登録日:2020/05/06 Wed 17:47:28
更新日:2024/05/17 Fri 13:07:31NEW!
所要時間:約 18 分で読めます
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まず初めに、海産物になりたいという、ヒトなら誰しもが持つ欲望を曝け出そう。
▼概要
『エース・オブ・シーフード』(ACE OF SEAFOOD)は、同人ゲームサークル「NUSSOFT(現カラッパゲームス)」が開発した3Dシューティングゲーム。
前作にあたる「Neo aquarium〜甲殻王〜」に続き海産物が全面に押し出され、サバやイワシやズワイガニといった海産物がビームを撃ち合うという出落ち感満載の絵面ながら、丁寧に作り込まれたゲームシステムや、実物を買ってきてモデリングしたとされるリアルな海産物のグラフィック、数は少ないながら良質なBGM等、ただのバカゲーと侮れない美点も持つ。
海中での戦闘は潜水艦などを想起させ、レーザーや誘導弾の応酬は宇宙戦争にも似る。でもなぜかCEROレーティングはB*1。
プレーヤーは各種の海産物(魚類、甲殻類、艦船など)を操り他の海産物を喰らい、群れと縄張りを拡大してゆく。
海原を駆け、戦いを制し続けたその先に待っている結末とは…?
開発 | NUSSOFT |
定価 | 1,180円 |
プレイ人数 | オフライン時:1〜2人 オンライン時:2人(画面分割時4人まで) |
CEROレーティング | B(12歳以上対象) |
プラットフォーム | PC,PS4,Nintendo switch,WiiU,Android,iOS |
▼目次
▼ストーリー
遥かな未来の海、人は姿を消し、魚や蟹は光線を放ち、戦っていた。 今、目覚めた貴方もまた海産物だ。 ただし仲間を率い、戦う才能に溢れている。 やがて海を探索し、世界を知り、仲間を増やし、勝利を重ねていくだろう。 その姿はまさに海産物のエース。 エース・オブ・シーフードだ。
▼システム
プレーヤーに与えられた目的は各地に点在する拠点である「漁礁」を制圧し、縄張りを広げること。
そのために敵を倒し、経験値を得て成長したり、有機資源と遺伝子を集めて生物を繁殖するなどして群れの強化を重ねることとなる。
自機(?)が破壊されるとその出撃で得た経験値・有機資源・遺伝子・マップの探索状況はリセットされるため、「生きて戻る」ことが非常に重要。
仲間がダメージを受けたり破壊されても漁礁に入れば無条件で回復するので、場合によっては仲間を置き去りにしてでも逃げるが吉。
とはいえ、特にゲームの進行を強制されることもないため、一介の海産物として広大なオープンワールドをただ漂うのも自由。
◎素性
新規のセーブデータでゲームを始めると、まず5種類の海産物(イワシ、サバ、サーモン、クルマエビ、イセエビ)の中から自身の素性を選ぶ。各海産物の詳細は後述。
ここで分かる通り「プレーヤーが海産物を操っている」のではなく「プレーヤーは海産物そのもの」である。
◎チュートリアル
続いてチュートリアルを受けるかを選択できる。ここでスキップしても、ポーズメニューからいつでもチュートリアルモードに入ることができるので初心者にもやさしく、ちゃんとわかるまで繰り返し教えてくれる。
ツッコミどころだらけのチュートリアルでいい具合に脳がほぐれてから本編開始となる。
◎漁礁
各漁礁を防衛している生物を排除し、漁礁に接近すれば制圧できる。制圧した漁礁は出撃地点となり漁礁間での移動は瞬時に可能なほか、制圧するごとに所有資源と編成コストの上限が上がる。
より強い群れを編成するためには漁礁の制圧が必須。
◎戦闘
戦闘システムはTPSとなっており、自分が操作する生物を含め1〜6匹で編成した群れで戦う。
戦闘中に変動するパラメータは以下の3種類。
- 体力
- 赤いゲージ。ゼロになると死んでしまう。
死んだ海産物はなぜか爆発する。
有機資源の獲得でわずかに回復するが、実質漁礁への帰還以外では回復できない。 - 空腹度
- 白いゲージ。移動によって消費され、ゼロになると体力が減り始める。
他の生物を倒した際に出現する「食糧」の取得で補充される。 - スタミナ
- 青いゲージ。高速移動・射撃・格闘で消費され、時間経過および有機資源の取得で回復する。その生物が適応できない環境*2では回復速度が大幅に低下してしまうので注意が必要。
またスタミナが多いほど射撃時の連射速度・同時発射弾数が増えるというシステムもあり、戦闘中のスタミナ管理は非常に重要。
◎繁殖と成長
戦闘で生物を倒すと「遺伝子」と「有機資源」を回収できる。
同じ生物を繰り返し倒し、一定量の遺伝子が集まるとその生物が繁殖可能になり、所持している有機資源を消費して殖やし使用できる。
また同じく生物を倒した際に、プレーヤーが操作中の生物には経験値が貯まるようになっており、経験値の蓄積に応じて体力とスタミナの最大値が上昇するほか、一部の生物ではロックされていた兵装が解禁される。
戦闘以外にも、有機資源を消費して海産物を成長させることもできる。
◎画面分割プレイ
オフライン画面分割プレイに対応しており、1Pが出撃枠1、2Pが出撃枠2を担当する。
残りの海産物はすべて1Pに追従し、2Pは1Pから一定以上離れることができない(離れようとすると引き戻される)ため主導権は完全に1P側にある。
▼登場する海産物
各生物ごとに出撃コストが設定されており、コストの枠の中で編成を行うことになる。
またそれぞれ最大4+1種の兵装を持つ他、同じ名前の武器でも生物ごとに連射速度や同時発射数、スタミナ消費などに差があるため使用感が大きく異なる。
使用できるフォーメーションはプレーヤーが操作している生物ごとに4種類が用意されており、使いたいフォーメーションがあるかどうかも重要。
《注意》
ここから先は本作についての深刻なネタバレを多数含みますので、未プレイの方は閲覧しないことをお勧めします。
◎魚類
移動速度に優れ、一定速度以上で移動中(大抵はダッシュ移動中)に攻撃判定が発生し体当たりで攻撃することができる。
間違って陸地に打ち上げられると全く行動できず、スタミナ切れで死を待つのみとなるので素直にポーズメニューから「撤退」したほうが良い。
- イワシ
- 最小の魚。体力も最低だが小さな体は攻撃を回避しやすい。初期海産物として選択した場合、最初から6尾編成かつ1尾は経験値がある程度蓄積された状態で開始できる。
また成長に必要な経験値も最も少なく、成長しきれば存外高い火力を発揮する。編成コストの低さもあって出撃枠を埋めるにも最適な序盤のお供。
航行速度もそこそこ、小ささ故に隙間や閉所でも活動しやすく、僅かな食糧で空腹度を回復できることから探索にも適する。 - サバ
- 食卓でも戦闘でもバランスの良い魚。サイズの割に航行速度が速い。
「収束プランクトン弾」の連射速度が速いが、他の海産物の同名武装と異なり若干バラけるため近距離もしくは大型目標への攻撃で有効。
成長すると解禁される「超貫通弾」は他の海産物と異なり狙撃専用兵装となっており、やや使い勝手が悪い。
初期海産物のひとつで3尾編成での開始となる。 - サンマ
- 「秋刀魚」の名の通り、その身を刃として斬りかかる近接戦闘型。
航行速度も速く、成長すると「プラズマ推進」が解禁されスタミナ消費を抑えつつ高速移動が可能になり、使い方次第である程度空を飛べる。
ある漁礁を守っている個体群以外は出現しないため入手できるのは終盤になる。*3 - サーモン
- 鮭。繁殖期には川を遡るタフな魚で、タフさを表現しているのか各兵装のスタミナ消費が非常に少なく、持久戦に向く。
特に小型海産物にとって防御の要となる「デコイ」はスタミナ消費が重い傾向にあるが、サーモンだけは消費が少なくデコイの運用が容易である。
初期海産物として選んだ場合は2尾編成と数が少ない*4。
サンマと同じく特定の漁礁以外には出現しないため、初期海産物の中では新規入手が遅い方になる。 - バラクーダ
- 別名オニカマス。食用にされることも多いが、地域によってはシガテラ毒を持つため迂闊に食えない。ダッシュ時の航行速度に優れる。
細長い体から斉射される「側舷麟弾」による弾幕は高火力だが、防御兵装などは持っていない。 - スナッパー
- 大柄な体躯が特徴的なスズキの仲間。日本ではフエダイと呼ばれる。
兵装・火力・体力はほぼバラクーダの上位互換。ただし「側舷麟弾」は右舷3連装/左舷2連装という特殊な仕様なので、それを意識した戦闘機動が必要。*5
航行速度はバラクーダに劣り、体も大きいため敵の攻撃を回避することが苦手。防御兵装として「シールド」を有するがこれも足を止めての射撃戦に適した仕様であるため、殺られる前に殺れを地で行く重攻撃型と言える。
また空腹度の減りが早いため探索には適していない。 - オニキンメ
- 小型魚の中でも異様な外観だが一応キンメダイの仲間で、深海に適応可能。
近接攻撃に特化しており、強力な格闘と間合いの広い近接攻撃「トラクターファング」を使用する。
反面射撃兵装は貧弱で体力も低め、かつダッシュ時の速度が遅いため接近し辛いなど運用にコツが要る。
機動性能にクセがあり、前進よりも真横へのスライド移動のほうが速いという妙な特性によって激しく蛇行しながら弾幕をかいくぐり、鋭い一撃を加えるという他の海産物では不可能な動作が可能となっている。ただしそのために「狙撃モードで突撃する」という滅茶苦茶な操作を要求される。 - モンガラカワハギ
- 網目模様が特徴的なフグ目の魚。
外皮を硬化させて防御力を高める「エンハンスドスキン」を持つが、素の体力はそれほどでもないので過信は禁物。 - ミノカサゴ
- 毒針でその身を鎧った毒魚。敵の弾を破壊できる「迎撃」を持ち、追尾弾「ホーミングニードル」は他の追尾兵装に比べて弾速が速めだが、軌道が独特で扱いにはコツがいる。
毒針のおかげかダッシュしなくても体当たり攻撃が可能だが、そのせいで余計な戦闘を誘発してしまうことも。 - デンキナマズ
- 発電器官を持つ淡水魚。淡水魚のはずだけど海も大丈夫。
海水魚と淡水魚では発電器官の仕様が違う*6のだが、本当に大丈夫なのだろうか?
発動中一定距離に近づいた敵にダメージを与える「放電」によって閉所での戦闘が得意。
ただし放電はイメージに反して範囲攻撃ではなく、「範囲内かつ射線の通っている敵一体を攻撃し続ける」仕様のため、実際には「死角が存在しない射撃武器」という具合になっている。
移動速度が遅いため逃げる敵を捉えにくいのも難点。*7 - ハリセンボン
- ユーモラスな外観の癒やし系、と思いきや強力なレーザーで容赦なく敵を蒸発させる危険物。迂闊に近づいて焼き殺された海産物は数知れず。
おまけに実物と違って顔が不気味である
さらに近接すると「有刺装甲」が牙…もとい棘を剥く。
ただしいずれも有効射程が短く遠距離の敵には打つ手が無い。機動性や体力も並なので注意が必要。 - クロマグロ
- 圧倒的な航行速度を誇り、常に前進し続ける宿命を背負い海を縦横に駆け巡る姿は海産物の王者と呼ぶに相応しい。
ご期待ください。
通常移動に体当たり判定が発生するのが特徴で轢き逃げを繰り返すだけでも強く、大抵の攻撃はその速度で回避し、迎撃弾を自動で発射する機能も持つため防御も固い。アーレイバーク級相手に突進を繰り返せばガギエルの気分を味わえる。
反面、その巨体と後退が不可能という特性から操作難度が高く、体当たりを仕掛ける都合上ある程度の被弾は避けられないというジレンマも抱える。 - マダラトビエイ
- 名前の通り、斑模様のあるエイ。兵装は2種類のみだが、4連装かつマルチロック可能な「位相光線砲」を持つ。攻撃力自体は高めだが火力を集中しにくいのが難点。
尾棘から真後ろに向けて放たれる追尾兵装「ホーミングニードル」も、敵に背を向けたままバラ撒けるので便利。
ダッシュ移動ができないため逃走や追撃は苦手。 - ホホジロザメ
- 映画でおなじみの巨大魚。本来の打たれ弱さが嘘のように魚類随一の巨躯と体力を備え、高威力の格闘攻撃も持つ。
しかし体格差故にうまく格闘を当てるのは難しく、見た目に反して繊細な操作を求められる。近接戦闘の死角を補う「トルネード」は威圧感満点。もしかして:シャークネード
成長には大量の経験値が必要だが成長によって解禁される「プラズマビーム砲」の破壊力は圧巻の一言。
◎甲殻類
エビやカニ。硬い甲殻は遠距離からの射撃を弾くため防御力は高いが泳ぐのは不得手であり、放っておくと沈んでいく。特殊移動は「浮上」となっているため、ダッシュ移動もできない。
地形に接触すると歩行できる種が多いのも特徴で、陸上に出ても歩行で移動可能*8であるため一部の浅瀬にある漁礁から出撃する際は甲殻類のほうが行動しやすいことも。
いくつかの種は肢を切り離す「自切」によって展開したデコイから攻撃するなどデコイに絡めた能力を持つが、肢が減るごとに移動速度が低下しやがて移動不能に陥ってしまうため、適度に「脱皮」を使用して肢を再生させる必要があるほか、敵の攻撃を受けた際にも肢がもげてしまう。
また成長によるステータス強化が即座には反映されず、脱皮をして初めて成長できるなど芸が細かい。
- クルマエビ
- イワシに次いで体力とコストが低い海産物。
ダッシュは使えないものの十分な移動速度で、格闘の「ヒートテイル」を使いこなすことができれば高い瞬発力を発揮する。
最大の特徴として、成長に伴い「生体魚雷」が解禁される点が挙げられる。
弾速が遅く命中させにくいが他の海産物には無い兵装であり、艦船タイプの敵に対して非常に効果的*9なので、いくつか育てておくと要所で活躍できる。
初期海産物のひとつで、選択した場合4尾編成となり、このうち1尾は最初から魚雷を使用できる。
成長がリアルタイムに反映される、歩行が不可能、自切・脱皮によらないデコイ機能を持つ等、魚類に近い特徴も甲殻類では本種のみ。 - イセエビ
- 硬い甲殻と立派な触覚を持つ高級海産物。誘導弾を自動迎撃する機能を持つ。
どちらかと言うと近接戦闘が得意だが、射撃・追尾兵装も持つため後述のシャコほど極端ではない。
初期状態では火力が低い事に加えて成長が遅めであり、育てるのにやや手間がかかる。
高威力の近接攻撃「ヒートニードル」は、自切でデコイを展開している時に使用するとデコイとの間に稲妻が走るという特殊効果を持つ。
敵として現れると少々手強いが値段得られる経験値が高めなので、積極的に狩っていきたい相手。
初期海産物の一つで、2尾編成。 - シャコ
- 言わずと知れた甲殻類のハードパンチャー。作中では射撃兵装を一切持たない近接特化型で、イセエビと同じく誘導弾を自動迎撃する機能を装備している。
通常移動はそれなりの速度だが、甲殻類の例に違わずダッシュ移動ができず近接攻撃連打での移動もできないため近づくまでが辛い。
しかし一度射程に捉えれば打撃兵装「パンチショックウェーブ」の乱打で相手は死ぬ。
また通常の近接攻撃は持っておらず、防御行動に置き換わっている。 - イシダタミヤドカリ
- 大型のヤドカリ。硬い貝殻を背負っており、近接攻撃の代わりに貝に閉じこもる「防御」が使えるが攻撃を受けすぎると貝殻が壊れて使えなくなってしまうので注意が必要。
近接攻撃はシャコと同様パンチショックウェーブで代用され、威力が下がった代わりに高速連射が可能でなかなかの攻撃力。ただし「自切」を使用して鋏脚を失うと使用不能になってしまうので注意。こいつだけ自切デコイのデメリットがでかい気がするのは気のせいだろうか - アサヒガニ
- 「節足誘導噴進弾」の運用に長け、誘導弾の消費スタミナが極めて少なく同時発射数・連射速度にも優れる。
誘導弾は後部に持つ歩脚から発射されるのだが、この歩脚を「自切」で切り離しデコイにするとその歩脚からも誘導弾が放たれる。まさかのビット兵器である*10。
ただしデコイは移動せず長時間は持たないため、アーマードコアで言うコンテナミサイルに近い印象。
またデコイ使用が移動速度に影響しないという特徴も持つが、敵の攻撃を受けると移動速度が低下するのは他の甲殻類と同様。
地味に「格闘」の地形破壊能力が高く、地底戦車の如く地中を掘り進むことができる。使う機会はあまりないが… - ズワイガニ
- 地形に反射する射撃兵装「フライングネイル」や
滅多に当たらないが超火力の「カニ爆雷」など尖った武装が揃っており、自切デコイからはフライングネイルが放たれる。
カニの中では唯一格闘が「ビームシザース」になっており、これを連打するとものすごい速さで泳ぐことができる。おまえのようなカニがいるか。 - タラバガニ
- 名前はカニだが実はヤドカリの仲間。
連装搭載された「位相光線砲」により高い火力を持つが、大型目標以外には命中させにくい兵装なので遠距離戦での決め手を欠く。近距離なら格闘や「有刺装甲」で高い火力を出せるが、機動力の低さがいかんともしがたいところ。
「有棘装甲」は自切デコイからも放てるが本体側の弾幕が薄くなってしまうのでデコイの使い方が悩ましい。
また防御面に関しては半端な攻撃は弾き返す硬い甲殻と自動迎撃機能を併せ持ち、歩く要塞の様相を呈している。近接攻撃で足をちぎられると弱いけど
◎哺乳類・鳥類
海産物がメインの本作ではこれらの生物の出番は少なめ。
- ヒョウアザラシ
- アザラシの中でも大型の種。魚だけでなくペンギン等も捕食し「海のギャング」との異名を持つ。
作中ではごく浅い深度を遊泳しているところをよく見かける。なぜか魚類と同じく陸上適性が無いため陸や浅瀬に打ち上げられると何もできなくなる。
最初はプラズマ砲と近接攻撃しか使えないが、成長すると「レーザー」が解禁されて一気に強力なユニットになる。同じレーザー使いとしてはハリセンボンもいるが、そちらとは桁違いの体力を持つため撃ち合いに強い。
ちなみにどの生物も共通だが、プラズマ砲は口から、レーザーは目から出る。 - アデリーペンギン
- 武装は「超貫通弾」のみと極端だが、近接攻撃の挙動が素直で使いやすく一撃離脱戦法に向く。
また唯一陸上でスタミナを回復でき、長距離を歩いて移動できる。
ある漁礁を守っているのだが、その漁礁というのが…
◎頭足類
タコとイカ。いずれも通常は出現せず、漁礁を守るボス格として存在している。
自機として使う場合、いずれも高速移動の消費スタミナは極めて少ないのだがダッシュ移動が後ろ向きだったり、急速浮上であったり、急速潜航であったりと挙動に癖があるので慣れないと扱いにくい。
- マダコ
- 知性あふれる擬態の達人。「擬態」を使用すれば戦闘中の敵ですら彼らを見失う。
全体的に近接戦闘向けで、敵を引き寄せる「ビームテンタクル」やロックを解除させる「墨煙幕」で敵を翻弄する。 - コウモリダコ
- 和名はタコなのに英名は「Vampire Squid」。なぜだ…と思うかもしれないが、本種はイカなのかタコなのか、あるいはどちらでもないのかなど、諸説入り乱れて分類が定まっていないらしい。
本来マントの裏の棘を防御に使うが、本作ではハリセンボンやタラバガニに並んで「有刺装甲」による近距離弾幕を使用。多連装の「位相光線砲」も備え、装備としては射撃特化型。タラバガニの装甲を捨てて泳げるようにしたといった具合である。
「デコイ」の性能が悪い*11うえにダッシュ移動ができないため回避も難しい。体力も低めなので防御面には不安が残る。 - コウイカ
- 甲のあるイカなのでコウイカ。マダコと同様の擬態に加え、着弾点に煙幕を展開する「墨弾」と墨を使った「デコイ」を持つジャミングマスター。
さらにマダコと違い航行速度が速く、先述の通り高速移動時のスタミナ消費も極めて少ないため長距離を楽に移動できる。戦線離脱が容易であるためステルス状態で味方と敵の戦闘を観察する、敵性魚群の編成を調べるといった偵察用途に適する。
ただし射撃兵装は単装の「位相光線砲」だけであるため、いざ戦闘になると火力に乏しい。 - ダイオウイカ
- 世界最大の無脊椎動物とされる深海の魔物。
その巨体と鈍重さから活動できる海域は限られるが、巨大な眼から放たれる「ホーミングレーザー」は驚異的な発射数を誇る。
近接攻撃の「触手」も非常に強力。
◎艦船
なぜか海産物の中に混ざる艦船たち。艦船なのに遺伝子が必要で、有機資源を消費して「繁殖」するところも他の海産物と同様。頭足類に同じく、漁礁以外には出現しない。
サイズ感もどこかおかしい気がするが、公式動画によれば「戦闘プラモ」とのこと。
全体に機動性(特に加速・旋回性能)に劣るが、硬い装甲は底面からの射撃を受け付けず火力も高い。そのうえプレーヤーを射程に捉え次第攻撃を開始するため、これら艦船が居座る漁礁の付近はただ通行するだけでも危険が伴う。*12
プレーヤーが水上艦を使用する場合は漁礁の直上の水面にリグが設置され、そこが漁礁の代わりとなる。また艦船はリアルタイムでの成長ができず、獲得経験値での強化は漁礁に帰還するまで反映されない。
- 巡潜乙型
- 大日本帝国海軍の潜水艦。伊十五型潜水艦とも呼ばれる。
艦船では唯一潜航可能で、「魚雷」と「誘導魚雷」を使用する。
実物のような砲撃能力は持たない。 - 陽炎型
- 大日本帝国海軍の駆逐艦。甲型駆逐艦、または不知火型駆逐艦とも呼ばれる。
「12.7cm砲」「魚雷」「爆雷」を持つが、水中攻撃に使用できるのは「爆雷」のみ。
また近接攻撃は「対空機銃」に置き換えられ、敵弾を迎撃することが可能となっている。 - フレッチャー級
- アメリカ海軍がかつて使用していた駆逐艦。
武装は陽炎型とほぼ同じだが、砲塔配置等の細かな違いから使い勝手には差がある。 - ワイオミング級
- アメリカ海軍がかつて使用していた戦艦。
兵装は「30.5cm砲」連装6基と「主砲各個射撃」および副砲の「15cm砲」のみで、水上艦との戦闘に特化している。
対空機銃は持たないが、誘導弾が接近すると自動で迎撃する機能がある。 - ビスマルク級
- かつてドイツ海軍が使用していた戦艦。
「38.0cm砲」連装4基を搭載し火力が高い。自動迎撃も完備。
「誘導魚雷」も備えるため対潜攻撃も可能だが、弾速の遅さからあまり現実的ではない。 - アーレイバーク級
- アメリカ海軍が使用するミサイル駆逐艦で所謂イージス艦。
VLSを装備し、各種のミサイルにより水上・水中を問わず圧倒的な長射程攻撃が可能。
本級が守る漁礁の周辺は敵影も無しに突然ミサイルが降り注ぐ有様で、接近するだけでも危険な初見殺しエリアとなっている。
◎その他
ネタバレのため折り畳み
- 宇宙巡戦ベルリン
- 最後に開放される海産物(?)。飛行・潜水ともに自在で、最高速度は全海産物中最速。
強力な艦首プラズマビーム砲、多数の連装フェイザー砲塔、VLS、自動迎撃システムで武装している。
▼余談
- 本作ではほとんどの地形が射撃によって破壊可能となっており、その気になればトンネルを掘って本来侵入不可能な水域に強引に侵入することもできる。
- プレーすれば分かると思うが、本作は海産物TPSというよりSF艦隊戦闘シミュレーションとでも呼べるようなシステムとなっている。
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▷ コメント欄
- なんでこんな全力なんだよおいwwww いや、いいゲームなんだけどさ…w -- 名無しさん (2020-05-07 05:03:35)
- 個人的にカジキマグロがいないのが未練ある、あとswitchにも出てるよ。最弱のイワシのみでもラスボスは倒せるその姿はまさに魚強 -- 名無しさん (2020-05-07 06:44:40)
- マグロに初遭遇した時の絶望感たるやマジでヤバい ビーム撃ちながら食物連鎖を肌で感じるヤツ -- 名無しさん (2020-05-07 19:21:31)
- wiiuでも出てなかったっけかコレ -- 名無しさん (2020-05-07 19:26:36)
- 「何故未来では魚介類がレーザーぶっ放すのか?」なんて説明は勿論ありません -- 名無しさん (2020-05-07 19:31:02)
- ↑2 反映されました。ありがとうございます。 -- 名無しさん (2020-05-08 00:20:24)
- スイッチでなんかいいゲームねぇかなと探していたら「サバは脚が早い」という説明文だけでしこたま笑わせていただいた -- 名無しさん (2020-05-08 00:52:25)
- わからん! どうして、イワシがサメにまでパワーアップするのだ!? -- 名無しさん (2020-05-08 15:59:47)
- 改めてエイ使ってみたら射角は狭くなかった。修正しておいた。 -- 名無しさん (2020-05-09 00:48:55)
- この作者の新作「カニノケンカ-FIGHT CRUB-」がこれまたバカゲーでな…w -- 名無しさん (2020-05-09 20:57:01)
- スマホ版だけか分からんけどベルリンで地形を削りすぎるとクラッシュするよね -- 名無しさん (2020-09-02 22:38:42)
- なんというかこう、効果音や武器のエフェクトのせいかR-TYPE TACTICSを思い出すんだよな… -- 名無しさん (2020-09-27 18:39:10)
- わかるwww >まず初めに、追記・修正をしたいという、wiki篭りなら誰しもが持つ欲望を曝け出そう。 -- 名無しさん (2020-11-29 14:15:16)
- アーレイバーク級弱い -- 名無しさん (2021-08-24 13:32:29)
- プラズマつよWWW -- 名無しさん (2021-08-24 13:33:36)
#comment(striction)
*2 陸上や深海など。例として深海適応した生物なら深海での制限は受けない
*3 こいつらが守っている漁礁は最も遠方、かつ作中屈指の難関であり、必然的に後回しにせざるを得ない。
*4 そもそもコストが高いのでスタート時のコスト上限では2尾しか編成できない
*5 バラクーダは両舷ともに3連装なのでこのような制約が無い。
*6 淡水と海水の抵抗値の違いにより、必要な条件が異なるため。例として電圧は淡水魚のほうが高い
*7 こいつもオニキンメと同じく前進より横移動が速いが、オニキンメほど極端ではない。
*8 ただし、スタミナが回復しなくなるため陸へ逃げて一方的に攻撃を続けるといった戦法は不可能となっている。
*9 一発の威力が極めて高く、装甲で弾かれない。さらに発射後水面に接触すると水面に沿って航走するため、足の遅く潜航できない水上艦に対しては当てやすい
*10 自切をするたびに本体からの誘導弾発射数が減るため、同時発射数が増えるわけではない
*11 消費が重いうえに持続時間が短い。自機に追従しないため、展開しての撃ち合いよりは逃走に向く
*12 他の海産物は「プレーヤーから攻撃を受ける」「プレーヤーと接触する」「防衛中の漁礁にプレーヤーが接近する」のいずれかでなければ敵対することは無く、先制攻撃はしてこない。また、漁礁を制圧するとその漁礁にいる艦船は他の海産物と同様攻撃してこなくなる。
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