登録日:2020/08/18 Tue 13:02:01
更新日:2024/05/20 Mon 13:54:57NEW!
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ゲーム ps4 steam バトルロワイアル バトロワ 風雲たけし城 戦わなければ生き残れない 生存競争 デスゲーム 蠱毒 お前も、お前も、お前も!俺の為に死ねっ!! 醜い争い いともたやすく行われるえげつない行為 命がけのサバイバルゲーム 駆け引き 友情破壊ゲーム 混沌 カオス 常識はおとなしく捨てるんや サバイバルゲーム スライム epic games ps5 競争 運動会 nintendo switch xbox バトル xbox one xboxone カラフルな奴ら 大群 王冠 アクションゲーム オンラインゲーム コメント欄ログ化項目 パーティゲーム(自称) mediatonic devolver digital fall guys: ultimate knockout フォールガイズ 183cm fall guys みんな~ サンザンダードーム せっ・・・・!押せっ・・・・!
Fall Guys*1とは、イギリスの開発スタジオ「Mediatonic」が開発を手掛け、「Devolver Digital」から販売されたパーティゲームである。
2022年の6月21日からはNintendo Switch、PS4/5、Xbox Series X|S、Xbox One、Epic Games Store(PC版)で基本無料ゲームとして配信されている。
また、これらのプラットフォーム全てでクロスプラットフォーム、クロスプログレッション*2にも対応する。
無料配信に伴い、Steamでは新規購入不可となったが、購入済みの人は引き続きプレイ可能。
なお、この記事では基本無料化前のシーズンをシーズン○、無料化後のシーズンを新シーズン○と表記する。
概要
モチーフは伝説のTV番組「風雲!たけし城」であり、様々なルールのアトラクションや障害物競走をなるべく良い順位でクリアし、最後の1人になるまで戦うゲーム。
パーティゲームと言えば聞こえは良いが、プレイヤー間の妨害行為や足の引っ張り合いがそこかしこで発生する、分類通り&文字通りのバトルロワイアル系のゲームである。
日本のユーザーからは他人を蹴落としながらゴールを目指す様を揶揄して鉄骨渡りなんて言われたりする。
本体も基本プレイ無料*3で、1マッチも短めでいつ止めても良い、操作も簡単。
ファンシーで可愛らしい見た目とは裏腹に醜い人間模様が繰り広げられる事もウケて、Steamでは発売1週間で200万本の売上を突破。
どのプラットフォームでプレイするか迷っているのであれば、スペックの限界で処理落ちが発生しやすいSwitch以外でのプレイがオススメ。*4
以下、Epic Games Storeの基本情報より引用
お調子者の殿堂にあなたをご招待!ダイブし、身をかわしながら勝利に向かって突き進め!あなたはルーキー?それともプロ?単独でプレイする?それともパーティーを組む?『Fall Guys』がお届けするのは、進化し続ける最高に濃縮された面白さと楽しさ。勝つことより重要なのは、できるだけ奇抜な格好でプレイすることだけ。一番おかしなコスチュームで着飾って位置につこう。ショーは間もなく開始!
ルール
最大60人の中から最後の1人になるまで生き残る。これに尽きる。
これだけでは分かりにくいためもう少し詳しく説明。
①60人(→40人)が揃ったらゲーム開始
PUBGやフォートナイトよろしく、プレイヤーが60人集まったらゲーム開始。*5
なお、ロビー画面から友人を招待することも出来るが、初期はデュオプレイ、チームプレイが存在しなかったため、
チーム戦競技で同じチームに配属される事以外は「ただボイチャで話しながら一緒にプレイする」というだけに等しかった。
シーズン4から4人一組で挑む「スクワッドモード」が実装。新シーズン2時点では4人で挑む「スクワッドショー」と2人で挑む「デュオショー」が常設されている。
個人戦競技ではプレイヤーの順位に応じてチームにスコアが加算され、ゲームが終わった時点で合計スコアが低いチームが脱落となる。
最終戦にてチーム内の誰か一人でも優勝できればチーム全員が優勝報酬を入手できる。
ゲーム中の滑稽な雰囲気を保つため、本作ではランクマッチが存在しない。運ゲーの要素がかなり強いためランクマッチなど意味を成さないだろう…
一応無料化後は内部レート的なものが搭載されているようで、公式サポート内のQ&Aにて「同じ腕のプレイヤー同士でマッチングするようになってる」と回答している。
ただし2023年2月21日から最大マッチング数が40人に縮小したので注意が必要。
②無作為に選ばれた競技に挑む
最大60人(40人)集まったプレイヤーは、様々な競技を通じて徐々に数を振り落とされる。
障害物競走だったり、玉入れだったり…、
中には現在生き残っているプレイヤーの中から無作為にふるい分けられたチームでチーム戦を行うことも。
最終戦で勝利した者のみが優勝者となる。
大抵は4、5ラウンド目が最終戦となるが、選ばれた競技次第では2ラウンド目でいきなり最終戦になったり逆に6ラウンド目までもつれ込むこともある。
新しいシーズンに移行する度に、新規の競技が追加されていく他、既存の競技でも新しい障害物が配置されたパターンが加わる場合もある。
競技の一例。現在は競技が多数追加されてるため、シーズン1当初から実装されてる競技を挙げる。
- シーソーゲーム
シーソーが並ぶ競争路を進む。
シーソーなので当然片方に体重が傾きすぎるとすさまじい傾斜となり、乗ることが出来なくなる。
しかし、最大60人もいるプレイヤーが上手いことバランスを取って進むことなどできるはずもなく……
大体1ラウンドか2ラウンド目で抽選され、大体10人から20人が脱落する。
なお、レース系の競技は制限時間が設定されており*6、時間切れになるとその時点でゴールしていないプレイヤーは全員容赦なく脱落となる。
本作のルールの関係上、大抵の競技は時間切れを気にする必要がないのだが、
この競技は別で、シーソーのバランスを考慮せずに我先にと突き進んでいって、シーソーが傾き過ぎて中々先へ進めなかったり、
復帰地点から引き返して故意にシーソーを傾けさせて進めないよう妨害する輩によって時間切れで脱落なんてことが起こりがち。
この場合、1ラウンド目にもかかわらず50~60人あったプレイヤーが20人前後、もしくはそれ以下まで一気に減少するなんてことも…。
- フルーツパニック
斜めに配置されたベルトコンベアを逆走して進んでいくレース……なのだが、
プレイヤーの頭身の倍はあろう巨大な果物やら丸太やらが大量に降ってくる。
一人だけなら避けることは容易だろうが、他のプレイヤーと団子になって進もうものなら……
その上スタート地点から飛び降りてベルトコンベアへ乗る格好となっており、ここで着地に失敗するとベルトコンベアでコース外へ流されて落下していくオマケつき。
大量のプレイヤーが団子になって進む関係上着地するだけでも一苦労であり、この最初の着地が一番難しいという声も見られる。
大体3ラウンド目以降で抽選され、このあたりから何も考えずに勝つのは難しくなっていく。
- スライム・クライム
床下からスライムが迫ってくる競争路を下から上へと登っていく……のだが、
大体3ラウンドくらいから抽選されるだけあって高難易度であり、スライムに少しでも触れたら一発で即脱落。
障害物もローラーにハンマーに出入りするブロックにと相当厄介な物ばかり。
そして大体1人か2人は他プレイヤーに掴みかかって心中を試みたり、スライムへ突き落そうとする。
酷い場合には逃げ場のない黄色い棒を渡るエリアで待ち構えて番人をする輩がいる場合も。悲しいけど、これも戦争なのよね。
このような地獄絵図が繰り広げられるためか、シーソーゲーム以上にプレイヤーの脱落率が高くクリア者数が1桁…なんてことも珍しくない。
また、あまりの厳しさにこの競技が選ばれると即リタイアするというプレイヤーも……
レアケースだが、ゴールしたプレイヤーが1人しかいなかった場合は最終戦を経由せずにそのまま優勝となる。
- ヒヤヒヤロード
8×13のタイルの中から踏んでも消えない足場を探りつつ、ゴールを目指していく。
消える足場を踏んでしまうとそのまま落下してスタート地点に逆戻り。
その為、狭い足場ですし詰め状態になって「お前が先に行けよ!」「いや、お前が!」と責任を押し付け合う実に醜い光景が繰り広げられる。
更に人柱の犠牲によって最後の足場を見つけても、そこからゴール地点へは飛び込まなければならず
ここの飛び込みに失敗するとスタート地点に戻されて脱落が確定。
抽選タイミングは3ラウンド以降で、10人程度が脱落させられる。
なお、時々グラグラ揺れるタイルは必ずハズレの足場なのでその事を知っておくと多少楽になる。
新シーズン2では、スクワッドで協力しながら道を解明して中央の王冠を掴みに向かう、最終ラウンド版の「ヒヤヒヤロードファイナル」が登場した。
- チームしっぽオニ
無作為に4チームに分かれ、キャラクターにつけられた尻尾を奪い合う。
……しかし、そこまで広くないフィールドに張り巡らされたハンマーとベルトコンベア、
尻尾の奪い合いも平穏に終わるわけがなく……
制限時間終了時に所持している尻尾が一番少ないチームが全員脱落する。
なお、味方が持っている尻尾も普通に奪える。
4チーム制ということもあってか、チーム戦ミニゲームの中では抽選率がそこそこレア。
このゲームには個人戦の「しっぽオニ」と最終戦バージョンの「ロイヤルファンブル」も存在し、
前者は終了時に尻尾をつけていないプレイヤーが全員脱落。
後者は開始時に一人だけつけられた尻尾を奪い合うルールとなっており、終了時に尻尾をつけていたプレイヤーが優勝となる。
後者は6人以下でなければ抽選されないため、かなりのレアゲームである。
- エッグ・スクランブル
無作為に3チームに分かれ、玉入れを行う。
……のだが、玉はわずか。なのに制限時間はクソ長。
そして敵味方問わずゴールには出入り自由。しかも黄金の球は高得点。
[[玉を奪わなければ生き残れない!>仮面ライダー龍騎]]
制限時間終了時に一番玉の少ないチームが全員脱落する。よって開幕出遅れたチームが集中的に狙われ更に数を減らされる死体蹴りゲーでもある
悠木碧に限りなくアウトに近い発言をさせた競技でもある。「誰か!誰か金玉取られます!防衛してください!」いややっぱアウトだわこれ
- ロックンロール
三チームに別れての対抗戦。大玉をゴールまで運ぶ競技。道中にはスイッチを押さないと開かないゲートなどの障害物があるので、上手に連携して手際よく運搬するのが勝利への鍵。
中盤まではレースだが、ゴール間際の終盤では相手のレーンに侵入して大玉の進行を妨害するなどの潰し合いが発生する。
なおゲームの性質上、真ん中の道に配置されたチームは不利。なぜなら両脇から2チームがかりで妨害されるケースが発生する為。
- 止まるなキケン
最後の1人を決める最終戦で選ばれるゲームの一つ。
踏むと消える六角形の床で構成されたフロアを最下層のスライムまで落ちないように生き残る。
単純なルールではあるが「1個1個ジャンプしながら消して時間を稼ぐ」「わざと走り回って相手を落とす」といった駆け引きなど意外と奥が深い。
大抵は10人前後でゲームが行われるが、稀に15人以上(最大20人)で開始することがあり
その場合、敷き詰められた床が物凄い勢いで溶けていくとてもカオスな試合展開となる。
大川ぶくぶが得意と豪語している競技でもある。*7
新シーズン2では宇宙のステージで行う「止まるなキケンスペース」が登場。こちらでは消えた足場が時間経過で復活するが、徐々に復活までの間隔が伸びていき、さらにステージ自体も狭まっていくといった違いがある。
- クラウンマウンテン
最終ラウンドのみの登場するゲーム。様々なギミックと障害物だらけの山を駆け上がって王冠を掴んだものが勝者となる。
王冠に接触するだけでなくしっかり掴まないと勝者にはなれないので注意。
最終ラウンド限定の競技こそ複数存在するが、ビーン自ら王冠を掴むという際立った特徴から代表的な競技として扱われることが多い。
- ジャンプクラブ
プレイヤーをスライムの海へ落とそうと回転するバーをジャンプで避けて、一定時間経つか規定人数が脱落するまで耐えるサバイバル形式のゲーム。
ジャンプすべきバーだけでなくプレイヤーの頭上で回りジャンプを妨害するバーもあるため、上のバーをやり過ごしつつ下のバーを飛び越え、なおかつ他プレイヤーからの掴みによる妨害を受けないよう立ち回らなければならない。
少しでもバーに引っかかれば容赦なく場外へ叩き出されるため一度のミスも許されない。メダルのアイコンが「バーカ!」のAAにしか見えない
- ジャンプ・ショーダウン
「ジャンプクラブ」のファイナルラウンドバージョン。
基本的なルールはジャンプクラブと同じだが、こちらは8分割された足場が一定時間毎に落下し、わずか1分で1/4、2枚だけになってしまう。
テキパキとバーを対処できればファイナルラウンド専用種目の中では既定の5分を耐えるのが最も簡単ではあるのだが、
限られた足場の中で、しかも最終的に1秒1回の鬼回転で迫るバーをかわし続けるのは並大抵のことではない。
そして耐えやすいということは相手も脱落しにくいということ。先の見えない戦いに耐え切る精神力が求められる。
また掴みかかってジャンプを妨害してくるプレイヤーもおり、その場合は他のプレイヤーへの警戒にも神経をすり減らされることになる。
足場の外周を扇風機が周回し、扇風機の前でジャンプしたプレイヤーが突風で場外に叩き落される高難易度バージョンもある。
競技の一例②。こちらではシーズン2以降に追加された競技から一部を紹介する。
- ウォールガイズ
中世をテーマとしたシーズン2で追加された競技。無造作に置かれた可動式のブロックを飛び移りながら4つの城壁を越えてゴールを目指す
初期配置によっては城壁にどうしても届かない場合もあり、その場合はブロックを動かして道を作る必要が出てくる。が、そちらに専念していると相手に利用され先を越されかねない。後はお分かりだろう。
ブロックと城壁はいずれも捕まることができるため、密集しているときはタイミングを見極めて飛び移るのが重要。
- ペンギンチェイス
雪国がテーマのシーズン3で追加された3チーム制競技。
逃げ回るペンギンのおもちゃを掴みつづけることで得点がもらえるのだが、ペンギンは3匹しかいない。そして、ペンギンを掴んでいる相手を掴むとペンギンを手放す。敵味方入り乱れる泥沼の掴み合戦の開幕である。
あくまでもチーム競技なので、時にはペンギンを持っている味方のサポートに回ることも意識しよう。
シーズン5では個人戦バージョンの「ペンギンプールパーティー」も登場。こちらではペンギンのおもちゃがイワトビ風になっている。
- パワートリップ
未来がテーマのシーズン4で追加された2チーム制競技。
電池を掴んで踏むと色が変わるタイルを奪いあう陣取り合戦わかりやすく言うとス○ラトゥーンだが、やっぱり電池は全員分支給されない。電池が無いなら敵から奪えばいいじゃない、ということである。
チームで塗り場所や妨害、相手の引き付けを役割分担できるかが勝敗を分けるため、上手く意思疎通していきたい。
- スライム・スクレイパー
スライム・クライムの未来バージョン。細い道を低重力下でジャンプしながら渡ったり、ベルトコンベアの床をタイミングよく飛び移るなどのスキルが求められ、全体的に難度が高め。
- ボタンバッシャーズ
1対1で行う対戦競技。区切られたスペースで点灯したボタンを押すとポイントを獲得し、時間切れ時にポイントが多いほうが勝利。
ファンや坂道、無重力ゾーンなどの有効活用の他、カメラ操作によって光るボタンを手早く見つける技術も求められる。
- ロストテンプル
ジャングルの遺跡がテーマのシーズン5で追加された、最終ラウンド専用の競技。様々なギミックと偽の扉だらけの迷路を抜けて王冠を掴んだものが勝者となる。
運の要素も強いが、正確なプレイと判断力が勝利に直結するゲーム。
- ストンピング・グラウンド
円形のフィールドで暴走するサイから逃げ回って生き残りを目指すゲーム。
サイの数は3。運の要素が非常に強く、サイが3体だと上級者プレイヤーでも安定して生き残るのは難しい。
外周には足場やファンが設置されており、それを利用すればどうにかなるケースもあるがやはり安定はしない。サイを許すな
だが裏を返せば初心者でも運が良ければ勝ち残れる。上級者が脱落していれば優勝のチャンスである。
また中央が回転床になっていケースもあり、サイの突進が回転床で止まるので通常より楽になるが、あてにしすぎないよう注意が必要。
低難易度版だとサイが1体しかいないが、これは優しすぎ。ろくに脱落者が出ずショーが長引く可能性を覚悟したい。
- カウントフルーツ
シーズン5の中間アップデートで追加された新たな「ロジック」ジャンルの競技。
落ちてきたフルーツの数を覚える→迫ってくるスライムから上層のパネルに避難する→ディスプレイに表示された個数と同じフルーツのパネルに乗り移る、のサイクルを3回行う。
記憶力が大事な競技でもあるが、人数に対して避難スペースやパネルは決して広くないため油断は禁物。
ステージ端にはファンが設置してあり、これを利用して飛び上がることでステージ全体を見渡せるので数えやすくなる。ただし操作ミスでスライムに落下する危険もあるのでリスクも伴う。
他のプレイヤーの動きに合わせてコバンザメのように立ち回るとどうにかなる面もあるが、一方で全員がそのように考えた為に間違えたパネルに集合して仲良く落下するケースもある。
わざと間違ったパネルに移動して他のプレイヤーを誘導した後に戻ってハメる戦法も可能であり、プレイヤースキルよりも戦略性が問われるゲームとなっている。
- キャンディードロボー
パーティーがテーマのシーズン6の中間アップデートで追加された不定期開催の競技で、新シーズン2時点で唯一「かくれんビーンズ」カテゴリに属している。
4人のガーディアンと8人のドロボーに分かれ、ドロボーは時間内に規定数のキャンディーを盗むことで、ガーディアンはドロボーを全員捕獲するかキャンディーを守りきることで勝利となる。また、捕まったドロボーはステージ中央のボタンを押すことで解放できる。
むやみに追い掛け回すとドロボーが物量で圧倒的に有利なため、ガーディアンはどっしり構えて多少の犠牲は諦めることも必要。
- リングスピナー
スタジアムがテーマの新シーズン1で追加された新競技。
回転するリング状のステージを、障害物に気を付けて駆け抜けるサバイバル競技。
「逆走すれば障害物に当たらないじゃん」と思ったが最後、強風の扇風機によってステージから弾き落とされる。
生き残るためには駆け抜けるしかないというわけである。幸いある程度の猶予はあるため、障害物の回避に専念しよう。
- ピクセル名人
宇宙がテーマの新シーズン2で追加された競技。
スクリーンに表示された模様の通りに床のパネルを塗りつぶすという頭を使うがシンプルなルール。
……だが、この競技は(デュオ含む)スクワッドショーでしか出現しないため、意外と貴重なスクワッド内での連携が求められる競技。
なお、だいぶ頭を使う競技なのだがカテゴリは「ロジック」ではなく「レース」である。
- ハイパードライブ・ヒーロー
動く足場に乗り降りを繰り返しながら、多数の障害物を突破してゴールを目指す。
特に序盤のジェット噴射は事故が起きやすいのでここでごっそり減ることも。
消える足場があるため、先に進んだ方が有利。だがチーム戦の場合、よく考えずに消える足場を使うと後続の仲間が困るので注意。
- クラーケンスラム
シーズン3の追加競技の1つで、クラーケンがひっくり返す足場やクラーケンの触手から生き残るファイナルラウンド。
足場は赤・黄・青・緑の4エリアで構成され、各エリアは、無地の物・プレイヤーが踏むかクラーケンにひっくり返される度に変色して最終的に沈む物が互い違いに8枚ずつ組まれた16枚のパネルで構成されている。
パネルが沈んだ箇所からはクラーケンの触手が現れ、叩きつけでプレイヤーを吹き飛ばそうとしてくる。
またクラーケンは定期的にどこかのエリアを丸ごとひっくり返してしまうので、それからも逃げなければならない。
なお、触手は動く以外にも叩きつける直前のジャンプで回避できる。最終的にはどこもかしこも触手で包囲された状態になるので、この回避テクニックは必須だ。
クラーケンは勝負が長引くと4つのエリア全てを沈めてしまうので、勝負を急ごうとなりふり構わず他人を掴み落とそうとするプレイヤーも多く、そちらへの警戒も欠かせない。
競技個別項目
③優勝後、または脱落後はロビーからやり直し
リザルト画面では、ゲームに参加していたプレイヤーが縦に積まれた箱の中に入れられており、
ドラムロールとともに脱落者が押し出されて下に落ちる、という何ともバラエティ染みたモノとなっている。
どのラウンドまで勝ち進んだかに応じてシーズン達成度が上がる。
優勝できなくても一定の達成度がもらえる他、脱落になった時点で観戦せずに抜けても達成度はもらえる。
ある程度のシーズンランクに達すると衣服やスキン、ゲーム内通貨であるKudos(バンドル)が貰える。
基本的に優勝するのは1人(スクワッドは1チーム)だけだが、最終戦の戦況およびショーによっては2人以上が同時優勝する可能性もあり得る。*8
ちなみにゲーム内通貨には、KudosとShow-Bucksの二種類が存在するが、前者はデイリーチャレンジやイベントの報酬で、後者は主に課金で入手することになる*9。
そしてクラウンは文字通りの王冠……つまり優勝しなければもらえない(課金ではどうしようもない)代物である。60個で1つのクラウンに変換されるクラウンの欠片というものも存在し、こちらは複数人で挑むショーや、チャレンジの報酬としてもらえる*10。
クラウンを集めていくとクラウンランクが上がり、それに応じて特別な衣服やスキンなどの報酬が得られる。
操作方法
前述の様に、昨今のゲームとしては「走る」「跳ぶ」「飛び込む」「掴む」の4動作しかなく、非常にシンプルでとっつきやすい。
というのは事実なのだが、勝ち残ろうと思ったら意外なほど精密な動作を要求される奥の深さを見せる。
「走る」「跳ぶ」についてはアクションゲームには間違いなく実装されている動作なので問題ないだろう。(厳密にはカメラ操作も含まれるが)
ただ、「走る」については慣性が働くためにちょっとクセがあり、急加速・急停止が出来ないので、180度反転するときも、速度が0になってから切り返す、
あるいは、速度を失わずに切り返したければ、曲がる際にも最小半径が決められているため、円を描く形で切り替えす必要がある。
「跳ぶ」方も動作そのものは何の変哲も無いモノだが、こちらも慣性が働くため、下り坂でジャンプすると大ジャンプ出来たり、
ハンマーや棒にぶつかる直前に跳ぶとものすごい吹き飛ばされ方をしたりする。
当然だが、逆に跳ばない方がいい場面もあるので、手癖でジャンプしていると痛い目を見ることも多い。
「飛び込む」についてはジャンプの延長線上にある動作だが、ダイビングヘッドする形で頭を突き出す特徴がある。
もちろんジャンプと併用することも可能で、わずかだが飛距離が伸びたり、開閉する壁に対しては文字通り滑り込みセーフになることもある。また、シーズン3では派生行動としてスライディングが追加。飛び込むボタンを押し続けることで、スライムの床を滑れるようになった。
ボール関係の競技でも見た目通りダイビングヘッドができ、上級者ともなるとサッカーで中央ラインから連続で得点したり、
それをゴール前で待ち構えてスーパーセーブしたりで、初心者が全くボールに触れない展開になることも。
そして最後のFall GuysをFall Guysたらしめている元凶である「掴む」。
一応、競技内での用途もきちんとあり、しっぽオニでは尻尾を掴んで奪ったり、エッグスクランブルでは卵の運搬にほぼ必須の動作となっている。
それ以外にも手が届くような段差ではフチを掴む事によって登れる場所があるので、出来そうな場所を調べたり試してみるといいだろう。*11
しかし、本来の用途としては前を走るプレイヤーの妨害をしたり、自分が落下しそうになったら、近くのプレイヤーを掴んで道連れにしたりと言った具合。
レース系競技では跳ばなければならない場所で、跳んできたプレイヤーを掴んで落とす試験官ごっこが行われたりもする。
チーム戦では「他の仲間は先に進んでいるからここは道連れ上等で他のプレイヤーを妨害して足止めしよう」「敵チームは残り一人でこっちは残り二人だから強引に掴んで相打ちに持ち込んで勝ちを確定させよう」という戦術も有効なので相手を上手く掴むのもプレイヤースキルの一部である。
これ以外には、ゲーム的に意味はないが各種エモートがあるので、ゴール前で余裕を見せつけたり*12、チーム戦で手持ち無沙汰な時にコミュニケーションを取ってみるのもいいだろう。
プレイヤーキャラクター
見た目はシンプルかつとても可愛らしい、2頭身の不思議な二足歩行の生物。公式名称は「ジェリービーンズ」*13や「ビーン」、もしくは「フォールガイ」など。また、落下する時などに発する声は英語だと「Woo」、日本語だと「フォーウ」と表記されることが多い。
本作の舞台である「サンザンダードーム(Blunderdome)」*14と呼ばれる世界の住民であり、その世界で日常的に行われるショーにひたすら参加し続ける運命を背負う。
彼らの人生唯一にして最大の目的…それは「ショーを最後まで勝ち残りクラウン(王冠)を手に入れること」のみ。だが、それ以上のことは謎に包まれているという…。
プレイしている感覚では障害物のフルーツがあまりにも大きいせいでちびっこく見えるが、設定では183cmもある巨漢。*15
「小数点をつけ忘れた伝達ミスでは?」という噂もあったが、れっきとした公式発の設定である。
緩いビジュアルの人間大のマスコット風の生物が生き残りを賭けて他人を蹴落とし合いながら争うという画がインパクト抜群なため、多くのネタアートが輩出されている。中には筋骨隆々になった個体までいる
ただし、183cm説とは別のコンセプトアートでは人間の膝程度の高さだったり、新シーズン1直前の実写を交えたトレイラーでは成人女性よりやや小さい程度の身長で描写されていたりとそこまで一定していないため、いずれも解釈の一つ程度に捉えておくのがいいだろう。
ちなみにデフォルトの状態は「みんな~」のアスキーアートそっくりである。
プレイを重ねることで、
- フォールガイの見た目を変更する「上半身衣服」、「下半身衣服」、「カラー(体の色)」、「パターン(体の模様)」そして「フェイス(目と顔の色)」に大別される「スキン」
- 試合中に使える「エモート」と、優勝時のパフォーマンスの「ビクトリー」に大別される「ジェスチャー」
- 観戦中に表示されるネームプレートの「バナー」とネームプレートの肩書きの「ニックネーム」に大別される「インターフェース」
が手に入り、プレイヤーがそれぞれ好みにカスタマイズしていく。
こういったスキン類は見た目だけの変更であり、性能には影響無い…はずなのだが、プレイヤー間では着ぐるみが物理演算に影響を及ぼしているのではないか、という疑惑が出ている。
具体的には全体が大きくなるスキンで当たり(掴まれ)判定が増大したり、横幅が広いスキンだと仰向けに落ちた時に復帰に時間がかかる、*16といった具合。
もちろん、公式には言及されていないし、詳細な検証も出来ないので噂の域を出ないが、スキン変更をした直後にこういった変化を感じるプレイヤーは少なからずいる模様。
課金要素
課金要素は、
『ゲーム内通貨であるShow-Bucksの購入』
『課金限定のバンドルの購入』
が存在し、どちらも見た目を変えるための要素。*17
……もっとも何度もプレイしたら、たとえ優勝は出来なくともシーズンパスでそこそこの衣服が手に入る上、クラウンを集めなければ手に入らない衣服などもあるため、課金は趣味の領域である。
歴代アップデート
サブタイトルは公式サイトのシーズンアーカイブより引用。
- シーズン1 ULTIMATE KNOCKOUT
サービス開始当初のシーズンであり、スライム・クライムやクラウンマウンテンなど25種のゲームから構成されていた。
周年記念にはこのシーズンのゲームのみが選出されるサブショーの「アニバーサリーパーティー」が開催された。
- シーズン2 中世ノックアウト
中世をテーマとしたアップデートで、ウォールガイやあんまり中世っぽくない大ファンはこのシーズンからの実装。
このシーズンの競技をピックアップしたサブショーとして「中世ミックス」が存在する。メニュー画面のBGMがテーマに合わせて中世風にアレンジされるも、日本のプレイヤーからは「盆踊りにしか聞こえない」と評判だった。
- シーズン3 ウィンタースポーツ
雪景色がテーマのシーズンで、スキーフォールやペンギンチェイスはこのシーズンから。
このシーズンの競技をピックアップしたサブショーとして「雪日和スタンブル」が存在する。
また、タイトルロゴが変化するようになり、このシーズンでは氷のような質感になっている。
- シーズン4 4041
ネオンで彩られた未来がテーマのシーズンで、パワーアップしたスライム・クライムことスライム・スクレイパーなどが追加された。
このシーズンの競技をピックアップしたサブショーとして「近未来ファンブル」が存在。
タイトルロゴはネオンのように輝きAの部分のビーンの顔がサングラスをかけている。
- シーズン5 ジャングルアドベンチャー
ジャングル探検がテーマのシーズンで、ロストテンプルや悪名高いサイが暴れ回るストンピング・グラウンドが追加されたのはこのシーズン。
なお、トレイラーからはシーズン4の舞台からは比較的離れた場所にジャングルがあることがうかがえる。そして本当に4041年というわけではなかったようである
このシーズンの競技をピックアップしたサブショーとして「ジャングルミックス」が存在する。
タイトルロゴにはツタが巻き付いている。
- シーズン6 パーティー・スペクタキュラー
パーティーをテーマとしたシーズンで、カラフルなステージで行う競技が複数追加されている。中間アップデートではキャンディードロボーが追加された。
このシーズンの競技をピックアップしたサブショーとして「パーティータイム・タンブル」が存在。
また、Steam版とPS4版でアカウントを共用できるようになった。
タイトルロゴは紙吹雪が舞っており、上部にクラウンが浮いている。
- シーズン1 FREE FOR ALL
基本無料化後最初のシーズンで、このシーズンからタイトルロゴが「Fall Guys: Ultimate Knockout」から「Fall Guys」に変更された。多数の観客がいるスタジアムで行う競技が複数追加されている。
このシーズンの競技をピックアップしたサブショーに「スタジアムスター・ショー」が存在する。
他にもPS5版やSwitch版などがリリースされた。
タイトルロゴはスタンダードなものに戻ったが、背景にカラフルなラインが追加されている。
- シーズン2 衛星スクランブル
トレイラーやゲーム内イベントでいくつかの布石が敷かれていた宇宙進出計画がついに達成され、衛星周辺に展開されたステージで開幕したシーズン。サンザンダードーム星を一望できるフィールドで行う複数の競技が追加され、既存の競技にも新たな仕掛けを取り入れたパターンが登場した。
タイトルロゴは文字に星座が刻まれ、背景は土星のような惑星に変化している。
- シーズン3 沈没した秘密
ワームホールの調査でたどり着いた海底都市がテーマのシーズン。
海底で行う5つのラウンドと、新操作「スライディング」が追加された。
- シーズン4 クリエイティブの創造
デジタルをテーマとしたシーズンで、クリエイティブモードが追加。実装時点ではシーズン1のオリジナルテーマと、今シーズンのデジタルテーマで作成できる。
ショーに追加される新規ラウンドも、開発チームがクリエイティブを利用して作成したものとなっている。
追記、修正はバトルロワイアルを制してからお願いします。
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*2 進行状況などのデータが共有される
*3 販売されていた時の値段はPS4版が2090円、Steam版が2050円。
*4 かつてのPC版はチート使用者との遭遇率が高かったため非推奨だったが、新シーズン1時点ではチーターと遭遇することはほぼ無くなったため特段問題はない。ただし、操作はコントローラー向き。
*5 60人が開始時の上限というだけで、何人か足りなくてもそのまま始まる場合が多い。ただし下限(通常のショーは40人)も設定されているため、一定数集まらないと始まらない。期間限定の特殊ショーでは上限自体が少ない場合もある
*6 シーズン1当初は非表示だったが、現在では時間切れが近づくと残り時間が表示されるようになっている。
*7 実際に自身が構成作家を務めるYouTube番組の自宅生配信中にてこのゲームを生き残り優勝成し遂げている。しかも実質この配信が初プレイにもかかわらずである。
*8 滅多にないが、1人もクリアできず全員脱落することもあり、その場合は優勝者無しでショーが終了する。
*9 かつてはクラウンも通貨として使用できたが、新シーズン1からは通貨としては廃止された。
*10 リザルト画面では欠片から得たクラウンではフォールガイが王冠を被らないので、単体のクラウンの価値は守られている
*11 ただしアプデにより出来なくなったりするのでアプデ後は要注意
*12 レース系の競技にてエモートを行った直後に1位でゴールすると「あおり上手」という実績を獲得できる。
*13 ブラストボールの説明文より
*14 「blunder」は大失敗やへまをするといった意味。このニュアンスを踏まえると「散々だー」ということだろう
*15 一般的な自動販売機と同じぐらいのサイズだと思えば分かりやすい。
*16 体勢を崩して落下するとうつ伏せになるまで横回転してから手を使って起き上がるので、横回転する際に時間がかかる様に感じるらしい。
*17 シーズン6までは特製コスチュームがDLC販売されていたが、新シーズン1に移行するにあたり販売終了。それに伴い、配信されていたコスチュームがゲーム内ストアに並ぶようになった。
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