プランキッズ(遊戯王OCG)

ページ名:プランキッズ_遊戯王OCG_

登録日:2020/11/15 (Sun) 14:05:31
更新日:2024/05/23 Thu 12:49:00NEW!
所要時間:約 11 分で読めます



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遊戯王ocg ヒドゥン・サモナーズ 融合モンスター リンクモンスター 炎族 水族 雷族 岩石族 カートゥーン 遊戯王 遊戯王ocgデッキテーマ項目 デッキビルドパック プランキッズ



プランキッズ・ハウスは、今日も一日大騒ぎ!!


プランキッズとは遊戯王OCGに登場するカテゴリの一つ。
10期のデッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズで登場した。



概要

リンク召喚+既存の召喚法」の2つの召喚法を用いるカテゴリが収録されたヒドゥン・サモナーズの融合担当。


冒頭の紹介文にも有る通り、とある家に住み着いた、水道・ガス・電気と言ったライフラインをモチーフにしたらしき悪戯好きな子供達が織り成すカートゥーンアニメの様な雰囲気のカテゴリ。
名前の元ネタは悪戯好きを意味する「プランキッシュ(prankish)」+子供達を意味する「キッズ(kids)」と思われる。
ただし、後述するカード名からして悪意のある悪戯はしない様子である。


メインデッキに入る下級モンスターには以下の共通効果を持つのが特徴。


このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「プランキッズ」モンスターの、
融合素材またはリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
(固有効果)
その後、手札・デッキから「(同名カード)」以外の
「プランキッズ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。


更に、EXデッキに入る一部のモンスターにも以下の様な共通効果がある。


融合モンスター

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):(自分or相手ターンに)このカードをリリースし、融合モンスター以外の
自分の墓地の「プランキッズ」モンスター2枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン(固有効果)。


リンクモンスター

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):(自分or相手ターンに)このカードをリリースし、リンクモンスター以外の
自分の墓地の「プランキッズ」カード2枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードを手札に加える。


この効果によって消費の激しい融合召喚・リンク召喚を連打しつつ後続を次々と呼び出し、時には融合体・リンク体が分離して頭数を増やす、非常に展開力の高いカテゴリとなっている。
また、下級の共通効果は発動したら固有効果は処理しなければならないが、リクルートは必ずしも行わなくても良いと言う特徴がある為、《増殖するG》を打たれたらリクルートは行わないと言う対応も出来る。
一方で固有効果を発動しないor処理出来ないならリクルートは出来ないと言う弱点もあるので気をつけたい。




下級モンスター

前述の通り、融合・リンクの素材になった時に固有効果を発揮しつつリクルートする展開の要。
固有効果には派手な物がないが、「悪戯」だからであろうか。
イラストには同じ服装をした3人の小人達が写っている。



《プランキッズ・パルス》

効果モンスター
星1/風属性/雷族/攻 0/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「プランキッズ」モンスターの、融合素材またはリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「プランキッズ・パルス」以外の「プランキッズ」カード1枚を墓地へ送る。
その後、手札・デッキから「プランキッズ・パルス」以外の「プランキッズ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。


電気担当の「プランキッズ」。属性と英語名《Prank-Kids Fan(送風機)sies》からするとおそらく風力発電から産まれたのだろうか。
固有効果は「プランキッズ」専用の終末の騎士
リクルート効果との兼ね合いもあるので主に魔法・罠を落として後述する《プランキッズ・ドゥードゥル》でサルベージしたり、後述の《プランキッズの大作戦》の墓地効果を狙ったりするのが基本。



《プランキッズ・ランプ》

効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻1500/守 500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「プランキッズ」モンスターの、融合素材またはリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
相手に500ダメージを与える。
その後、手札・デッキから「プランキッズ・ランプ」以外の「プランキッズ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。


炎(おそらくガスや暖炉)担当の「プランキッズ」。
固有効果はバーン。ただし、500としょっぱい上にターン制限があるのでループは不可能。



《プランキッズ・ドロップ》

効果モンスター
星2/水属性/水族/攻1000/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「プランキッズ」モンスターの、融合素材またはリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分は1000LP回復する。
その後、手札・デッキから「プランキッズ・ドロップ」以外の「プランキッズ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。


水道担当の「プランキッズ」。
固有効果はライフ回復。1000と中々侮れない回復量を誇る。
それでもライフが減る時には心許ないので過信は禁物。
地味に水族レベル2モンスターなので2体並べれば餅カエルが飛び出して来る。



《プランキッズ・ロック》

効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1500/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「プランキッズ」モンスターの、融合素材またはリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札を1枚除外し、自分はデッキから1枚ドローする。
その後、手札・デッキから「プランキッズ・ロック」以外の「プランキッズ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。


2ヶ月ほど遅れて登場した下級「プランキッズ」。このモンスターだけモチーフがライフラインではなく石垣辺りの石材がモチーフと思われる。
固有効果は手札を除外しつつドローと言う手札交換。「プランキッズ」には除外に関連したカードがある訳ではないので、カテゴリ外から相性の良いカードを採用して組み合わせたい。
下級「プランキッズ」の中で唯一融合素材として指定されていないのと固有効果の関係上、手札が0ではリクルートが出来ないので注意。




融合モンスター

【プランキッズ】の主役その1。
カートゥーン調になった機械やロボットの姿をしている。
種族と属性、イラストからすると対応する種族・属性の「プランキッズ」達が《プランキッズ・ハウス》の中にある家電や機械の中に入り込んだ姿と思われる。



《プランキッズ・ロケット》

融合・効果モンスター
星5/炎属性/炎族/攻2000/守 0
「プランキッズ」モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
このターンこのカードは、攻撃力が1000ダウンし、さらに直接攻撃もできる。
(2):このカードをリリースし、融合モンスター以外の
自分の墓地の「プランキッズ」モンスター2体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。


炎属性の融合「プランキッズ」。《プランキッズの大暴走》に描かれていたロケットの置物に取り憑いたと思われる姿。
リリースする事で融合以外の「プランキッズ」をこのターン攻撃出来ない制約をつけて2体蘇生出来る展開要員。
「プランキッズ」2体で融合、素材の効果でリクルート→《ロケット》リリースで2体蘇生と繋げれば一気に「プランキッズ」が4体も並ぶ爆発力がウリ。
また、リンクモンスターを蘇生出来れば高リンクに繋げやすい。


固有効果の攻撃力を下げての直接攻撃そのものは微妙だが、素材にした下級「プランキッズ」の効果にチェーンして
チェーン1:下級「プランキッズ」
チェーン2:《プランキッズ・ロケット》
と組む事で下級「プランキッズ」のリクルート効果にチェーンさせず無効化を防ぐと言うテクニックがある。



《プランキッズ・ウェザー》

融合・効果モンスター
星5/水属性/水族/攻2000/守 0
「プランキッズ」モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「プランキッズ」モンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):相手ターンにこのカードをリリースし、融合モンスター以外の
自分の墓地の「プランキッズ」モンスター2体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン戦闘では破壊されない。


水属性の融合「プランキッズ」。名前からして天候を操作する機械だろうか。《プランキッズの大暴走》に似た形をした装置が写っているため、それに憑依したものと思われる。
《ロケット》と同様にリリースして融合以外の「プランキッズ」を2体蘇生するが、攻撃不可のデメリットなし・戦闘破壊耐性付きと言う好条件で蘇生出来る。
ただし相手ターン限定となるので出したモンスターは壁にする、もしくは《プランキッズの大暴走》や《プランキッズの大作戦》等と併用して相手ターンに融合・リンク召喚すると言った工夫が必要になる。


固有効果は「プランキッズ」モンスターにライトニング効果を付与する永続効果。
トドメを刺す際にはうってつけの効果である。



《プランキッズ・ハウスバトラー》

融合・効果モンスター
星10/風属性/雷族/攻3000/守3000
「プランキッズ・ランプ」+「プランキッズ・ドロップ」+「プランキッズ・パルス」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手によって墓地へ送られた場合、
融合モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


【プランキッズ】のエースその1。おそらく「プランキッズ」魔法カードのイラストで見かける紫のロボットに入り込んだ姿。
掃除機やフライパンを持って凶悪な表情で家事を行っているため、おそらく憑依先はお手伝いロボットの類なのだろう。「ハウスバトラー」の名前は「家の使用人(butler)」と「家の戦士(battler)」のダブルニーミングと思われる。*1
攻守3000と言う高いステータスに加えて、自身をリリースする事でサンダー・ボルトをフリーチェーンでぶっ放すアタッカーと制圧を兼ね添えたモンスター。
ただし、名称指定3体の融合と非常に重いので、下級のリクルートと融合体の分離効果を駆使して素材を揃える必要があるので注意。
相手によって墓地に送られたら融合モンスター以外なら何でも蘇生させられるが、相手依存になるのであまりアテには出来ない。




リンクモンスター

【プランキッズ】の主役その2。
こちらはカートゥーン調の獣の姿をしている。
身体に赤・青・緑・黄色のスライムの様な物が引っ付いている事から、対応する種族・属性の「プランキッズ」を主体に「プランキッズ」達が直接化けていると思われる。
《プランキッズ・ハウス》の番犬らしき犬に絡んでいるイラストからして《ハウス》侵入前の状況と思われる。



《プランキッズ・ドゥードゥル》

リンク・効果モンスター

◤ ▲ ◥

  ▶

リンク2/風属性/雷族/攻2000
【リンクマーカー:左/下】
「プランキッズ」モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「プランキッズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードをリリースし、リンクモンスター以外の
自分の墓地の「プランキッズ」カード2枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードを手札に加える。


風属性のリンク「プランキッズ」。名前の通りニワトリ*2の姿をしている。
番犬を退かせる為にニワトリの怪物に化けたが、フンと鼻息を吐かれて相手にもされてないようだ。


リリースする事でリンク以外の「プランキッズ」カードを2枚サルベージ。主に使用したor《パルス》で落とした魔法・罠を回収するのが役目。
デッキの下級「プランキッズ」が尽きかけてるなら下級「プランキッズ」も一応サルベージの選択肢になる。
更にリンク召喚時には「プランキッズ」魔法・罠のサーチも可能。サルベージ対象かつ融合魔法である《大暴走》をサーチしたい所。



《プランキッズ・バウワウ》

リンク・効果モンスター

◤ ▲ ◥

◀  


リンク2/炎属性/炎族/攻2000
【リンクマーカー:右/下】
「プランキッズ」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先の「プランキッズ」モンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):相手ターンにこのカードをリリースし、リンクモンスター以外の
自分の墓地の「プランキッズ」カード2枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードを手札に加える。
また、このターン自分フィールドの「プランキッズ」モンスターは相手の効果では破壊されない。


炎属性のリンク「プランキッズ」。名前の通り犬*3、しかも対峙している番犬に対抗しているのか、オルトロスの如き双頭の犬の姿をしている。
番犬も流石に少しビビっている。


リリースする事で自分の「プランキッズ」を相手の効果破壊から守りつつリンク以外の「プランキッズ」を2枚サルベージ。
ただし、こちらも《ウェザー》と同じく相手ターン限定なので即座に展開には繋げにくいので注意。
《ウェザー》と組み合わせれば相手の戦闘・効果破壊から「プランキッズ」を守れるが、除外・バウンス・墓地送り・リリースには無力なので過信は禁物。


固有効果はリンク先の「プランキッズ」の強化。上昇量は1000と多めなのでこちらも《ウェザー》同様にトドメ向きの効果。


ちなみに地味に初の炎族リンクモンスター。



《プランキッズ・ロアゴン》

リンク・効果モンスター

 


リンク4/水属性/水族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右/下】
「プランキッズ」モンスター2体以上
このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手によって墓地へ送られた場合、
リンクモンスター以外の自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


【プランキッズ】のエースその2。見た目と他の「プランキッズ」リンクモンスターの命名法則から「咆哮」を表す「ロアー(roar)」+「ドラゴン」か。
巨大ドラゴンに化けたプランキッズに対し番犬も毛を逆立てて驚いている模様。


《ハウスバトラー》同じ攻3000と言う高いステータスを持つアタッカーであり、こちらはリリースしてハーピィの羽根帚をフリーチェーンでぶち込んで妨害や攻め込む準備を整える事も出来るモンスター。
《ハウスバトラー》より刺さるデッキは少ないが、刺さる相手には滅法刺さる。


相手によって墓地に送られたらリンクモンスター以外なら何でもサルベージ出来るが、《ハウスバトラー》同様に相手依存になるのであまりアテにはしない事。



《プランキッズ・ミュー》

リンク・効果モンスター

◤ ▲ ◥

◀   ▶


リンク1/地属性/岩石族/攻1000
【リンクマーカー:下】
レベル4以下の「プランキッズ」モンスター1体
自分は「プランキッズ・ミュー」を1ターンに1度しかリンク召喚できず、
その効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに自分フィールドの「プランキッズ」モンスターが
効果を発動するために自身をリリースする場合、
代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。


遅れて登場した地属性リンク「プランキッズ」。これまでのリンク「プランキッズ」の命名法則通りに猫*4の姿をしている。
力づくで退いてくれないならとかわいい猫に化けたが、番犬にはあまり通じていないようだ。


そして【プランキッズ】を大会環境レベルに押し上げた最重要カード。
それまでの【プランキッズ】は展開の要となる2体融合の「プランキッズ」やリンク2「プランキッズ」に繋げる為に、
”何とか手札に「プランキッズ」モンスター2枚と融合用カードを揃える“
”トークンや「プランキッズ」をリクルートするカードを駆使して何とか場に2体の「プランキッズ」を揃える“
と言った具合に「展開力はあるが初動が不安定」と言う弱点を抱えていたが、このカードの登場で


適当な「プランキッズ」を通常召喚して《ミュー》をリンク召喚
→素材にした「プランキッズ」の効果で別の「プランキッズ」をリクルート、《ミュー》と合わせて《ドゥードゥル》をリンク召喚
→素材にした「プランキッズ」で別の「プランキッズ」をリクルート、《ドゥードゥル》の効果で「プランキッズ 」魔法・罠サーチ


と、適当な下級「プランキッズ」1枚から展開がスタート、つまり下級「プランキッズ」全てが展開要因兼1枚初動となった為に初手事故が軽減され、1枚から展開がスタートするので場を壊滅させられてもすぐ立ち直せる切り返し能力も上がって非常に安定したデッキとなったのである。


地味に効果の方も、融合・リンク「プランキッズ」を効果でリリースする時の身代わりとして場か墓地から除外出来る、
即ち、融合体やリンク体を場に留めたまま展開orサルベージ、はたまたコストなしで《ハウスバトラー》や《ロアゴン》の破壊効果を使えると言う、的確な物を備えている侮れないカードでもある。


その便利さから【プランキッズ】の強さを支えてきたが、後述する《アラメシアの儀》による勇者ギミックを採用して強化された【勇者プランキッズ】が大暴れした結果、2022/1/1に制限カードとなる。
1枚しか使えなくなったため、初動こそ安定するが2ターン目以降の動きが大きく制限される結果となった。



魔法カード

3枚しかないがどれも【プランキッズ】の強さを支える重要なカードとなる。
地味に通常魔法が存在していない。



《プランキッズ・ハウス》

フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「プランキッズ」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分が「プランキッズ」融合モンスターの融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は500アップする。
(3):1ターンに1度、自分が「プランキッズ」リンクモンスターのリンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は500ダウンする。


「プランキッズ」達の物語の舞台となる家。


「プランキッズ」融合モンスターの融合召喚時に味方の強化・「プランキッズ」リンクモンスターのリンク召喚時に敵の弱体化が出来るが、倍率が心許ないので正直オマケ。


本命は9期のフィールド魔法によく見られた発動時の効果処理でのサーチ。
下級「プランキッズ」全てをサーチ出来るのでそのまま《ミュー》に繋げて展開を開始出来る初動札になる。



《プランキッズ・プランク》

永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から「プランキッズ」カード1枚を捨てて発動できる。
自分フィールドに「プランキッズトークン」(炎族・炎・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンはリリースできない。
(2):自分エンドフェイズに「プランキッズ・プランク」以外の自分の墓地の「プランキッズ」カード3枚を対象として発動できる。
そのカード3枚をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。


手札の「プランキッズ」をコストに「プランキッズトークン」を特殊召喚する永続魔法。
更にエンドフェイズに同名以外の「プランキッズ」カードを3枚デッキに戻して1ドローする効果もある。


手札コストは痛いが、《ミュー》を経由せず墓地肥しをしながら2体融合・リンク2「プランキッズ」へ直接アクセスする為の貴重な手段。


後半の回収&ドローはサーチとリクルートを繰り返してデッキがドンドン痩せていく【プランキッズ】には非常にありがたい効果。


どうやら悪戯のし過ぎで《ハウス》を破壊してしまった様子。
家の修復を手伝う番犬は不服そうで、《ハウスバトラー》の元となった紫のロボットは涙目で怒っているが「プランキッズ」達は全く悪びれてない模様。
ただし、カード名の「プランク(plank)」は「悪意のない悪戯」を表すので、本人達的にはただ楽しく遊んでいるだけなのかも知れない。
紫のロボットに取り憑いて《ハウスバトラー》になったのも「一緒に遊びたい」と言う気持ちからだろうか?



《プランキッズの大暴走》

速攻魔法
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、
「プランキッズ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「プランキッズ」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。


融合カテゴリお馴染みの専用融合魔法。
ターン終了時まで「プランキッズ」しか出せなくなるものの、相手ターンにも《ハウスバトラー》を出して牽制出来るのは大きい。
ただし、「融合」や「フュージョン」ではないので一部の融合サポートの恩恵には与れない。
更に速攻魔法でありながらメインフェイズ限定なのでバトルフェイズの追撃には使えない点にも要注意。


イラストでは中枢部らしきところで悪戯している「プランキッズ」達と融合「プランキッズ」の元になったと思われる機械が見える。
更に、ロボットも異変に気づき止めに入るのだが……?
この後、ロボット共々融合体となって《大暴走》するのであろう。




罠カード

現状では永続罠1枚しかないが【プランキッズ】の強さを支える重要なカードである。



《プランキッズの大作戦》

永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「プランキッズ」モンスターを素材として「プランキッズ」リンクモンスター1体をリンク召喚する。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時に墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地の「プランキッズ」カードを任意の数だけ選んでデッキに戻し、
その攻撃モンスターの攻撃力はターン終了時まで戻した数×100ダウンする。


メインフェイズ限定だが相手ターンにも「プランキッズ」リンクモンスターのリンク召喚を可能にする。
《ウェザー》で蘇生したり《大暴走》で素材にした「プランキッズ」の効果でリクルートした「プランキッズ」達をリンクモンスターに変換するのが主な仕事。


相手の攻撃宣言時に墓地から除外して墓地の「プランキッズ」を好きなだけ戻しつつ、その数分だけ攻撃モンスターを弱体化させる効果もあるが、倍率が100と非常にしょっぱいので、コンバット・トリック要員ではなく墓地の「プランキッズ」をデッキに戻す用途で使いたい。


イラストでは鍵らしきものを持った「プランキッズ」達が鍵のかかった扉の前にいる番犬を見据えている。
おそらく番犬を突破する《大作戦》を実行する直前なのであろう。



相性の良いカード

基本的に「プランキッズ」カードだけで初動15枚と完結しているので汎用性の高いカードを入れるだけで十分であるが、
一部の融合カテゴリとはサポートを共用出来る事もある。



「[[サンダー・ドラゴン>サンダー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]」

雷族の融合カテゴリ。
《ハウスバトラー》が雷族融合モンスターなので《雷龍融合》で墓地から「プランキッズ」を回収しながら降臨させられる。墓地効果で雷族の《パルス》のサーチも出来る。
また、《ロック》の効果で手札の「サンダー・ドラゴン」達を除外する事で効果を誘発させながら展開&ドローが出来る上に、《パルス》が雷族なので《超雷龍─サンダー・ドラゴン》を降臨させる事も可能。



《[[アラメシアの儀>勇者トークン/アラメシアの儀(遊戯王OCG)]]》

勇者トークンを生成しつつ、勇者トークンが居れば関連カードをサーチ出来る《運命の旅路》をデッキから引っ張って来る魔法カード。
万能カウンター効果を持つ《流離のグリフォンライダー》をサーチしつつ呼び出して【プランキッズ】が苦手とする手札誘発へ牽制を効かせたり、勇者トークンに装備させた《騎竜ドラゴバック》で【プランキッズ】が苦手とする破壊耐性持ちをバウンスで処理出来る。
いざとなったら勇者トークンを《リンク・スパイダー》に変換するなどして大型リンクモンスターへの繋ぎにする事も可能。
《アラメシアの儀》のデメリットは墓地には及ばないので通常召喚した下級「プランキッズ」のリクルート効果を阻害しないのもポイント。



《[[簡易融合>簡易融合(遊戯王OCG)]]》

《ロケット》と《ウェザー》はレベル5な上に融合召喚に制限がないのでこのカードで融合召喚可能。
中でも《ロケット》は自壊前にリリースして「プランキッズ」2体に分離出来る上に、簡易融合は融合召喚扱いなので蘇生制限もクリア出来ると好相性。



《貪欲な壺》

恐ろしい勢いで墓地が増え、デッキが痩せて行くのでリクルート先の確保に。
ただし、蘇生も利用してぶん回す序盤は完全に腐るので採用枚数には気をつけたい。



《融合》及び各種融合カード

《大暴走》は発動後「プランキッズ」以外が出せなくなってしまうので、混合構築をするなら他の融合手段を用意するのも手。
サーチ手段として《沼池の魔神王》を採用すれば《雷龍融合》で《パルス》と共に《超雷龍》の融合にも繋げやすい。



《[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]》

下級のリクルートや融合・リンクのリリース時の効果は墓地で発動する為、スキルドレインをすり抜けつつ展開や破壊が可能。
ただし、《ミュー》の身代わり効果を使うと場で発動した扱いになって無効化されてしまう点には注意。



《[[餅カエル>餅カエル]]》

《ドロップ》2体でエクシーズ可能。
並べるのは難しいがその制圧力の高さは折り紙付き。



《[[捕食植物ヴェルテ・アナコンダ>捕食植物ヴェルテ・アナコンダ]]》

ご存知汎用融合サポートリンク2。
《大暴走》はコピー出来ないが、《雷龍融合》を採用しているなら展開の〆に《ハウスバトラー》を呼び出せる。




弱点

展開デッキ・EXに主戦力を頼るデッキの宿命として、《灰流うらら》や《原始生命態ニビル》と言った手札誘発や特殊召喚封じ、EXメタが非常に良く刺さる。
中でもリクルートが墓地で発動する関係上、除外しつつリクルートを封じてくる《墓穴の指名者》が致命的に痛い。
種族・属性がばらけているので《群雄割拠》や《御前試合》の様に種族や属性を1つに縛ってくるカードでも身動きが取れなくなってしまう。
また、《ミュー》のリンク召喚から全てが始動するのでここで止められると動きがほぼ止まってしまうのも痛い。
更に初動と展開を安定させる為に下級「プランキッズ」はフル投入が基本となり、EXも初動の《ミュー》やサーチ要員の《ドゥードゥル》辺りは複数採用が前提となるので、汎用カードを入れたら自由枠がほぼなくなってしまって戦術の幅が狭くなりがちになってしまうのもややマイナス。




アニヲタWiki(仮)は、今日も追記・修正で大騒ぎ!!


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  • ミュー一枚でほんと変わったよね -- 名無しさん (2020-11-15 14:14:35)
  • デメリット付きでもいいから欲しいって言われてたリンク1が強力な効果付きで登場したらそりゃヤバイわよ -- 名無しさん (2020-11-15 15:41:41)
  • 昔ながらのプランキッズ使いの自分にとって、ミューの登場は「リンク1キター!」という気持ちと「え?このテーマにリンク1いいのか?!」って気持ちになった -- 名無しさん (2020-11-15 16:46:33)
  • 全カテゴリの中で最もリンク1を与えてはいけないテーマと言われてたのにあんな強いの貰ったんだもん。そりゃ環境にまで来るわな -- 名無しさん (2020-11-15 16:58:41)
  • もしもアニメに登場したら使い手は赤毛の世話焼き少女だと思う -- 名無しさん (2020-11-15 17:18:48)
  • イラストがね… -- 名無しさん (2020-11-15 19:28:06)
  • ↑4 昔からプランキッズ使ってて「リンク1プランキッズ欲しいわ」って言ってた友達にミューの感想聞いたら顔真っ青で「あんなのくれとまでは言ってない…」って呟いてたな -- 名無しさん (2020-11-15 19:43:24)
  • ↑2 トゥーンみたいなもんだから… -- 名無しさん (2020-11-15 20:24:41)
  • デザインが『ネットゴーストPIPOPA』を思い起こさせる。 -- 名無しさん (2020-11-15 20:31:06)
  • 下級モンスターを増やしにくそう。岩石がいることを考えると、家の一部と言うことで植物(木材か庭の草木)がいけるか? -- 名無しさん (2020-11-15 20:41:04)
  • マスターデュエルのリプレイで知ったけど、ハウスバトラーのフリチェぶっぱってターン1無い上に同一チェーン内で連続で使えるのね ドラゴンメイド相手に墓地発動したブレスルとシュトラールの無効化全部踏み倒した時は正気を疑ったよ -- 名無しさん (2022-03-29 10:32:53)
  • 絵も動きも嫌い -- 名無しさん (2022-04-30 05:32:29)

#comment(striction)

*1 ちなみに海外版での名前は「Prank-Kids Battle Butler」で、文字通り「戦う使用人」と言ったニュアンス。
*2 日本ではニワトリの鳴き声は「コケコッコー」と表現されるのが一般的だが、英語圏では「クックドゥードゥルドゥー」と表現される。
*3 日本では犬の鳴き声は「ワンワン」と表現されるのが一般的だが、英語圏では「バウワウ」と表現される。
*4 日本では猫の鳴き声は「ニャー」と表現されるのが一般的だが、英語圏では「ミュー」と表現される。

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