ど先端ナース

ページ名:ど先端ナース

登録日:2020/11/15 (日) 06:21:53
更新日:2024/05/23 Thu 12:48:29NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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oyster まんがタウン 光の大社員 男爵校長 4コマ 双葉社 漫画 ど先端ナース



「俺は井坂育郎!お医者さんだ!そしてナースが大好き!」






●ど先端ナース


ど先端ナース(It's sting time)は「月刊まんがタウン」で連載されていたOYSTERによる4コマ漫画作品。
ややシュールで緩い世界観のギャグ漫画である。
14年の1月より掲載が開始された。
ナースが大好きなお医者さん「井坂育郎」と、どS(先端)で冷血な超ナース「椎名とがり」をはじめとした、個性的なナース達が織り成す4コマギャグ漫画である。
光の大社員に似て、勢いの良い登場人物達が繰り広げる歪んだ世界が淡々と描写されているのが特徴。
……OYSTER作品全般に言える事だが、ネタの殆どに集中線や流線が入る等“無駄”に場面が盛り上げられているのも特徴と言える。
扉絵は例によってパロディが登場する事が多く、「ど先端ナース・イージー 16」の謎リストを見ると元ネタがわかる。
終わりに編集者の愛のあるコメントが付くのもお馴染み。
全2巻


【あらすじ】
可愛いナースのとがりさんはクールで、容赦なくて、冷たくて…でもそこがいい!
「男爵校長」「光の大社員」のOYSTERによる新境地、ついに登場。
ナース大好きイケメン医師・育郎のもとへ派遣されてきたスーパーナース・椎名とがり。
彼女は美人で仕事も完璧。しかし冷たいところと「どS」なところが玉にキズで…!?
本作はいつにもまして珍キャラ勢揃いで、4コマ超人・OYSTERのギャグはさらに進化しております。
長年のファンも、そうでない方も、ギャグ4コマの新たな可能性に瞠目せよ!





【登場人物】


◆井坂育郎


自他ともに認めるナース大好きなお医者さん。どれくらい好きなのかと言うと、「線路の踏み切りを電車でなくナースが渡るならいつまでも待てる」「スーパーの野菜コーナーの農家の『私が作りました』の写真がナースなら買い占めざるを得ない」ほどである。沖野虎奈曰く、育郎のナースへのこだわりは類を見ないほどのど変態である。
ほとんどの話のつかみのネタは育郎が「俺は井坂育郎、ナース大好きお医者さん!」と叫ぶのが定番になっている。
ナース大好きとはいえ、なんでも良いわけではなく、本人曰く「心・技・体が揃ったナースらしいナース」じゃないとダメだという。


◆椎名とがり
コバセさんの商品「超(スーパー)ナースコール」によって、ど先端研究所看護学校から召喚された超(スーパー)ナース。鋭い目つきと左右にとがりがついたナースキャップ、クールな表情、カプセルのような髪留めが特徴。育郎のことは「育郎」と呼ぶ。
自身がナースの中のナース「ど先端ナース」であることを自負しており、実際彼女のナースとしての能力はパワー・スピード・精密動作・持続力、どれをとってもトップクラスであり、患者からの評価も高い。梅太郎おじいさん曰く、とがり一人でナース5人分の仕事をすると言う。
しかし育郎曰く、「冷たくて、乱暴で、無慈悲で、ムスっとして、クチが悪くて、胸が無くて、トゲトゲしい」のでナースとは認めないらしい。
日頃から、自分をナースと認めない育郎に対して、包帯でぐるぐる巻きにしたり、巨大な薬品カプセルを野球ボールのようにピッチングしたり、注射針をナイフ投げのように投げたりして報復をしている。戦闘態勢になると、しばしば巨大なハンマーや巨大な注射針をどこからとも無く出してくるのも特徴である。
料理が苦手で、料理番組をそのままコピーしてしまったり、カレーに普通の葉っぱを入れてしまったりしまう。また、いじめ甲斐のないどMも苦手で、マゾ宮さんの対処に苦労する。ロボットも、小さい頃のトラウマで苦手になってしまった



◆井坂梅太郎
育郎の祖父で、井坂医院の院長である。大根のような頭と三頭身が特徴。井坂医院は育郎が小さい時から経営していたらしい。
育郎と違って、医者として診察するシーンの方がかなり多い。毎話に1ページずつ梅太郎じいさんの診察が入るのが恒例となっている。井坂医院には個性豊かさな患者(?)がボケをかましに来るが、彼らに対して柔軟にツッコミを入れている。



◆コバセさん
ど先端研究所、通称「ど研」のセールスマンをしている。ほとんど欠かさない愛想と丸メガネとスーツとアホ毛が特徴。
井坂医院にしばしば訪問し、「超(スーパー)ドクターフィッシュ」「超(スーパー)ナースコール」をはじめとした、多種多様なグッズを紹介・販売している。
他にも、人材として椎名とがり、ナース山関、飯綱まるみを井坂医院に派遣したりしている。



◆ナース山関
「心・技・体そろってのナース」を育郎が求めていると聞きつけたコバセさんが派遣した次なるナース(?)。澄み切った目が特徴である。
コバセさん曰く、「力士としての恵まれた体と鍛えた技を持ちつつ、心は全くのナース」らしい。
内心では、自分がナースなのか力士なのかわからないという悩みを抱えている。



◆飯綱まるみ
ど先端研究所のナースの中でも癒しオーラはナンバーワンのナース。とがりとは対照的に、左右に丸みがついたナースキャップ、ニコニコした表情が特徴。育郎のことは「井坂センセ」と呼ぶ。
とがりとは対照的な人物で、満点の笑顔と癒しオーラを備えている、いわばナースとしてとがりが足りない「心」を持っている。その代わりに、薬品を転んで壊してしまう、患者をベットに運ぶはずがスープレックスを決めてしまう、手が滑って注射が危うく患者の顔に刺さりそうになる、包帯を巻きすぎてミイラのようにしてしまう、まるみだけでナース4人分の仕事を増やしてしまうなど重度のドジっ子であり、とがりの得意分野の「技」を持っていないのも特徴である。
まるみのナースキャップを開くと熊の顔の形になる。



◆椿良庵
自称、江戸時代からタイムスリップした町医者。時代劇さながらの和服とチョンマゲが特徴的。
もともとは絶滅危惧種となった悪代官を治療する医者だったが、その結果が反映されているか確かめるために未来に来たらしい。しかしなかなか信じてもらえないという。
現代の文明の「自動ドアのボタンがある」「テレビゲームがピコピコ音じゃない」などの事実に驚いている。



◆泉の女神
金の斧、銀の斧で有名なあの女神である。
木こりが金の斧か銀の斧かを答えあぐねているところを井坂医院に訪問したのが初出だが、その後は基本的に、自分がナースになるべきか力士になるべきか悩むナース山関の相談役になる。


◆ダミィ君
育郎ととがりがフィギュアの話をしてるときにコバセさんが持ってきた組み立て式のダミー患者人形。人形とはいえ普通に喋るし、生身の人間のように振る舞い、感情表現をする。
ダミーという特性上、ドジっ子のまるみとの相性がよく、まるみ専属の患者となる。まるみ曰く「これなら安心して失敗できます」らしい。
ちなみに電池で動いており、電源スイッチは無い。



◆悪玉菌
ど先端研究所のシャーレの中で培養されていたが自分の力で脱出した悪玉菌。なんと肉眼で見えて、体長は約10センチである。パーカー、トゲのしっぽ、ヤリが特徴。
初登場以降はとがりの家に住み着き、いたずらをしようと画策している。


◆死神(リパ子)
育郎が往診した先の患者の足元にいた死神。魂を刈る(リパる)ことを生業としているようで、しばしば育郎や患者の魂を刈(リパ)ろうとする。普通の人には見えないが、とがりの目には映った。また、自分の意思で(とがり以外の人にも)見えるようにできるらしい。死神の時は黒いローブとドクロのお面、ナースの時はドクロのナースキャップ、とがりに対照的な黒いソックスが特徴。
心技体のどれかが極端に欠けているほかのナースたちに比べて、死神という特性からお年寄りの心がわかるのも相まって、育郎はリパ子をナースとしてある程度高く評価している。


◆マゾ宮さん
椎名とがりに会っていじめてもらいたいがために自ら大怪我をした患者。
何をしても「ヒィィン!」と言って喜んでしまうので、椎名とがりを大いに困らせた。


◆沖野虎奈
ど先端研究所でナースを育成・スカウトしているナース。とがりと同じ左右の尖ったナースキャップが特徴。
突如井坂医院に現れ看護婦長を名乗る。「脱帽式」でとがりと互角の戦いを見せることからかなりスペックが高いことがうかがえる。最終回である秘密を明かす。



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  • 「医者」で「井坂」、まさかコイツは…… -- 名無しさん (2020-11-15 08:15:36)
  • 「タイ人恐怖症」がなんか笑いのツボにはまったw -- 名無しさん (2020-11-15 09:42:12)
  • 最終的にスク水ナースと成り果てた彼はどうなったのやら… -- 名無しさん (2020-11-15 11:41:30)

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