デザイン変えてでも出した価値はあったと思う -- 名無しさん (2021-10-13 00:06:23)
  • ボンバーガールと並んで、メタルギアって看板であり枷でもあったゲームが無くなった後のコナミを象徴するゲームだよな -- 名無しさん (2022-02-23 10:45:28)

#comment(striction)

*1 この人物が陣内智則氏である。
*2 桃鉄Ⅲ版「ちばばカード」と同様の効果であり、この時は1回しか使用できない。その為、6大都市カードは何回か使用できるカードとして進化したといえる。

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