一血卍傑

ページ名:一血卍傑

登録日:2020/10/06 (火曜日) 10:50:00
更新日:2024/05/23 Thu 10:34:08NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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dmm 和風 ブラウザゲーム ゲーム サービス終了 rejet 一血卍傑



独神(どくしん)であるあなたの使命は、八百万界に現れた悪霊達を討伐し、八百万界(ヤヲロズカイ)を取り戻す事。 
血を混ぜ、世代を超える秘儀「一血卍傑」により生まれし英傑を率い、悪霊を討伐(う)ち滅ぼせ!


OVERRIDE×Rejetが贈る、和風伝奇シミュレーション開幕!



概要

一血卍傑(いっちばんけつ)ONLINEはDMMにて提供されていた全年齢向けブラウザゲーム。
ジャンルは「和風伝奇シミュレーション」で、2016年8月に正式サービス開始、2017年11月にスマホ版も配信開始したが、2021年1月にどちらもサービス終了した。
開発元が女性向けゲームを多く手掛けているrejetということもあり
DMMのゲームには珍しくイケメン・美女のキャラクターどちらも登場する(実装キャラの男女比はだいたい200:100ぐらい*1)。


独自の用語が多いため一見分かりにくいが、
大まかに言うと「仲間にしたキャラクターと絆を深めたりするターン制和風RPG」である。
特長としてはほぼフルボイスに近い豊富なボイス量や、キャラクター間の交流エピソードの多さ。
メインページでのタッチボイス及び放置ボイスは一キャラごとに10種類以上あり、
奥義や秘術の種類ごとに別々の決め台詞、また負傷したときや辛勝したとき専用の捨て台詞、親愛度が一定数上がるごとに開放される特殊ボイス、
はては親愛度50以上で昇天(売却)したとき専用の台詞まである。



主な用語

  • 一血卍傑(いっちばんけつ)

このゲームのタイトルにもなっている、同世代の英傑の血を混ぜ合わせて
新たな英傑を生み出す秘儀。この行為を産魂(むすび)とも言う。

  • 独神(どくしん)

プレイヤーのこと。一血卍傑が使える唯一の存在。

  • 八百万界(やをろずかい)

このゲームの舞台となる世界。

  • 英傑(えいけつ)

ゲーム的に言うとプレイヤーが収集するキャラクターのこと。
三つの世代と三つの種族に分かれ、神代(しんだい)と桜代(おうだい)と双代(そうだい)のいずれか、
おとぎ話や歴史上の人物に由来する「人」の英傑、神話を由来とする「神」の英傑、妖怪を由来とする「妖」の英傑のいずれかに分類される。

  • 神代八傑(しんだいはっけつ)

戦闘には直接参加できないものの独神との一血卍傑に協力してくれる、
ヤマトタケル、シュテンドウジ、モモタロウ、スサノヲ、
ウシワカマル、アマテラス、ツクヨミ、ジライヤの8人。
彼らも戦えるようにするためには桜代や双代に転生してもらう必要がある。

  • 悪霊(あくりょう)

敵勢力の総称。

  • 鶺鴒台(せきれいだい)

いわゆるガチャ。
24の灯りがあり一時間ごとに1回復し、+6まで超過して蓄積できる。
この灯りが全て貯まっているとき(つまり一日に一回の頻度で)無料で産魂が行える。
鶺鴒台には神代と桜代の二種類があり、神代鶺鴒台からは桜代の英傑が、桜代鶺鴒台からは双代の英傑が誕生する。
ややこしいので逆から説明すると、
双代のある英傑が欲しい場合は桜代鶺鴒台で桜代の英傑2人を選択して双代を入手する、
桜代のある英傑が欲しい場合は神代鶺鴒台で神代八傑2人を選択して桜代を入手する、ということになる。
神代の子ども世代が桜代、桜代の子ども世代が双代と言い換えてもいい。

  • 召喚台(しょうかんだい)

いわゆる限定ガチャ。
こちらでしか入手できない英傑がいるのが目玉だが、秘術や刻印が固定というデメリットがネック。

  • 霊符(れいふ)、鶺鴒ノ火種(せきれいのひだね)

〇〇の霊符というアイテムは名前の英傑を確定で入手できる召喚チケット。
そのほか、八傑のうち一体が必ず転生する八傑霊符、過去の祭事(イベント)で登場した英傑が生まれる祭事霊符、レアリティの高い英傑のみが生まれる卍傑霊符などがある。
鶺鴒ノ火種は1つで鶺鴒台を一回使用できるアイテム。
10個同時使用するとオマケで10+1回できるのでなるべく貯めた方がお得。
ただし霊符も火種も使用期限が設定されている場合がしばしばあるため注意が必要。

このゲームにも「ガチャの天井」に近い要素があり、
鶺鴒台や召喚台で1人産魂するごとに「霊符の紙片」というアイテムが1つついてくる。
週ごとに新規実装された英傑などがピックアップされているとき、
霊符の紙片を一定数集めればその英傑の霊符と交換することができる。
ただし霊符の紙片は週のメンテナンスごとに期限があるため貯めておくことはできない。
使用期限のない霊符や火種を貯めておき、欲しい英傑があるときにまとめて消費して霊符の紙片を稼ぐという小技は有効。

  • 御統珠(みすまる)

いわゆる課金石。
英傑の入手、所持数の拡張、イベント周回などで必要となる。
鶺鴒台の一回の使用に御統珠が960必要(灯り一つにつき御統珠40)となるため、
この960という数字が他のゲームにおけるガチャ一回ぶんに相当すると考えると分かりやすい。

  • 紫玉(しぎょく)

いわゆるスタミナや行動力の類。
最大値は8で、イベントの出撃時に1~3必要になる。
30分ごとに1ずつの自然回復か、もしくは紫玉1あたり御統珠40を消費して回復することができる。
この自然回復値は紫玉1単位未満でも内部的には徐々に蓄積しており、たとえばあと15分で紫玉1回復するというときは消費御統珠も20で済む。
本編ストーリーを進める際は必須ではないが、使用することで宝箱ドロップ率上昇などのボーナスを受けられる。

  • 卍材(ばんざい)

白餅(しらもち)、融酒(とこみき)、天青石(あおいし)、犬張子(いぬはりこ)
という名称の、要するに艦これでいうところの四種資材。
艦これとは異なり資材としての使途はあまり分かれておらず、没個性的。

  • 瑠璃石(るりいし)

英傑を輪廻(合成)、もしくは昇天(売却)することで入手できるアイテム。
八百屋で八傑霊符や英傑結晶などと交換することができる。
手放した英傑のレアリティに応じた量がもらえるが、各月の1~3日のみ輪廻でもらえる瑠璃石が二倍になる。



英傑

  • 兵種

剣士、鬼人、侍、天将、楽士、巫覡、星詠み、忍の八種類。
前衛担当の剣士、鬼人、侍は戦闘面における役割としては行動速度ぐらいしか大きな差がないが、
剣士は学生服風、鬼人は傾奇者風、侍は軍服風の服装デザインをしているので好みで使い分けると良い。
天将は状態異常付与、楽士は味方へのバフ、巫覡は回復、星詠みは魔法全体攻撃という他の兵種にはない役割を持っているのでなかなか代わりがきかない。
忍は行動速度の圧倒的な早さからこのゲームでもっとも出番が多い。
金以上の忍はとりあえず全員育てておいていいぐらい。

  • レアリティ

英傑の入手難度は大きく分けて三段階あり、銀<金<虹=黒、となる。
おおむねレア度の高さがそのまま強さ(や育成コストや特効倍率)に比例しているが、
最上位レアばかりを揃えて戦わなければならない場面はそう多くはない。

  • 秘術

戦闘中に英傑が行動するたびに貯まっていく「秘術力」によって使用できるようになる特別な技。
自身の種族と親の種族の組み合わせによってその英傑が何を使えるかが決まる。
味方の体力の回復、体力0になった英傑の復活、特定の敵へのダメージ上昇など様々な効果があるが
一戦闘で一英傑につき一度までしか使えない切り札的なもの。

  • 奥義

英傑はLv上昇によって覚えた「戦闘奥義」と「補助奥義」を一つずつ装着できる。
戦闘中に奥義を付け替えることは不可能なため、例えば麻痺攻撃の奥義を装着した天将はその戦闘中麻痺攻撃しか行わないことになる。
基本的に剣士、鬼人、侍の戦闘奥義は前衛に配置したときのみ、
楽士、巫覡、星詠みの戦闘奥義は後衛に配置したときのみ使用可能。
天将と忍は前衛後衛どちらでも問題ない。

  • 転身

Lvが50に到達したうえで白兎の香炉を一定数与えると陽転身を、黒兎の香炉を一定数与えると陰転身をできるようになる。
陽転身は防御面が、陰転身は攻撃面がよく伸びるようになり、
戦闘時のSDも陽転身は白を基調とした姿に、陰転身は黒を基調とした姿になる。

  • 覚醒、上限突破

転身済みの銀と金の英傑は覚醒を行うことで銀から金へ、金から虹へ昇格し、
一回り能力値が上がり、また金英傑は新しい奥義を習得する。
覚醒には久遠城(後述)などで入手できるアイテムが必要になるが、一部英傑のみ期間限定の祭事(イベント)でしか入手できないアイテムを要求される。
虹や黒の英傑はLv99に達すると上限突破することができるようになり、
上限突破するとイラストも変わりLv上限が120に、さらにLv100とLv110でより強力な奥義を習得する。
上限突破には同じ英傑をもう一体か、突破用の英傑結晶というアイテムを用意する必要がある。

  • 刻印

英傑ごとに固有の刻印が2つあり、また武器や防具ごとに最大3つの刻印がある。
(武器や防具にはランクがあり、ランク壱では初期0最大1、ランク弐では初期1最大2、ランク参では初期2最大3の刻印がある)
特定の刻印を一定数組み合わせると能力値が上昇したり状態異常に耐性を持つようになる。
英傑の刻印は親の刻印のどれかを受け継ぐため、英傑に持たせたい刻印がある場合はその刻印を持った親を用意する必要がある。

  • 行動順

このゲームには兵種ごとに行動速度が設定されており、これは能力値の俊敏さより優先される
敵の種類によっても行動速度の設定はあり、戦闘において横一列ごとに一単位で(つまりこちらの前衛、こちらの後衛、敵の前衛、敵の後衛ごとに)行動順が決まり、
行動速度の平均が軽い列から先に行動することになる。

味方の兵種による行動速度の設定は以下の通り(数字が軽いほど早い)
剣士(5)、鬼人(4)、侍(3)、天将(6)、楽士(2)、巫覡(4)、星詠み(5)、忍(1)
(あの兵種はおそらくこの速度らしいと検証して割り出している暫定的なものであり、行動速度を差す公式な名称があるわけではない)
たとえば剣士2人を並べた前衛(平均5)より巫覡3人を並べた後衛(平均4)の方が先に行動する。
剣士が足の遅い兵種であることを逆手に取り、前衛を剣士・忍・忍(平均2.3)、後衛を楽士・楽士(平均2)と並べることで
後衛から先に行動させて足の速い忍にもバフをかけるという編成も可能である。

  • 卍傑伝承

世代の同じ英傑を「錬金堂(武器の錬成)」や「花廊(贈り物の生成)」のお庭番に配置すると卍傑度が上昇し、
とくに関係の深い英傑同士の卍傑度が100になると卍傑伝承という特別エピソードを見ることができる。

  • 英傑伝承

独神からの贈り物によって親愛度が1以上、25以上になると英傑ごとのエピソードを見ることができる。
その英傑を編成に加えて出撃する必要があり、
内容は「英傑が何かトラブルに見舞われて敵をしばく」というパターンが多い。



祭事(イベント)

  • 季節祭事

バレンタインやハロウィンなど、季節にちなんだイベントがコンスタントに開催される。
イベント限定の収集アイテムを一定数集めるごとに報酬があり、
また集めたアイテムは霊符やぬいぐるみや置物などと交換することができる。
月末から月初にかけて二週間行われることが多く、毎月1~3日には「イッチの日」と称して収集効率の良い限定ステージが常時開放される。
また、毎回ではないが、英傑に渡すことで祭事に関連した特別な台詞や会話が発生する贈り物アイテム(お年玉、短冊、交換日記など)が実装されることがある。

  • お掃除大作戦!

上記の季節祭事を一回り縮小したようなイベント。
特定アイテム(お掃除道具)を集めて特定の英傑(毎回顔ぶれの違う12人前後)に渡すと専用台詞が発生する。

  • 虹英傑大乱武

社交場と修験場という二つのステージが時限開放される。
前者は烏(経験値餌)や英傑が入手でき、後者は一周80000という破格の経験値が得られる。
一周ごとにチケットが1枚手に入り、チケット3枚で社交場や修験場を時限開放する手形と交換できるため、御統珠で紫玉を回復するコストさえ惜しまなければ延々と周回できる。

  • 卍傑祈願投票

「この英傑とこの英傑の卍傑伝承が欲しい」という要望を叶える投票イベント。
専用の討伐ステージを周回して投票権を集めて投票する。
通常の卍傑伝承は桜代は桜代と、双代は双代とでしか発生しないが、この投票で上位になった場合異なる世代でも特別伝承が実装される。

  • ぬいぐるみ祈願投票

「この英傑とこの英傑のペアぬいぐるみが欲しい」という要望を叶える投票イベント。
専用の討伐ステージを周回して投票権を集めて投票する。
上位入賞ペアのぬいぐるみは久遠城の交換所で入手可能。

  • 親愛度キャンペーン

親愛度を大幅に上げる贈り物が入手できる専用ステージが開放され、
さらに通常の贈り物も含めすべての親愛度上昇効果が二倍になる。

  • 卍傑キャンペーン

遠征所用時間が半分になり、久遠城での入手アイテムが増加する。
また覚醒に必要なアイテムが入手できる専用ステージが開放される。

  • 神話降臨

北欧神話を由来とする降臨英傑を入手できる唯一の機会。
討伐ステージで低確率でドロップするほか、討伐勲章を一定数集めることで交換できる。



常設機能

  • 久遠城(くおんじょう)

常設のエンドコンテンツ。
20人の英傑を選抜し、適宜入れ替えて編成しながら一階層ごとに敵を倒していく。
秘術は使用不可能、削られた体力や倒れた英傑は戦闘が終わっても回復しないが、
一日ごとに(毎日14時に)全快し、20人の枠の外とも入れ替えられる。
どこまで登っても一週間のメンテナンス時に進行状況はリセットされるが、前回登ったところの半分の階層まではスキップ可能。
最上階に行くほど敵の体力も攻撃力も上がっていくため、毒を付与できて打たれ強い天将が相性が良い。

  • 八尋殿(やひろでん)

独神の居室で、好きなようにぬいぐるみや置物を置いて飾ることができる。
祭事ごとに入手できる置物が異様に多く(累計で2000種類以上)、定期的にtwitter上で八尋殿のコンテストが開かれている。

机、箪笥、本棚、座椅子、座布団、蒲団、はあと柄の蒲団、鏡台、床の間、間仕切り、蓄音機、
太刀掛け台、火鉢、台所、竈、食器棚、囲炉裏、掘り炬燵、古井戸、米俵、
花壇、植木鉢、温室、盆栽、観葉植物、散水装置、桜の苔玉、竹林灯篭、切り株、
もみの木、杉の木、椰子の木、梅の木、しだれ桜、紫陽花、仏桑花、向日葵、彼岸花、秋桜、
焼き鳥、麦酒、お汁粉、おせち、御膳、握り寿司、熱燗、肉まん、かき氷、即席拉麺、おむらいす、闇鍋、
鯉のぼり、流しそうめん、吊るしたこんにゃく、人魂、事件現場の足跡、鉄格子、
滝、埴輪、サメの背びれ、舞台照明、食パン、カビが生えた食パン、キノコ、ほたる、流れ星、
自動販売機、デスクトップPC、エナドリ、四コマ漫画、吹き出し、恋文の山など。



その他

2018年6月にメガロボクスとのコラボ祭事「メガロボクス×一血卍傑コラボ 独神覧武道会」が行われた。
コラボ英傑として、ジョー、勇利、白都樹生の三者(兵種はいずれも鬼人)が入手でき、専用の覚醒、上限突破、装備も実装されている。




追記・修正は蒲団を出てからお願いします。


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*1 ※2020年10月現在。

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