轟速 ザ・レッド

ページ名:轟速 ザ_レッド

登録日:2020/05/12 Tue 16:06:06
更新日:2024/05/17 Fri 13:10:25NEW!
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dmr-17 轟速 ザ・レッド ソニック・コマンド 侵略者 デュエル・マスターズ 速攻 バイク dm デュエマ スピードアタッカー コモン 火文明 革命編 ツインパクト化 轟速 ザ・レッド/超次元キル・ホール 超次元キル・ホール





オラオラオラ!もっと速く!そして轟け!
マッハの向こう側、目指すはレッドゾーンだ!!
---轟速 ザ・レッド




《轟速 ザ・レッド》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。



概速 ザ・ザット

DMR-17で登場したソニック・コマンド/侵略者


同時に登場することになったレジェンドカード《轟く侵略 レッドゾーン》の侵略元として登場したクリーチャーである。
ただしあちらが最高レアリティであるレジェンドカードなのに対して、こちらは最低レアリティたるコモン。
イラストレーターは同じMikio Masuda氏がつとめており、デザイン上の共通点も多い。同一人物なのだろう。
藤異秀明版背景ストーリー漫画ではザ・レッドの時点でレッドゾーンと名乗っている。


轟速 ザ・レッド C 火文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000
スピードアタッカー

能力はまさに『淡白』のひとこと。
コスト4P4000SAと準バニラSAとしか言いようのないスペックであり、
《爆轟 マッカラン・ファイン》はマナ武装5で全軍SA化が出来ることを考えるとその下位互換でもある。
流石に《撃墜団長メッツァー》よりは強いが……。


当然のことながら、対して単体で見ると強くもなんともないのであるが、しかしこのカードは環境に侵略先のレッドゾーン共々活躍した。


環境での活躍

見ての通り準バニラSAでしかないザ・レッドであり、当初は侵略元としては好まれなかった。
初期は《超次元ボルシャック・ホール》《超次元ムシャ・ホール》などから出てくる《勝利のガイアール・カイザー》が優先されがちであった。
このころはレッドゾーン自体、遊戯王で言うところの《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》に近い
あくまでサブプランでしかなかった。


しかしレッドゾーン専用構築が求められるようになると、素で5コストとなるそれらのカードよりも、
素で4コストであり、《一撃奪取 トップギア》との組み合わせで3tにレッドゾーンを出せるこのカードは人気が上昇したのである。
派生カードの《轟速 ザ・ゼット》が登場すると、あちらと合わせて4コスト8枚積みを達成。
侵略先も充実し、メインデッキにおける軽量コマンド需要が増加した中でザ・レッドの採用率は上昇。
《音速 ダビッドソン》というライバルも存在はしたが、ビートプランとして共存共栄も見られた。
更に《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》の登場以後は軽いコマンドの需要がさらに上昇し、
ザ・レッドは【レッドゾーン】において切っても切れないカードとなった。


レッドゾーンが活躍すれば基本的に登場したカードであったが、新章以後ザ・レッドにもライバルが増加。
《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》《暴走獣斗 ブランキー》《撃速 ザ・グナム》といった対抗馬が登場し、
果ては《覇王速 ド・レッド》という3コストで条件付きSAになるものまで登場。
《音速 ダビッドソン》のほぼ完全相互互換として《爆速 ダビッドアネキ》*1も登場し、
ザ・レッドを優先する理由はもはや薄れていた。


こうして、登場から4年でようやく、革命編期に言われてきた「所詮ただの準バニラSA」という初期事前評価通りとなり、
引退を余儀なくされていったが、裏を返せば所詮ただの準バニラSAコモンであるにもかかわらず、
異様に高速化、複雑化した現代デュエマにおいて4年も環境に顔を出し続け、【レッドゾーン】の成立の影の功労者となったといえる。
ただそれゆえにザ・レッドの引退理由が、【レッドゾーン】という専用構築が人気を集め、
公式からもフィーチャーを継続された結果、ザ・レッドのライバルが増加して需要が減少したというものであるのは、
皮肉的であると言うかなんというか。


背景ストーリー

ザ・レッドの力で、ドキンダムXの封印は解かれたのだ。


背景ストーリーではレッドゾーンの侵略元として登場しているが、ザ・レッドとしての活躍もそれなりにある。
ドキンダムXの最後の封印を解いたのは、背景ストーリーではザ・レッドの役割であり(実際の環境でもザ・レッドはドキンダムXとしょっちゅう共演した)、
その後デュエデミー授賞式では《死神術士デスマーチ》に速攻部門で敗れ、再起を誓っていた。
再起する前にライバルが増加してしまったが……。
また、DMX-22ではソニック・ザ・ヘッジホッグと競争をしている。


もたもたしてるとおいてくぜ!----ソニック・ザ・ヘッジホッグ
この轟速の侵略者をも超えるスピードとは!----轟速 ザ・レッド


ソニック・コマンドもソニック・ザ・ヘッジホッグには負ける模様。


関速 ズ・ラット

ザ・ゼットはレッドゾーンZへと変身することで破壊をまぬがれるのだ!


轟速 ザ・ゼット P 火文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 7000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
自分のターンの終わりに、そのターンこのクリーチャーが攻撃していたら、破壊する。

レッドゾーンがゼットモードになった際にザ・レッドもゼットモードになっている。
詳しい説明は《轟く侵略 レッドゾーン》を参照。



序盤から攻めつつ、後半はD2フィールドの力で押し切る!それがボルトロンV軍団!!

轟音 ザ・ブラックV P(UC) 闇/火文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/イニシャルズ 3000
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。

イニシャルズになり、闇文明が加わったザ・レッド。
《S級不死 デッドゾーン》や《復讐 ブラックサイコ》にも侵略できるようになったのは大きい。
相手の手札を減らすことも出来るが、相手に捨てるカードの選択権がある点に注意。


黒速 The ZERO C 闇文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 5000
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

レッドゾーンが《ZEROの侵略 ブラックアウト》となった際に登場したザ・レッドの派生。
ただしブラックアウトとは何らシナジーを形成せず、ぶっちゃけ侵略ZEROだけ見るとそのブラックアウトの下位互換と化す。


虹速 ザ・ヴェルデ P 自然文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000
このクリーチャーをマナゾーンから召喚してもよい。
マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
このクリーチャーは、バトルゾーンまたは自分の墓地にある間、すべての文明を持つ。

ギュウジン丸がドキンダムXの封印を外す鍵がレッドゾーンにあるとみて、生み出した火文明以外のソニック・コマンド。
ヴェルデは緑を意味するので、自然版ザ・レッドということになる。なのでマッハファイターを持つ。
場にいるときは火文明でもあるため、【赤緑レッドゾーン】ではザ・レッドを押しのけてしまう。


暴走 ザバイク R 火文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド 3000
スピードアタッカー
ブンブン・バースト R 火文明 (2)
呪文
相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体、破壊する。

ザ・レッドに酷似した双極篇の新たなソニック・コマンド。
新章以後旧種族パロディカードが増加しているが、
あくまでこのカードは「現代に生まれた新たなソニック・コマンド」であるそうで、パロディではないという。


素のステータスそのものはザ・レッドより低いのだが、呪文面が除去呪文と化しており、
《洗脳センノー》を焼け、呪文面があるので《ロジック・サークル》でサーチが出来る。
《ヘブンズ・フォース》と《ロジック・サークル》《ナゾの光・リリアング》の存在から
【赤白レッドゾーン】が成立したのを期に、ザ・レッドはザバイクの後塵を拝している。


なお、ツインパクトであることを活かして『ゲームセンターあらし』と『アーケードゲーマーふぶき』のWコラボカードも登場している。


覇王速 ド・レッド P 火文明 (3)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000
マナ武装3:自分のマナゾーンに火のカードが3枚以上あれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。

【赤単レッドゾーン】用により特化したザ・レッド。マナ武装3でSAを獲得できる。
ただしザ・レッドほどは環境に出てきていない。レッドゾーンデッキが多色化の傾向にあるためである。


暴走獣斗ジェット ブランキー SR 火文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド 4000+
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のシールドを1つ選ぶ。相手は、このクリーチャーにそのシールドをブレイクさせてもよい。相手がそうしない場合、自分はカードを2枚引く。
バトル中、このクリーチャーのパワーを+3000する。

素でザ・レッドと同等スペックを有し、さらにドローかブレイクを追加で得られる。
相手選択であるため、場合によってはマイナスになることもあるが、
こと【レッドゾーン】であればそこまで問題にはなりにくいであろう。


GOOOSOKU・ザボンバ VR 光/火文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/チームボンバー 4500
スピードアタッカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを、山札の一番下に置いてもよい。
<マジボンバー>3(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)

十王篇でもザ・レッドのオマージュが登場。赤白レッドゾーンにおける《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》《音奏 プーンギ》といったメタクリーチャーや
《ナゾの光・リリアング》といったクリーチャーを出せる。
2番めの能力で山札操作をしてから<マジボンバー>3を、SAで出たターンに処理するというながれが見事に噛み合っている。


余速 チョ・ビット

《メガ・スピア・ドラゴン》も同様に、「5コストドラゴンSAWB」という特徴から準バニラながら《蒼き団長 ドギラゴン剣》デッキにおいて革命チェンジ元として活躍している。
こちらもコモンであり、かつ《メガ・スピア・ドラゴン》は手札に戻るためドギラゴン剣のファイナル革命で場に出て追加2打点にもなれるため、ザ・レッド以上に同じムーブだと活躍をしている。
しかしザ・レッドに比べると、あちらにはハムカツ団という明確なマスコット枠がいたせいもあり、
環境での活躍に比して関連カードの増加には恵まれていない。




《追速 カ・タット》の攻撃時に侵略!《轟く修正 アデンドゾーン》!


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  • ザグナムは3コストですよ。 -- 名無しさん (2020-05-12 16:56:49)
  • 岩肌魚の記事でも言われてるけど内容が関連カードで水増ししてるだけだよね…… -- 名無しさん (2020-05-12 17:36:11)
  • 薄いデュエマ記事乱立させるのやめた方がいいかと -- 名無しさん (2020-05-12 19:27:37)
  • 墳墓除けで使える。 -- 名無しさん (2020-05-12 21:52:16)
  • そろそろ相談所案件かな?正直デュエマwikiで十分なんだよね…この人の作る記事… -- 名無しさん (2020-05-12 23:13:14)
  • そうだね。これはもう相談所に相談した方がいいね。他の記事でも内容が薄いって意見出てるようだしね -- 名無しさん (2020-05-13 10:10:41)
  • メガスピアがドギ剣で使われてるのなんて見たことないぞ 使われてラストモモタロウだろう -- 名無しさん (2020-05-14 04:17:38)
  • 一応2ブロック環境だとダイリュウガンと合わせて使われていた事はあるよ。殿堂環境では見たことないけど。 -- 名無しさん (2020-05-14 07:49:51)

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*1 カード名が「ん」で終わらないので《スーパーしりとりガ―》の効果に引っかからない点で完全上位互換である。超どうでもいいが。

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コメント

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